Category | 映画・ドラマ感想
2010年。キリスト教の一派、メノナイトに属する信徒たちが人里離れた場所でコミュニティを営んでいた。そんなある日、女性たちはある恐るべき事実を知る。コミュニティの男たちが女性に薬を盛り、意識を失っている間にレイプするという非道な振る舞いを何年にもわたって続けていたのだと。女性たちは屋根裏部屋で今後どうすべきかを話し合うことにしたが、議論は信仰や赦しの問題にまで及んでいく。(ウィキペディア)

Women Talking
Twitterの広告で予告を見て、面白そうとストリーミングで見ました。殆どの場面が集会所である薄暗い納屋の二階で繰広げられ、女性たちの会話だけで話が進められていくので、まるで舞台劇のようです。歴史ドラマかと思いましたが、2010年の出来事であることが、村に明るい音楽(Cheer-up, Sleepy Jean~♪)を大音響で鳴らしながら国勢調査の車がやってきて明らかにされます。ウィキ先生はじめ、紹介サイトのあらすじ、いきなりネタバレしすぎ。
犯罪がバレた男達がしょっぴかれて村を不在にする2日間、文字を読めない女性たちが初めて「選挙」を経験します。今後、A)何もしない、B)男たちと闘う、C)コロニーを去るの3つの選択で、B)とC)が同点でした。そこで、選ばれた11人が男が村に戻ってくるまでに話合いで決着するために議論します。本当に地味な映画ですが、なぜか引き込まれました。
映画は、15歳の少女、オーチェを語り手とし、矢張りレイプされて妊娠中のオーナ(ルーニー・マーラ)と、唯一、村に残った男性であり文盲の女性達のために書紀役を務める学校教師のオーガスト(ベン・ウィショー)との触れ合いや、トランスジェンダーのメルビン、夫のDVに悩むオーチェの母マリシェ(ジェシー・バックリー)、そしてプロデューサーでもあるフランシス・マクドーマンドは、「何もしない」を選んで議論には参加しないものの印象的な役柄で、無邪気な子供達の声の合間に様々なエピソードが挟まれます。巧い!
メノナイトの人々は独特の言語を話し、電気の使用を拒否して自給自足の生活をしています、というと、アーミッシュを思い出しますが、アーミッシュはメノナイトの一派で、更に保守的、19世紀の生活様式を続けています。アーミッシュの生活は、ハリソン・フォードの1985年の映画、「刑事ジョン・ブック 目撃者」で紹介されていました。(ご参考までに、アーミッシュのエリアを訪れた際の記事は、2018年8月と2020年6月、そして、アーミッシュの人々のことを少し、2018年5月にも。)
かつて私が働いていたオハイオの工場には、メノナイトの女性達も働いていましたが、車で通勤してたし、携帯も持ってた。メノナイトと一言で括っても、様々な派があるようです。この映画のメノナイトたちは、ペンシルバニアやこのオハイオで見かけるアーミッシュの人たちよりも、ずっと外部から遮断された保守集団のようです。この話が、実際にボリビアのマニトバ・コロニーであった出来事を元にしているというのが驚き。この事件を元にしたMiriam Toewsの原作小説も読んでみたい。
日本では今年6月に公開だそうです。最後に気になること:邦題はウーマンだけど、これはウイメン、女性たちのお話だよ~っ!(←こだわる)

Women Talking
Twitterの広告で予告を見て、面白そうとストリーミングで見ました。殆どの場面が集会所である薄暗い納屋の二階で繰広げられ、女性たちの会話だけで話が進められていくので、まるで舞台劇のようです。歴史ドラマかと思いましたが、2010年の出来事であることが、村に明るい音楽(Cheer-up, Sleepy Jean~♪)を大音響で鳴らしながら国勢調査の車がやってきて明らかにされます。ウィキ先生はじめ、紹介サイトのあらすじ、いきなりネタバレしすぎ。
犯罪がバレた男達がしょっぴかれて村を不在にする2日間、文字を読めない女性たちが初めて「選挙」を経験します。今後、A)何もしない、B)男たちと闘う、C)コロニーを去るの3つの選択で、B)とC)が同点でした。そこで、選ばれた11人が男が村に戻ってくるまでに話合いで決着するために議論します。本当に地味な映画ですが、なぜか引き込まれました。
映画は、15歳の少女、オーチェを語り手とし、矢張りレイプされて妊娠中のオーナ(ルーニー・マーラ)と、唯一、村に残った男性であり文盲の女性達のために書紀役を務める学校教師のオーガスト(ベン・ウィショー)との触れ合いや、トランスジェンダーのメルビン、夫のDVに悩むオーチェの母マリシェ(ジェシー・バックリー)、そしてプロデューサーでもあるフランシス・マクドーマンドは、「何もしない」を選んで議論には参加しないものの印象的な役柄で、無邪気な子供達の声の合間に様々なエピソードが挟まれます。巧い!
メノナイトの人々は独特の言語を話し、電気の使用を拒否して自給自足の生活をしています、というと、アーミッシュを思い出しますが、アーミッシュはメノナイトの一派で、更に保守的、19世紀の生活様式を続けています。アーミッシュの生活は、ハリソン・フォードの1985年の映画、「刑事ジョン・ブック 目撃者」で紹介されていました。(ご参考までに、アーミッシュのエリアを訪れた際の記事は、2018年8月と2020年6月、そして、アーミッシュの人々のことを少し、2018年5月にも。)
かつて私が働いていたオハイオの工場には、メノナイトの女性達も働いていましたが、車で通勤してたし、携帯も持ってた。メノナイトと一言で括っても、様々な派があるようです。この映画のメノナイトたちは、ペンシルバニアやこのオハイオで見かけるアーミッシュの人たちよりも、ずっと外部から遮断された保守集団のようです。この話が、実際にボリビアのマニトバ・コロニーであった出来事を元にしているというのが驚き。この事件を元にしたMiriam Toewsの原作小説も読んでみたい。
日本では今年6月に公開だそうです。最後に気になること:邦題はウーマンだけど、これはウイメン、女性たちのお話だよ~っ!(←こだわる)
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大変に評判の良い、この映画、コメディー部門でゴールデン・グローブ候補に。予告で見る景色の美しさに動物達の可愛らしさ。音楽も良さそうだし… で、わざわざ観に行ったら、すごく苦手だった...orz
一体、どこが「コメディー」なの?私には重すぎて、むしろ見て鬱なった。ちゃんと予めストーリーを調べたら良かった...
1923年、アイルランドの孤島“イニシェリン島”。本土は内戦に揺れる中、島民全員が顔見知りの島では、皆平和な日々を過ごしていた。ある日、パードリックは交友関係にあったコルムから、突如絶縁を告げられる。理由が分からず、動転するパードリックは……
第74回ヴェネチア国際映画祭で脚本賞・男優賞に輝いた、『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督によるドラマ。内戦が続くアイルランドの孤島を舞台に、交友関係だった友人から突如絶縁を告げられた男性に待ち受ける運命をシニカルに描く。主演はコリン・ファレル。共演に『ハリー・ポッター』シリーズのブレンダン・グリーソンら。(公式その他から引用)
以下、盛大にネタバレしながらのボヤキ。この画像以下の白抜きは反転すると表示されます:

