fc2ブログ
HOME   »  #アメリカの日本人
Tag | #アメリカの日本人

日本人は外国人が嫌い?

 バイデン米大統領の「日本は外国人嫌いで移民を望んでいない」発言が一斉射撃を受けているようです。大事な同盟国の日本を中露と一緒くたに「外国人嫌い」呼ばわりとはなんたることか!と、おひざ元のワシントン・ポストもお怒り。ですが、バイデン大統領は「ゼノフォービア(xenophobia)」という言葉を使っています。この「フォビア」という言葉は、「怖い」、「恐怖症」の意味が強い。「アラクノフォビア」って、毒蜘蛛大暴れな映画がありましたが、その「フォビア」。日本でもたまに聞かれる「ホモフォビア」は、ウィキ先生によると「 同性愛 、または同性愛者に対する差別・偏見・拒絶・恐怖感・嫌悪感、または 宗教 的教義などに基づいた否定的な価値観を持つこと(Wiki)なので、単純な「嫌い」とは違います。外国人恐怖症なら、日本中に外国人が闊歩して見慣れたであろう今どきは分らないけど、かつては存在してたと思うし、結構、排他的でしたよね。

 ともあれ、この「外国人嫌い」部分だけが独り歩きしている感もありますが、元は移民受け入れに紐付けられた発言です。外国からの移民に対する「フォビア」は、ヤフーやSNSから感じられると私は思うのですが。バイデンを毛嫌いする人々(多くがトランプ好き)が現政権の失策として論う筆頭が「移民政策の失敗」であり、メキシコ国境から自由に入国させているという誤った認識です。彼らの意見を読むと、アメリカでは不法移民の流入によって犯罪悪化・狂暴化が進んだと声高々と糾弾している。そして、日本の同じ轍を踏まないように外国人の入国を規制すべきだと続く。これって、日本とアメリカにおける「移民」の意味為すところ、背景が全く違う中、同一視しているところも間違ってると思う。

 ご時世柄、アメリカでは、白人以外の移民、特に不法移民の犯罪は大きく報道されますが、殆どの犯罪は市民によるものです。アメリカじゃ日常茶飯事化している大量無差別殺人は、今のところ不法移民によって実行されたことはない。そもそも、日本とアメリカでは、「移民」の観念が全く異なります。「アメリカ人」はごく一部を除けば、自身も移民もしくは移民の子孫。初代移民のピルグリムがアメリカに向けて出港したのは1620年ですから、徳川秀忠の時代ですよ。関が原から20年も経ってますが、京都だったら、「最近」扱い、きっとピルグリムだって新参者扱いですよ!

 最初の移民がアメリカ大陸に流れ着いた頃から、逆に日本は鎖国して、自分達だけの間で独自の社会、文化を培ってきました。単一民族、基本的に単一言語を維持してきた日本人が嫌うのは、外国人そのものではなく、日本の監修を無視して自分たちのやり方を押し通そうとする人々でしょう。バイデンが移民を受け入れないから経済が停滞するといったのは、自分の選挙資金活動の中でなので、私は移民が経済に貢献してるって思ってますよ、ってポーズだったのでしょうが、インド、ロシア、中国といっしょに日本を入れちゃったのは、また失言か!でマズかったですよね。しかも、岸田さんと仲良しムーブをやったばかりなのに。でも、林官房長官が、きっちり「残念」と発信したのは、良かったと思うの。

24fa1d08-0a3c-47c6-ad71-f2cc6a1088e9.jpeg
警戒しなきゃならないのは、表に出たバイデン爺さんの軽口じゃなくて、これ

 そんな私が30年以上前に書いたアメリカの大学での修士論文のテーマが正に「日本における外国人労働者の経済効果」だったのです。「芸者」と「温泉芸者」の定義に1章丸ごと使って呆れられたのも良い(??)思い出…



応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村


アメリカ、マリファナは頭痛薬と同じ扱いに

 禁止するから欲しがる、悪い奴らを儲けさせる、というのは禁酒時代に証明されたからとは、よく聞きますが...

