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トランプは大統領選に出る資格なし?

 バージニア州選議員、民主党のカイン上院議員(上院なのにカイン、上院なのにカイン~!失礼しました)が、トランプはアメリカ合衆国憲法修正第14条に則ると、1月6日の議会襲撃に関する行動により、大統領選挙に出馬する権利を有さず、投票用紙から名前を削除すべしと述べました。

 問題となるのは、第3節の「反乱への参加者」、暴動、反乱、反逆に加わった公人は、再び議員や選挙人には選ばれないように規定した条項です。

アメリカ合衆国議会議員、国の機関の役人、州議会議員、あるいは州の行政及び司法の役人として、アメリカ合衆国憲法を支持することを以前に誓い、かつそれらに対する反乱に加わった者あるいはその敵に対して援助や同調した者は、アメリカ合衆国下院または上院議員、大統領および副大統領の選挙人、あるいは国または州の公的、軍事的役職に就くことはできない。ただし、アメリカ合衆国議会が各院の議席の3分の2以上で決した場合は、その禁止規定を排除する。(ウィキペディア、アメリカ合衆国憲法修正第14条より)


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「2020年の大統領選結果転覆の企みへの関与により、トランプ前大統領を失格とし、また、その他多くも失格となる可能性がある。」

 トランプの煽動を含む議会襲撃への関与が判決により認められたら、トランプは公的役職に就くことは出来ないという事になります。この制限は、議会の3分の2以上の賛成で解除できますが、たとえ、この問題を今年11月の選挙まで引きずらせても、現在、拮抗している共和党と民主党の議会座席数がいきなり共和党議席が急増とは考えられず、現実的ではありません。もっとも、民主党が、トランプが共和党候補者だったら、ウチが必勝、ラッキー!と、したら、どうなるか知らんけどwww アタシ的には、そうなれば、わざわざバイデン爺さんが老骨にムチ打たずとも、適当な候補者でも、トランプよかマシって民主党政権が続くんでウェルカムですけど~!

 この第14条は、 南北戦争後に成立し、批准は1868年7月9日。日本じゃ戊辰戦争真っただ中。またエラく古い憲法を持ち出して、ヲイヲイなんだけど、常日頃もめてる合衆国憲法修正第2条(セカンドアメンドメント)、「「武器を保有・携帯する権利」」って、1797年ですから、我々修正法の中ではまだまだ若輩ものって、修正法の仲間内で嘲笑われる存在です… いや、ホント、どうにかしてよ、この時代錯誤な国っ!

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CNNの調べでは共和党員ですら約半分が、トランプの行動は民主主義への脅威だと答えています




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トランプ界隈

 未だ続くトランプ劇場、その山場の一つを迎えています。舞台は私が来月から住む南部ジョージア州、そこのフルトン郡大陪審で、トランプの13の罪状に対する裁判が始まります。トランプ自身と側近、計19人が25日までに州地裁に出頭しての罪状認否をしなければならず、また保釈には20万ドル(約2900万円)の保証金が設定されています。トランプが2020年大統領選挙時に、ジョージア州務長官に、「支持票1万1780票を見つけ出せ」と恐喝している電話会話が記録されており、動かぬ証拠になっていますし、また、投票危機に不正アクセスを図ったことも明らかになっています。トランプ陣営が、虚偽の「勝利宣言」を繰り返したことも罪状の一つです。

 他にも、ジョージア州で確定した「バイデン候補選挙人団」を「共和党選挙人団」とすり替えろと州議会共和党議員に要求したり、ペンス副大統領にバイデン当選を否認するよう要求したり。ペンス元副大統領はこれを拒否したため、1月6日の議会襲撃では暴徒が「ペンスを吊るせ」と連呼する羽目になりました。

 これに対し、ジョージア州検察局のファニ・ウィリス地区検事は、トランプ一味を2020年大統領選関連における犯罪組織(criminal organization」)として扱い、「組織犯罪処罰法:RICO(Racketeer Influenced and Corrupt Organizations)」法を適用しているところは、大いに注目に値します。このRICO法とは、1970年制定の組織的犯罪摘発のためのジョージア州法。トランプをドンとして、元顧問弁護士のルディ・ジュリアーニ、元大統領首席補佐官のマーク・メドウズ、元ホワイトハウス弁護士のジョン・イーストマン、元司法省職員のジェフリー・クラーク、そして大規模な不正投票があったと嘘を広めた広めたシドニー・パウエルやジェナ・エリスといった、アメリカの政治ニュースではお馴染みの面々を、大統領選挙結果の転覆工作という犯罪を企てたマフィアもどきの組織だと言っているのです。

