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バイデン大統領が大統領就任以来、初の拒否権を行使しました。労働省の401(K)プランにおける規則維持のためです。401(K)は、アメリカの確定拠出年金制度の一つで、企業の従業員が任意で加入でき、拠出金やその投資収益が加入者の口座に貯まっていくという退職金制度。トランプ政権は、雇用主(企業)側がこの401(K)制度への資金として、ESG(環境・社会・企業統治)への考慮を事実上禁止しました。それに反し、新たに労務省は、企業年金の退職者向け投資を選択し、委任状投票などの株主権を行使する際に環境・社会・企業統治(ESG)要因を考慮してもいいよ、とするもの。
共和党が過半数を超える上院が、この労務省の新規定を「承認しない」と提案したことに対し、バイデン大統領が、「そんなモン許さん!」と、大統領特権を突きつけたのです。だいたい、この労務省の規則のどこに、連邦政府が阻まねばならないような問題があるのか、私、全くわからないんですけど!
この提案が、共和党が多数派の下院で通過した後、民主党が多数派の上院でも、民主党のジョー・マンチン議員らが賛成に回って可決していました。マンチン、またオマエかぁ~っ!コイツは民主党の議員でありながら、頻繁に党の意向に逆らうことで悪名高きウェスト・バージニア州の議員。最高裁にトランプの推したレイプ犯、キャバノー指名に民主党員で唯一、賛成票を投じ、バイデン政権の鳴り物入りだった社会福祉インフラ投資法案にも造反、銃砲規制や妊娠中絶等、民主党が推進する政策にいちゃもんをつけ続けてきました。昨年までは、民主党と共和党の上院議席は50-50で、最終決定権を握るハリス副大統領の採決で民主党有利とはいえ、民主党で誰か一人でも造反したら法案が通らないという綱渡り状態でした。その中で、反対するぞー、と、脅したのがこのマンチンで、結果、民主党の投資提案は大幅に縮小しなければならならなかった(`o´)
ともあれ、バイデン大統領は、「ESGが市場、産業、ビジネスに重大な影響を及ぼすことを示す証拠は豊富にある」とし、年金運用でリターンを最大化するためのESG重視は両立すると声明を出しました。環境問題が地球全体を脅やかし、再生可能な代替エネルギーへの移行が進んでいる中、欧米は国を挙げてガソリン車をやめてEVにしようとか言ってるし、個人レベルでも使い捨てのビニール袋辞めてエコバッグ持とうとかって風潮の中、環境関連(E)の産業が伸びる可能性は高い。社会的にも多様性重視が加速化してるし(S)、銀行が軒並み共倒れするような現状からも企業統治(G)も注目されてきそう。製造業の会社に勤めていた時、大きな会社でもないのに、コーポレート・ガバナンスは否応なしに対応しなくっちゃならない重要事項でした。これらはもう、投資先を考える時に無視できる要素じゃないと思う。
私は投資のことは全くわからないのですが、素人考えで、ESGは時代の潮流、気候変動は明らかに経済的なリスクを孕んでいるし、年金のことを考える時にESGを考慮するのって、普通に投資のリスクやリターンを考慮する他の要素と同じように重要だと思うのです。アマゾンやマイクロソフトといった巨大企業は、温室効果ガスの排出を正味ゼロにすると公約していますし、投資先の選択に温暖化や気候変動への考慮を禁止するって、正直、意味わかんない。誰か私にも判るレベルで説明して欲しい。
今回の拒否権行使は、資金管理者がESGを投資対象の選択時の考慮に含めることを強制するものではありません。トランプ政権のESGを考慮することに対するペナルティーを無くし、世にいうESG資金とかインパクト投資とかを選択肢に含めても良いとするもので、これで、そういった方面への投資が増えるかどうかも確定していません。あくまでも、楷書の資金管理者の裁量に任せるというものです。これを禁止したトランプ政権がバカ理不尽すぎるし、共和党はトランプから乳離しつつあるのかと思ってた私が甘かったんでしょうか。
この頃なんだか、バイデンさんのプロパガンダみたいなことばっかしてるけど(←バイト代は出ない)、本当に、お爺ちゃん、いい仕事してるなぁって思ってるんです。