コルムはゴッホが健全青年に思えるほどメンタルがイっちゃてる。癒やしの存在だったロバのジェニーは悲劇的に死ぬし、頭は弱いけど純真なダニエルは何ら報われることなく死ぬ。そういえば、同じ監督の「スリー・ビルボード」も、見終わってモヤモヤする苦手映画だったわ。あの映画も、役者さんたちの演技は良かったけど、共感できる登場人物はいないし、ひたすら気の滅入るお話だった。
主人公のパードリック(八の字眉の困り顔を活かしたコリン・ファレル)と、コルムは、対岸のアイルランド本土における内戦を互いに象徴しているらしいですが、自分は「良い人」であり、それこそが自分の価値であると信じるパードリックと、作曲に専念するために愚鈍な彼を避けるという目的のためには自傷(自爆?)も平気なコルム。同国人なのに意見お違いを巡って啀み合う両勢力を茶化したと見れば「コメディー」になるの?ロバの死は、全く関係のない一般人の犠牲?
自分の指を切っちゃう主人を心配して、羊の毛刈り用ハサミを加えて逃げようとする、わんこは可愛い。安心して下さいわんこは死にません。ハサミがあったり、わんこの犬種から、コルムは元は羊飼いだったのでしょうか。でも、家には能面等、世界中の品々が飾られているので、もしかしたら、若い頃にはヴァイオリン弾きとして世界中で演奏していたのかも?とも思わせます。この島の外の世界を知っている。
精霊(Banshees)は、 老婆の姿をした人の死を予告する妖精だそうです。この映画にも、叫ばないけど死を予告する陰鬱な老婆が出てきます。彼女が、ポスターになっている場面、犬を挟んで浜辺に立つ二人を崖の上から見ている場面で映画は幕を閉じます。向こう岸の戦争は落ち着いたようだな、ああ、と言葉をかわす二人。でも、「良い人」であることが自分の価値だったパードリックも、ヴァイオリン弾きであるコルムも既にいない。原題は「Banshees」と複数。これを私なりに解釈すると...以下、ネタバレじゃないんで白抜きは止めてもいいかな
タイトルにある「バンシー達」は誰を指すのか。私が映画を見ていて思ったのは、この雰囲気は小川洋子さんの小説の舞台のようだということです。小川さんは、「私の小説の登場人物はみな死んでいる」と仰ったことがあります。この島の人間は皆、死んでいる。指を切ったのに手当もせずに平気なコルムも、死人だから感染もしなきゃ出血死もしない。島に愛想を尽かして出ていったパードリックの妹のシボーン、警官である父親に虐待され、シボーンに告白したけど断られ、島で唯一の意地悪じゃない人だと思っていたパードリックに失望したドミニクの自死はむしろ、この閉塞した死の世界...何も起きず、ニュース(娯楽)は他人の死だけ、プライバシーは皆無の閉じた世界から自ら出ていった、と、いうのは希望的解釈し過ぎでしょうか?
アイルランド訛の英語が聞き取れなかった部分もあって、理解できてないのかもしれないけど、私には暗鬱とした映画だったという思いだけが残っています。今年のアカデミー賞ノミネート作2強のもう一作、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」も、うん、確かに衣装は奇抜だったね、だったし。ワタシ的、本年度最高の映画は、デル・トロの「ピノキオ」と「RRR」です!(←分かりやす~い)
一体、どこが「コメディー」なの?私には重すぎて、むしろ見て鬱なった。ちゃんと予めストーリーを調べたら良かった...
1923年、アイルランドの孤島“イニシェリン島”。本土は内戦に揺れる中、島民全員が顔見知りの島では、皆平和な日々を過ごしていた。ある日、パードリックは交友関係にあったコルムから、突如絶縁を告げられる。理由が分からず、動転するパードリックは……
第74回ヴェネチア国際映画祭で脚本賞・男優賞に輝いた、『スリー・ビルボード』のマーティン・マクドナー監督によるドラマ。内戦が続くアイルランドの孤島を舞台に、交友関係だった友人から突如絶縁を告げられた男性に待ち受ける運命をシニカルに描く。主演はコリン・ファレル。共演に『ハリー・ポッター』シリーズのブレンダン・グリーソンら。(公式その他から引用)
以下、盛大にネタバレしながらのボヤキ。この画像以下の白抜きは反転すると表示されます:

