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罪深い雑種犬

 Twitterで「#罪深い雑種犬」とタグつけされた投稿が話題、というヤフーのニュース(【罪深い雑種犬】がTwitterのトレンドに。ミックス犬と雑種犬は違うの?)を読みました。

 うんうん、わぁ、カワイイ!なんて犬種?と、聞かれても、この世に唯一の雑種犬なので同じ犬種は手に入りません(ドヤッ!)ああ、本当に罪深いわね…と、瞬時に思ってしまった私は雑種犬好き。そしたら全く違って、

Twitterで「#罪深い雑種犬」とタグ付けされた投稿を覗くと「動物病院の待合室で隣にいた純血種の犬を連れた人に、雑種犬でも病院に連れて来るの?って言われたことがある」「「何犬ですか?」と聞かれるが、アレは何か意味あるのか」などのツイートがありました。

確かに、平成の頃は、犬を2匹飼っていて、1匹は血統書付きの犬なのでフィラリア予防薬を飲ませるけれど、もう1匹は雑種犬なので予防薬を内服しないという家もありました。

最近では、雑種犬でも血統書付きの犬でも差がなく、治療をされるようになっています。

臨床現場にいれば、雑種犬だからといって治療をしない人は、あまりいないので、このように犬には何の罪もないのに「罪深い雑種犬」がトレント入りしているのはショックでした。

意識の高い知人は、保護犬を飼っており雑種犬です。その彼女の住んでいる地域は意識の高い人が多く住んでいるようで、お屋敷街でしたが、雑種犬が散歩している姿を見ました。

ペットショップで血統書付きの犬がたくさん販売されているのに、雑種犬を家族の一員にして飼っている人は尊敬に値します。(ここまで上記記事からの引用)


えっ?(@_@)


そうなの?!?

 これはショックだ。書き手は動物病院の院長でもある獣医さんだけど、いえ、別に雑種を飼ってるから意識が高いわけでも、あなたに尊敬してもらわなくてもいいけど、日本って私が竜宮城ならぬアメリカにいる間に、そういう事態になってたの??わたしゃ、『犬には何の罪もないのに「罪深い雑種犬」がトレント入り」』なのがショックじゃなくて、あなたの考えがショックだわ。

でも、思い返せば、日本では雑種犬のほうが少なくなっているのかも?子供の頃は、純血種を飼っているのはご近所のお金持ちの家でした。お座敷犬な小型犬は、昔からポメラニアンとかマルチーズ等、純血種ばかりでしたが、セントバーナードや秋田犬を飼ってるお家は、普通に豪邸だったなぁ。一般家庭の家の前で繋がれてたのは、スピッツと柴犬のミックスっぽい茶色くてフサフサ系や、短毛種の顔だけ黒い茶色の犬。今では、そんな犬の方が珍しいのかも。猫も、ペルシアやチンチラはお家で飼われている「高級」種で、身近なのは、ドメスティック・ショートヘアと一般に呼ばれるタイプの「普通の猫」でしたが、今にアメリカン・ショートヘアとかロシアンブルーとか、純血種ばかりになったりして?

 私が住むアパートはペットOK、建物内にドッグランがあるので、他の犬達とも顔見知りになります。ドゥードル系デザイナーミックスを含む純血種と雑種の割合は半々くらい。ウチ、高級ってホドじゃないけど、街中なんでそれなりのアパートよ。街のドッグパークで出会う犬達も、同じような割合だと思います。ほぼ皆が日本人という同起源、同人種の日本と違って、アメリカ人は基本的に自分たちが「雑種」だから?例えば、うちの息子達、日本人+イギリスやらドイツ系スイスやらイタリア系やら。

 純血種には、成長した時の大きさや、罹りやすい疾患、性格等がある程度予期できるという利点があります。逆に雑種はある意味、予想したより大きくなっても大丈夫な環境に加え、性格や運動量が未知。初めて飼うには向いていないところがあるでしょう。以前飼っていたイングリッシュ・ポインターのチョコチップ(保護犬)は、見た目に大きさ、性格や躾の入りやさ、色々と純血種って、こうも種が確定されているのね~、と、感心したものです。ボールを投げて、「Where's your ball? Go get it」と言っても、取りに行かず前足上げてポイントしちゃうのは笑えた。散歩途中に何かの臭いを嗅ぐ時も、つい前足が上がっちゃうのね。

 日本に雑種犬が減ったのは、野良犬が居なくなり、去勢・避妊が行き届いて管理されることで、勝手に増えなくなった結果だと思います。だから、未だに保健所に持ち込まれる犬や猫は少なくないとはいえ、管理が進んできた証明でもあり、良いことだと思います。でも、未来は却って、「雑種犬」や「普通の猫」が貴重種になっちゃったり??