「どうせ、これらが爆発する頃にはワシはいないし」
むしろ先がないから大胆なことができるのかもよ
もうね、バイデン爺さんが安心して派手なことできるように、民主党に心強い候補に出てほしいよ。上は、銀行への政府の資金援助による救済とか、債務上限とか、国民健康保険とかの、爆発・破綻しかねない米国財政の危機を、バイデンさんが蹴っ飛ばしている漫画。バイデンさんのお年を揶揄した随分と酷い漫画だけど、もう危ない橋を渡ってでも大胆なことをやらないと、アメリカはお先真っ暗ですよ。私みたいに、年金や高齢者医療保険を当てにしている庶民にとって、年金や高齢者医療保険の行方は死活問題。完全破綻はしないという私の予想は高を括ってるだけかもしれないけど、既に現状維持の安全牌だけでどうにかなる状況じゃないって心配してます。銃問題も財政問題も、なにか新しいことしないと行き詰まり。まさに、「Do something.」ですよ!
共和党が過半数を超える上院が、この労務省の新規定を「承認しない」と提案したことに対し、バイデン大統領が、「そんなモン許さん!」と、大統領特権を突きつけたのです。だいたい、この労務省の規則のどこに、連邦政府が阻まねばならないような問題があるのか、私、全くわからないんですけど!
この提案が、共和党が多数派の下院で通過した後、民主党が多数派の上院でも、民主党のジョー・マンチン議員らが賛成に回って可決していました。マンチン、またオマエかぁ~っ!コイツは民主党の議員でありながら、頻繁に党の意向に逆らうことで悪名高きウェスト・バージニア州の議員。最高裁にトランプの推したレイプ犯、キャバノー指名に民主党員で唯一、賛成票を投じ、バイデン政権の鳴り物入りだった社会福祉インフラ投資法案にも造反、銃砲規制や妊娠中絶等、民主党が推進する政策にいちゃもんをつけ続けてきました。昨年までは、民主党と共和党の上院議席は50-50で、最終決定権を握るハリス副大統領の採決で民主党有利とはいえ、民主党で誰か一人でも造反したら法案が通らないという綱渡り状態でした。その中で、反対するぞー、と、脅したのがこのマンチンで、結果、民主党の投資提案は大幅に縮小しなければならならなかった(`o´)
ともあれ、バイデン大統領は、「ESGが市場、産業、ビジネスに重大な影響を及ぼすことを示す証拠は豊富にある」とし、年金運用でリターンを最大化するためのESG重視は両立すると声明を出しました。環境問題が地球全体を脅やかし、再生可能な代替エネルギーへの移行が進んでいる中、欧米は国を挙げてガソリン車をやめてEVにしようとか言ってるし、個人レベルでも使い捨てのビニール袋辞めてエコバッグ持とうとかって風潮の中、環境関連(E)の産業が伸びる可能性は高い。社会的にも多様性重視が加速化してるし(S)、銀行が軒並み共倒れするような現状からも企業統治(G)も注目されてきそう。製造業の会社に勤めていた時、大きな会社でもないのに、コーポレート・ガバナンスは否応なしに対応しなくっちゃならない重要事項でした。これらはもう、投資先を考える時に無視できる要素じゃないと思う。
私は投資のことは全くわからないのですが、素人考えで、ESGは時代の潮流、気候変動は明らかに経済的なリスクを孕んでいるし、年金のことを考える時にESGを考慮するのって、普通に投資のリスクやリターンを考慮する他の要素と同じように重要だと思うのです。アマゾンやマイクロソフトといった巨大企業は、温室効果ガスの排出を正味ゼロにすると公約していますし、投資先の選択に温暖化や気候変動への考慮を禁止するって、正直、意味わかんない。誰か私にも判るレベルで説明して欲しい。
今回の拒否権行使は、資金管理者がESGを投資対象の選択時の考慮に含めることを強制するものではありません。トランプ政権のESGを考慮することに対するペナルティーを無くし、世にいうESG資金とかインパクト投資とかを選択肢に含めても良いとするもので、これで、そういった方面への投資が増えるかどうかも確定していません。あくまでも、楷書の資金管理者の裁量に任せるというものです。これを禁止したトランプ政権が
この頃なんだか、バイデンさんのプロパガンダみたいなことばっかしてるけど(←バイト代は出ない)、本当に、お爺ちゃん、いい仕事してるなぁって思ってるんです。

