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決選投票にもつれこんだトルコ大統領選でしたが、28日の選挙の結果、現役のエルドアン大統領の続投が決まりました。2001年に公正発展党(AKP)を結成、2002年の総選挙で圧倒的な勝利を得て、トルコの首相になって以来、20年以上権力の座に居る彼が、後5年間、トップの座に居座ることになります。この決選投票で敗れた、野党統一候補のケマル・クルチダルオール氏との得票差は微々たるものでした。方向転換を望む国民も多いということかと思います。
ここ暫くのアメリカ内で注目されていたのは、デフォルト問題と、このトルコの大統領選の行方でした。悲しいことには、G7もバイデン大統領を始めとする首脳の広島原爆記念館見学や記念等への花輪の贈呈も、影に隠れてしまってスルーされちゃった感じ。なぜ、トルコの選挙がアメリカでそんなに注目されているかという理由は、エルドアンがアメリカにとって目の上のたんこぶ的なうっと-しー存在になっているから。

その理由は、エルドアン大統領のロシアとの距離です。トルコはNATO加盟国ですが、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、スウェーデンとフィンランドは長年の軍事的中立から、NATOへの加盟を申請をしました。欧州諸国は諸手を挙げて歓迎しましたが、NATO加盟国ではあってもEUの一員ではないトルコは、トルコに害なすテロ組織が北欧を活動の足場としており、容疑者を引き渡さないことには承認しないと反発。フィンランドとは譲歩しましたが、スウェーデンの加盟はまだ認めていません。NATOへの加盟には、「全会一致の合意」(北大西洋条約第10条)が必要です。トルコは、この二国の加盟承認をアメリカからの支援を取り付ける交渉材料としたいと目されているのです。で、アメリカにとっては厄介な存在であるワケなのです。
僅差とはいえ、国民の指示を得て後五年の任期を得たエルドアンですが、誰であれ20年も権力の座に就いていたら、その権力の基盤を強固にすることに尽力し、権力にしがみつくようになるでしょう。実際に、エルドアン下の体制は独裁的であり、膠着した状態のトルコ経済は低迷している。トルコは親日国でもあるし、あたし、イスタンブールとカッパドキアには死ぬまでに行ってみたいと思ってるので平穏であってほしいわ。野良犬、野良猫に優しい国としても有名だし、好きな国よ。
ここ暫くのアメリカ内で注目されていたのは、デフォルト問題と、このトルコの大統領選の行方でした。悲しいことには、G7もバイデン大統領を始めとする首脳の広島原爆記念館見学や記念等への花輪の贈呈も、影に隠れてしまってスルーされちゃった感じ。なぜ、トルコの選挙がアメリカでそんなに注目されているかという理由は、エルドアンがアメリカにとって目の上のたんこぶ的なうっと-しー存在になっているから。

その理由は、エルドアン大統領のロシアとの距離です。トルコはNATO加盟国ですが、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、スウェーデンとフィンランドは長年の軍事的中立から、NATOへの加盟を申請をしました。欧州諸国は諸手を挙げて歓迎しましたが、NATO加盟国ではあってもEUの一員ではないトルコは、トルコに害なすテロ組織が北欧を活動の足場としており、容疑者を引き渡さないことには承認しないと反発。フィンランドとは譲歩しましたが、スウェーデンの加盟はまだ認めていません。NATOへの加盟には、「全会一致の合意」(北大西洋条約第10条)が必要です。トルコは、この二国の加盟承認をアメリカからの支援を取り付ける交渉材料としたいと目されているのです。で、アメリカにとっては厄介な存在であるワケなのです。
僅差とはいえ、国民の指示を得て後五年の任期を得たエルドアンですが、誰であれ20年も権力の座に就いていたら、その権力の基盤を強固にすることに尽力し、権力にしがみつくようになるでしょう。実際に、エルドアン下の体制は独裁的であり、膠着した状態のトルコ経済は低迷している。トルコは親日国でもあるし、あたし、イスタンブールとカッパドキアには死ぬまでに行ってみたいと思ってるので平穏であってほしいわ。野良犬、野良猫に優しい国としても有名だし、好きな国よ。
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19日から始まったG7広島サミットでは、まず各国首脳がと平和公園入りし、原爆資料館を見学後に慰霊碑に花輪を手向けました。日本人として、そして私の父は長崎で被爆していますので、感慨深い光景でした。アメリカには未だ、日本があれ以上惨めにならないように原爆を落としてやった、情けなのだという考えが残っています。オバマ大統領が平和公園を訪れ、被爆者を抱きしめたときには、アメリカ国内で批判がありました。30年近く前になりますが、スミソニアンの航空宇宙博物館での第二次世界大戦店で、広島・長崎の原爆被害の写真パネルを掲示するか否かを巡って、退役軍人からのプレッシャーにより、当時の館長が辞任に追い込まれました。こんなモノを見せて、まるでアメリカが悪者みたいじゃないか、というのが反対の理由です。それだけ悲惨なものであったことは認めてるのね、と、思いました。悲惨だって知ってるから、肯定しないと罪の意識から逃れられないのかも?

