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朝井まかて「恋歌」

花粉との闘いに連日惨敗中のわにでございます...(´;ω;`)

 PCで白い画面を見てると、目がショボショボ。ならば、と、紙の本を読む。都合よく、図書館に貸出希望をしていた日本語の本が4冊、ピックアップできるとお知らせが来たので取りに行きました。改装中で書庫が閉まってるから、本を指定して出してもらわねばならないのです。「Japanese Language」で検索しても日本語の本が出るとは限らないので、適当に当たりをつけて著者名等で探す。内容も確認せずに注文した結果、朝井まかてさんの直木賞受賞作、警察小説に剣豪時代物、そしてパンデミック系ミステリーと、実にバラエティーに富んだランナップとなりました。

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 まずは、一番楽しみにしていた「恋歌」から。樋口一葉らの師、歌人・中島歌子の評伝です。幕末の江戸に裕福な商家の娘として育った歌子が、恋を成就させて水戸の藩士に嫁いだものの、夫は尊皇攘夷の急先鋒である天狗党の一員で...というお話。

 朝井まかてさんは好きな作家さん。だけどこれは、主人公の中島歌子氏が好きになれず、正直、読むのがきつかった。読了後も、涙の感動的終焉というよりかは、あー、やっと読み終わったわ~、と、失礼。私は、まかてさんの描かれる人物が好きだったんだと思い至った次第でした。でも、水戸藩の天狗党や諸生党とか、色々と歴史の勉強ができた。



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メリー・クリスマス!

 寒くてどこへも行けない(行きたくない)クリスマス、こたつに潜ってストリ-ミングで映画三昧。濃いめに淹れた緑茶で和菓子、これもまた乙。

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賑々しい我が家のクリスマス飾り



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ある休日

 長い週末、何処行っても混んでそうだから出かけないつもりが、お天気が良いと、じっとしていられない私、天板を買いに(昨日の記事参照)外に出たら、ちょうど市電が来たのでフラフラと乗り込む。音楽堂前に列ができていたので降りてみたら、あと数分でクラフト展がオープンらしいので、一緒に並んで入ってみた。 入場無料なのに、入るときに布のトートバッグと缶バッジやクーポンが貰えて嬉しかった。調子に乗って、何故か虎のぬいぐるみを買った。古いセーターをフェルト化した布でできてて、とぼけた表情に惹かれました。

 その後、ここまで来たんだしとフィンドレー・マーケットに行ったら、10ドルで4種のイタリアワインの利き酒をしていた。利き酒と言いながら、普通にグラスに1杯分。ワイン4杯で、とてもご機嫌になって、同じくご機嫌なドイツから来た老夫婦と会話が弾む。内容はよく覚えていない。気分良すぎて、ゆず酒を買う。

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本日、全く無計画に買ったもの
このトラさんは神経衰弱時の安心毛布役

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色んな種類のビール

 ご機嫌なまま、チェーンのベルギー・レストラン、Taste of Belgiumでムール貝をたらふく食べる。ここのムール貝は美味しいって聞いてたんだけど、23ドルもするからムリ、ムリ!って思ってたのに、酔っ払って気が大きくなっちゃって、贅沢なお昼に。結構なボリュームで、本来、一人前を想定したメニューじゃないのかも。でも、美味しくって、一人で全部食べちゃった~

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ムール貝の白ワイン蒸し

 ほろ酔い+お腹いっぱいで帰ったら、ちょっとだけ出かけるだけって言ったよね、と、犬が恨めしげな目で、ベッドの下から出てこない。しかも、肝心の天板を買うのを忘れてた!まぁ、こんな日もあるさ~(←酔ってる)と、午後は、ネットフリックスのドラマ、「1899」を全話一気見。

 夜に、なんか外で音がすると思ったら、花火でした。広場のクリスマスツリーが点灯されたかららしいです。このあたり、実は頻繁に花火を挙げていて、大規模な独立記念日に加え、野球のナイター終了後も音だけは聞こえてたのね。それが、今回は窓から見えて、感動しました。

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た~まや~!

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でも、こんなビルの谷間で花火なんて大丈夫?