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黄昏時のうちの雑種犬



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犬、無事に手術を終えました

 お腹のできものを取ってもらい、虫歯も抜いてもらって、ピカピカの歯になった犬だけど、迎えに行った時は未だ麻酔から抜け切れていないのか、とろ~んとした目で看護婦さんに抱っこされて登場。帰りの車の中でも、元気が無くて心配していましたが、冷たい物でも、と、近くのドライブスルーで、バニラのソフトクリームを小さいカップに入れてもらいました。今迄に数回しか食べたことのない、とっても特別なおやつ。急に目がギンッ!ってなって、夢中で舐め出したので安心しました。

 アメリカのファーストフード店って、犬用アイスのあるところが多いんです。犬用アイスって言っても、人間用のソフトクリームなんだけど、パップ・カップなんて名前が付いてて、小さいプラスティックの容器に入れて、犬用ビスケットが付いてたり。スターバックスでは、パップチーノおお願いすると、ホイップクリームを小さなカップに入れてくるサービスがあります。うちの犬も、これが大好き。私のお出掛けに喜んでついてくるのは、パップチーノを期待してるのかも?でもお母さんはケチなので、スタバはたまにしか買わないんだな。

 アイスは元気に舐めたくせに、アパートに着いたら、お母さん、私歩けない~、と、3歩で座り込んじゃった。手術前に計った体重は17㎏、抱っこ出来なくはないけど重いっ!でも、この重さが幸せの重さ。元気に無事、帰ってきてくれて嬉しいですv

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犬猫にマイクロチップ義務化

 日本では、6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬猫のマイクロチップの装着が義務化されるそうです。それに対する、健康への影響が不安視され、55.9%の飼い主が「装着させたくないとの回答したことに、目からウロコな思いです。入れるのは簡単だけど、MRIが必要になった等でマイクロチップを抜くときには外科手術が必要という情報も、全く知りませんでした。今まで何の疑問も抱かず、そういうものだ、と、思ってしまっていました。

 アメリカに来てからの歴代の飼犬たち4匹は、皆、愛護団体(ASPCAとHumane Society)出身で、里親になる際に、避妊・去勢とマイクロチップ装着が義務化され、これらの処置後でないと引き取れません。なので、犬たちはマイクロチップ付きで家に来ました。20年以上前の事ですから、アメリカでは、マイクロチップ装着が随分と進んでいたのだと思います。

 猫たちは、LAのクロ女王様とミケさんは、獣医さんで装着してもらいました。マイクロチップ注入のために裏に連れて行かれたクロ女王様、「フシャーッ!」と、凄い声がしたと思ったら、獣医さんのアシスタントさんが、「失敗しちゃった」と言って、新しいチップと物凄い皮手袋を取りに来た... エリーさんは、最初に獣医さんに連れて行った時(「She is a boy」って言われた時ね)に入れてもらいました。

 だから今迄、健康とか影響の事は全く考えずに、装着させてきたのでした。取り合えず、ミケさんもクロ女王様も、お年を召して増々矍鑠たるものらしいし、犬のサイモンが、あと数年生きられるかどうかと思われた後、16年生きたことを思えば、彼らに健康的に悪影響はなかったのかな、と、思います。モカもエリーも首筋に入っているはずですが、触っても全く分かりません。しつこく触っていたら、エリーさんに怒られたw

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寝る前は毎晩、こんな感じ。ささやかな幸せ

 フェイスブックの、住んでいる市の住民情報交換グループに参加していますが、ペットが逃げて行方不明、ペットが自由に外を出歩いているのを見かけた、の「探しています」「見つけました」情報が、毎日、毎日、掲載されるのに驚きます。道端でうろついている馬が保護され、ご近所から前日に脱走した馬だった、と、いうスレがあったことも。馬が普通に住宅地を気儘に歩いてたんかい?@!

 フェイスブックでの情報交換で見つかる子もいれば、獣医さんでマイクロチップ情報を基にお家に帰れる子もいますので、矢張りマイクロチップは役に立っていると思います。特に、ピットブル系の犬は多いので、アメリカでは、またピットブルか、ですが、ピットブル系の犬による悲劇も頻繁ですから、飼い主の特定は重要です。

 日本では、逃げていたピットブルが「おすわり!」と言われて、賢くお座りしている間に確保されたという顛末にほっこりしましたが、本来は、親愛の情豊かな犬だとよく聞きます。ただ、犬自身はお利口でも、力を誇示するためにピットブルを買い、凶暴さを犬に求める飼い主もいるのが問題だと思う... だから、自治体が地域内で、特に大型犬がどれだけ飼育されているかの状況の情報を持っていることは重要だと思うし、そのためにも、チップは役立つと思います。

