fc2ブログ
HOME   »  #観光
Tag | #観光

シンシナティの地下に潜る、その2

 今回はタイトル詐欺ではなく、ちゃんと地下に潜ります。

R_IMG_1521.jpg
こちらが墓所。かなり混み合っていますね。
一番手前は1834年に44歳で亡くなったジェームズ・ケリーさん

R_IMG_1520.jpg
隣の部屋は古い墓石の保管(展示?)場所

R_IMG_1526.jpg
21歳3ヶ月と6日の若さで1835年に亡くなったメアリ・フランツさんの墓石
友よ、ここを通るときには思い出して
今あなたがいる所は、かつて私がいた所
そして、今、私がいる所にあなたも来ることを
死に備え、私に続きなさい

 フォロー・ミー、って、アンタ、墓石に座って陽気にカモーンとか言ってるドイツ娘な幽霊(ビールのジョッキ持ってるかも)を思い浮かべてしまったよ。この地域はドイツ系移民の多い地域でしたが、ここはアイルランドからの移民一世の墓石が多かったです。

 しんみりと地上に上がったら、再びキラキラのクリスマスムード。カトリック教会ってのは、本当に豪華ねぇ… 次に向かうのは、お向かいの建物です。1992年に昔の醸造所の一部だった建物を買った今のオーナーが、オリジナルの青写真を見ていると地下があったことに気付き、ジャックハンマーで床を壊してみたら、広大なビールの保管庫と蒸溜所へ続くトンネルがあったんだって。

R_IMG_1592.jpg
賃貸アパートとアーティストの貸しスタジオ

R_IMG_1561.jpg
一階は、落雷による火事で焼けた聖ジョージ教会の焼け焦げた梁を使ったアート作品の展示場。
タイトルは「竜に負けた聖ジョージ」だって。大喜利かいっ!?

R_IMG_1564.jpg
オーナーが30年前にジャックハンマーでぶち抜いた、この穴から地下に入ります

R_IMG_1575.jpg
中はとても広い。ちょっと湿っぽい臭いでした

R_IMG_1581.jpg
入ったビルの裏にある蒸溜所に続くトンネル

R_IMG_1580.jpg
昔はこんなだったらしい

R_IMG_1578_20230103094053320.jpg
青写真のコピーが展示されていました。これを見て、地下あるやん!って掘ってみたんだって


 ちなみに、私が参加したのは、アメリカン・レガシー・ツアー(American Legacy Tours)のUltimate Queen City Underground Tourで、地下醸造所行ってビール飲めるのは、Hidden Caverns Tourでした。いつかリベンジしてやるっ!


応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



シンシナティの地下に潜る

 いきなり去年に戻って大晦日、小雨の降るぐずついたお天気の中、シンシナティ市内のオーバー・ザ・ライン地域の地下ツアーに参加しました。月曜日が祭日振替で3連休だけど、元旦はどこも閉まっているし、月曜は美術館は休館で、天気予報も芳しくないので、どっか行きたいなー、と、思っていたら、朝に来ていた地元メルマガのイブの過ごし方ガイドで、このツアーが年度末セールで割引になっていたので、ロクに説明も読まずに申し込みました。バーで華やかにカウントダウンはガラでもないけど、唐突にセールだから観光くツアーに参加は、とても自分らしい。

 このツアー、実は以前から興味のあった禁酒時代の隠れ醸造所やバーを巡るツアーだと思ったのですが、それとは別の本当に「アンダーグラウンド(地下)」のツアーで、教会地下の墓所や古いビール醸造所の地下保管庫を見に行くツアーでしたwww 我ながら大ボケですが、これはこれで面白かった!お天気のせいで写真が暗いですが、たくさん撮ったからお披露目しちゃう。

 ツアーはまず、ワシントン・パークと音楽堂の説明から始まりました。ワシントン・パークは元々、墓地だった場所を掘り返して遺骨を移動させて作ったアーバン・パーク。掘り返していないエリアは当然、まだ地下に遺骨が埋まっており、音楽堂は、全米で最も幽霊が出る建物の一つだそう。公園にはドッグパークがあり、地面がコンクリートで覆われているのですが、理由は犬が掘り返したら骨が出ちゃうから、だって。昼間は犬たちがキャッキャウフフしてるし、しかも音楽堂でコンサート聴き放題って、そんなん、楽しすぎて幽霊だって成仏したくないわ。