 計画外の散財しちゃったけど、楽しい一日でした。しかし、「1899」よ、そこで終わるんかいっ!?!(第二シーズンがあるかどうかは人気次第だって)


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猫まみれな休日

 前回、お会いしたのはコロナ以前!時の経つのは早いものです。以前、一緒に働いていたお友達と、そのお嬢さんと一緒に楽しい週末を過ごしました、一緒に働いていた頃には高校生だったお嬢さんは、立派な会社に就職し、とても美しく成長なさって… ううっ… オバサン、涙もろくなっちゃって…(´ω`)

 まずは、40匹近くの猫たちが自由に遊ぶ猫カフェ、Purrfect Day Cafeで待ち合わせ。大人猫も居ますが、半分以上は生後2~6週間の子猫たち。お眠な仔いれば、元気に走り回る仔あり。10時開店で、各回50分間、猫と戯れられます。私たちは11時からでしたが、既に7匹に里親の申込が。待っている間も、ガラス越しにあの子がいいな、でもこの子も可愛いと相談する声が聞こえ、引き取る気満々な人達が多い感じでした。

 隣接のカフェで猫を見ながらお茶や、6時以降はお酒も楽しめ、色んなグッズも。コーヒーはちょっとお高めでしたが、お布施だと思ってモカラッテを頂く。入れ替えの10分間にスタッフが掃除します。清潔で、臭わない(!)し、これだけ多くの人が出たり入ったりするのに、猫たちがリラックスしているのが印象的でした。それぞれが若い猫を抱いてとろけてるけてる(* ´ ▽ ` *)若いカップルは、この子にしようよ、いえ、この子よ、と、揉めてたw さて、どうなったのかなぁwww

以下、カフェのにゃんこたち
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おまけ:うちの重量級(約10Kg)、エリーさん
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君のせいで、どの猫を見ても「小さな子猫」に見えてしまうよw

 その後は、日本のベーカリー・カフェのChakoでお昼。ここ、ずーっと名前を「チョコ」と誤解していて、たどり着けなかったの。場所を知ってしまった今、また「ヤバい」お店が増えたかも… そういや、「ヤバい」をもっと品のいい言葉に言い換えましょう。まずは「秀逸」なのが、「危険」なのか…って記事を読んだけど、秀逸なので危険、にぴったりなんだよね。わかってないなぁ、って、思った。ま、どうせ「品」とは縁のないガサツなオバサンですんで(^^;)

 ともあれ、とっても寒かったけど、寒さを吹き飛ばすような素敵な一日を過ごせました。チャコさんで、パンやらケーキやら、沢山お持ち帰りしちゃったから、今週末は、お腹周りが「ヤバい」よwww


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アメリカ人もお風呂好き?

 ちょっと気になった小ネタ。イギリスのメーカー、QS Suppliesの調査結果によりますと、全米50州のうち44州は、シャワーだけよりお風呂につかるのを好むことが分りました。この記事、最後に更新されたのが「2022年11月7日」と、未来からの配信で信用していいのかどうか悩みますが(←ヨーロッパだから日-月-年の順、つまり7月11日 とご教示いただきました。ありがとうございます。)

 ともあれ、ツイッターや等でバーチャル分析を実施した結果、アラバマ、アイダホ、ノースダコタ、ロードアイランド、メイン、ニューハンプシャー各州はシャワーを好み、残りはお風呂を好むと判ったそうです。寒い地域ならお風呂が好まれるかもと思いましたが、特に気候との関連性も無く、地域的にもばらついているので分析しにくい結果ですね。元記事は、こちら。因みに、イギリス、オーストラリア、カナダのモントリオール、バンクーバー、トロントでもお風呂派の方が多いそうです。

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オレンジがシャワーを好む州

 これは好みってだけで、実際に毎日、お風呂に浸かってるって結果じゃないけど、古いアパートなんかじゃ風呂桶が無くてシャワーだけの部屋も珍しくないので、アメリカ人の好みが変わってきたってことかしら?私も勿論、毎晩お風呂に浸かりたい方ですが、洗うのが面倒臭いし、日本みたいな追い焚き機能がないので長風呂してると段々冷めてくるし、お風呂とトイレが同じ部屋(風呂桶の横がすぐトイレなの~)で、なんかリラックスできないので、一年350日くらいはシャワーで済ましちゃいます。