ここでおさらいしておくと、過去3回時のトランプ個人に対する起訴は:
    1.不倫相手のストリッパーへの口止め料に関する会計記録改竄(ニューヨーク地検)
    2.公式機密文書をホワイトハウスから盗んで隠した(フロリダ連邦地検が捜査してたけど、連邦担当)
    3.2020年大統領選挙で不正介入した(連邦)

 ジョージア州の公判は、これらとは異なり、審議の模様がTV中継される予定です。トランプは、何とか大統領選で勝って、大統領権限で自らを「恩赦」したいけど、ジョージア州法に依拠した裁判で有罪と判決されれば、連邦政府は介入できない、つまり自己恩赦で逃れるのは不可能。しかも、恩赦されたとしても、刑に5年服した後限るので、州刑務所内の独房から公務執行となるのですwww

 共和党としては、なんとかトランプを爪弾きたいけど、相変わらず支持率首位独走状態で頭が痛い事でしょう。民主党支持の私としては、トランプが共和党候補になった日にゃ、民主党の勝利で決まりなんで無問題ですけど!まさか、トランプに勝ち上がって欲しいと思う日が来るなんて思ってなかったわ。アハハハハ!!(高笑い) 

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ダン、ダン、ダン、ダン…♪



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ああ、泥沼… ハンター・バイデン疑惑 vs.トランプ訴訟

 他の共和党簿大統領候補の誰もが、トランプに全く追いつけない中、現バイデン大統領の痛いところを突く動きも活発化。トランプが様々な犯罪で罪に問われているのなら、こちらも胡散臭いところを狙いましょうと、大統領の不肖の次男、ハンター・バイデンへの追求が強まっています。結局、ずっとトランプ支持の陰謀論者をときめかしたノート型パソコンも、入っていたのは本人のヌードやポルノという双方にとって恥ずかしい結果に。

 「ハンター・バイデンのPC」はトホホでしたが、まだまだネタは豊富です。26日には税金未納(脱税)と銃所持(コカイン常習者の銃購入・保持)容疑で訴追され、罰金と保護観察処分で済むと思っていたら、当て外れ。実はこの、東部デラウェア州デラウェアの連邦地裁のノレイカ判事は、2017年にトランプに指名された裁判長なんですねぇ。どっひゃー!

 ここで終わりにならなかったことで、公判が長引き、マスコミが騒ぐほど、共和党にとっては政治的に利用する機会も増える。共和党下院議長のマッカーシーは鼻息荒く、バイデン大統領弾劾に向けて米下院の司法委員会など3委員会が、ハンター個人のみならず、バイデン一家の不正疑惑を追求するとしていますが、トランプが自分が弾劾させられかけたんで、その恨みで後ろから突っついてそうです。マッカーシー議長は承認まで15回も投票やり直しましたが、承認票を入れて貰う代りに、色んな交換条件を突きつけられたんでしょうwww

 バイデン爺さんは、ハンターの婚外子を正式に自分の孫として認めるとともに、息子が罪に問われても赦免してやらない!と、公表。優秀な長男が早逝してしまったのが本当に残念ですね。大統領一家は、ロイヤルを持たないアメリカにおいては、期間限定の王室のようなものですが、「お兄様はご立派なのにねぇ…」ってトコまで日英に倣わなくてもいいのに。

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 国を率いるリーダーの選択で重視されるべきは、その人物が何を国民にもたらすかだと思うんだけど、アメリカは両党、両候補ともに、純粋に国民第一にできない重い枷を課せられており、大統領選も醜い個人攻撃に終始しそうで、これが本当のトホホだわ…orz


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アメリカのチップ文化、行きすぎじゃない?

 チップを考えなくて済むのは、日本でホッとする事の一つです。よほどサービスが悪かったら、レシートに一言文句とイケズなチップで復讐できるという利点(?)はありますが、昨今はそこまでムカつくような事もなく。昔は、オマイ、私が東洋人で女性やからってなめとるんかいっ!ε=ε=(怒゚Д゚)ノ なんて事もありましたが、今時そんなナメた真似したら評価サイトでボロクソ書かれたり、SNSで拡散されたり、恐ろしいことになるもんね。まぁ、逆にお客側も晒される可能性ありで、凶器にも成り得るSNSも、一方で社会の平和に役立つこともあるのかも?と、思いますが。