「どうせ、これらが爆発する頃にはワシはいないし」
むしろ先がないから大胆なことができるのかもよ
もうね、バイデン爺さんが安心して派手なことできるように、民主党に心強い候補に出てほしいよ。上は、銀行への政府の資金援助による救済とか、債務上限とか、国民健康保険とかの、爆発・破綻しかねない米国財政の危機を、バイデンさんが蹴っ飛ばしている漫画。バイデンさんのお年を揶揄した随分と酷い漫画だけど、もう危ない橋を渡ってでも大胆なことをやらないと、アメリカはお先真っ暗ですよ。私みたいに、年金や高齢者医療保険を当てにしている庶民にとって、年金や高齢者医療保険の行方は死活問題。完全破綻はしないという私の予想は高を括ってるだけかもしれないけど、既に現状維持の安全牌だけでどうにかなる状況じゃないって心配してます。銃問題も財政問題も、なにか新しいことしないと行き詰まり。まさに、「Do something.」ですよ!
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イベントの多い日曜日でした。朝から犬連れでパークの里親募集イベントに行き、支援のテントで犬おやつを買い、ご近所組合のブランチに参加してからついでに買物して(←会場がスーパーのお二階)、その後に張り切ってシンシナティ美術館へ。おでかけ好きな私にとっても、一日で三箇所でのイベント参加は、自分比で活発な日。
美術館へは現代陶芸家のRoberto Lugoさんが館内に仕立てられたスタジオで実演してるって言うんで、それを観に行ったのですが、今日は不在だったの…orz でも、華道の歴史の講演と、草月流の生け花実演を見ることが出来ました!
館内のイベントのスケジュールを見て案内の方に尋ねてみたら、ああ、そんなのあったねぇ、と、心許なかったけど、美術館が主催ではなく、美術館のアジア芸術部門の協賛支援を受けているシンシナティ・アジア美術協会(The Cincinnati Asian Art Society)のイベントで、広報を兼ねて一般オープンというイベントだったようです。むしろラッキー!
シンシナティに長い、草月流師範のTeruko Nesbittさんが、スライドを使って華道の歴史を講義した後に、実際に3種類の異なるタイプの花器に生け花を挿すデモをしてくださいました。無造作に挿しているように見えて、計算されているかのような出来栄えにタメイキです。いけばなに多くの流派があるってことくらいしか知らなかったけど、その歴史や、流派による特徴の違い等、新しい知識を得られました。私も素敵にお花をさせるようになりたいな。実は、ほんの少しだけ小笠原流のレッスンを受けたことがあるのですが、オノレの美的センスの無さをつくづく再確認しただけだったわ…orz

実演中

春らしくて素敵

モダンな感じ

伝統的?
美術館へは現代陶芸家のRoberto Lugoさんが館内に仕立てられたスタジオで実演してるって言うんで、それを観に行ったのですが、今日は不在だったの…orz でも、華道の歴史の講演と、草月流の生け花実演を見ることが出来ました!
館内のイベントのスケジュールを見て案内の方に尋ねてみたら、ああ、そんなのあったねぇ、と、心許なかったけど、美術館が主催ではなく、美術館のアジア芸術部門の協賛支援を受けているシンシナティ・アジア美術協会(The Cincinnati Asian Art Society)のイベントで、広報を兼ねて一般オープンというイベントだったようです。むしろラッキー!
シンシナティに長い、草月流師範のTeruko Nesbittさんが、スライドを使って華道の歴史を講義した後に、実際に3種類の異なるタイプの花器に生け花を挿すデモをしてくださいました。無造作に挿しているように見えて、計算されているかのような出来栄えにタメイキです。いけばなに多くの流派があるってことくらいしか知らなかったけど、その歴史や、流派による特徴の違い等、新しい知識を得られました。私も素敵にお花をさせるようになりたいな。実は、ほんの少しだけ小笠原流のレッスンを受けたことがあるのですが、オノレの美的センスの無さをつくづく再確認しただけだったわ…orz