コルムはゴッホが健全青年に思えるほどメンタルがイっちゃてる。癒やしの存在だったロバのジェニーは悲劇的に死ぬし、頭は弱いけど純真なダニエルは何ら報われることなく死ぬ。そういえば、同じ監督の「スリー・ビルボード」も、見終わってモヤモヤする苦手映画だったわ。あの映画も、役者さんたちの演技は良かったけど、共感できる登場人物はいないし、ひたすら気の滅入るお話だった。
主人公のパードリック(八の字眉の困り顔を活かしたコリン・ファレル)と、コルムは、対岸のアイルランド本土における内戦を互いに象徴しているらしいですが、自分は「良い人」であり、それこそが自分の価値であると信じるパードリックと、作曲に専念するために愚鈍な彼を避けるという目的のためには自傷(自爆?)も平気なコルム。同国人なのに意見お違いを巡って啀み合う両勢力を茶化したと見れば「コメディー」になるの?ロバの死は、全く関係のない一般人の犠牲?
自分の指を切っちゃう主人を心配して、羊の毛刈り用ハサミを加えて逃げようとする、わんこは可愛い。安心して下さいわんこは死にません。ハサミがあったり、わんこの犬種から、コルムは元は羊飼いだったのでしょうか。でも、家には能面等、世界中の品々が飾られているので、もしかしたら、若い頃にはヴァイオリン弾きとして世界中で演奏していたのかも?とも思わせます。この島の外の世界を知っている。
精霊(Banshees)は、 老婆の姿をした人の死を予告する妖精だそうです。この映画にも、叫ばないけど死を予告する陰鬱な老婆が出てきます。彼女が、ポスターになっている場面、犬を挟んで浜辺に立つ二人を崖の上から見ている場面で映画は幕を閉じます。向こう岸の戦争は落ち着いたようだな、ああ、と言葉をかわす二人。でも、「良い人」であることが自分の価値だったパードリックも、ヴァイオリン弾きであるコルムも既にいない。原題は「Banshees」と複数。これを私なりに解釈すると...以下、ネタバレじゃないんで白抜きは止めてもいいかな
タイトルにある「バンシー達」は誰を指すのか。私が映画を見ていて思ったのは、この雰囲気は小川洋子さんの小説の舞台のようだということです。小川さんは、「私の小説の登場人物はみな死んでいる」と仰ったことがあります。この島の人間は皆、死んでいる。指を切ったのに手当もせずに平気なコルムも、死人だから感染もしなきゃ出血死もしない。島に愛想を尽かして出ていったパードリックの妹のシボーン、警官である父親に虐待され、シボーンに告白したけど断られ、島で唯一の意地悪じゃない人だと思っていたパードリックに失望したドミニクの自死はむしろ、この閉塞した死の世界...何も起きず、ニュース(娯楽)は他人の死だけ、プライバシーは皆無の閉じた世界から自ら出ていった、と、いうのは希望的解釈し過ぎでしょうか?
アイルランド訛の英語が聞き取れなかった部分もあって、理解できてないのかもしれないけど、私には暗鬱とした映画だったという思いだけが残っています。今年のアカデミー賞ノミネート作2強のもう一作、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」も、うん、確かに衣装は奇抜だったね、だったし。ワタシ的、本年度最高の映画は、デル・トロの「ピノキオ」と「RRR」です!(←分かりやす~い)
今年も沢山の映画を観ました。以前のように劇場に通うことはしなくなりましたが、映像に拘りがない限りは、家でストリーミングで見られるのも嬉しい。見て暫く経ったら忘れてしまう作品も多く、年末だから見た映画を振り返ってみようとメモを見ても、そういや見たなぁ程度の記憶しかなかったり。そんな中で、今年公開の、じゃないですけど、今年観た中で印象が強かったのが下の3作です。
『ダークウォーターズ 巨大企業が恐れた男』 (公式サイト)
記事にも書きましたが、背筋の寒くなる一作。シンシナティが舞台と教えて頂いて観たのですが、この映画のことを教えてもらえて良かった!!映画情報は割と見ている方なのに、なぜ公開時に気付かなかったかなぁ?好きな俳優さんが出てるのに。
『トップガン・マーベリック』
数少ない劇場で見た映画。いや、これ劇場で見なきゃ意味ないでしょ、なのですが(感想)。これは、お祭り映画でしたね。見て何かが残るって作品じゃないけど、大画面で戦闘機がビュンビュン飛んで、かっこいー!トム・クルーズは幾つになってもかっこいー!でも、私は最初にちょっろっと出たエド・ハリスさんにキュンキュンですわ(#^.^#)
『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』
これは本当に良かった!私の今年一番かも。今年は、ピノキオ映画が、本場イタリア製、アニメーションをそのまま実写化したディスニー配信、そして、このデル・トロ作品と3作並びました。作者のカルロ・コッローディさんが1890年に亡くなっているので、原作の著作権はとっくに切れてるけど、ディスニーのアニメーションが1940年製作で、その影響で今までは新作が出来なかったんだって。映画の著作権も公開から70年だそうだけど、他に原作のある作品をアニメ化しても著作権が発生するの??ちょっとびっくり。
ともあれ、自分がデル・トロおじさんの作品のファンである贔屓目を差し置いても、これは名作でした!暖かみのあるストップモーション・アニメで、デル・トロさんらしく、各キャラクターの造形が見事。舞台を戦時中に置き換え、エンディングも原作とは異なりますが、希望に満ちています(私は「パンズ・ラビリンス」をハッピー・エンドととらえる方)。何度も見たい映画でした。
残念なのは、これ!という邦画に出会えなかったこと。海外なので限られた作品しか見られないのですが、期待したけどイマイチだった~、の連続で。でも、今年公開で未だ観られていない作品がいくつかあるので期待しています。

ほんと好き
『ダークウォーターズ 巨大企業が恐れた男』 (公式サイト)
記事にも書きましたが、背筋の寒くなる一作。シンシナティが舞台と教えて頂いて観たのですが、この映画のことを教えてもらえて良かった!!映画情報は割と見ている方なのに、なぜ公開時に気付かなかったかなぁ?好きな俳優さんが出てるのに。
『トップガン・マーベリック』
数少ない劇場で見た映画。いや、これ劇場で見なきゃ意味ないでしょ、なのですが(感想)。これは、お祭り映画でしたね。見て何かが残るって作品じゃないけど、大画面で戦闘機がビュンビュン飛んで、かっこいー!トム・クルーズは幾つになってもかっこいー!でも、私は最初にちょっろっと出たエド・ハリスさんにキュンキュンですわ(#^.^#)
『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』
これは本当に良かった!私の今年一番かも。今年は、ピノキオ映画が、本場イタリア製、アニメーションをそのまま実写化したディスニー配信、そして、このデル・トロ作品と3作並びました。作者のカルロ・コッローディさんが1890年に亡くなっているので、原作の著作権はとっくに切れてるけど、ディスニーのアニメーションが1940年製作で、その影響で今までは新作が出来なかったんだって。映画の著作権も公開から70年だそうだけど、他に原作のある作品をアニメ化しても著作権が発生するの??ちょっとびっくり。
ともあれ、自分がデル・トロおじさんの作品のファンである贔屓目を差し置いても、これは名作でした!暖かみのあるストップモーション・アニメで、デル・トロさんらしく、各キャラクターの造形が見事。舞台を戦時中に置き換え、エンディングも原作とは異なりますが、希望に満ちています(私は「パンズ・ラビリンス」をハッピー・エンドととらえる方)。何度も見たい映画でした。
残念なのは、これ!という邦画に出会えなかったこと。海外なので限られた作品しか見られないのですが、期待したけどイマイチだった~、の連続で。でも、今年公開で未だ観られていない作品がいくつかあるので期待しています。

ほんと好き
って、最近気づきました。きっかけは、ネットフリックスの「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」、第一シーズン全8話を、毎晩1話づつ観ようと計画していたのですが、一話見たら、次が見たくなっちゃって、つい全部一気見してしまった。
ホラー映画は苦手ですが、恨みつらみで迫ってくる日本のおばけは怖いけど、ハリウッドのおばけは不思議と怖くないのです。多くのアメリカのホラーは、悪魔信仰やキリスト教が根本にあるから、怖さを理解していないからかも。シリアル・キラー系の13日の金曜日のジェイソンさんは、日本の貞子さん同様、お笑いキャラ寸前のお茶の間の顔になっちゃったし。そんな貞子さんやジェイソンさんも好きだけど。
デル・トロ監督は最初に出てきて解説するだけで撮っていませんが、このシリーズは新進監督を支援する意図もあるのかもしれません。デル・トロさんらしいのは、各話、必ず「おばけ」がしっかり登場することかな。悪霊だったり、エイリアンだったり、姿なく忍び寄る~(ヒュー、ドロドロ)ではなく、ちゃんと気色悪い姿でガンガン追いかけてくるので、どんなオバケが出るかも、楽しみでした。
私的に一番堪えたのは第4話「外観」。剥製作りが趣味の変人女性が、職場の中のイケイケ同僚女性に仲間に入れないのは容姿のせいだと信じ、高価なクリームを使い続けるお話。アレルギー反応で赤くなって痒い肌をに主人公が肌をポリポリ掻いてる姿は、どんなオバケより気色悪い!裕福で、お肌ツヤツヤ、胸が大きく(超大事)、派手な服装であけすけすぎる会話を繰返す同僚たちもエグすぎ。あの会話内容は、どの程度、日本語で訳されてたのかしら。映倫に引掛りそう。露骨すぎて鳥肌立ちました。これは女性監督だからこそ作れた作品だと思います。同性として、かなり衝撃でした。逆に退屈だったのは7話。登場人物たちがお酒飲んで、クスリ飲んで喋ってる場面は長くて飽きちゃった。やーっと、エイリアンご登場~!のあとはドタバタで苦笑。8話は唯一、ハッピーエンドで締めてくれたのも良かったなv
そういえば、ホラーは嫌いと言いながら、デル・トロ監督の作品や世界が好き。自分はこういうダーク・ファンタジーが好きなんだって、人生60年を目前に初めて気づいて気付いて、レイ・ブラッドベリ作品を読み返しています… 書棚に年代物のブラッドベリだの、タニス・リーだの、クトゥルフ神話が並んでるトコで気づけよ、自分!
第ニシーズンが制作されるなら、ぜひ、ブラッドベリの「何かが道をやってくる」を映像化してほしいな。1983年に一度、映画化されたけど、予告見たら全く惹かれない作品だし。デル・トロ監督風味で、あの世界を見たい~!