3日間の日程を終えてからの首脳宣言では「核兵器のない世界という究極の目標に向け取り組みを強化する」とし、核軍縮がテーマとなったセッションでは、「核戦争は決して行われてはならない」とした「広島ビジョン」が発表されました。核保有国の首脳が、しれっと、自分の国のことは棚に上げて、非核化を訴えても説得力がないとはいえ、唯一の被爆国として核の悲惨さを訴える機会となれたならば意義があったと思います。まぁ、要は西側諸国のプロパガンダなのでしょうが、「西側諸国」と「東側」いう古い言葉が蘇った現実に直面させられた気もしました。
非核以上に本音では真のテーマと思われたのは、ウクライナ問題であったことも、西側対東側という構図を示していると思います。す。ゼレンスキー大統領、流石は元芸人さんだけに、表舞台でスポットライトを浴びる術に長けていますね。しっかり、人道支援や軍事支援を約束させましたが、イギリスのスナク首相もカープ靴下とお好み焼きで人気を得ました。これで、彼に好意を持った日本人は多そうです。若い政治家はやっぱりアピールがうまいですね。インドやブラジルからも参加があったことも大きいと思います。たとえ顔合わせだけでも、参加することに意義がある。
非核化宣言といっても上っ面な言葉だけ、サミットは失敗だっとという批判もありますが、私は外交イベントとしては成功したと思います。原爆の悲惨さ、広島の存在を世界に知らしめたのは大きな功績だと思うし、実際に具体的がなければ失敗だとは理想主義的な現実味の無い言葉に過ぎません。今、何十年も経て、過去を風化させないために今、この機会に新たに思いを新たにすることに意義があると思います。
日本は西側の一員ですが、物理的距離を含めて他の先進諸国からは遠い存在であり、また、中国、ロシア、北朝鮮の隣国であるという特殊な位置にあります。G7首脳が声を揃えて、ロシア・中国の横暴、許さないよ!と知らしめたこと、日本が議長国として存在を示したことも、私がサミットは成功したと思う理由です。中国当局が日本大使を呼びつけムッキー!したのは効いてる証拠。
ウクライナへの支援も新たに再確認されました。紛争国はウクライナだけではなく、シリア、ミヤンマー、スーダン…そちらにも目を向けるべきだとは思いますが、欲を言えばきりがない。とっ散らかったテーマを3日間で解決は不可能だし、とにかく7人の首脳が一堂に揃って無事に目的を果たした、日本では何事もなく警備をしきったことは称賛されるべき。正直、昼行燈みたいな人だと思ってた岸田さんですが、ちょっと評価上がった。
しかし、今や世界の悪の頭領のプーチンさん、何処で変わってしまったのだろうと私には不思議なのです。2014年のノルマンディー上陸記念作戦記念式典でのこと、戦勝を祝う首脳たちの前で、原爆投下の映像が映し出され、気まずい雰囲気の中、プーチン大統領だけが十字を切りました。それは意識された演出ではなかったと思う。その彼が、今や悪鬼の如く隣国を攻め、自国の若者達にも犠牲を強い、世界を核の脅威で脅かしている…


3日間の日程を終えてからの首脳宣言では「核兵器のない世界という究極の目標に向け取り組みを強化する」とし、核軍縮がテーマとなったセッションでは、「核戦争は決して行われてはならない」とした「広島ビジョン」が発表されました。核保有国の首脳が、しれっと、自分の国のことは棚に上げて、非核化を訴えても説得力がないとはいえ、唯一の被爆国として核の悲惨さを訴える機会となれたならば意義があったと思います。まぁ、要は西側諸国のプロパガンダなのでしょうが、「西側諸国」と「東側」いう古い言葉が蘇った現実に直面させられた気もしました。
