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アメリカ中西部に住む大阪産おばさんの日記。たまに映画感想など。トランプ大嫌い

イグ・ノーベル賞

 今年もまた、日本人がイグ・ノーベル賞を受賞しました。1991年の創設以来、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる業績」に対して贈られ、日本人は2002年以来、毎年、何らかの賞を受賞しています。今年は、京都大学霊長類研究所の西村剛准教授が、「ヘリウムを吸ったワニの鳴き声はどう変わるのか」という研究で受賞しました。この実験によって、ワニが人間と同じ発生メカニズムで声を出していることが判明し、恐竜の鳴き声の研究にもつながるとのことです。

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つぶらな瞳のヨウスコウワニさんにも功労賞を!

 面白い、でも考えてしまうような業績を称える賞ですが、今年の「医療教育賞」は、笑い事では済まされません。未だ、収まる気配を見せないコロナに対し、「政治家は科学者や医師よりも生と死に直接的な影響を与える」という事実を世界中に知らしめた業績で、ブラジルのボルソナーロ大統領、イギリスのジョンソン首相、インドのモディ首相、メキシコのオブラドール大統領、ベラルーシのルカシェンコ大統領、トルコのエルドアン大統領、ロシアのプーチン大統領、トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領、そしてアメリカのトランプ大統領が選ばれました。勿論、これは強烈な皮肉です。

アメリカでは既に20万人がコロナで亡くなっています。これが、世界最先端の技術を誇る、地上で最も経済的に豊かな国の現状でしょうか?しかも、それを何故かバイデンのせいにしてしまうトランプ(バイデンの反応は「私は大統領じゃない」という実に真っ当なものでした)。

 オハイオでは、早くも氷点下近くまで気温が下がっています。今年の冬は、例年よりも早く訪れそうな感じ。このまま、増え続ける被害者数を、アメリカに住む私たちは、ただ見ていることしかできないのでしょうか?死屍累々の中で、運良く生き残れるまで?


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集団免疫が達成されたぞ!


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トランプ・カルトの日本人

 アメリカには、一定数のトランプ妄信者がおり、何をやっても熱狂的にトランプを支持して、ボートで沈んだりブリーチ飲んで死んだりしていますが、日本にもネット上には、トランプ様なら中国を虐めてくれると信じ、バイデン民主候補やオバマ大統領を叩きたがる人がいるのが不思議でなりません。 

 過去の指導者とは異なり、中国に対して強硬な姿勢で臨み、公平な競争条件を整えたという自画自賛をそのまま信じるのはナイーブすぎる。コロナ制御や国内の分断といった内政での失敗や、経済の悪化を中国のせいだ、民主党のせいだと責任転嫁して、しているだけです。本当に中国と戦争状態になったり、交易が途絶えたら、どれだけ世界が打撃を受けるか、アメリカ国民が苦しむかなんて、トランプは全く考えていません。アメリカ第一ではなく、自分第一。

 だいたい、関税操作で貿易戦争に勝とうとするのは、各国経済が独立し、日本が経済力を伸ばしていた1980年代なら効果もあったかもしれないけど、相互依存の強まった現在の経済体制の中で、自国の経済を犠牲にして、成長を進化を妨げている。ここ数年で、IT分野で大幅な進化を遂げた中国に対し、新自由主義とグローバリゼーションを率先し、GAFA+テスラを擁するアメリカは世界で何千歩も進んでいたアメリカは、トランプになってから完全に停滞しています。

 国内では、貧富の格差が広がり、それによって教育と医療の格差も広がっていくという負の連鎖の中で、まずはメキシコ系やイスラム系の移民、そして同じアメリカ人である黒人を攻撃対象とすることで、白人であることだけが誇りの層の恨みを取り込んで大統領職に就いたトランプ、前回、トランプに投票した、この岩盤支持層は、狂信的にトランプを支持し、今回も迷うことなくトランプに投票するでしょう。