ちなみに私の自慢は、マイケル・ムアコックさんとレイ・ブラッドベリさんに直筆サインいただいた本
その時の記事、海が好き編は2009年か… もう、そんなになるんだな。御大が亡くなってから暫くして、既にブラッドベリ家の手を離れた近所の黄色いお家は取り壊され、後の祭りになってから、「なんちゅー事したんや!(怒)」と、市に非難轟々だったのも、今は昔…
ホラー映画は苦手ですが、恨みつらみで迫ってくる日本のおばけは怖いけど、ハリウッドのおばけは不思議と怖くないのです。多くのアメリカのホラーは、悪魔信仰やキリスト教が根本にあるから、怖さを理解していないからかも。シリアル・キラー系の13日の金曜日のジェイソンさんは、日本の貞子さん同様、お笑いキャラ寸前のお茶の間の顔になっちゃったし。そんな貞子さんやジェイソンさんも好きだけど。
デル・トロ監督は最初に出てきて解説するだけで撮っていませんが、このシリーズは新進監督を支援する意図もあるのかもしれません。デル・トロさんらしいのは、各話、必ず「おばけ」がしっかり登場することかな。悪霊だったり、エイリアンだったり、姿なく忍び寄る~(ヒュー、ドロドロ)ではなく、ちゃんと気色悪い姿でガンガン追いかけてくるので、どんなオバケが出るかも、楽しみでした。
私的に一番堪えたのは第4話「外観」。剥製作りが趣味の変人女性が、職場の中のイケイケ同僚女性に仲間に入れないのは容姿のせいだと信じ、高価なクリームを使い続けるお話。アレルギー反応で赤くなって痒い肌をに主人公が肌をポリポリ掻いてる姿は、どんなオバケより気色悪い!裕福で、お肌ツヤツヤ、胸が大きく(超大事)、派手な服装であけすけすぎる会話を繰返す同僚たちもエグすぎ。あの会話内容は、どの程度、日本語で訳されてたのかしら。映倫に引掛りそう。露骨すぎて鳥肌立ちました。これは女性監督だからこそ作れた作品だと思います。同性として、かなり衝撃でした。逆に退屈だったのは7話。登場人物たちがお酒飲んで、クスリ飲んで喋ってる場面は長くて飽きちゃった。やーっと、エイリアンご登場~!のあとはドタバタで苦笑。8話は唯一、ハッピーエンドで締めてくれたのも良かったなv
そういえば、ホラーは嫌いと言いながら、デル・トロ監督の作品や世界が好き。自分はこういうダーク・ファンタジーが好きなんだって、人生60年を目前に初めて気づいて気付いて、レイ・ブラッドベリ作品を読み返しています… 書棚に年代物のブラッドベリだの、タニス・リーだの、クトゥルフ神話が並んでるトコで気づけよ、自分!
第ニシーズンが制作されるなら、ぜひ、ブラッドベリの「何かが道をやってくる」を映像化してほしいな。1983年に一度、映画化されたけど、予告見たら全く惹かれない作品だし。デル・トロ監督風味で、あの世界を見たい~!

ちなみに私の自慢は、マイケル・ムアコックさんとレイ・ブラッドベリさんに直筆サインいただいた本
その時の記事、海が好き編は2009年か… もう、そんなになるんだな。御大が亡くなってから暫くして、既にブラッドベリ家の手を離れた近所の黄色いお家は取り壊され、後の祭りになってから、「なんちゅー事したんや!(怒)」と、市に非難轟々だったのも、今は昔…
企業が不法に放棄し続けた化学物質によって住民が重篤な被害を受ける例は、枚挙に暇がありません。そして大企業に戦いを挑み、非を認めさせた例も。日本なら水俣、アメリカでは、ニューヨーク州のナイアガラ・フォール市で、建設途中で遺棄されたラブ・キャナルという河で発生した水質汚染事件に関して、ジュリア・ロバーツが主役の実話を元にした映画、「エリン・ブロコビッチ」は、PG & Eを相手取って奮戦する姿を描いて、アカデミー賞はじめ、多くの賞を受賞しました。
水道から出てくる水をそのまま飲めるというのは、先進国の条件の一つだと思うのですが、2015年~16年には、ミシガン州フリントの水道水汚染事件、そして、今現在もミシシッピ州ジャクソンで水道水が供給できない事態が続いています。この2市の問題背景には、人種差別と、貧困層を無視…むしろ、踏みにじるような行政のシステムがあります。
そんな事実に憤りつつも、実際には自分とは直接関係ない世界の話、でも、この『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』(Dark Waters)は、普段、自分が使っている物が恐ろしい人体実験の末に商品化され、半世紀以上も有毒であると分かっていたにも関わらず市場に出回り、自分もずっと使っていたことに戦慄します。
問題の物質はテフロン、フッ素炭素樹脂。クリネックスみたいに、商品そのものの名称化していますが、実はデュポン社の登録商標だって。ずっと、テフロンは危険、鍋に傷がついたり剥がれたら使っちゃ駄目って耳にはしてきましたが、便利さに負けて、使い続けてきました。テフロン鍋は、煙が有害だから小鳥や小動物のいるところで使えない。まさに鉱山のカナリア。かくも危険な物質が、しれっとお茶の間に進出したのは、その利便性と、大企業デュポンのマーケティング力のなすものか?
前置き長いですが、映画は、2016年のニューヨークタイムズマガジンのナサニエル・リッチ記者による「デュポン最悪の悪夢になった弁護士(The Lawyer Who Became DuPont’s Worst Nightmare)」を基にした実話。邦題は、この記事を継承してるのでしょうが、なんか安っぽいよねぇ。