非核以上に本音では真のテーマと思われたのは、ウクライナ問題であったことも、西側対東側という構図を示していると思います。す。ゼレンスキー大統領、流石は元芸人さんだけに、表舞台でスポットライトを浴びる術に長けていますね。しっかり、人道支援や軍事支援を約束させましたが、イギリスのスナク首相もカープ靴下とお好み焼きで人気を得ました。これで、彼に好意を持った日本人は多そうです。若い政治家はやっぱりアピールがうまいですね。インドやブラジルからも参加があったことも大きいと思います。たとえ顔合わせだけでも、参加することに意義がある。
非核化宣言といっても上っ面な言葉だけ、サミットは失敗だっとという批判もありますが、私は外交イベントとしては成功したと思います。原爆の悲惨さ、広島の存在を世界に知らしめたのは大きな功績だと思うし、実際に具体的がなければ失敗だとは理想主義的な現実味の無い言葉に過ぎません。今、何十年も経て、過去を風化させないために今、この機会に新たに思いを新たにすることに意義があると思います。
日本は西側の一員ですが、物理的距離を含めて他の先進諸国からは遠い存在であり、また、中国、ロシア、北朝鮮の隣国であるという特殊な位置にあります。G7首脳が声を揃えて、ロシア・中国の横暴、許さないよ!と知らしめたこと、日本が議長国として存在を示したことも、私がサミットは成功したと思う理由です。中国当局が日本大使を呼びつけムッキー!したのは効いてる証拠。
ウクライナへの支援も新たに再確認されました。紛争国はウクライナだけではなく、シリア、ミヤンマー、スーダン…そちらにも目を向けるべきだとは思いますが、欲を言えばきりがない。とっ散らかったテーマを3日間で解決は不可能だし、とにかく7人の首脳が一堂に揃って無事に目的を果たした、日本では何事もなく警備をしきったことは称賛されるべき。正直、昼行燈みたいな人だと思ってた岸田さんですが、ちょっと評価上がった。
しかし、今や世界の悪の頭領のプーチンさん、何処で変わってしまったのだろうと私には不思議なのです。2014年のノルマンディー上陸記念作戦記念式典でのこと、戦勝を祝う首脳たちの前で、原爆投下の映像が映し出され、気まずい雰囲気の中、プーチン大統領だけが十字を切りました。それは意識された演出ではなかったと思う。その彼が、今や悪鬼の如く隣国を攻め、自国の若者達にも犠牲を強い、世界を核の脅威で脅かしている…

権威あるソニー・ワールド・フォトグラフィー・アワード(SWPA)でクリエイティブ部門賞を受賞した、ドイツのアーティスト、ボリス・エルダグセンの作品、《Pseudomnesia: The Electrician》が、AIで作成された画像で、受賞を辞退したことがニュースになっています。曰く、「AI画像が応募できるコンテストが準備できているかどうかを確認するために応募した」んだって。題名が「Pseudomnesia: The Electrician(偽の記憶:電気技師)」なのは、ネタバレを見たら、あ、そういうワケね、と、思うけど、大喜利やってんじゃねえっ!とも思うわ。
エルダグセンさんは、コンテストにAI作品を出品したのは問題提起の為で、AIと本物の写真を分ける為にどうすればいいかの議論を始めて欲しかったとしています。でも、主催者側もそれを把握しており、AIと判っていながら優勝させたので、話題作りのためにグルだったと疑われており、もしそうなら、真面目に出品した人たちって茶番に付き合わされただけ?SWPA側は、AIだって判ってたけど敢えて選んだと声明を出しているけど、本当かなぁ?かっこ悪いからミエ張ってんじゃないの?との声もあり。

これが問題の作品。確かに妙な座りの悪さを感じます。
でも、その違和感も、この『写真』の狙いですと言われたら、そういうものかって信じるよねぇ…
なんでも、AIは人間の指を表現するのが苦手だそうで、この画像の違和感も、そこにあるのかも…、となると、映画「エブエブ」に出てきたメタ世界の一つでは、人間の指がソーセージになっていたのは、そういう訳だったのか!って膝ポン!(←そうなの?)