実演中

春らしくて素敵

モダンな感じ

伝統的?
がんばれ、超頑張れ!
とはいえ、ま~た共和党がガーガー言ってるんですけどね。
バイデン大統領は既に、「ゴースト・ガン」と呼ばれる、3Dプリンターで自作した銃等、未登録なので追跡ができない銃を規制する大統領令を2021年4月に発令しています。22年6月には超党派の21歳未満の銃購入時の身元調査拡大などを盛り込んだ法案に署名していますし、今回は銃購入時の身元調査拡大等の大統領を発令すると、1月の旧正月ダンスパーティーで11人が犠牲になったカリフォルニア州モントレー・パークで発表しました。
その一環である、「Red Flag Laws」は、警察や家族が裁判所に、銃を使って自分自身や他の人に危害を及ぼす可能性がある人から一時的に銃を取り上げる申立てることができるようにする規制。危険信号に赤旗振って警告するんですね。銃規制そのものではありませんが、その購入・保持・使用者の規制で、19州+ワシントンD.C.で制定されています。勿論、この規制だけで銃犯罪を十分に阻止できることはないでしょうし、この法を悪用して理不尽に銃を取り上げられたと批判する人も出てくるでしょう。でも、バイデンさんの言う通り、「Do something(何かしなきゃ)」無しに、このままズルズルとそこいらで誰でも殺人兵器を持って歩けるような状態じゃ、何も変わらない。
でも、銃規制をしようとするたびに出てくるのが、銃を所持する権利を認めた合衆国憲法の修正第2条。規制反対派は、この権利の侵害だと、この憲法を持ち出してくるんです。だ~、も~、憲法から変えちまえ!この憲法の制定は1791年!江戸時代ですがな。日本ではお侍様が刀指して道を歩いてましたがな。時の将軍は第11代、徳川家斉。田沼意次さんをクビにして、寛政の改革した時代の人。その頃の法律を盾にするなんて、時代錯誤なんて生易しいモンじゃないと私は常日頃思うんですけど。法律も脳味噌も化石化してんじゃないかと思うんですけど。日本の憲法改正議論とか比じゃないと思うんですけどっ(←、以上、一気にまくし立てました)