 今年春の、NPRによる追加関税でアメリカ人の生活水準は上がると思うか」と質問したところ、65%が「まったく思わない」と強く否定しました。残りの学者も「思わない」との回答で、「そう思う」も「どちらとも言えない」もゼロ。ところが、アメリカ国内の一般市民1万人に同じ質問をしてみたら「追加関税で生活水準が上がると思う」という回答がなんと33%ありました。

 コロナのワクチンが完成したら受けるかという問いにも、やはり3割強が安定して、拒否すると返答しています。そして、コロナで経済が停止された時ですら、常に支持率は3割前後を保持していた。アメリカの有権者の3割は、何があっても絶対にトランプを支持するのです。だから、上息子はしきりに、SNSの若者向け「投票しよう」メッセージを応援しています。私も、今回は間に合わないけど、投票権を得るためにも市民権取得を申請しようかと考え中。でも一方で、もしトランプが再選したら、アメリカに住んでいたくないと切実に思う気もあり...悩ましいです。


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ゴミ入れて~、ゴミ出して~


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意図的に国民を見殺しにしたトランプ

 母ちゃん、ニュースを聴いたり見るの止めた方がいいよ、今に脳溢血を起こすから、と、息子に言われています。11月の大統領選に向けて、毎日、とんでもないニュースが出てきて、怒りに叫ぶ日々。このブログでも、なるべく政治のことは書かないでおこうと思っているのですが、たまに発散させてください。

今日も、通勤時に車でラジオ聴いてて、うがーっ!!!って、叫んじゃいました。映画「大統領の陰謀」では、ロバート・レッドフォードが演じた、ニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件の報道で知られるボブ・ウッドワード氏による今月発売の著書、「Rage」の内容の一部が紹介され、元となったトランプのインタビューのテープが流されました。

 今年の1月下旬には、トランプは安全保障担当者からコロナの脅威に関する説明を受けており、2月7日のインタビューでは、コロナが空気感染することや、若者にとっても危険であること、季節性インフルエンザよりもずっと危険なことを認識していた。だが、国民に対して、3月になったら魔法のように消える、完全に統制下だ、インフルエンザに比べれば何でもない、マスクなど無駄と騙し続けてきました。

 このニュースが日本に伝えられても、なぜか一定数存在するらしきトランプ・カルトの皆さんは、中国やバイデン候補を出してきて否定し、フェイクだ、トランプを落選させようとするCNN始めとするメディアの陰謀だと言い出すのでしょうか。今回、CNNが入手したテープには、トランプ本人の肉声で会話が録音され、ラジオでも流されたのですけど。「非常に危険だ」、「致命的だ」、「空気を通して感染する」と明言しています。

 その2月、トランプは習近平の対応を称え、中国へ何万トンもの医療防護具をプレゼントしている。その直後、感染の広がったアメリカで医療防護具が足りなくて、医療従事者が同じマスクを何日の着用しなければならない事態に。自国民より、中国のご機嫌取りのほうが大事だったのでしょう。

 それが、アメリカ国内で感染拡大するにつれて、責任逃れのために中国、そしてWHOを批判し始めました。パニックにならないよう扱いを抑えたといいますが、一方で、民主党が政権を取り、バイデン候補が大統領になると、この国は終わりだ、暗黒で恐ろしいことになる等、激しく有権者の恐怖を煽る一方で、疫病の危険は伝えないのは完全に矛盾しています。真実を隠蔽し、国民を護るという最大の義務を怠った、その結果が今の20万人に届きつつあるアメリカでの死者数です。

 ウィスコンシン州ケノーシャで、先月23日に白人警官が無抵抗の黒人男性を背後から至近距離で7発撃った事件に対する、人種差別や警察の暴力に反対する抗議デモで、自称自警団のトランプ支持者、17歳のカイル・リッテンハウスは、武器を持って、わざわざ隣の州からケノーシャに行き、デモ参加者をセミオートマチックライフルで攻撃、銃を奪おうとした二人を撃って死亡させました。そのリッテンハウスを、トランプは「自己防衛だ」と擁護しています。そして昨日、息子のドナルドJr.も、リッテンハウス擁護の発言をしています。もしリッテンハウスが黒人だったら?テロリストとして糾弾していたに違いありません。