AIで生成されたものと、人間作品をどう区別するか、AIで作られたものを見破るかの話合いを始める切掛けにしたかったというのが、エルダグセンさんの弁だそうですが、正直、区別を付ける必要は本当にあるのか?と、私は思ってしまいます。暗記の苦手な私は、ドラえもんの道具の一つである「記憶ペン」を本当に欲しいと思ったのですが、今は記憶型の学習は古い。30年近く前にアメリカの大学院ではPC持ち込みが認められ、一生懸命記憶してきた内容で解答するテストは既に旧時代と思われた。宿題のリサーチだって、どれだけ効果的に欲しい情報をネットの中から検察し見つけ出すテクニックが重要だし、計算能力も電卓が使われるようになって、数学のテストで余白にチマチマ計算する時代ではなくなった。
要は、人工知能という道具を如何に効率よく効果的に利用するか、その能力を引き出して役立てるかの時代への過渡期だと私は思います。そりゃあ、「新造人間キャシャーン」や「ターミネーター」の世界になったら困るけどさ。恐れて避けるのではなく、共存し、巧く利用できる方向に進んでいけると思うの。しかし、1970年代始めにロボットが自我に目覚めて世界征服を企むってプロット、凄い先見の妙だよね。AIと人間が創造した作品が区別がつかないほどになって、そのときに本当の人間の想像・創造力や、真の手作りの価値が見出され、認められるんだろうって思ってる。
ChatGPTやAIお絵かきが急に進化して、手軽にアクセスできるようになりました。お絵描きAIは何だか私には難しそうで手を出していませんが、いつも思った通りに絵やイラストが描けたらいいのになぁと思っていたので、更に手軽に簡単に使えるようになったら試してみたいです。ChatGTPは幾つか試して、アホな質問して笑ったり。これが進化したような、映画の「her/世界でひとつの彼女」の人工知能型OSや、「ブレードランナー2049」のAI搭載ホームオートメーションシステムみたいなお友達が欲しい。こういうの使うと、タダで自分の情報やアイデアを無料で提供しているようなモンなのでしょうが、アタシ程度じゃ役に立つ情報なんか提供できそうにないんで、むしろ申し訳ないわwww
エルダグセンさんは、コンテストにAI作品を出品したのは問題提起の為で、AIと本物の写真を分ける為にどうすればいいかの議論を始めて欲しかったとしています。でも、主催者側もそれを把握しており、AIと判っていながら優勝させたので、話題作りのためにグルだったと疑われており、もしそうなら、真面目に出品した人たちって茶番に付き合わされただけ?SWPA側は、AIだって判ってたけど敢えて選んだと声明を出しているけど、本当かなぁ?かっこ悪いからミエ張ってんじゃないの?との声もあり。

これが問題の作品。確かに妙な座りの悪さを感じます。
でも、その違和感も、この『写真』の狙いですと言われたら、そういうものかって信じるよねぇ…
なんでも、AIは人間の指を表現するのが苦手だそうで、この画像の違和感も、そこにあるのかも…、となると、映画「エブエブ」に出てきたメタ世界の一つでは、人間の指がソーセージになっていたのは、そういう訳だったのか!って膝ポン!(←そうなの?)