 アメリカ司法局が、マリフアナの分類を「3類」規制物質、低リスク薬物に指定することを勧告しました。これって、私も大いに愛用している市販頭痛薬、タイレノールと同じレベルです。これから規制薬物法に従い、米議会の規定する正式な規制制定プロセスが開始されるそうです。この件に関しては、珍しく与野党双方の議員が歓迎だとか。へーえ…(@_@)

 アメリカでは薬物は乱用や依存症のリスクに応じて5段階で規制しています。大麻はずっと、最もリスクの高い「1類」に分類されていました。ですが、バイデン政権が2022年に厚生省や司法省に規制緩和検討を指示した結果、このたび依存症リスクが低・中程度、医療用使用許可の「3類」へと引き下げる方針が決まりました。

 現在、約半分の州で大麻の仕様は合法です。同じアパートには、夜な夜なマリファナの甘ったるいにおいを漂わせつつ、謎の呪文を唱えている(実はラップらしいが音痴なので謎の言葉を叫んでいるようにしか聞こえない)オジサンがいます。ジョージア州て、マリファナの娯楽使用は違法なんだけど。いや、実は医療目的なのかもしれませんけど、知りませんけど、別にお知り合いになって確かめたいとも思いませんけど。

 FDAは、マリフアナの分類変更勧告理由として、「1類」や「2類」の他の薬物より乱用性が低い、米国内で既に現在、医療目的使用は許可済みである、乱用者による身体的依存性のリスクが低または中程度、という3基準を満たしているからとし、国立薬物乱用研究所も同意。2012年に真っ先に大麻を合法化したコロラド州は、収入がっぽがっぽでしたから、お国としても儲けたい、バイデン大統領としては若者にアピールしたい、オピオイド系の鎮痛薬の過剰摂取による死亡が多いんで、マシな代替品でお茶を濁してもらおう等、色々な事情があるのでしょう。知らんけど

アメリカは重篤な麻薬の問題を抱えている。だから…
12637206_web1_copy_RAMclr-090219-pot-MON-EXTRA.jpg
マリファナを合法化しちまおう!


応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村


南北戦争の激戦地跡で山登り

 先週に続いて、南北戦争について学びました。アトランタ周辺には、南北戦争の史跡が多く残っていますが、今日行ったのは、中でも重要なケネソー山古戦場跡国定公園(Kennesaw Mountain National Battlefield Park)です。2,965エーカー(約12km平方)で、国定公園になっています。史跡だけではなく、豊かな自然もこの公園の魅力です。ケネソー山の戦いについてはこちら

 この戦いでは、北軍のシャーマン将軍が敗北を期し、北米兵士3千人が失われました。南軍側の死者は千人。近隣都市のマリエッタの国立墓地には北軍(Union)兵士、1kmも離れていない南軍(Confegerate)墓地には南軍兵士が眠っています。国立墓地の土地を寄付した事業化のヘンリー・コールは共同墓地を思い描いていましたが、双方合意に至らりませんでした。南軍はケネソーの戦いでは勝利を収めましたが、アトランタ防衛にはチャタヌーガ川を活かす方が良いと判断して後退、結局、南部の補給基地であるアトランタを奪われることとなります。アトランタの陥落は、南軍の運命を決定つけました。

 まずは博物館とギフトショップ備えたビジターセンターへ。初めての場所では、最初にビジターセンターで情報をゲットするのが私のジャスティス。その後、人気のケネソー山トレイルへ。片道約1.6km程度ですが、傾斜のきつい場所もありハフハフ((((;゚Д゚))))))) でも小さな子供達も元気に登っていて、オノレの体力無さを痛感しました...orz しかし、この岩ゴロゴロの急坂を大砲を運ぎ上げたの凄い。岩山なので小川や泉も見当たらず、飲料水の調達も大変だったのではないかと思います。

R_IMG_4759.jpg
博物館。南北戦争全体に関する概要を学ぶことが出来ます

R_IMG_4772.jpg
そこここに大砲が。互いに向き合って撃ち合っていたそうです

R_IMG_4794.jpg
なかなか厳しい傾斜。この坂を大砲を押し上げていった

R_IMG_4792.jpg
日中気温30℃を超える中、蚊も飛んでただろうし、死体ごろごろで蝿も沢山いたはず…

R_IMG_4773.jpg
山頂近くからアトランタが見渡せる戦略的な位置にあります

IMG_4780s.jpg
頂上で記念撮影~

R_IMG_4795.jpg
ジョージア州出身の兵士を悼む慰霊塔

 先週は銃撃のデモを見ましたが、今日は実際の戦場跡での大砲発射。先週は青い軍服の北軍の皆さんでしたが、今日は結構バラバラな南軍の皆さん。南軍の軍服はグレーですが、来ているのものは結構自前が混ざっていたらしいです。

R_IMG_4799.jpg
準備中。一つの砲台につくのは8人(残りの2人は後ろの弾薬庫にいます)


撃ちます!