 で、ここでやっぱり、温泉行きた~い!!と、叫びたくなる。日本の温泉行きたい、温泉に浸かって、温泉旅館で美味しいもの食べたい~



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07/04のツイートまとめ

shiroi_waniko

お出掛けします https://t.co/NQ3abnjyWp
07-04 23:24

予定時間通りに空港に着いた。でも入るはずのゲートに他の機が居座ってて、待たされてる。安定のアメリカンクオリティ…orz
07-04 23:06

アメリカの繁栄から(考え方まで)取り残された白人たち

 昨日、他の州に先立って、オハイオ州とインディアナ州で、11月の中間選挙に向けた上下院や知事の各党候補者選出のための予備選が開票されました。オハイオ州の共和党の現職議員引退による、連邦上院選の予備選で勝ったのは、トランプの「公認」を得た、J.D.ヴァンス氏。「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」というタイトルで映画化もされた自伝的小説、『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』をヒットさせた、あのヴァンス氏です。

 共和党の有力候補たちの中では3番手だったヴァンス氏がトップに躍り出たのは、トランプの公認を得た、23日にラリー以降。私の住んでいる市で行われた、例のアレです。

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誰も声援を送らない市街地を行くトランプ様ご一行

 このポスト自体には多くの「いいね」がついていましたが、この下に続く100以上のコメントは、7割方は反トランプ。その中で「いいね」が一杯ついていたのは、どこに行っても同じ嘘をつき続けているだけ、と、いうコメント。私も「いいね」しちゃった。

 全体的には保守的な地域だけど、大学街なのでリベラルな住民も声を上げることが多く、また、フェイスブックに活発に書き込む人たちは、世にいうベービーブーマーが主流年齢層だと思うので、なんとなく、この市の住民層が浮かんできます…とはいえ、私の通勤路には、「トランプ2024」サインに加え、トランプ支持者によるバイデン批判を意味する「Let's Go Brandon」旗が増えて、正直、嫌。迂回路はあっても同じような農村地帯、基本的には一本道なので、避けることもできない。ストレートに誰を支持しているかを表示するならまだしも、こんな悪口的なのは嫌いだわ。自分ちの庭に何を飾って主義主張しても勝手なんだけど、これって景観的暴力。

 で、話をヴァンスさんに戻しますが、トランプの支持を得たことで一気にのし上がったヴァンス、2016年時にはトランプやその支持者に批判的でした(!)ので、共和党内では胡散臭い奴との評判もあるそうです。でも、ベストセラー作家に過去の発言を謝罪されたら、ご機嫌で応援しちゃうトランプ、流石は金髪のねーちゃんとセレブ大好きなだけある。トランプ支持者にとって、トランプの「公認」した候補が、急に支持率を上げ、選ばれたことの意味は大きい。トランプ自身にとっても、自身の影響力維持のために重要です。

 共和党候補の資格を獲得したエレジーの人は早速、勝利宣言と共に、「I have got to absolutely thank the 45th President Donald Trump. One, for giving us an example of what could be in this country… and endorsing me, (第45代大統領のドナルド・トランプに感謝しなくてはならない。まずは、この国に対して何が出来るかを示してくれたことに、そして、私を支持してくれたことに)」と演説。選挙キャンペーン中にも、自分が中西部の労働者階級の出身であることをウリにしていましたが、最初の頃はトランプ支持者に総スカンを食らっていました。それが、トランプの「America First」を前面に押し出し、遂にはトランプ自身の支持を得て共和党公認候補になった、と。

 でも、まだ当選したわけじゃありませんからね。民主党側の候補、現職下院議員のティム・ライアンとの一騎打ちが残ってるですよ。本が一冊売れて調子に乗った人は、不利な状況を教育によって克服し、成功したロールモデルだと思っていたのに、労働者の耳には快い甘言を垂れ流しながら、実際にはアメリカの製造業や農業を苦しめる政策をとったトランプに与するなんて意外でした。トランプの感情的な中国経済制裁で、製造業では中国から買っている部品が関税でコストアップ、農業でもオハイオの主要輸出品、家畜飼料用トウモロコシと大豆が報復関税で売れなくなって困ってるのに。

 一方、ティム・ライアンは、国内の両党で揉めてる場合じゃない(そうだ!)、うちの失業率は中国のせいだ!(ヲイ!)という、こっちも、┐(-。ー;)┌ヤレヤレ、な候補だけど、経済だけではなく広範的な対中政策を進めてくれたら、日本としては、こっちの方がいいなぁ...と。中華料理も映画も好きだけど、中国共産党政府が、いつでもロシア側に転べるような立ち位置にいるのもイヤだわ...