AIで生成されたものと、人間作品をどう区別するか、AIで作られたものを見破るかの話合いを始める切掛けにしたかったというのが、エルダグセンさんの弁だそうですが、正直、区別を付ける必要は本当にあるのか?と、私は思ってしまいます。暗記の苦手な私は、ドラえもんの道具の一つである「記憶ペン」を本当に欲しいと思ったのですが、今は記憶型の学習は古い。30年近く前にアメリカの大学院ではPC持ち込みが認められ、一生懸命記憶してきた内容で解答するテストは既に旧時代と思われた。宿題のリサーチだって、どれだけ効果的に欲しい情報をネットの中から検察し見つけ出すテクニックが重要だし、計算能力も電卓が使われるようになって、数学のテストで余白にチマチマ計算する時代ではなくなった。
要は、人工知能という道具を如何に効率よく効果的に利用するか、その能力を引き出して役立てるかの時代への過渡期だと私は思います。そりゃあ、「新造人間キャシャーン」や「ターミネーター」の世界になったら困るけどさ。恐れて避けるのではなく、共存し、巧く利用できる方向に進んでいけると思うの。しかし、1970年代始めにロボットが自我に目覚めて世界征服を企むってプロット、凄い先見の妙だよね。AIと人間が創造した作品が区別がつかないほどになって、そのときに本当の人間の想像・創造力や、真の手作りの価値が見出され、認められるんだろうって思ってる。
ChatGPTやAIお絵かきが急に進化して、手軽にアクセスできるようになりました。お絵描きAIは何だか私には難しそうで手を出していませんが、いつも思った通りに絵やイラストが描けたらいいのになぁと思っていたので、更に手軽に簡単に使えるようになったら試してみたいです。ChatGTPは幾つか試して、アホな質問して笑ったり。これが進化したような、映画の「her/世界でひとつの彼女」の人工知能型OSや、「ブレードランナー2049」のAI搭載ホームオートメーションシステムみたいなお友達が欲しい。こういうの使うと、タダで自分の情報やアイデアを無料で提供しているようなモンなのでしょうが、アタシ程度じゃ役に立つ情報なんか提供できそうにないんで、むしろ申し訳ないわwww
毎度お馴染み、ヤフーで見た記事です。
私も動画を見て、え?群衆の方に蹴ってる?と、驚いたのですが、矢張り、SNS等で物議を醸しだしているそうです。そりゃそうだと思う。上の記事で、「要人警護ではいたしかたないと思います。まずは、要人を警護することが第一」との、「警視庁でSP(警護官)経験のある現役警察官」の言葉を紹介していますが、もし、一般人に被害が出たら、これで通用したかどうか。しかも、犯人を取り押さえたのは、その場に居た警官やSPじゃなくて一般人。
しかし、よりによって漁港で犯行に及んだのは失敗ですね。犯人を取り押さえたのは聴衆の漁師さん達でしたが、日々、海と格闘してる漁師さんを舐めてはいけない。昔、大学院時代に水産省から派遣留学中の日本の官僚さんが、説明会等では前もって灰皿を軽いアルミに変えておく、確実に怒った漁師さんから灰皿が飛んでくるから、で、避けたら益々怒るから、って聞いて、お役人様も大変だ~、と、思いました。で、アルミの灰皿も当たると痛いけど死なないって。東大出て就いたのが、漁師さんに灰皿投げられる仕事… 日本帰国前の酒盛りで、まぁ、頑張ってよ、と、肩を叩いた思い出。
と、また話がずれていますが、アメリカに住んでいる私は、もしこれがアメリカだったら、と、考えずにはいられない。アメリカでは近付かずとも銃があるとはいえ、不審な荷物を持った誰かが要人に近ずくハードルが高そう。そしてもし、群衆に囲まれたバイデン大統領に向かって爆発物が投げ込まれ、シークレットサービスが群衆側にそれを蹴ったら… 要人警護の目的では正しい行動ですが、どえらい騒ぎになって非難の応酬になるのは必至。想像したくもないですが…
アメリカでの要人に対するテロと言えば、1981年のレーガン大統領暗殺未遂があります。この時は警護隊長が大統領に覆いかぶさって護りましたが、側に居たブレイディ大統領補佐官が頭を撃たれました。彼に因んだ、銃販売店に対し販売前の5日間の猶予期間と、購入希望者の犯歴を警察への照会を義務付けたブレイディ法は2004年に失効したまま、現在に至ります。アメリカでは、これ以来、要人暗殺事件は発生していませんが、1/6の議会襲撃事件は危なかったかも。
アメリカの警護は、要人の側には不審な人間を近づけないのが基本のようですが、それが要人と同時に周りの人々も警護する方法なら、今後、日本もその方向に向かわざるを得ないのかな。日本の要人警護もアメリカを参考にしてるらしいけど、安倍さんの時や、今回の対応を鑑みるとテロリストを調子づかせはしないかと少し考えちゃう。安倍氏の時は統一教会、今回は選挙への不満のある犯人が事件を起こすことで、まんまと注目を集める事に成功しただけに。大丈夫か、G7会議?!