R_IMG_4814.jpg
南軍の皆さんとご機嫌な犬

IMG_4814 (2)
この笑顔である

 この大砲はレプリカですが、以前は当時の本物をぶっ放していたそうですよ。今は、安全上の理由から、国立公園での本物の発射は禁じられているんだって。撃ってバラバラになったら、えらいこっちゃもんね。

 ここまでは南北に長い公園の北側。南には、コルブ農場の戦いの舞台となった場所が。1830年代に建てられたこの農家は、1864年6月22日の戦闘の後、北軍の司令本部が置かれました。外観は当時の姿を再現していますが、基礎はオリジナルで、コルブ家のお墓が隣接しています。自分地の農場で戦闘おっぱじめられた上に、逃げたら家が勝手に司令部にされてたコルブさん一家、えらい災難だけど、周辺住民も取るものも取らず戦火を逃れて農場や家をあとにしたのでしょう。

R_IMG_4824.jpg
エアコンの室外機があると思ったら未だ現役で人が住んでる(@_@)
あの…オバケとか出ませんか?

 なにしろ広い公園で、今日見られたのは、ほんの一部だけです。今度は7日間に渡る激戦の地となったチーサム・ヒルのデッド・アングル周辺を歩いてみたいです。


応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

遂に潜入!(ひたすら写真)

 外から指をくわえて眺めること数回、とうとう南北戦争時代の紡績工場跡内に入ることが出来ました。


R_DSC_9716.jpg
川向うから臨む、New Manchester Manufacturing Companyの遺跡

R_DSC_9769.jpg
1849年から操業を始め、一帯は小さな町になって栄えました

R_DSC_9743.jpg
1964年7月9日、北軍によって燃やされました

R_DSC_9752.jpg
映画「ハンガーゲーム」の舞台にも使われました。見直さなきゃ

R_DSC_9738.jpg
ワイルドフラワーが咲き乱れています

R_DSC_9767.jpg
北軍兵士の残した落書きが残っています

R_DSC_9778.jpg
ビジターセンターに展示された水車の模型

R_DSC_9777.jpg
同じくミル遺跡のモデル

追記に内部で取ったビデオ



応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

続きを読む

ワイルドフラワー花盛り

 今週に入ってから色々とあったのですが、やっと少し落ち着いたので、日を遡りますが、先週末、また紡績工場跡のある州立公園、Sweetwater Creek State Parkに行ってきたので、その写真を。。来週は日本はゴールデンウィーク、私も朝夕の日本との会議が無いので少しゆっくりできそうです。

 この日は南北戦争の記念日で、当時の北軍ユニフォームを着たボランティアの方による模擬射撃、そして待望の、工場跡の遺跡の内部公開があったのです。遺跡内には犬は入れないので、今日は我家の老犬はお留守番なので、ちょっと長めのハイキングをしました。現生のツツジは終わりかけていましたが、マウンテンローレルが咲き始めており、色とりどりなワイルドフラワーが鮮やか。お天気にも恵まれて、楽しいお散歩が出来ました。

R_DSC_9667.jpg
模擬射撃の様子

R_DSC_9772.jpg
森の中で北軍兵士に遭遇!

R_DSC_9709.jpg
可憐なフロックスx

R_DSC_9779.jpg
唐突に生えてた野良水仙

R_DSC_9669.jpg
バックアイ

R_DSC_9688.jpg
カレーバイン

R_DSC_9681.jpg
アメリカ・シャクナゲ(Mountain Laurel)

R_DSC_9684.jpg
アゼリアの胆汁だって。多肉みたいな外観と触感でした

R_DSC_9775.jpg
とても小さくて無害な蜂の巣。樫の木にくっついてた

 

応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

Profile

sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

Link
Ranking
押してくださると勇気凛々です。
カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
Latest journals
Category
Latest comments
Search form
Monthly archive
Display RSS link.
QR code
QR