このバイデンさん、中指立ててるみたいに見えて驚いたけど、立てたくなる気持ちはわかる
シリコンバレー銀行が急に破綻したり(何も知らなかったので、いきなり銀行が破綻したと聞いて驚いた)、FRBの融資が爆上がりしたり、公約でキャンセルを謳っていたアラスカの大規模石油掘削プロジェクトの縮小実施を認めざるを得なくなっちゃたり、頭痛の種は多いけど、頑張れ、バイデンさん!脳卒中や心臓発作を起こさない程度に超頑張れ!
ところで、上の通り、採掘プロジェクトは承認されたものの、環境保護団体の反対意見は強く、実際に採掘ができるまでには何年もかかるので、次も民主党政権なら準備期間中にまた禁止されちゃう可能性がありますし、オバマ政権時代の禁止措置に基づいて、北極海のボーフォート海の約300万エーカーが石油・ガスリースを無期限禁止地域にしちゃったので、北極海域における石油開発はできなくなります。密かにグッドジョブ。
とはいえ、ま~た共和党がガーガー言ってるんですけどね。
バイデン大統領は既に、「ゴースト・ガン」と呼ばれる、3Dプリンターで自作した銃等、未登録なので追跡ができない銃を規制する大統領令を2021年4月に発令しています。22年6月には超党派の21歳未満の銃購入時の身元調査拡大などを盛り込んだ法案に署名していますし、今回は銃購入時の身元調査拡大等の大統領を発令すると、1月の旧正月ダンスパーティーで11人が犠牲になったカリフォルニア州モントレー・パークで発表しました。
その一環である、「Red Flag Laws」は、警察や家族が裁判所に、銃を使って自分自身や他の人に危害を及ぼす可能性がある人から一時的に銃を取り上げる申立てることができるようにする規制。危険信号に赤旗振って警告するんですね。銃規制そのものではありませんが、その購入・保持・使用者の規制で、19州+ワシントンD.C.で制定されています。勿論、この規制だけで銃犯罪を十分に阻止できることはないでしょうし、この法を悪用して理不尽に銃を取り上げられたと批判する人も出てくるでしょう。でも、バイデンさんの言う通り、「Do something(何かしなきゃ)」無しに、このままズルズルとそこいらで誰でも殺人兵器を持って歩けるような状態じゃ、何も変わらない。
でも、銃規制をしようとするたびに出てくるのが、銃を所持する権利を認めた合衆国憲法の修正第2条。規制反対派は、この権利の侵害だと、この憲法を持ち出してくるんです。だ~、も~、憲法から変えちまえ!この憲法の制定は1791年!江戸時代ですがな。日本ではお侍様が刀指して道を歩いてましたがな。時の将軍は第11代、徳川家斉。田沼意次さんをクビにして、寛政の改革した時代の人。その頃の法律を盾にするなんて、時代錯誤なんて生易しいモンじゃないと私は常日頃思うんですけど。法律も脳味噌も化石化してんじゃないかと思うんですけど。日本の憲法改正議論とか比じゃないと思うんですけどっ(←、以上、一気にまくし立てました)

このバイデンさん、中指立ててるみたいに見えて驚いたけど、立てたくなる気持ちはわかる
シリコンバレー銀行が急に破綻したり(何も知らなかったので、いきなり銀行が破綻したと聞いて驚いた)、FRBの融資が爆上がりしたり、公約でキャンセルを謳っていたアラスカの大規模石油掘削プロジェクトの縮小実施を認めざるを得なくなっちゃたり、頭痛の種は多いけど、頑張れ、バイデンさん!脳卒中や心臓発作を起こさない程度に超頑張れ!
ところで、上の通り、採掘プロジェクトは承認されたものの、環境保護団体の反対意見は強く、実際に採掘ができるまでには何年もかかるので、次も民主党政権なら準備期間中にまた禁止されちゃう可能性がありますし、オバマ政権時代の禁止措置に基づいて、北極海のボーフォート海の約300万エーカーが石油・ガスリースを無期限禁止地域にしちゃったので、北極海域における石油開発はできなくなります。密かにグッドジョブ。
私は一年で最も嫌いな日、Daykight Savingの始まった翌日の月曜日!夜中の2時が、いきなり3時になってまう離れ業が毎年起こるのです。私が初めて米国に来た頃は夏時間(サマータイム)と言われていたけれど、どんどん伸びて、今じゃ「夏」と言えなくなった所為か、いつの間にかこの言い方は廃れました、この30年ほどで、色々と言葉も変わってきました。他にも、秋になって涼しくなった頃に急に夏日が戻るのを「インディアン・サマー」と呼んでいたのも、あまり使われなくなりました。「インディアン」は、要注意ワードだから?
ともあれ、私が米国に来た30年以上前には既に廃止が叫ばれていたのに、毎年揉めながらも、今年も夏時間(←面倒なので、この言い方でいく)が実施されます。全米で最も心臓発作と交通事故が多く、救急車の出動が多いのが、夏時間直後の月曜日だと統計で証明されており、百害有って一利無し!なんですけど。私は朝が弱いので一時間の早起きが憎い。だから、この日には毎年必ずボヤきます。年度行事です。でも、かつては年に二回、家中の時計を進めたり戻したりも面倒だったのが、今はデジタル時計が増えて、自分で勝手に時間を直してくれる。けどアタシの車は古いんで手動で変える。あー、メンドくさー!