映画は1988年、シンシナティの敏腕弁護士、ロバート・ビロットさんが、自分の祖母の知人で農場経営者、ウィルバー・テナントさんから、190頭もの牛が不審死しているのは、デュポン社が有毒物質を廃棄しているせいだからと調査を依頼されるところから始まります。元はと言えば大企業側の弁護士さんであるビロットさんでしたが、実情を目の当たりにし、全てをなげうってデュポン社の欺瞞を暴いていく経過を追っています。
マーク・ラファロがビロットさん、ティム・ロビンズが弁護士事務所のボス、アン・ハザ・ウェイがビロットさんの奥さん。頑固なまでに真面目に真実を負う朴訥とした主役に、マーク・ラファロが当てはまっていました。このご夫婦は信心深く、作中でも、何度も信仰が触れられていましたが、いつもは宗教には余りいい感情を持っていない私も、このご夫婦が諦めること無く真実を追求し続けることができたのは、神様の前では真実を偽ることができない、という、強い信念があるからではないかと思いました。
そして、久しぶりに見たティム・ロビンズ、貫禄たっぷりに知的な上司を演じて超かっこいい!まぁ、私的には、ティム・ロビンズなら何役でもかっこいいんだけどぉw お金にならない仕事を4半世紀も許しているのは、経営者としてファームのことを優先すれば、難しい所もあったに違いありません。それでも、さりげにビロットさんをサポートし続けたのは、弁護士としての矜持なのかも。
作中で本当に関係者がカメオ出演しています。実際のビロット弁護士は50代半ばなのですが、ずっと老けて見える。苦労したんだなぁ…って、思いました。未だ現役で、デュポン社を相手取った訴訟は今も進行中。まだまだ頑張っていただきたいし、この映画を通じて事実が知られ、支援が広がってほしいと思います。
それにしても、マーク・ラファロとティム・ロビンズ、私の好きな俳優さんが二人も出ているのに、2019年11月の公開時には全くレーダー外でした。今回も、シンシナティが舞台だというので見てみたのですが、なんで、この映画がもっと話題にならなかったの?? やっぱ。デュポン社が?
怖い、怖い~と調べてみると、2019年5月のストックホルム条約でPFOA(ペルフルオロオクタン酸)の販売規制が始まり、日本では2021年10月22日に規制が施行されています(経済産業省サイト)。日本での、この映画の公開が、その後の2021年12月って、なんか闇を感じる…
映画の最後に、「PFOAは地球上の生物の体内に蓄積されており、99%の人間の体内にも存在する」と、これまた怖いテロップが流れます。私自身は今更ともかく、もし息子たちが結婚できたら。奥さんにはテフロン鍋使ってほしくないわぁ…
水道から出てくる水をそのまま飲めるというのは、先進国の条件の一つだと思うのですが、2015年~16年には、ミシガン州フリントの水道水汚染事件、そして、今現在もミシシッピ州ジャクソンで水道水が供給できない事態が続いています。この2市の問題背景には、人種差別と、貧困層を無視…むしろ、踏みにじるような行政のシステムがあります。
そんな事実に憤りつつも、実際には自分とは直接関係ない世界の話、でも、この『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』(Dark Waters)は、普段、自分が使っている物が恐ろしい人体実験の末に商品化され、半世紀以上も有毒であると分かっていたにも関わらず市場に出回り、自分もずっと使っていたことに戦慄します。
問題の物質はテフロン、フッ素炭素樹脂。クリネックスみたいに、商品そのものの名称化していますが、実はデュポン社の登録商標だって。ずっと、テフロンは危険、鍋に傷がついたり剥がれたら使っちゃ駄目って耳にはしてきましたが、便利さに負けて、使い続けてきました。テフロン鍋は、煙が有害だから小鳥や小動物のいるところで使えない。まさに鉱山のカナリア。かくも危険な物質が、しれっとお茶の間に進出したのは、その利便性と、大企業デュポンのマーケティング力のなすものか?
前置き長いですが、映画は、2016年のニューヨークタイムズマガジンのナサニエル・リッチ記者による「デュポン最悪の悪夢になった弁護士(The Lawyer Who Became DuPont’s Worst Nightmare)」を基にした実話。邦題は、この記事を継承してるのでしょうが、なんか安っぽいよねぇ。

映画は1988年、シンシナティの敏腕弁護士、ロバート・ビロットさんが、自分の祖母の知人で農場経営者、ウィルバー・テナントさんから、190頭もの牛が不審死しているのは、デュポン社が有毒物質を廃棄しているせいだからと調査を依頼されるところから始まります。元はと言えば大企業側の弁護士さんであるビロットさんでしたが、実情を目の当たりにし、全てをなげうってデュポン社の欺瞞を暴いていく経過を追っています。
マーク・ラファロがビロットさん、ティム・ロビンズが弁護士事務所のボス、アン・ハザ・ウェイがビロットさんの奥さん。頑固なまでに真面目に真実を負う朴訥とした主役に、マーク・ラファロが当てはまっていました。このご夫婦は信心深く、作中でも、何度も信仰が触れられていましたが、いつもは宗教には余りいい感情を持っていない私も、このご夫婦が諦めること無く真実を追求し続けることができたのは、神様の前では真実を偽ることができない、という、強い信念があるからではないかと思いました。
そして、久しぶりに見たティム・ロビンズ、貫禄たっぷりに知的な上司を演じて超かっこいい!まぁ、私的には、ティム・ロビンズなら何役でもかっこいいんだけどぉw お金にならない仕事を4半世紀も許しているのは、経営者としてファームのことを優先すれば、難しい所もあったに違いありません。それでも、さりげにビロットさんをサポートし続けたのは、弁護士としての矜持なのかも。
作中で本当に関係者がカメオ出演しています。実際のビロット弁護士は50代半ばなのですが、ずっと老けて見える。苦労したんだなぁ…って、思いました。未だ現役で、デュポン社を相手取った訴訟は今も進行中。まだまだ頑張っていただきたいし、この映画を通じて事実が知られ、支援が広がってほしいと思います。
それにしても、マーク・ラファロとティム・ロビンズ、私の好きな俳優さんが二人も出ているのに、2019年11月の公開時には全くレーダー外でした。今回も、シンシナティが舞台だというので見てみたのですが、なんで、この映画がもっと話題にならなかったの?? やっぱ。デュポン社が?
怖い、怖い~と調べてみると、2019年5月のストックホルム条約でPFOA(ペルフルオロオクタン酸)の販売規制が始まり、日本では2021年10月22日に規制が施行されています(経済産業省サイト)。日本での、この映画の公開が、その後の2021年12月って、なんか闇を感じる…
映画の最後に、「PFOAは地球上の生物の体内に蓄積されており、99%の人間の体内にも存在する」と、これまた怖いテロップが流れます。私自身は今更ともかく、もし息子たちが結婚できたら。奥さんにはテフロン鍋使ってほしくないわぁ…
バイデン大統領の訪日、ひっそりしてましたね。トランプが来た時の賑々しさに比べたら随分と静かで、トム・クルーズの来日の方が大きく騒がれてた。トランプの時のように、無駄に派手に騒ぐのも、一体、何をしに来たんだ?と、思いますが、国の重要な政治経済、安全の問題より、ハリウッドスターの方が注目を集める状況は、ちょっと哀しいかもですが、その「トップ・ガン マーベリック」を見てきました。
こういった映画は大きな画面で迫力の音声で見たかったから、なのですが、地元の劇場行ったら、一番大きなスクリーンではカートゥーン映画だった…orz この地元劇場、1916年からずっと営業を続けている、オハイオでは最も古い、アメリカでも10番目に古い劇場です。それでも3スクリーンのうち、メインのスクリーンはサイズも大きいし、通常のファースト・ラン映画館と何ら遜色が無いのですが、それがスポンジ・ボブに割り当てられてたので、ちょっと悲しかった。