 我家のモカも若い頃は家出癖があって、お隣さんやお向かいさんに保護され、会社に電話がかかってきたことがありました(≧△≦)。家出はしなくなりましたが、今も名前と電話番号入りの首輪をしていますが、何かの拍子に首輪を失っても、チップが入っているから安心という気持ちもあります。将来、手術で除去しなければならないような状況にならないことを祈るばかりですが…


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全米ペットの日

 なんだそうです。根拠はイマイチ分かりませんでしたが、こういう機会には、意味も無く自分のペットの写真を貼りまくります。うひゃうひゃ

 すっかり顔が白くなってしまったモカは、LAで離婚直後、息子たちと住んでいた家を出てアパートで独り暮らしをしてすぐに、地元の愛護団体から引き取りました。以来、一緒にオハイオに来て、ずっと寄り添ってくれた無くてはならない存在です。粗相はするし、うっかりしたら直ぐゴミ漁るし、決してお利口な名犬ではありませんが、私にはかけがえのない存在です。

 本猫は小さくてカワイイと思っているらしき10kg級猫のエリーさん、同僚のエリオットさん宅のガレージで野良母さんが勝手に生んだ4匹の黒猫たちのうちの一匹。選べないので、エリオットさんが足元にいた仔をひょいと掴んだ、その子がエリーさん。一匹だけ大きくて、他の3匹は小柄だから、きっと雌だろうと思って、エリオットさん家から来たからエリーさん、ってな漬けたんだけど、獣医さんに連れて行ったら
「わにさん...お宅のエリーちゃんですけど...」
「えっ!(何か問題が!?!心臓バクバク)」
「She is a boy.」
は?
因みに、大柄だった仔猫は、エリオットさん家の半外猫(エリオットさん家の裏庭は広大で林に繋がってる)になって、サムソン君とぴったりな名前を貰っています。正直、巨大です。

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すっかり白髪顔のモカ。かつてはモカ色の犬でした

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僕は小さくてカワイイ…のえりー君。小さくないから肩に乗ろうとするのはやめて…orz



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犬と猫

 気温は低いけど、風が無く、お日様も燦々で寒さをあまり感じなかったので、昨年末に行ってみた、元石切り場の公園に、ここ数日の低気温で凍っているだろう滝を見に行きました。凍ってない、昨年末の写真は、過去記事のこちら

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おー、凍ってる、凍ってる~

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立派な氷柱が出来ていました

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なんか青い。蒼褪めた犬を見よ、って??

 完全にカチカチに見えますが、氷の裏から水が流れている音が聞こえました。氷の裏では、脈々と流れが続いているのですね。

 ところで、先日、ヤフーで、「メキシコのヌエボ・レオン自治大学の心理学者が、犬と猫の両方と暮らしている人々へのアンケート調査で「犬と飼い主の関係」と「猫と飼い主の関係」を比較した調査結果を発表」したという、興味深い記事がありました(その記事は、こちらです)。その結果では:
  ✔飼い主との関わり合いは猫の方が多かった
  ✔相手を理解することの容易さも猫の方が上だった
  ✔感情的な親密さは犬の方が強かった
  ✔総合的には猫の方が人間との関係性スコアが高かった
だって。これは、「猫よりも犬との感情的な親密さが高いという点を具体的に言うと、犬が社会的支援(散歩などで地域への帰属意識を感じられるなど)コンパニオンシップ、無条件の愛情をくれると回答者が認識していることを示して」いるんだって。なんか、犬の方が感情的親密度が高いんじゃないかって思ってたけど、解釈の仕方なのかな?

加えて、
   ✔メス猫よりもオス猫の方が、より感情的に親密で理解が容易だった
   ✔メス猫よりもオス猫の方が、関係性の総合スコアが高かった
   ✔メス犬よりもオス犬の方が、感情的な親密さが高かった
だそうですが、うちはメス犬、オス猫のコンビだけど、猫はクールで、犬はベタベタ。一般に、♂の方が甘えん坊と言いますが、私の経験では、犬はベッタリ型なのは♀だったし、ヤキモチ焼き。過去の経験から犬猫だけでなく、小鳥ですらそうでした。昔飼っていた手乗りの文鳥は、犬を撫でていると鳥かごの中で怒ってた。逆に文鳥と仲良くしていると、玄関に繋がれている犬(♀)が、ヒーン、ヒーン大騒ぎでした。

 ただ、この散布リハ比較的若い犬猫を対象としているので、10歳以上の高齢のペットとの関係性は示されていないそう。トについては示されていません。元の記事(英語)は、「Pet–Human Relationships: Dogs versus Cats」から。


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sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CAを経て、今はオハイオに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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