ほんと、これ
しかも夜はアカデミー賞発表会で、早く寝なきゃ!と、思いつつ、ついつい結果が気になってしまい… 時計は進めたり戻したりできるけど、体内時計はそうはいかない。東京オリンピック前に、日本でも夏時間採用なんて提案がありましたが、採用されなくて本当に良かったと思います。
アカデミー賞は、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が圧巻の勝利でしたね。絶賛されているけど私には良さが分からず、ミシェル・ヨーさんが好きなので、それだけでなんとか終わりまで見ました。こういうワチャワチャした映画は私の好みなはずなのに、何故かハマれなかったな。
昨今の多様性重視にも、巧くはまったか(?)、私の昨年度のベスト映画の一つ、「RRR」から「ナートゥ、ナートゥ」が受賞して、ダンスが見られたのは嬉しい。あれを一度見てしまったら、納豆は、ナーット、ナット、ナット♪と、歌いながら混ぜちゃうよね?劇場で見逃したので、これを機に再演してほしいな。「バーフバリ」もそうだったけど、日本で話題になったときには、既にアメリカでの公開が終わっていて、ぐぬぬ... ( ̄^ ̄) あの派手、派手なアクションを大画面で観たい!いっそ参加型で一緒に踊って歌う上演だったら更に楽しい!途中で倒れる人が続出だろうけど。
ともあれ、私が米国に来た30年以上前には既に廃止が叫ばれていたのに、毎年揉めながらも、今年も夏時間(←面倒なので、この言い方でいく)が実施されます。全米で最も心臓発作と交通事故が多く、救急車の出動が多いのが、夏時間直後の月曜日だと統計で証明されており、百害有って一利無し!なんですけど。私は朝が弱いので一時間の早起きが憎い。だから、この日には毎年必ずボヤきます。年度行事です。でも、かつては年に二回、家中の時計を進めたり戻したりも面倒だったのが、今はデジタル時計が増えて、自分で勝手に時間を直してくれる。けどアタシの車は古いんで手動で変える。あー、メンドくさー!

ほんと、これ
しかも夜はアカデミー賞発表会で、早く寝なきゃ!と、思いつつ、ついつい結果が気になってしまい… 時計は進めたり戻したりできるけど、体内時計はそうはいかない。東京オリンピック前に、日本でも夏時間採用なんて提案がありましたが、採用されなくて本当に良かったと思います。
アカデミー賞は、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が圧巻の勝利でしたね。絶賛されているけど私には良さが分からず、ミシェル・ヨーさんが好きなので、それだけでなんとか終わりまで見ました。こういうワチャワチャした映画は私の好みなはずなのに、何故かハマれなかったな。
昨今の多様性重視にも、巧くはまったか(?)、私の昨年度のベスト映画の一つ、「RRR」から「ナートゥ、ナートゥ」が受賞して、ダンスが見られたのは嬉しい。あれを一度見てしまったら、納豆は、ナーット、ナット、ナット♪と、歌いながら混ぜちゃうよね?劇場で見逃したので、これを機に再演してほしいな。「バーフバリ」もそうだったけど、日本で話題になったときには、既にアメリカでの公開が終わっていて、ぐぬぬ... ( ̄^ ̄) あの派手、派手なアクションを大画面で観たい!いっそ参加型で一緒に踊って歌う上演だったら更に楽しい!途中で倒れる人が続出だろうけど。
金曜の夜は、劇場客席案内係のボランティアで、「トッツィー」の2回目を見ました。前回は2階席でしたが、今回はオーケストラの真横のドア。役者さん達の表情もよく見えました。アンサンブルのダンサーさんたち、失礼だけど近くでお顔を見ると、意外と若くはないみたい??でも、あれだけキレキレに動けるの凄い!一層、尊敬の念が… でも、内容が大人向けすぎて、小中学生っぽい子供さんも観客にいたのが他人事ながらちょっと心配。息子たちが中学生時代に、「ほぉほぉ、懐かしのトッツィーかぁ」って、前知識なしに連れて行ったら、慌ててたと思うの。映倫があるように、舞台にも「大人向け」とかの指針があっていいと思う。
前の夜が遅かったので、朝寝した土曜日は、犬の散歩を兼ねて図書館へ頼んでいた本を取りに行きます。犬連れなので、ドライブスルーの窓口に歩いて行って渡して貰うの(^▽^;) 今週の借りてきた本はこちら。

