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ルート66が消えた日

 アメリカのマザー・ロード、イリノイ州シカゴからカリフォルニア州ロサンゼルスまでの2,488マイル(3,755㎞)、8州を貫く国道66号線、(ルート66)は、1926年に国道指定され、翌年に道路標示が立てられましたが、1985年の今日、6月27日に州間高速道路が発達したことで、かつての主要道路としての役目を終えて、廃線になりました。

 今でも、都市のビジネス・ロードとして使われている区間もあれば、消滅してしまった区間もあり、また、レトロな街並みの中に歴史街道として保存されている区間もあって、オリジナルの80%は当時の道をたどることが出来るそうです。多くの歌や映画等の中にその名を残すRoute 66は、アメリカの古き良き時代の象徴の一つであり、アメリカ人の郷愁を掻き立てるようです。

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ピクサーの「カーズ」は、元々は「ルート66」ってタイトルだったそうですよ

 因みに、「母なる道」って呼び名は、スタインベックが、「怒りの葡萄」のなかで使ったのが始まりだそうです。悲しいお話でしたが、私もニューヨークのマンハッタンから初めて、州を転々としながら西海岸へとアメリカ大陸を移動しました。そして、オハイオに転職し、ロサンゼルスから2日半かけて車を持ってきた時は、セントルイスまで、ルート66とほぼ平行した高速道路を走ってきました。時間が限られていたので、朝早くから、暗くなるまで、トイレ休憩と食べ物の購入を兼ねた給油以外は、ずーっと走りっぱなしでしたが、もし、逆の方向に運転する機会があれば、ルート66を巡ってみたいな。

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リアル・メーターのいる世界

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アメリカでのヘアカット

 夏なので、髪を切りました。普段は、その辺にあるチェーン系の安い美容院で、思い付いたらヘアカットしてたのですが、前回、ご近所のお店で切ってもらったら、びっくりするほど下手だった!ので、今回はダブリンの日本人のスタイリストさんにお願いしました。お高いのかな…と内心ビクビクしていましたが、お手頃価格で、かわいくカットしてもらえて幸せです。

 アメリカのヘアサロンは、一つのお店の中にステーションがいくつかあって、美容師さんたちがそれを借りるという形態が多く、同じチェーン内、お店でも、すっごく上手な方もいれば、トホホな方もいて、ほぼギャンブル。一度、うまい肩を見つけたら、次からは指名すればよいのですが、根無し草でアメリカ中をごろごろ転がっている私は、行く先々で一発勝負の繰り返し。

 アジア人の真直ぐな髪は、少々下手なカットでも形になるウェイビィーな髪とは違って、なかなかカットが難しい。綺麗に揃えたと思っても、ちょっと頭を振ったら、切り損ねた束がちょこんと出てきたり、ちょっと流行の前髪ぱっつんスタイルなんて、綺麗に水平に直線に切るのは実は超絶テクニック…と、美容師歴半世紀以上の母からの受け売りですが、私も過去に、前髪を切り揃えるだけのはずが、思いっきり斜めになっちゃって、短い方に合わせたら、眉毛よりずっと上になっちゃう。そんな、世間様に堂々と晒せるような顔でもありませんので、それ以上揃える努力は諦めて、削いじゃってくださ~い!ってお願いしたこともありました。ボブ維持のはずが、昔懐かしウルフカット風になって出てきたよ。

 実は私に似てストレート髪の上息子が何年も髪を切らなかったのも、お椀被せたみたいなカットで変てこりんな髪形にされたので、いっそ伸ばした方がマシ、ってなっちゃったのがきっかけでした。昨春に遂に切った時、1メートル以上あったそう。かなり痛んでいたと思うのですが、ちゃんとカツラ用にガン協会に寄付できたので結果的に目出度し、目出度しでした。

 アメリカでヘアカットする時、スキルがあってセンスもいい人を知っている場合以外で、先ずはトライアル的というか、背に腹は代えられぬ、って時は、出来ればアジア人にお願いするのが無難かも、と、思います。ちなみに私、一般に手先が器用で丁寧なので、歯医者さんも東アジアの女性が好き。

大きい犬まみれで天国でした

 愛犬連れて、いつものご近所ドッグパークより、少し遠くの、アラム・クリーク州立公園内のドッグパークに行ったら、グレートデーンのオーナーさんたちの集まりで、10頭近くのグレートデーンがいましたよ!

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大きい~!かわいい~!