 また今日、トランプは、最高裁判所判事候補者のリストを発表し、バイデン候補は、「判事候補のリストを公表できないのは、(候補者が)あまりに左寄りで、世論の批判に耐えられないと分かっているからだ」となどとほざいていますが、最高裁判事は終身制なので今の判事に対して物凄い失礼。最高裁は、保守派と革新派が半々で中道が一人の判事によって構成が保たれるようになっていますが、今は既に保守派が人数で上回り、更に保守派の判事を増やせば、法の公平は守られません。

 ツイッターでは、ノルウェーの右派議員から2021年のノーベル平和賞候補に推薦されて大喜び。恐ろしい恥知らずぶりです。大統領として、国民20万人を死に至らせ、国を分断しておきながら「平和賞」とは、この男にとっての「平和」の定義を聞いてみたい気がします。

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左「コロナウイルス?控えめにしておきたい。パニックを起こしたくないから」
右「バイデンが大統領になったら、アンティファとBLMによって恐ろしい死を迎えるぞ!!!」



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アメリカ西海岸が燃えている

 カリフォルニアの山火事は毎年恒例ですが、年々、その規模が拡大しており、今年は、コロナ影響と現政権の連邦からの支援カットで消防士が足りず、被害が一層、悪化しています。カリフォルニア州都のサクラメント郊外にいる若息子と電話で話したのですが、サンフランシスコのように空がオレンジ色にはなっていないけど、空はどんよりと暗く、ハラハラと煤が降っているそうです。健康に悪そう。でも、太陽が煤と煙でブロックされて、ここ数日の酷暑が収まって涼しくなった~、と、暢気な若息子だった。

 コロラド州のデンバーでは、記録破りの猛暑で38℃から一日のうちに氷点下近くに下がり、観測史上屈指の早い降雪になり吹雪警報が発令されました。1日で37℃以上、気温が変化したそうです。10年くらい前には、デンバーの少し西に住んでいましたが、当時は真夏でも30℃を超えたことはありませんでした。デンバーから西はロッキー山脈の麓なので、確かに天気は変わりやすかったけど、こんな無茶苦茶な気温の変化はごく最近になってからです。

 これでも、気候変動は嘘だって言える現政権や人たちって、頭ん中どうなってんの...

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「火にアホを注ぐ」
連邦援助のホースを踏んずけたトランプが水の出てこないホースを持った消防士たちに、「お前たちは最悪だ」と言っています。
その胸には「非難」、「脅威は嘘」「気候変動はフェイク」のバッジが…

 カリフォルニア州の火事の一つのきっかけは、過去にも問題になった「性別お披露目パーティー(これに関する過去記事は、こちらから)の花火だそうです。この赤ちゃんが将来、自分が生まれてもいない時に、自分の誕生を喜ぶ両親が火事を起こし大きな被害を及ぼしてしまったなんて事を知ってしまったら、どんなにかショックでしょうか。他人事ながら可愛そうで心配です。


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ムーラン(実写版、ネタバレあり)

 コロナ影響で劇場公開が遅れた挙句、ストリーミングでの公開になり、しかも主役のムーラン役、リウ・イーフェイ嬢が香港警察、中国共産党支持と発言したことで、ボイコットが呼びかけられている問題作ですけど、折角、中国市場にアピールした(?)のに、ストリーミング開始翌日に中国の海賊サイトで流出してしまった残念な一作。

 色々とケチの付いた作品ですが、ドニー・イェン兄貴とゴン・リー姐さんが出てるとあらば、見ないわけにはいきますまい。元のアニメも、女の子が男装して、老いた父の代わりに兵士として従軍、大功を挙げるというお話ですが、昨今のディスに―作品に顕著なフェミニズムがさらに押し出され、敵役の魔女、ゴン・リー姐さん演じるシェンニャンは、高い魔力と戦闘力を持ちながら、女だからと男に隷属しなければならないと言われ、男女の壁を破ったムーランに希望を託します。