和歌山県の漁港に岸田文雄首相が応援演説に訪れた和歌山市の雑賀崎漁港で爆発物を投げ込まれた事件で、和歌山県警は4月15日、無職・木村隆二容疑者(24)を威力業務妨害容疑で逮捕した。昨年、山上徹也被告が引き起こした安倍晋三元首相の銃殺事件から一年たたぬ間に起きた事態に、現場で撮影された衝撃的な映像が連日取り上げられている。当日は和歌山1区補選に出馬している自民党候補・門博文氏への応援演説が行われる予定だった。30代の漁師の男性が当日の違和感を語る。(「警官が聴衆に向かって爆発物を蹴った」岸田首相襲撃時の映像をめぐり物議 警視庁の元SPは「いたしかたない」より引用)
私も動画を見て、え?群衆の方に蹴ってる?と、驚いたのですが、矢張り、SNS等で物議を醸しだしているそうです。そりゃそうだと思う。上の記事で、「要人警護ではいたしかたないと思います。まずは、要人を警護することが第一」との、「警視庁でSP(警護官)経験のある現役警察官」の言葉を紹介していますが、もし、一般人に被害が出たら、これで通用したかどうか。しかも、犯人を取り押さえたのは、その場に居た警官やSPじゃなくて一般人。
しかし、よりによって漁港で犯行に及んだのは失敗ですね。犯人を取り押さえたのは聴衆の漁師さん達でしたが、日々、海と格闘してる漁師さんを舐めてはいけない。昔、大学院時代に水産省から派遣留学中の日本の官僚さんが、説明会等では前もって灰皿を軽いアルミに変えておく、確実に怒った漁師さんから灰皿が飛んでくるから、で、避けたら益々怒るから、って聞いて、お役人様も大変だ~、と、思いました。で、アルミの灰皿も当たると痛いけど死なないって。東大出て就いたのが、漁師さんに灰皿投げられる仕事… 日本帰国前の酒盛りで、まぁ、頑張ってよ、と、肩を叩いた思い出。
と、また話がずれていますが、アメリカに住んでいる私は、もしこれがアメリカだったら、と、考えずにはいられない。アメリカでは近付かずとも銃があるとはいえ、不審な荷物を持った誰かが要人に近ずくハードルが高そう。そしてもし、群衆に囲まれたバイデン大統領に向かって爆発物が投げ込まれ、シークレットサービスが群衆側にそれを蹴ったら… 要人警護の目的では正しい行動ですが、どえらい騒ぎになって非難の応酬になるのは必至。想像したくもないですが…
アメリカでの要人に対するテロと言えば、1981年のレーガン大統領暗殺未遂があります。この時は警護隊長が大統領に覆いかぶさって護りましたが、側に居たブレイディ大統領補佐官が頭を撃たれました。彼に因んだ、銃販売店に対し販売前の5日間の猶予期間と、購入希望者の犯歴を警察への照会を義務付けたブレイディ法は2004年に失効したまま、現在に至ります。アメリカでは、これ以来、要人暗殺事件は発生していませんが、1/6の議会襲撃事件は危なかったかも。
アメリカの警護は、要人の側には不審な人間を近づけないのが基本のようですが、それが要人と同時に周りの人々も警護する方法なら、今後、日本もその方向に向かわざるを得ないのかな。日本の要人警護もアメリカを参考にしてるらしいけど、安倍さんの時や、今回の対応を鑑みるとテロリストを調子づかせはしないかと少し考えちゃう。安倍氏の時は統一教会、今回は選挙への不満のある犯人が事件を起こすことで、まんまと注目を集める事に成功しただけに。大丈夫か、G7会議?!