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優雅です。

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モカは自分も大きな犬だと思っているフシがある。


 たいそう幸せでした~!その名の通り、川沿いの、この公園では、ドッグパーク横にドッグビーチが併設されているのですが、今年の異常な雨続きで、川の水位が上がり、陸部分が普段の4分の一程度になっていました。古くからこの地域の住む方のお話によると、こんなに水位が高いのは、1975年以来だって!これも異常気象なのかしら…

子だくさんのカモ母さん

 今年初めに引っ越してきたこのアパート、決め手は、お部屋が南向きで貯水池に面していること。前のアパートの貯水池には、多くのカナダ雁が住んでおり、春先には卵を温め、子育てをする姿があり、池に面したお部屋が羨ましかったの。

 今は部屋の窓から池が見えるし、夜は割と暗いので星も見える。ドアのそばに前に白い木蓮の木が立っており、とてもいい匂い… 不満はないけど、コロンバス周辺にはどこにもいる、雁の巣はありません。糞害が凄いので、アパート側が管理してるのだと思います。通路がフンだらけは困りものだけど、雛を楽しみにしていたので、ちょっとガッカリ。でも、多分、卵や子育てを見ない理由は、池を隔てた向かいの農家の住民のせいかと。

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雨上がりに翼の虫干し中のお向かいさん。鷲?鷹?かなり大きいです


 でも、ここ暫く、かものお母さんが子鴨たちを引き連れて、池の周りでくつろぎに来るようになりました。で、この一家なんですが、えらく子沢山。今の所、いつも7羽の子鴨と一緒です。

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この子達、全部、この鴨母さんの子供??

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たまに鷺も来る

 この池、泳ぐネズミみたいなのも水辺に住んでるし、私はメダカみたいな小さい魚の群れしか見たこと無いけど、魚もいっぱい釣れるんだって。たまに、近所の子供やモルモンの兄ちゃんたちが釣りしてるけど、「いっぱい釣れる」って皆が言う割には、私は釣れたとこも見たこと無いんだな。

 でも、何よりカエル王国で、びっくりするような大きなカエルがたくさん住んでいます。夜になると結構うるさい。ケロケロなんて可愛い声ではなく、ブーヒーブーヒーって感じの、ふいごみたいな声で毎晩、大合唱。夜はお池で合唱会、楽しいな、楽しいな、と、ゲゲゲの鬼太郎の節で歌ってしまう私。

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おまけ。カナダ雁の団体さん。雛はもうかなり大きくなってる

香港、自由と民主主義への戦い

 香港のデモは、天安門事件の起きた6月4日直後だったので、最初はてっきり天安門の30周年(もう、そんなになるのね!)のデモかと思っていました。でも始まりは、刑事事件の容疑者を中国本土への引渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案への抗議でした。これが可決されれば、反体制派とみなされた人々の本国連行が可能になります。今回の抗議行動のリーダーたちは、この案が通れば正に本土連行の末、懲役対象になってしまうでしょう。それほどに、勇気ある行動だったのです。

 この件を説明するラジオの番組によると、元々は、若い香港人カップルが台湾に旅行に行った時に、夫が妻を殺害、スーツケースに詰めて放棄の後に帰国。台湾と香港の間の刑事事件取り決めでは、香港で犯人を逮捕して法で裁けないんで、じゃ中国本土に引き渡して、そこで裁こうってのが始まりだそうです。実に複雑。これだけ聞けば、真っ当ですが、香港に住んで中国政府に関する記事を書いていた外国人ジャーナリストですら、中国本土で身柄を拘束されたり、香港市民が本土で行方不明なんて事例にも事欠かないそうですから、この台湾での事件を利用して、本土政府が香港司法制度への介入を謀ったって、普通、思うよね?

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ネットで話題になった、救急車に道をあける抗議者たち


 香港では、暴動などではなく、200万近くもの人々が黒いシャツを着て行進するという抗議行動には、ガンジーの説いた「非暴力、不服従」の精神が感じられ、市民の成熟度が伺えます。デモ側に暴力行動がないのに、催涙ガス等で暴力的に制圧しようとする警察のせいで、かえって香港市民への国際的な支持が強まったように思います。一方で、警察側の軽率な判断には、本国の意思があったのでしょうか?