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 ムーランは、子供の頃から超人的パワーの持ち主ですが、何の説明もないので、この人、実はセミッシラ島(ワンダーウーマンの出身地)か何かですか?状態。映画の中では砂にまみれてたり、小汚い兵士(同僚に臭い、臭い、言いまくられる)姿だったり、敢えて美人に撮らない方向?って感じでした。この女優さん、ジャッキー・チェン、ジェット・リー共演の「ドラゴン・キングダム」でヒロイン役の女の子ですが、魔女と対決するところが被るなぁ。そういう役柄なのかもしれないけど表情が全然変わらないので、先に書いた超人っぷりで努力しているところが見えなので共感しにくい。ディズニー作品のヒロインは普通、「プリンセス」で、アニメのムーランも、「シュガー・ラッシュ:オンライン」のプリンセス部屋にいたけど、このムーランは、その中には入らないんだろう、というか、プリンセス・グループ入れないぞ!って意思が感じられたw

 皇帝役がジェット・リーなので、どこかでアクションを披露してくれるかと思っていましたが、座ってるか捕まってるかで、ちょっと拍子抜け。病気療養していたらしいけど、未だ回復してないのかな?心配です。 ドニー・イェン兄さんも華麗な刀裁きを披露したものの、戦闘シーンはなく、やっぱり物足りない。

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メインキャラクターの皆さん。やっぱジェット・リーはカメオ?


 アニメでは、赤龍のムーシューがコミックリリーフとしていい味出してましたが、守り神は不死鳥に変わっています。主人公と直接の交流はなく、要所要所で姿を現してムーランを励ますのですが、最初に出た時は

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こいつが出たか!と思った

綺麗だけど、なーんか安っぽいCGで、凧が飛んでるのかと思ったよ。上の火の鳥さんとは違って、干渉波しないタイプ...って、、干渉されたら泥沼にはまるから、フラフラ漂ってくれてる方がありがたいんだけどねー

 アニメのコオロギのクリキーの替り変わりは、同僚兵士のクリケット(=コオロギ)。唯一の、人間らしいキャラクターと言っていいと思う。

 ディズニー映画として異端なのは、先ず主人公の両親が揃っているのが珍しい、サイドキックの動物がいない、恋愛要素がない、ミュージカル要素がない、そして人死にが多い(!)と、かなり異端。子供向けではなく、22年前にアニメを見た世代を狙ったのかな?先行した「美女と野獣」や「アラジン」が大人も子供も楽しめるように作られていたのとは、明らかに異なりました。

 何かおまけがあるかと見ていたエンドロールで、撮影場所として新疆ウイグル自治区がでて、頭の中に喜太郎さんの音楽と、「しんきょうウイグルじちく」という石坂浩二氏の声が流れた…って、それ、まずいんちゃうの?ちなみに、おまけはありませんでした。

 風景は美しかったので、大画面で見られなかったのは惜しい気もしますが、かなり微妙な作品ではありました。一言でまとめると、アニメのムーランとは題材は同じくすれど、全くの別物。ディズニーも迷走してるのかな?

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隠された二階

 私が住むのは、オハイオ州都コロンバスの北に位置する郊外の古い町です。メインストリートには、19世紀の建物が軒を連ね、一階部分はレストラン棟の店舗になっていますが、一部がバーやオフィスに使われている以外は、長年の間、閉め切られたままという建物も多く、1年半程前にこの街に住み始めたときは、くたびれたメインストリートだなぁと思ったものです。

 メインストリートの建物は、殆どが1800年代に建てられた商業用のビルで、街にも19世紀の古いお屋敷が多く残っています。かつてな、鉄道駅があって栄えた街でしたので、その名残なのでしょう。線路横に、3階建の立派な駅の建物が残っています。今、一回、レストラン、二階をオフィスや小売店の複合施設にしようという動きが始まったばかりです。

 地元のボランティア団体が、街を盛り上げるために年を通して様々なイベントを催していますが、今日は、その一環で、普段は公開されていない建物内ツアーが催されました。参加料一人$20と少々お高いのですが、そういう普段は見られない場所を覗くなんて大好きだし、街の支援を兼ねて参加しました。メイン・ストリートを中心に、公開されたのは全部で8箇所。