なんとトーキー時代のオルガンが残ってるんです
いくら懐古映画だからって…orz
席は大方埋まっていましたが、観客の年齢層、高っ!隣のブロックに高齢者住宅があるので、そこからグループで来ていたらしく、特に高齢者多かったのかもですが、に、しても中年以上ばっかだった。私の隣は、娘さん二人と、多分、私と同年代のお父さんでしたが、娘さん達がポップコーン食べながら、リラックスしてるのに対し、お父さんは盛り上がって、ずーっと前のめりで見てました。正直、今時の子が前作を見たら、単純な定型的お話も、登場人物たちのバブリーなキラキラぶりも受けないだろうし、当時としては迫力のあった戦闘機のシーンも、今のレベルではしょぼい、しょぼい。
今作も、前作のパターンをまるっと引き継いでいるので、前作世代には、そこが嬉しいんだけど、若い子には50代の恋愛模様もキツいかもしれないね。かっこいい音楽をバックに、かっこいいトム・クルーズがかっこよくバイクを飛ばしたり、戦闘機に乗ってたり、きれいなお姉さんと恋愛したり、映画版MTVと言われたけど、36年を経て、未だやけに若くて元気、上半身裸で若いもんとビーチでアメフト出来るトムさん以外は、何もかも懐かしい…になってしまった。
トップガンと言えば、この機体な、F15、トムチャットもご老体で頑張って胸熱。私にとっては、F15といえば、「エリア88」のミッキーの愛機なので、映画で見た時は「おお、これが!」と、思ったなぁ。サン・ディエゴの海軍博物館(USS Midway Museum)に実物がいますが、大きくて見栄えのする機体だと思いました。前作では、全容が分らないMIG戦闘機がぼかされてたけど、今じゃ実物が、航空博物館等に飾ってある。時代は変わった。
今回は、海の真ん中の孤島にこっそりウラニウムをため込む敵の正体は明かされず、ロシアのような中国のような、いや、イラクかも?的な。でも、細けぇことはいいんだよ!で、今回のヒロインって誰?(←前作で名前だけ出てきたヒーローの元彼女なんだって)、ヒロインの娘って誰の子?眼鏡かけてる人が戦闘機乗れるの?(視力良くないと戦闘機乗りになれなかったのって過去?)等々、

正にこれです、松田さん
「大人のお子様ランチ映画」って感想を読んだけど、本当に上手く表現していると思いました。観たいものを少しづつ、一つのお皿の載せて、アメリカ国旗も立ってます。映画の前に、ちゃっかり、空軍のリクルートCMやったのは笑った。いや、これ、海軍だし。
実は、この映画への個人的な思い入れは他にも理由がありまして、たまたまロングビーチ港に行ったら、3㎡以上の高さの橋の欄干をよじ登って、湾に飛び降り自殺した人がいて、大騒ぎの最中だったんです。翌日、それが、一作目の監督、トニー・スコットさんだったと知って、あの「トップ・ガンの監督さんが!?」って、かなりビックリしたんです。もう10年も前のことなんだなぁ... 映画の最後に、「トニー・スコットに捧ぐ」、というメッセージが出ます。
こういった映画は大きな画面で迫力の音声で見たかったから、なのですが、地元の劇場行ったら、一番大きなスクリーンではカートゥーン映画だった…orz この地元劇場、1916年からずっと営業を続けている、オハイオでは最も古い、アメリカでも10番目に古い劇場です。それでも3スクリーンのうち、メインのスクリーンはサイズも大きいし、通常のファースト・ラン映画館と何ら遜色が無いのですが、それがスポンジ・ボブに割り当てられてたので、ちょっと悲しかった。

なんとトーキー時代のオルガンが残ってるんです
いくら懐古映画だからって…orz
席は大方埋まっていましたが、観客の年齢層、高っ!隣のブロックに高齢者住宅があるので、そこからグループで来ていたらしく、特に高齢者多かったのかもですが、に、しても中年以上ばっかだった。私の隣は、娘さん二人と、多分、私と同年代のお父さんでしたが、娘さん達がポップコーン食べながら、リラックスしてるのに対し、お父さんは盛り上がって、ずーっと前のめりで見てました。正直、今時の子が前作を見たら、単純な定型的お話も、登場人物たちのバブリーなキラキラぶりも受けないだろうし、当時としては迫力のあった戦闘機のシーンも、今のレベルではしょぼい、しょぼい。
今作も、前作のパターンをまるっと引き継いでいるので、前作世代には、そこが嬉しいんだけど、若い子には50代の恋愛模様もキツいかもしれないね。かっこいい音楽をバックに、かっこいいトム・クルーズがかっこよくバイクを飛ばしたり、戦闘機に乗ってたり、きれいなお姉さんと恋愛したり、映画版MTVと言われたけど、36年を経て、未だやけに若くて元気、上半身裸で若いもんとビーチでアメフト出来るトムさん以外は、何もかも懐かしい…になってしまった。
トップガンと言えば、この機体な、F15、トムチャットもご老体で頑張って胸熱。私にとっては、F15といえば、「エリア88」のミッキーの愛機なので、映画で見た時は「おお、これが!」と、思ったなぁ。サン・ディエゴの海軍博物館(USS Midway Museum)に実物がいますが、大きくて見栄えのする機体だと思いました。前作では、全容が分らないMIG戦闘機がぼかされてたけど、今じゃ実物が、航空博物館等に飾ってある。時代は変わった。
今回は、海の真ん中の孤島にこっそりウラニウムをため込む敵の正体は明かされず、ロシアのような中国のような、いや、イラクかも?的な。でも、細けぇことはいいんだよ!で、今回のヒロインって誰?(←前作で名前だけ出てきたヒーローの元彼女なんだって)、ヒロインの娘って誰の子?眼鏡かけてる人が戦闘機乗れるの?(視力良くないと戦闘機乗りになれなかったのって過去?)等々、