 15年近く前、ラジオ番組の中で急伸してきた中国を、「身体は成長し、力は強いけど、中身は成熟していない、アメフトのスターの高校生」と例えていましたが、その頃から本土の政府は経済力の伸びと共に、どんどん増長するばかりで、熟成したとは言い難いように思います。世界の失笑をかっている、習近平に似てるから、くまのプーさん禁止なんて規制は、明らかな証拠でしょう。

 この案の審議の無期延期の発表に続き、現地時間の18日に、キャリー・ラム行政長官が、中国本土への容疑者引渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に対する混乱について謝罪したことで、一応は、香港市民の勝利と思っていいのでしょうか?でも長官は辞任しないし、条例の撤回も未だ公にしていないので、今後とも、あの手この手で香港の取り込みを謀ってくるでしょう。

 一国2制度の原則に明白に背く、この改正案がきっかけとはいえ、これは、天安門と同じ、自由と民主主義のための戦いです。30年を経ても未だ、本土では共産党の独裁体制に揺るぎが見られません。でも香港市民は、これからも常に目を光らせ、断固と戦い続けてほしい。今回の断固たる香港市民の皆さんの行動が、世界に中国政府の反民主的さを知らしめることで、ウイグル、チベットに対する弾圧からの開放への道へもつながればいいなと思います。

 しっかし、香港弾圧や規制強化で、外国企業が逃げ出したら、経済的に大打撃。貿易を巡って喧嘩中のトランプ政権も、るチャンスだとばかり、突っ込んでくるんじゃないかな?中国共産党は、自分たちの首を絞めると思うんだけど、それでもヤダヤダ!俺たちの言うこときかなきゃヤダ!って、子供っぽい権力亡者ある。アメリカにも、同じようなのがいるけど、こういうのが権力を握ると、本当に手に負えないね。

嫌な予感

 アメリカを中心に、世界情勢が嫌な方向に向かっているようで、心配です。北朝鮮に歩み寄っておきながら侮辱的な態度で決裂、しかもアメリカ側が先制核攻撃をちらつかせる事態に。中国との貿易戦争が激化する一方で、中国と北朝鮮が接近、蜜月的な時を経ての、ロシア、プーチン大統領への裏切り行為とも見える仲たがい、止まらない中南米からの移民の波とメキシコとの国境を巡る強圧的な態度、そこへ先日のタンカーへの攻撃です。

 日本を含め世界的には、イラン政府の仕業であるというトランプ政権の主張に疑問を唱える声の方が多いように見えますが、日本の首相が平和交渉で訪問中にわざわざ、その国の操業する船を攻撃って、普通に考えても百害あって一利無しではないでしょうか?実際、イラン政府は無関係を主張し、日米マスコミでも色々な説が唱えられていますが、このままトランプ政権の主張の押し切られてしまうんだろうな。

 昨年、2015年にイランが米英独など6カ国と締結した核合意を破棄し、経済制裁によってイランの原油輸出を半減させて経済を悪化させたトランプ政権は、更にイランを追い詰め、衝突に持っていくための引き金として、自作自演でタンカーを攻撃した、という陰謀論が聞こえてきますが、そんな陰謀論が出るほどに不自然だと思います。この船の船籍はパナマ、攻撃を受けたもう一隻の船籍はノルウェー。どちらも、イランが襲って益があるとは思えない。

 オバマ政権が達成した15年の核合意(JCPOA)の破棄は、とにかく、何がなんでもオバマ大統領の功績を全部ひっくり返したいらしいトランプのバカらしい行動の一環かもしれませんが、それが引き起こす被害の甚大さ、深刻さを考えれば、まさか、そこまで馬鹿ではないだろうと思いたいですが、国境に集まる中南米からの移民希望者たちへの非人間的な‘対応を鑑みるに、今の政権には、世界中のどんな人にでも人権があるという概念が欠けているのではないかとすら思っていまいます。

 同時に、自国の労働者たちが被る損害も無視して、経済制裁で脅迫し、自分たちの要求を外国政府に飲み込ませようとする態度には、自分たちの欲を満たすためには、自国民を犠牲にするのも全く厭わない冷酷さが見えます。アメリカは、さらに中国製品に対する関税対象品の拡大を発表で、携帯電話は、庶民の手の届かない高級品になるかも??今でも十分、高いのに~

 そしてインドは、合衆国からの輸入品に対する追加関税を発表。これは、トランプ政権の鉄鋼やアルミニウムの輸入製品に対する追加関税と、インドを一般特恵関税制度(GSP)の適用対象国から外す大統領布告への対抗措置で、リンゴやアーモンドが最高70%の関税対象に。あたし、インド産のシナモンが大好きなんですけど、これも高くなるのかなぁ?因みにこれも、オバマ大統領の、インドへの中国進出を懸念した関係強化政策の逆を行くものです。