 長らく空き家になっていた古い民家を改造した民宿、一階は人気のレストランだけど、ずっと放置されたままだった2、3階部分、かつての鉄道駅、現在、サロン開店に向けて改装中等が公開されましたが、今日、回った建物はオフィスやお店、アパートへの再利用に向けて改装が決まった、もしくは始まっている場所で、随分と、再活性化が進んでいることがわかりました。今後、数年間で、街がどんなふうに進化してくのか、ワクワクします。


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元はスーパー、その後、暫くはアンティーク・モールだったそうです。
クリスマス直後に閉店したのかな?
今は、生鮮物や食品を扱うマーケットへの計画が進んでいるそう

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上の部屋の奥。広くて天井も高く、マーケットにはぴったりかも
通年ファーマーズ・マーケットみたいなイメージかな?

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メインストリートに面した建物は、二階、三階をオフィスにして貸し出そうとしているものが多かった

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住居だった名残を残す部屋も

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かつては隣の建物の外壁に描かれた広告でしたが、隣接して建てるときにそのまま残ったのだそう
消防法なんかなかった時代なのね(^^;)

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これは、ある建物の3階、集会所の大ホールでした

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上と同じ部屋を逆方向から

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二階部分はすでにギャラリーとして使われています

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街は夕暮れ


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法と秩序

 盗人猛々しい とは、トランプとマコーネルのためにあるような言葉です。

 ワシントンD.C.に住む友人が、見たくもない「トランプ2020」の花火を見せられた、実に忌々しいと怒っていました。今までにも散々、法を破ってきたトランプたちですが、共和党全国大会(以下、RNC)における違法行為の甚だしさたるや、この国は無法国家になってしまったのだと情けなく、悲しく、また腹ただしくてなりません。

 アメリカには、ハッチ(Hatch Political Activities Act)法という1939年に制定された、連邦政府各省・庁の一般公務員 (正・副大統領,長官,次官などの政治任命職を除く) の選挙運動,職権を利用した政治活動を禁止している法があります。RNC初日に、エルサレムの米国大使館から、ポンペオ国務長官が支援演説を行いましたが、これは、公務の政治的中立性に背き、政治的行為の制限規定の母法であるハッチ法違反ではないのか?

 メラニア・トランプのローズガーデンでの演説、そしてトランプのホワイトハウスにおける候補指名受諾では、公共の資産であるホワイトハウスを選挙活動に利用し、挙句の果てには、ワシントンD.C.の空に、先の「トランプ2020」花火を上げた。首都ワシントンD.C.をも私用に使った。これも選挙法違反ではないのか?

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ワシントン・モニュメントの背に上がる花火と、「トランプは失敗した、18万人以上が死んだ」というサイン


 3日間に渡る政治ショーは、ひたすら、ライバルへの口汚い罵倒と自画自賛に費やされ、政策課題(アジェンダ)も、対中方針も、外交、銃規制、人種差別、移民、地球温暖化、経済、パンデミック、最高裁判事人事、そして全米で続く暴動への対策も全く示されないままに、得意の恐怖を煽るスタイルに終わりました。

 最近のトランプのお気に入りのフレーズである「法と秩序(Law and Order)」は、元はと言えば、リチャード・ニクソン第37代大統領が掲げた共和党のスローガンです。そのニクソンが、法に背いて辞任に追い込まれたのは皮肉ですが、「Law & Order」は、長年続く人気ドラマのタイトルでもあり、実にキャッチー。

 ペンス副大統領も、「バイデンは過激派極左分子に操られており、これら分子は善良なアメリカ人が居住する都市近郊に混乱を広げようとしている。トランプ大統領と共和党は11月3日の投票で、私達の主張である<法と秩序に対する有権者の審判を仰ぐ」と、演説中で引用しています。RNCでの様々な違法行為は、この「法」はアメリカの法律でなく、トランプの決めたやり方であるとを証明するかのようです。