中身を調べず、表紙も見ずに、検索かけて「日本語」ってだけで借りるので、スリフトのお店と同じような「何が出てくるか判らない」、闇鍋みたいなお楽しみがあります。
「首里の馬」は、高山 羽根子さんの芥川賞受賞作。私は小川洋子さんの作品が好きなのですが、どこまでが現実なのか判らない曖昧な世界観、静けさ、硬質な文章等、とても「小川洋子さんっぽさ」を感じました。読み終わっての感想は、「うーん、純文学」。高山さんは、SF作家としてデビューした方なのだそうで、それを知ると、なるほどと妙に納得した気分になって、寝る前にベッドの中で、果たして小川洋子さんはSFなのだろうかと延々考えてしまった。夕方にコーヒーを飲んだのがまずかったか...
「神様の休日」には、やられた!だって、たまたまなのに読んだのが3月11日。あの大地震で家族を失った男性の再生の物語ですが、もう涙、涙。しかも、実話だなんて。普段なら手に取らないタイプの題名で、内容も知っていたら読んでなかった。だって、絶対に泣くもん。あと引くもん。もう12年にもなるのですね。ニュースを見ても非現実的すぎて、何の感情もわかなかったのは、9-11の時もそうでした。その時は「ふーん」で、少し経ってから急にどーん!と、来る感じ。
電車に乗っていると、窓の外を駆け抜けていく知らない町の家の一軒一軒、マンションの窓の一つ一つ、みーんな誰かが生きてて、それぞれの問題や幸せや悲しみや怒りや喜びがあるって不思議で。多くの生き物の命や無生物が、ある日突然押し流されて消失してしまったという事実は、未だ私には、現実として捉えられないように思います。むしろ、事実から無意識のうちに逃げているのかも。だから、こういう、知らない町の中の1軒の事実を知ると、その重さに負けてしまう。
気分変えなきゃ!と、「花ひいらぎの街角」を読み始めたけど、美味しそうな描写が多くて、夜に読むもんじゃなかったわ(^^;) なんか違和感があるので調べたら、シリーズ物の6冊目でした。一見さんお断りな本ではなかったけど、やっぱり、シリースの前の本で主要登場人物はおなじみという前提があって100%楽しめるのかな、という気はしました。ほっこり系かと思ったら、結構チクチク来た。
図書館本、先週借りた中にもあったけど、何冊も出ているシリーズの真ん中編一冊だけって、なぜ?って思いますね。先週借りた「恋歌」はカバー表紙が上下逆についていたので、多分日本語の分からない人が取扱ってるのでしょうが、選書は誰がしてるんだろう?コロンバス周辺の日本人学校があるワージントン市の図書館の日本語蔵書は、わたしが寄付した本が図書館本になってたことがある(ちょっと嬉しかった)ので、寄付された中から状態のいいものは書架行きかもだけど、栞の位置やページのめくれ方から、開いたのは私が最初かも?と思う本も意外と多いのです。何が基準なのか興味あるなぁ…
英語本2冊は、シンシナティに関する本。「失われたシンシナティ」は、長年住んでいて、今は無くなったお店やまちの昔を知る人にはとても面白いだろうと思いました。写真も多いので、全く知らない私がパラパラしても興味深かったけど。もう一冊は、名前からしてガイドブックかと思ったら、コミュニティーに関するエッセー集。元々の住民を追出して地価を上げ今の繁栄があるって論調が主なので、最近来てダウンタウンに住んでる、「外から来たプロフェッショナル」な私は、どうもすんません、ですよ。
前の夜が遅かったので、朝寝した土曜日は、犬の散歩を兼ねて図書館へ頼んでいた本を取りに行きます。犬連れなので、ドライブスルーの窓口に歩いて行って渡して貰うの(^▽^;) 今週の借りてきた本はこちら。