元大統領が犯罪起訴されるという歴史的な裁判、その様子の中継は許可されませんたが、多くの報道が中の様子を伝えています。いわく、トランプは神妙な面持ちで背中を丸めていたとか。そして、発言は全部で9語。事前には、トランプが大騒ぎで喚くので箝口令が必要じゃないかとまで言われていたのに、弁護士団に黙ってろってしつこく言われたのか、実は消沈してるのか?
事前予想では

「私の依頼人を児童として審理することを要請します」って言われてたのにねwww
借りてきた子猫ちゃんより大人しかったトラ、フロリダに帰った途端に、魔女狩りだー!選挙の中傷キャンペーンだー!俺たちの団結はさらに固まるぞー!と気炎を上げて、ついでに毎度のバイデン批判した上、検事や判事までをも批判。しかも、司法省とFBIの予算削減しろとかまで。ずーっと、「法と秩序」とやらって嘯いてたけど、その全く逆で、法を破りまくり、秩序を乱したくってきたのがアンタやんか、と、私は思う。
脱税を自慢し、州当局や副大統領に投票結果を捻じ曲げるよう脅す、議会襲撃を煽り、ホワイトハウスから機密文書を持出して隠蔽する等々、堕ちるとこまで落ちた底の更に下まで行く行動や言動は、予測不可能なまでの卑怯さ、下劣さで、ある意味、感心しちゃいます。若息子に電話で、Low below the bottomだ、地獄の底を突抜けてるわとボヤいたら、母ちゃん、それはオーストラリアの皆さんが気の毒だよ、と、言われた。ナンオコッチャと思ったけど後から考えたら、地底を超えて、地球を突切ってるアンタの方がきついこと言ってる気がする(若息子はそういう男です)。
一方、世間がNYCのトランプ騒動に目を向けている間、大陸の反対側、カリフォルニアのLA郊外、レーガン・ライブラリーで、台湾の蔡英文総統とマッカーシー下院議長が会談を行いました。この件を説明してる記事は、こちら。蔡総統の中南米訪問の乗継ぎのついでという名目ですが、アメリカ下院議長と台湾総統とアメリカの下院議長の会談は、1979年の断交以来、実に44年ぶりだって。
会談後のマッカーシー議長の超党派の議員らとの記者会見では、台米連携の強化と台湾への支援を表明、中国はムッカー!民主党側とバイデン政権的には複雑な心境。バイデン大統領自身が「うっかり口を滑らして」台湾支援を度々口にしていたとは言え、今はブリンケン国務長官が、例の中国の気球問題で、予定されていた北京訪問が延期されたまま対話が停滞している最中なのに、これ以上、中国側を刺激して対立を深めるような事態は避けたい。台湾としては、中国に対して、うちの後ろにはアメリカが控えてるんだそ!と、お墨付きをもらったので歓迎でしょう。日本としても注目すべき事態です。トランプのことで騒ぐより、こっちをもっとマスコミは取り上げるべきだと思うんだけど。
そして昨日は、スイング・ステート(共和党、民主党のどちらもが優勢ではないので、連邦選挙でその決定の重要性が注視される州)なウィスコンシン州で、空席が出たための州最高裁判事の地方選挙が、超保守派な共和党候補対革新派の民主党候補で争われた結果、革新派のプロトセイウィッツ候補が勝利。自分が民主党贔屓といよりも、相変わらずトランプに引きずられ、政策面でも中絶禁止や大規模福祉公共事業への反対、高所得者・法人への税優遇廃止への抵抗、ソーシャル・セキュリティー(年金)を脅かし、言出したらキリがないほど共和党にうんざりの私にはホクホクなニュースです。
しかし一日で、本当に色々なことがあるもんだわ… 今夜はニュース読んで一人で怒ったり、喜んだりで疲れたー
事前予想では