正にこれです、松田さん
「大人のお子様ランチ映画」って感想を読んだけど、本当に上手く表現していると思いました。観たいものを少しづつ、一つのお皿の載せて、アメリカ国旗も立ってます。映画の前に、ちゃっかり、空軍のリクルートCMやったのは笑った。いや、これ、海軍だし。
実は、この映画への個人的な思い入れは他にも理由がありまして、たまたまロングビーチ港に行ったら、3㎡以上の高さの橋の欄干をよじ登って、湾に飛び降り自殺した人がいて、大騒ぎの最中だったんです。翌日、それが、一作目の監督、トニー・スコットさんだったと知って、あの「トップ・ガンの監督さんが!?」って、かなりビックリしたんです。もう10年も前のことなんだなぁ... 映画の最後に、「トニー・スコットに捧ぐ」、というメッセージが出ます。
自分でも、この話題で二日連続引っ張るとは予想していませんでしたが、アメリカではウィル・スミスの暴力を非難する声が多いのことに対し、日本は奥さんへの侮辱を許さなかったとの賞賛が多いという、日米での捉え方の差を興味深いと思いました。
日本では、男性は自分の妻を侮辱されたのだから怒って当然、女性は夫や恋人が自分の尊厳を護るために行動に出てくれれば嬉しいとの声が多いそう。勿論、国外に住む私がネット上で読んだ話なので、実は一部の意見なのかもしれませんが、なんだか判る気がします。
アメリカだと、公共の場で暴力をふるったことが許し難いとの意見に加え、この行動は女性は男性に守られるべき存在であるという事に基づくところが、先ずダメ!と、いう感じ。騎士道精神、今どき流行りません。特に、ネタになったのは、「G.I. ジェーン」で主役のデミ・ムーアが、海兵隊のエリート特殊部隊で男性と対等に見なされない女性兵士が髪を剃り上げて覚悟を示すシーン。正に映画の趣旨の逆をやったわけです。
また、黒人女性はファッションで、ほぼスキンヘッドな髪形にしてる人もいるんですよね。例えば、「ブラックパンサー」の女性戦士たち、そして、「それでも夜は明ける」でアカデミー賞を受賞した時のルピカ・ニョンゴさん。彼女になら、「G.I. ジェーン」ネタも大丈夫だったのにね。

これは、これでカッコいい!
まぁ、ジェイダ・スミスさんがファッションで今の髪形なんじゃなくて、脱毛症だからって、これで世界中に知れ渡っちゃったねぇ... それに、折角の初の黒人チーム率いるアカデミー賞が、おじゃんになっちゃった。でも、何年も注目を集めようとして失敗してきたのに、今年は世界中の熱い視線ですよ。
アメリカで、クリス・ロックが賞賛されることが理解できないというコメントも多く見ましたが、悪趣味な冗談はさておき、平手打ちされた後も、冷静にジョークを飛ばし、淡々と司会を続けたことへの賞賛です。そして、ウィル・スミスが非難されるのは、平手の後にも、放送禁止の4文字言葉を連発し、公共の電波に流したこと。
加えて、このご夫婦、互いに不倫を認めあってる、ジェイダが20歳以上年下の歌手と「もつれた関係」だったが、「夫のウィル公認」と発言して、世間では“公認“不倫と騒がれたことも有名だし、子供達も奇抜なファッションや行動で目立ってるので、お騒がせ一家として認識さていることも、冷めた目で見られている事の一因でしょう。
実に下らない一件ではありましたが、様々なアメリカ文化への問題提議定義のきっかけになったになったと思います。私が思いつくのは、
1.スミスは、その後も最前列に陣取り、男優賞を受賞して賞賛され、その後のパーティーを楽しんだ、つまり、周りは許容している。
2.スミスはロックが格下だから、ああいった行動に出られた。力ある者は、他者をないがしろにしても許されるのか?
3.当事者は二人とも黒人男性だったが、これが白人同士、白人と黒人だったらどういう反応だったか?
4.男性のハゲは笑われるのに、女性のハゲはご法度なのは差別ではないのか。
5.相手を貶めるアメリカン・ジョークは変わらねばならない時代ではないか?
6.でも、やっと、過去のような注目を浴びれたよね?

遂に視聴率を上げる方法がわかったぞ!
(オスカーおじさんも頭に毛がないね)
日本ではかつて、どつき漫才というお笑いのスタイルがありました。その名の通り、ツッコミ役がボケ役を殴りまくり、それを笑うのです。流石に今は廃れて、隔世の感があります。先日の記事の、猫がネズミや小鳥にコテンパンも、この系統ではないでしょうか。また、アメリカン・ジョークは自虐的なものも多く、実は日本のお笑いと相似しているところもあると思います。それに対して、今、起こりつつ変化は、多様性によって、自分とは異なる相手を尊重しなければならない文化が台頭している過程だから、自分とは異なる何かをネタにはできなくなりつつある移行期なのだと私は思います。
日本は基本的に、同じ人種、同じ民族で構成された国です。根底に同族意識があり、「あまえアホか!」の下に「実はわてもアホでんねん」という前提があるから笑える。日本とは、かつては蔑んでも許される弱者(有色人種)の存在があった所が全く異なりますが、元はキリスト教徒の白人、ヨーロッパ系が絶対的立場にあったアメリカも、同じ人種同士では、日本の同族意識と似た部分があるのではないか。だが今は、人種、性的嗜好その他の多様性が重視される時代であり、異なるものへの「差別」が許されなくなってきている。
言ってる側は軽い気持でも、相手が傷付く様な「冗談」は許されません。何億円もする宝石を身につけた雲上人たるハリウッドのスターが一堂に集い、互いをディスり合っても、笑って流す仲良しアピール(?)スタイルは、これを機に変わらざるを得ないのかも。これが更に進むと、政治家をおちょくるような漫画やジョーク、一般庶民が権力者を笑うことがダメになるかも。だって、バイデンさんやトランプさんのハートが傷付くじゃない~
日本では、男性は自分の妻を侮辱されたのだから怒って当然、女性は夫や恋人が自分の尊厳を護るために行動に出てくれれば嬉しいとの声が多いそう。勿論、国外に住む私がネット上で読んだ話なので、実は一部の意見なのかもしれませんが、なんだか判る気がします。
アメリカだと、公共の場で暴力をふるったことが許し難いとの意見に加え、この行動は女性は男性に守られるべき存在であるという事に基づくところが、先ずダメ!と、いう感じ。騎士道精神、今どき流行りません。特に、ネタになったのは、「G.I. ジェーン」で主役のデミ・ムーアが、海兵隊のエリート特殊部隊で男性と対等に見なされない女性兵士が髪を剃り上げて覚悟を示すシーン。正に映画の趣旨の逆をやったわけです。
また、黒人女性はファッションで、ほぼスキンヘッドな髪形にしてる人もいるんですよね。例えば、「ブラックパンサー」の女性戦士たち、そして、「それでも夜は明ける」でアカデミー賞を受賞した時のルピカ・ニョンゴさん。彼女になら、「G.I. ジェーン」ネタも大丈夫だったのにね。

これは、これでカッコいい!
まぁ、ジェイダ・スミスさんがファッションで今の髪形なんじゃなくて、脱毛症だからって、これで世界中に知れ渡っちゃったねぇ... それに、折角の初の黒人チーム率いるアカデミー賞が、おじゃんになっちゃった。でも、何年も注目を集めようとして失敗してきたのに、今年は世界中の熱い視線ですよ。
アメリカで、クリス・ロックが賞賛されることが理解できないというコメントも多く見ましたが、悪趣味な冗談はさておき、平手打ちされた後も、冷静にジョークを飛ばし、淡々と司会を続けたことへの賞賛です。そして、ウィル・スミスが非難されるのは、平手の後にも、放送禁止の4文字言葉を連発し、公共の電波に流したこと。
加えて、このご夫婦、互いに不倫を認めあってる、ジェイダが20歳以上年下の歌手と「もつれた関係」だったが、「夫のウィル公認」と発言して、世間では“公認“不倫と騒がれたことも有名だし、子供達も奇抜なファッションや行動で目立ってるので、お騒がせ一家として認識さていることも、冷めた目で見られている事の一因でしょう。
実に下らない一件ではありましたが、様々なアメリカ文化への問題提議定義のきっかけになったになったと思います。私が思いつくのは、
1.スミスは、その後も最前列に陣取り、男優賞を受賞して賞賛され、その後のパーティーを楽しんだ、つまり、周りは許容している。
2.スミスはロックが格下だから、ああいった行動に出られた。力ある者は、他者をないがしろにしても許されるのか?
3.当事者は二人とも黒人男性だったが、これが白人同士、白人と黒人だったらどういう反応だったか?
4.男性のハゲは笑われるのに、女性のハゲはご法度なのは差別ではないのか。
5.相手を貶めるアメリカン・ジョークは変わらねばならない時代ではないか?
6.でも、やっと、過去のような注目を浴びれたよね?