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犬猫にマイクロチップ義務化

 日本では、6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬猫のマイクロチップの装着が義務化されるそうです。それに対する、健康への影響が不安視され、55.9%の飼い主が「装着させたくないとの回答したことに、目からウロコな思いです。入れるのは簡単だけど、MRIが必要になった等でマイクロチップを抜くときには外科手術が必要という情報も、全く知りませんでした。今まで何の疑問も抱かず、そういうものだ、と、思ってしまっていました。

 アメリカに来てからの歴代の飼犬たち4匹は、皆、愛護団体(ASPCAとHumane Society)出身で、里親になる際に、避妊・去勢とマイクロチップ装着が義務化され、これらの処置後でないと引き取れません。なので、犬たちはマイクロチップ付きで家に来ました。20年以上前の事ですから、アメリカでは、マイクロチップ装着が随分と進んでいたのだと思います。

 猫たちは、LAのクロ女王様とミケさんは、獣医さんで装着してもらいました。マイクロチップ注入のために裏に連れて行かれたクロ女王様、「フシャーッ!」と、凄い声がしたと思ったら、獣医さんのアシスタントさんが、「失敗しちゃった」と言って、新しいチップと物凄い皮手袋を取りに来た... エリーさんは、最初に獣医さんに連れて行った時(「She is a boy」って言われた時ね)に入れてもらいました。

 だから今迄、健康とか影響の事は全く考えずに、装着させてきたのでした。取り合えず、ミケさんもクロ女王様も、お年を召して増々矍鑠たるものらしいし、犬のサイモンが、あと数年生きられるかどうかと思われた後、16年生きたことを思えば、彼らに健康的に悪影響はなかったのかな、と、思います。モカもエリーも首筋に入っているはずですが、触っても全く分かりません。しつこく触っていたら、エリーさんに怒られたw

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寝る前は毎晩、こんな感じ。ささやかな幸せ

 フェイスブックの、住んでいる市の住民情報交換グループに参加していますが、ペットが逃げて行方不明、ペットが自由に外を出歩いているのを見かけた、の「探しています」「見つけました」情報が、毎日、毎日、掲載されるのに驚きます。道端でうろついている馬が保護され、ご近所から前日に脱走した馬だった、と、いうスレがあったことも。馬が普通に住宅地を気儘に歩いてたんかい?@!

 フェイスブックでの情報交換で見つかる子もいれば、獣医さんでマイクロチップ情報を基にお家に帰れる子もいますので、矢張りマイクロチップは役に立っていると思います。特に、ピットブル系の犬は多いので、アメリカでは、またピットブルか、ですが、ピットブル系の犬による悲劇も頻繁ですから、飼い主の特定は重要です。

 日本では、逃げていたピットブルが「おすわり!」と言われて、賢くお座りしている間に確保されたという顛末にほっこりしましたが、本来は、親愛の情豊かな犬だとよく聞きます。ただ、犬自身はお利口でも、力を誇示するためにピットブルを買い、凶暴さを犬に求める飼い主もいるのが問題だと思う... だから、自治体が地域内で、特に大型犬がどれだけ飼育されているかの状況の情報を持っていることは重要だと思うし、そのためにも、チップは役立つと思います。

 我家のモカも若い頃は家出癖があって、お隣さんやお向かいさんに保護され、会社に電話がかかってきたことがありました(≧△≦)。家出はしなくなりましたが、今も名前と電話番号入りの首輪をしていますが、何かの拍子に首輪を失っても、チップが入っているから安心という気持ちもあります。将来、手術で除去しなければならないような状況にならないことを祈るばかりですが…


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sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CAを経て、今はオハイオに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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