 トランプは、「私の後には女性大統領が誕生するだろう。それはハリスではなく、。私の娘イヴァンカだ」とまで、いってのけました。大統領職は世襲制だとも思っているのでしょうか?そのイヴァンカは、同じくホワイトハウス南庭の会場で、マスクをしてない150人ほどの観衆を前に、「ドナルド・トランプがワシントンを変えた」と演説しました。これは本当でしょう。ワシントンを腐臭漂う無恥と強欲、欺瞞と嘘の肥溜めにしてしまったという意味で。

 トランプは、5カ月前、新型コロナウイルスは魔法のように消えるといった。ところが、米国のコロナによる死亡者数は累計18万人に達し、まだまだ現象の兆しすら見えない。党大会直前には、血漿療法を緊急に許可し、COVID-19治療が劇的に変わると言ったが、ほぼ全ての科学者が否定している。CMでは、バイデンが選ばれれば、アメリカは凶悪犯罪のあふれる暗黒世界になると煽るけれど、今のアメリカはすでに憎悪と分断のディストピアと化している。

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見ろ!これが、バイデンが選ばれたときに何が起きるかだ


 4年前、皆がヒラリーが勝つと確信しているように見えました。それは、トランプが大統領になったら困る→トランプなんかが大統領になるわけない、という希望にすり替えていたのでしょう。同じ過ちを繰り返してはなりません。一時は差を広げていたバイデンーハリスは、トランプーペンスに差を縮められつつあります。民主党選挙本部には、正しく状況を判断し、必ず勝てるよう慎重に戦略を練ってほしいです。


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1日の終わりにブラを外す、あの瞬間

 勤め先の建物はマスク着用が義務付けられています。退社後、ビルを出て、マスクを外す、「はぁ~」って瞬間、何かに似てる... そうだ、家帰って、ブラを外す時の「はぁ~」だ!(男性の方々、ごめんなさい)

 アメリカでも、かなりマスク着用が日常化してきましたが、未だ抵抗する天邪鬼は絶滅には程遠く... なんつーか、外をノーブラで歩くくらい、マスクしてないと恥ずかしいって境地には、未だアメリカ人はいたってないようです。

 近所の小売店でバイトしてる息子に寄れば、矢張りマスクしないお客はちょくちょくいるんだって。でも、マスク反対派の客が暴力に訴える動画が連日バズるような状況で、チェーン全体のポリシーとして、店員の安全第一のため決して客にマスクを着けろと強制しないようにと言い渡されているそうです。まったく嫌なご時世だねぇ...

 私の住む地域でも、1日から小・中・高校が再開しました。第一グループは月・火、第二グループは木・金に登校し、水曜日は一週間ごとに各グループが入れ替わりだそうです。大学の新学期も始まって、学生たちが入寮を始めて以来、パーティーやってコロナ感染が急激に拡大し、結局オール・インターネット講義に切替えて、学生を全員、キャンパスから追い出しちゃった学校もあります。マスク着用や手洗い励行を徹底させるには、本当に子供の頃から、習慣付けないと無理なんだろうなぁ...

 地元のコロンバスでは、オハイオ州立大学のスポーツチームがカルト的人気。アメリカン・フットボールの秋シーズンがキャンセルされて、私の周りにもガッカリしている人が沢山います。日本で全国高校野球大会がキャンセル・小規模化されたのと似た感じですが、アメフトうアバスケットボールみたいなコンタクト・スポーツは、特に、感染を防ぐのが難しそうだし、仕方ないんじゃないのかなって思う。

 大学全体でも、寮生もオフキャンパスに住む学生も全員に定期的なテストが義務付けられていますが、ここでも陽性結果が増えて、閉鎖っていう可能性もありそう。パーティー・スクールとしても有名が大学だしねぇ...

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おいおい、あいつを呼んだの誰だよ


以前のように、普通にレストランでお食事できて、スポーツ・イベントも催されるような日が来るのかしら?本当にオリンピックが開催できるのかしら?色んな事が制限されたままに夏が過ぎてしまい、かつての「普通の日常」が再び返ってくるイメージが想像できない...

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sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CAを経て、今はオハイオに犬猫と住んでます。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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