遂に視聴率を上げる方法がわかったぞ!
(オスカーおじさんも頭に毛がないね)
日本ではかつて、どつき漫才というお笑いのスタイルがありました。その名の通り、ツッコミ役がボケ役を殴りまくり、それを笑うのです。流石に今は廃れて、隔世の感があります。先日の記事の、猫がネズミや小鳥にコテンパンも、この系統ではないでしょうか。また、アメリカン・ジョークは自虐的なものも多く、実は日本のお笑いと相似しているところもあると思います。それに対して、今、起こりつつ変化は、多様性によって、自分とは異なる相手を尊重しなければならない文化が台頭している過程だから、自分とは異なる何かをネタにはできなくなりつつある移行期なのだと私は思います。
日本は基本的に、同じ人種、同じ民族で構成された国です。根底に同族意識があり、「あまえアホか!」の下に「実はわてもアホでんねん」という前提があるから笑える。日本とは、かつては蔑んでも許される弱者(有色人種)の存在があった所が全く異なりますが、元はキリスト教徒の白人、ヨーロッパ系が絶対的立場にあったアメリカも、同じ人種同士では、日本の同族意識と似た部分があるのではないか。だが今は、人種、性的嗜好その他の多様性が重視される時代であり、異なるものへの「差別」が許されなくなってきている。
言ってる側は軽い気持でも、相手が傷付く様な「冗談」は許されません。何億円もする宝石を身につけた雲上人たるハリウッドのスターが一堂に集い、互いをディスり合っても、笑って流す仲良しアピール(?)スタイルは、これを機に変わらざるを得ないのかも。これが更に進むと、政治家をおちょくるような漫画やジョーク、一般庶民が権力者を笑うことがダメになるかも。だって、バイデンさんやトランプさんのハートが傷付くじゃない~
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、一週遅れで見ています。北条政子が主人公の「草燃える」がとても好きだったので、思い出しながら、比べて面白がったりしています。来週(私的に再来週ですが)には、推し武将の源義経役で、推しの菅田将暉さんが登場で、ますます楽しみ!スポーツ漫画によくいる、トンデモ戦略を繰る戦(試合)の天才だけど、それ以外では頓珍漢をやらかすアホの子というキャラクターが好きなのですが、そのオリジンは九郎判官かも?今回のドラマでは、人物紹介に「性格に問題がある」と、あるので、更に楽しみです。
こちらは、源氏側が主体ですが、深夜アニメの「平家物語」は、架空の主人公、琵琶引きの少女、びわの目を通して平家側から、その衰退を見守る作品です。こちらは既に先行で、全11話を見終わりましたが、こちらを先に見ちゃうと、びわの琵琶の養父となった平重盛と、びわとは兄弟のように育った息子たち、武者というよりも都育ちの貴公子たち、その従兄弟の平敦盛、徳子と安徳天皇が可愛い、いい人なので、その末路が分かっているのが辛い。
びわの存在があり得なさすぎるという批判もすのだと知って驚きましたが、青い瞳で未来を見通す、何年経っても全く成長しない(作中でも指摘されています)ので、人間ではない、精霊のような存在ではないかと勝手に解釈しています。座敷童子とか、琵琶の精とか。

とても美しいアニメです
「鎌倉殿」、今のところ一番退屈なキャラクターは主人上の北条義時だよね。兄上は良いキャラだったのに、あっさりと亡くなってしまった。「真田丸」では、草刈正雄さん演じるパパ上が魅力的でしたが、今年も坂東彌十郎さんの時政父上がいい。歌舞伎の人だけに、合戦時の立ち居振る舞いも絵になってますね。とはいえ、北条家の盛衰は、尼将軍、政子の姉御に、日本のマクベス夫人、牧の方と、女性たちの暗躍がキモだけに、そこもじっくり、えぐ~く描いていただきたいです。
草燃ゆるの政子役、岩下志麻さんは綺麗だったなぁ... 鎌倉殿の頼朝公、この情けなくも愛される仕殿は大泉洋さんならではですよね。配役の妙。草燃えるの石坂浩二氏も女好きで奥さんのお尻に魅かれる代将軍を飄々と演じていました。源頼朝と伝えられる、あの白面の貴公子像は実は別人と今では言われていますが、高校の教科書の頼朝公イメージが払拭できません。うん、女好きそうな顔やしな~
こちらは、源氏側が主体ですが、深夜アニメの「平家物語」は、架空の主人公、琵琶引きの少女、びわの目を通して平家側から、その衰退を見守る作品です。こちらは既に先行で、全11話を見終わりましたが、こちらを先に見ちゃうと、びわの琵琶の養父となった平重盛と、びわとは兄弟のように育った息子たち、武者というよりも都育ちの貴公子たち、その従兄弟の平敦盛、徳子と安徳天皇が可愛い、いい人なので、その末路が分かっているのが辛い。
びわの存在があり得なさすぎるという批判もすのだと知って驚きましたが、青い瞳で未来を見通す、何年経っても全く成長しない(作中でも指摘されています)ので、人間ではない、精霊のような存在ではないかと勝手に解釈しています。座敷童子とか、琵琶の精とか。

とても美しいアニメです
「鎌倉殿」、今のところ一番退屈なキャラクターは主人上の北条義時だよね。兄上は良いキャラだったのに、あっさりと亡くなってしまった。「真田丸」では、草刈正雄さん演じるパパ上が魅力的でしたが、今年も坂東彌十郎さんの時政父上がいい。歌舞伎の人だけに、合戦時の立ち居振る舞いも絵になってますね。とはいえ、北条家の盛衰は、尼将軍、政子の姉御に、日本のマクベス夫人、牧の方と、女性たちの暗躍がキモだけに、そこもじっくり、えぐ~く描いていただきたいです。
草燃ゆるの政子役、岩下志麻さんは綺麗だったなぁ... 鎌倉殿の頼朝公、この情けなくも愛される仕殿は大泉洋さんならではですよね。配役の妙。草燃えるの石坂浩二氏も女好きで奥さんのお尻に魅かれる代将軍を飄々と演じていました。源頼朝と伝えられる、あの白面の貴公子像は実は別人と今では言われていますが、高校の教科書の頼朝公イメージが払拭できません。うん、女好きそうな顔やしな~
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Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CAを経て、今はオハイオに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。
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