「私の依頼人を児童として審理することを要請します」って言われてたのにねwww
借りてきた子猫ちゃんより大人しかったトラ、フロリダに帰った途端に、魔女狩りだー!選挙の中傷キャンペーンだー!俺たちの団結はさらに固まるぞー!と気炎を上げて、ついでに毎度のバイデン批判した上、検事や判事までをも批判。しかも、司法省とFBIの予算削減しろとかまで。ずーっと、「法と秩序」とやらって嘯いてたけど、その全く逆で、法を破りまくり、秩序を乱したくってきたのがアンタやんか、と、私は思う。
脱税を自慢し、州当局や副大統領に投票結果を捻じ曲げるよう脅す、議会襲撃を煽り、ホワイトハウスから機密文書を持出して隠蔽する等々、堕ちるとこまで落ちた底の更に下まで行く行動や言動は、予測不可能なまでの卑怯さ、下劣さで、ある意味、感心しちゃいます。若息子に電話で、Low below the bottomだ、地獄の底を突抜けてるわとボヤいたら、母ちゃん、それはオーストラリアの皆さんが気の毒だよ、と、言われた。ナンオコッチャと思ったけど後から考えたら、地底を超えて、地球を突切ってるアンタの方がきついこと言ってる気がする(若息子はそういう男です)。
一方、世間がNYCのトランプ騒動に目を向けている間、大陸の反対側、カリフォルニアのLA郊外、レーガン・ライブラリーで、台湾の蔡英文総統とマッカーシー下院議長が会談を行いました。この件を説明してる記事は、こちら。蔡総統の中南米訪問の乗継ぎのついでという名目ですが、アメリカ下院議長と台湾総統とアメリカの下院議長の会談は、1979年の断交以来、実に44年ぶりだって。
会談後のマッカーシー議長の超党派の議員らとの記者会見では、台米連携の強化と台湾への支援を表明、中国はムッカー!民主党側とバイデン政権的には複雑な心境。バイデン大統領自身が「うっかり口を滑らして」台湾支援を度々口にしていたとは言え、今はブリンケン国務長官が、例の中国の気球問題で、予定されていた北京訪問が延期されたまま対話が停滞している最中なのに、これ以上、中国側を刺激して対立を深めるような事態は避けたい。台湾としては、中国に対して、うちの後ろにはアメリカが控えてるんだそ!と、お墨付きをもらったので歓迎でしょう。日本としても注目すべき事態です。トランプのことで騒ぐより、こっちをもっとマスコミは取り上げるべきだと思うんだけど。
そして昨日は、スイング・ステート(共和党、民主党のどちらもが優勢ではないので、連邦選挙でその決定の重要性が注視される州)なウィスコンシン州で、空席が出たための州最高裁判事の地方選挙が、超保守派な共和党候補対革新派の民主党候補で争われた結果、革新派のプロトセイウィッツ候補が勝利。自分が民主党贔屓といよりも、相変わらずトランプに引きずられ、政策面でも中絶禁止や大規模福祉公共事業への反対、高所得者・法人への税優遇廃止への抵抗、ソーシャル・セキュリティー(年金)を脅かし、言出したらキリがないほど共和党にうんざりの私にはホクホクなニュースです。
しかし一日で、本当に色々なことがあるもんだわ… 今夜はニュース読んで一人で怒ったり、喜んだりで疲れたー
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Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CAを経て、今はオハイオに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。
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