中身を調べず、表紙も見ずに、検索かけて「日本語」ってだけで借りるので、スリフトのお店と同じような「何が出てくるか判らない」、闇鍋みたいなお楽しみがあります。
「首里の馬」は、高山 羽根子さんの芥川賞受賞作。私は小川洋子さんの作品が好きなのですが、どこまでが現実なのか判らない曖昧な世界観、静けさ、硬質な文章等、とても「小川洋子さんっぽさ」を感じました。読み終わっての感想は、「うーん、純文学」。高山さんは、SF作家としてデビューした方なのだそうで、それを知ると、なるほどと妙に納得した気分になって、寝る前にベッドの中で、果たして小川洋子さんはSFなのだろうかと延々考えてしまった。夕方にコーヒーを飲んだのがまずかったか...
「神様の休日」には、やられた!だって、たまたまなのに読んだのが3月11日。あの大地震で家族を失った男性の再生の物語ですが、もう涙、涙。しかも、実話だなんて。普段なら手に取らないタイプの題名で、内容も知っていたら読んでなかった。だって、絶対に泣くもん。あと引くもん。もう12年にもなるのですね。ニュースを見ても非現実的すぎて、何の感情もわかなかったのは、9-11の時もそうでした。その時は「ふーん」で、少し経ってから急にどーん!と、来る感じ。
電車に乗っていると、窓の外を駆け抜けていく知らない町の家の一軒一軒、マンションの窓の一つ一つ、みーんな誰かが生きてて、それぞれの問題や幸せや悲しみや怒りや喜びがあるって不思議で。多くの生き物の命や無生物が、ある日突然押し流されて消失してしまったという事実は、未だ私には、現実として捉えられないように思います。むしろ、事実から無意識のうちに逃げているのかも。だから、こういう、知らない町の中の1軒の事実を知ると、その重さに負けてしまう。
気分変えなきゃ!と、「花ひいらぎの街角」を読み始めたけど、美味しそうな描写が多くて、夜に読むもんじゃなかったわ(^^;) なんか違和感があるので調べたら、シリーズ物の6冊目でした。一見さんお断りな本ではなかったけど、やっぱり、シリースの前の本で主要登場人物はおなじみという前提があって100%楽しめるのかな、という気はしました。ほっこり系かと思ったら、結構チクチク来た。
図書館本、先週借りた中にもあったけど、何冊も出ているシリーズの真ん中編一冊だけって、なぜ?って思いますね。先週借りた「恋歌」はカバー表紙が上下逆についていたので、多分日本語の分からない人が取扱ってるのでしょうが、選書は誰がしてるんだろう?コロンバス周辺の日本人学校があるワージントン市の図書館の日本語蔵書は、わたしが寄付した本が図書館本になってたことがある(ちょっと嬉しかった)ので、寄付された中から状態のいいものは書架行きかもだけど、栞の位置やページのめくれ方から、開いたのは私が最初かも?と思う本も意外と多いのです。何が基準なのか興味あるなぁ…
英語本2冊は、シンシナティに関する本。「失われたシンシナティ」は、長年住んでいて、今は無くなったお店やまちの昔を知る人にはとても面白いだろうと思いました。写真も多いので、全く知らない私がパラパラしても興味深かったけど。もう一冊は、名前からしてガイドブックかと思ったら、コミュニティーに関するエッセー集。元々の住民を追出して地価を上げ今の繁栄があるって論調が主なので、最近来てダウンタウンに住んでる、「外から来たプロフェッショナル」な私は、どうもすんません、ですよ。
Profile
Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CAを経て、今はオハイオに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。
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