R_IMG_1497.jpg
先ずは、おどろおどろしい曇天の音楽堂から

IMG_1461.jpg
別の日に撮ったコンクリ地面のドッグパーク。右に音楽堂が少し写ってます
手前の茶色のがうちのモカ。やっぱ、おばさん体型だ~

 次のストップは、この建物。ここも外から見るだけでしたが、1873年築、かつて市内最大のビアガーデンだったヘンリー・ウィラート(Henry Wielert)ビルです。19世紀終りから20世紀初頭にかけて市を牛耳っていたジョージ“ボス”コックスは、毎日4時頃からは、ここの決まった席に座り、夜な夜な賄賂を受け取って「お願い」を聞いていたので、リアル市役所と呼ばれていたとか。コックスの会計士、オーガスト・ハーマンはとんでもない記憶力の持ち主で、出納を紙に記録せず全て覚えていたそうな。トランプに必要だったのは、こういう片腕だったかねぇ(ヲイ!)。ハーマンはまた、野球チームのシンシナティ・レッズのオーナーでもあり、「ワールドシリーズ」は彼のアイデアとされています。で、ここで生演奏をしていたバンドが、シンシナティ・オーケストラの始まりだって。

R_IMG_1500.jpg
現在はAlcoveってバー・レストラン。入ってみたい。ビール一杯だけでもいいのかな


 次のスポット、聖フランシス・カトリック教会へ。ここでは、教会地下の歴史的な墓所を見学できます。 雨も止んで、暗い空の下、じめーっと生暖かいお天気で、演出的にも盛り上がってまいりました。

R_IMG_1554.jpg
教会前では炊き出しの最中でした。通りがかりにチリを勧められた
(あたしって、ホームレスに見えたのかしら…)

R_IMG_1502.jpg
庭のキリスト降誕の図。人種的に正しい!?!

R_IMG_1505.jpg
本物の羊、ヤギ、ロバが飼われていました。いつもいるのか、クリスマス時限定かは不明
人懐っこくて一杯ナデナデできて私的にお得

R_IMG_1509.jpg
中はクリスマスの飾り付けが華やかに

R_IMG_1530.jpg
裏にもキリストさんが架かってる表裏仕様(ある意味ヒドい…)

R_IMG_1542.jpg
祭壇にクリスマス・ビレッジの模型

R_IMG_1518.jpg
細部まで表現されたミニチュア、すごく楽しい

R_IMG_1532.jpg
とにかく豪華

R_IMG_1551.jpg
屋内の降誕飾り。世界の国々の降誕セットも飾られており、お国柄が出ていました

 なんか、流石に長くなってきたので二回に分けます…あ、全然、地下に潜ってない!タイトル詐欺だ!!


応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

日曜日は美術館!

 先の日曜日、またタフト美術館に行きました。今は、クリスマスツリーと、この美術館になっている邸宅の持ち主だったタフト夫妻が、毎年、新年に催したお茶会のセッティングが特別展示中。

R_319656088_5974411012608926_1267352663122809779_n.jpg
表玄関のVuelo Sin Fronteras / Flight Without Borders(国境なき飛行)

R_IMG_1442.jpg
テーマは移民、一体感と多様性で、エクアドル、ボリビア、メキシコ生まれの地元アーティストによる飾りつけ

R_319838373_5974411015942259_821964205491812386_n.jpg
元々、ダイニングルームだった部屋でお茶会のセットを

R_319843081_5974411019275592_6702127305384930948_n.jpg
豪華ねぇ~。銀をピカピカに磨くのも大変そう

 先月にとても惹かれた「Craft and Camera: The Art of Nancy Ford Cones | On View Now」も再見してきました。

R_IMG_1426.jpg
ナンシー・コーンさんと、彼女のカメラ

R_IMG_1429.jpg
この写真はティッシュ紙に印刷し、裏側から色付けして、ほのかな色合いを表現しているのだそう


 ところで、アラスカの州都、ジュノーに住む上息子の誕生日なので、何か送ってやるべぇといろいろ物色したのですが、僻地過ぎて、「ご指定の地域には配達できません」ばっかり。若息子は普通の(?)町に住んでいるので、アマゾンとスタバのギフトカードを電子で送ればいいんだけど、だいたいジュノーにスタバはあるのか?と、調べたら、なんと2店もありました。マクドナルドさえ一店しか無いのに、スタバ恐るべし。



応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

町はすっかりクリスマス

 広場で土曜と日曜の夜には花火が上がりましたが、ここは今、スケートリンクになっています。スケートだけじゃなくて、氷上バンパーカーもあって楽しそうです。

R_IMG_1366.jpg
広場のクリスマスツリー

R_IMG_1368.jpg
広場のシンボルも金色にライトアップ

R_IMG_1395.jpg
サンタの工房で働くエルフたち

R_IMG_1394.jpg
真剣な表情

R_IMG_1392.jpg
夢遊病のエルフもいる

 この広場の向かいのビルでは、ここにはかつて百貨店のメイシーズがあり、その店頭を毎年飾ったエルフたちだそうです。80年代にアメリカで流行ったキャベツ畑人形系の顔ね。日本人としては、全く可愛くないって思ったけど、今のアメリカの子供たちも魅力を感じるのかな?今の女の子たちの好きな、アメリカン・ガールズは、目がパッチリの少女漫画顔で日本のお人形さん系。日本のkawaiiの影響か!?!