 チップが高くなった、今までチップ不要だったファーストフードやセルフサービスのカフェテリアまで普通にチップを示唆されるようになったのは、コロナ禍中からでしょうか?ここ数年で、コンタクトの少ないカードやスマホ決済が拡がり、昔ながらのテーブルに現金でチップを残す慣習から、カード支払時に一緒にチップも追加するの事が多くなってきました。

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様々なパロディーでもお馴染みの「Nighthawks」ですが

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チップの要求に目ェむいとります

 この絵の通りに、お支払いはこちらで、なタブレットに、最低15%とかのチップをお勧めされてしまう。ただでさえインフレ、そこへセルフサービスでもチップで2割増しとかで、消費者から「ええ加減にせぇ!」という声も。正直、パン屋さんで買ったパンを袋に入れてもらってもチップはいくらで?と言われても、お会計すらしない(バーコード、ピッピッだけ)のにチップかよ?とは思いつつも「No tip」を選ぶのって気が引けてしまう…

 そもそも店員さんがチップに頼らなきゃならない状況がいかん、という声は私が初めて米国に来た80年代からあり、ずーっとダラダラ議論されてきたのですが、問題だ!問題だ!と騒ぐだけで動かないアメリカのあるある。今まではチップがあるからは最低賃金対象外だったサーバーの給与も対象内にする議論をしている州もありますし、アメリカ人がやりすぎだと感じている今度こそ、しっかり議論してほしいですね。


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多様性を考える

 昨夜は怪しい空模様の下、シンシナティ交響楽団の屋外無料コンサートに行ってきました。プライド月間を鑑みてのテーマで、ゲストはドラァグ・クイーンなヴァイオリニストの Thorgy Thorさんの演奏を交えての楽しいショーでした。良かったのは、雨と風のせいで空気が少しマシになってたこと、悲しいのは偶に小雨が降ってきたこと。でも、何とか最後まで持ち堪えてくれてよかった!ありがとう、お空!

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チェロも演奏しました。色物ではなく、ガチのプロ演奏家です。
ヴィヴァルディの「春」では、超絶技巧を披露。踊りながら!

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公式のフェイスブックにはしゃいでいる自分が写っていた



 シンシナティは市を挙げてLGBTQコミュニティーをサポートしています。6月、街にはレインボーフラッグがはためき、このコンサートや、先週、私が浮かれていたパレードも含め様々なイベントが行われます。私自身はLGBTQではなくても、こんな風に街全体で盛上げているような場所に住んでて良かったって思います。当人だけではなく、周りの共感と支援がなければ、実現できないことだから。つまり、自分とは異なるものを受け入れ、サポートする心構えができている、と、思ってもいいから。自身が外国人であり、マイノリティ-ですから、多様性を受け入れる環境は、私にとっても居易い環境です。

 でも、アメリカ全体は決してそうではない。このところ、連日、賛否両論の判決でニュースで賑わす連邦最高裁、昨日はアファーマティブ・アクションを違憲と判断、今日はバイデン大統領の推し進めてきた連邦政府の学生ローン債務減免、学生高等教育救済法(HEROES法)は、行政府の権限を逸脱しているとして却下したニュースの影に隠れがちですが、もう一つ、今日は、コロラドに住む保守派キリスト教徒のウェブデザイナーが同性婚関連のデザインを拒否したのは、「表現の自由」であるとし、支持する判決を下しました。コロラド州は、顧客の性的指向への差別を禁止していますが、州法は事実上ムシされたようなもの。最高裁判事の保守派6人がデザイナー側を支持、リベラル3人が州法を支持という、「またか!」な判決で、連日の最高裁の歪みが露呈した結果に。

 最高裁にまで来てしまうのは、これが大変に政治的な事例であり、デザイナー個人だけの嫌なら理由を特定せずに断わりゃいい、な、話では収まらないから。背後に多くの団体が魑魅魍魎の如く蠢いているのでしょう。この判決の恐ろしさは、同性婚だけではなく、アジア人が嫌いだから仕事を受けない(コロナ時のアジア人差別を思い出します)、なんてことにまで発展しかねないこと。まさか今時、そんな事は起こりえないと言い切れますか?そんな、まさかの時代錯誤なことが起こりつつあるのが今のアメリカです。

 イスラム教徒だから豚を料理しませんとキリスト教保守派だから同性婚のためのデザインはしませんの境界線は何処にあるのでしょう?同性婚は認めないから、その仕事はしませんと、アジア人が嫌いだからとの差は根本的に違う、と、普通なら思うけど、本当にそれが「普通」?

 今日の話題に関連して、アファーマティブ・アクションと学生ローン免除についての最高裁判決は、また後日に…

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sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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