 ところで、昔はシンシナティのダウンタウンには百貨店が軒を並べていたのだそうです。最後に残っていたサックス・フィフス・アベニューが最近、閉店して、今は一軒もありません。LAのダウンタウンも似たような歴史があります。日本のように、街の駅前にデパートではなく、駐車場に困る中心街より、郊外の大型モールの方が便利だもんね。

 街中にデパートがあって、各々の店が華やかなクリスマスのディスプレイを競っていたころは、さぞや華やかで楽しかったでしょうね。子供のころは、母とデパートに行くのはワクワクしたし、大学生のころは、乗換駅に阪急、阪神、大丸百貨店が隣接していたので、ちょっとしたお買物や店内を歩くだけも楽しかった。今じゃ阪急なんて高級になって敷居が高くて驚いたわ。

 アメリカに来た直後、NYCに住んでいた時、お友達とクリスマス・ディナーの後、夜の街で、ショーウインドー巡りをしたのも楽しい思い出。私がいた1980年代には、B.アルトマン、ロード&テイラーという、ちょっと庶民向けなお店があったのですが、どちらも無くなってしまい、今もマンハッタンの中心街に残ってるのは、メイシーズにブルーミングテール、サックス・フィフス・アベニューくらい?KAWAIIも変われば、ダウンタウンも変わる…

R_IMG_1387.jpg
華やかな宝石屋さんのビル

R_IMG_1353.jpg
アパートの共用エリアのツリーと犬。自分ちにはツリー飾らないから借景



応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

アメリカン・サイン博物館ではっちゃけました

 ブラックフライデー、私は以前に買った割引入場券の期限が迫ってきたので、慌てて、郊外のアメリカン・サイン博物館(American Sign Museumへ。

 アメリカにおける、商用看板100年の歴史を辿るこの博物館は、トッド・スワームステッド(Tod Swormstedt)さんが、お祖父さんが1906年に創刊した看板に関する雑誌、「Signs of the Times」誌のスタッフとして26年を過ごした後、1999年に開いた個人的に収集・補修した3D看板を展示する National Signs of the Times Museumが始まり。その後、2005年に名前を変えて再オープンしたのものの、せっかく入手した貴重なマクドナルドのとホリデー・インの看板が大きすぎて収容できなかったので、2012年に元は歴史的な機械工場だった今の場所に、主に19世紀から1970年代の約500の看板、特にネオンサインを展示する博物館をオープンしそうな。ソースは、博物館のHPやらウィキペディアやら。

R_IMG_1262.jpg
入口からして、このキッチュさがたまらない!

R_IMG_1271.jpg
これが1963年のマグドナルドのサイン、バーガーが15セントだって

R_IMG_1281.jpg
アメリカではよくある高速降りたら直ぐのホテルやお店だね

R_IMG_1279.jpg
スペースエイジを反映した60年代のサイン

R_IMG_1276.jpg
ネオンズビルという架空の町のメインストリートって設定だって

R_IMG_1268.jpg
すぐはしゃぐ~、すごくはしゃぐ~(チキンラーメンのCMの節でお願いします)

 サンクスギビング直後の長いc=週末のせいか、結構、お客さんがいましたよ。いかにもアメリカ~ン!な明るさ、楽しいv 30分程度で回れちゃうのに、入場料は15ドルとお高めですが、私はGrouponで半額で買いました。

 帰り道にはスーパーに買い出し、密かに売れ残った感謝祭メニューの安売り、特にハムのブラック・フライデーを期待したけど甘かった。クリスマスにも売れるもんな~。日参ブログサイトで、好物のクルミのお菓子の作り方を習ったので、くるみを買ってご満悦でしたが、家に帰ったら天板が見当たらない。隙間に入れてしまえるので、引越し前に台所用品とは関係ない箱に入れたままに、倉庫に保管しちゃったか?!連日の、ぐはっ!でした...orz さて、箱をひっくり返すか、1ドルストアで買っちゃうか...


応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

Profile

sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CAを経て、今はオハイオに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

Link
Ranking
押してくださると勇気凛々です。
カレンダー
02 | 2023/03 | 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
Latest journals
Category
Latest comments
Search form
Monthly archive
Display RSS link.
QR code
QR