 トランプの貿易チキンレースのとばっちりは全て、我々一般庶民が被るのに、2020年大統領選のキャンペーンを始めたトランプのもとに熱狂的支持者が集まるのは、一体なぜ?私には、全く謎。実は私の周りにも、トランプは問題もあるけど、良いこともしてるって人が多いのです。で、トランプに全く「良いこと」が見出せない私は、具体的にどこがよいのか、すごく知りたい。で、きいてみると、先ず出てくるのは、今んとこ誰に聞いても、移民対策で頑張ってるっていうんですね。私とか、自動車産業で働いてるんで、メキシコに関税とか掛けられると、会社が困る。会社が困ったら、お給料も上がんなくて悲しい。

 実際に流入する不法移民と接する機会のある国境付近のテキサスやカリフォルニアに住んでるのでもなく、税金払わない不法移民に資金を費して苦しい市の財政がさらに逼迫されたり(これは、彼らを雇ってる方が悪いと思うけど)、免許持ってない不法移民に車ぶっつけられて逃げられた経験がある(わたしゃ2回もあるわい)でもなく、でも一方で、州の主要産業である農業や畜産を助けてくれる、中な米からの季節労働者のお陰で、新鮮なイチゴも楽しめるわけでもない、中西部のオハイオの人が、ニュースだけ見て、移民政策賛成とか言ってるのって、これが、この熱狂的トランプ支持に繋がってるんだなぁ、って気がする。

 永住権を持つ日本人までもが、移民対策は良いことだと言ってのを聞くと、明日が我が身、白人じゃない私たちの永住権だって、次も自動的に更新できるかどうか分からない、って思っちゃう私は、理不尽にトランプを嫌いすぎるあまり、杞憂してるのかしら?

ワーシントン・アート・フェスティバル

 今日の天気予報は一日中、雨時々雷でしたが、お昼前には晴天になったので、諦めていた、コロンバス郊外のワーシントン市で開かれているアート・フェスティバルに出かけました。オハイオや近接のケンタッキー州からのアーティストを募った、気軽な市のフェスティバルでなので犬も連れていく。平日は、会社に行ってる間、ずっと放置なので、せっかく晴れた週末なのに、何時間も犬をお留守番させるのって、ちょっと罪悪感なんです。

 気軽な、とは言っても、決してレベルが低いのではなく、先日、コロンバスのアート・フェスティバルで見たと同じアーティストも参加していました。ちょっとはお安くなってるかも?なんて、目論見は外れましたが、手の届くレベルの親しみやすい作品もたくさんありました。私は、わんこ型の、陶器製ウィンドチャイムを買ったよ。それから、ピンクのティアドロップ型が可愛いローズクーツのシルバー・ペンダント。いつも付けてたペンダントを失くしちゃったので、暫くはこれを首にかけるつもり。私は、色々とジャラジャラさせるのが好きな女。

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色がとても綺麗。写真だと判らないけど、光によって表情が変わるの。素敵

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 この人の作品には、とても惹かれました。広くて、直線的デザインのコンテンポラリーな居間の白い壁に掛けたい。絵の前にはグランドピアノ、黒皮のソファに白いムートン敷いて、ジャズが流れてたりすると、とてもいい。

 こんな妄想ができるのも、アートに触れる楽しみの一つ。犬は、他の犬たちと挨拶したり、そこら中で撫でてもらってご機嫌、私も楽しかったv

ジャズ&ブルース・フェスティバル

 今年も、コロンバス郊外、ガハナ市の、Creekside Jazz and Blues Festivalで、バーボン・ウイスキー試飲のボランティアしてきましたv 去年の経験で、すっかり味をしめてしまったのですが、今年も行ってみると、去年と同じ顔ぶれがいました。

 昨年は、おひさまカンカン照りで、暑くて大変でしたが、今年は生憎の雨。ウイスキー味見のテントは、ボランティアの集合書である古い教会の中に移動。教会でお酒を飲むという背徳感が、なかなかいいよね。偶然にも2日続いて教会絡みで、昨日は、ステンドグラスを中から見てみたかった地元のカトリック教会が、コミュニティーのお祭りを開いていたので、この機会にと行ってみたのですが、お祭りの目玉はカジノだった。日本人の私には、宗教とギャンブルって合い受け入れなさそうな気がするのですが、カトリック的には、そうではないらしい。

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今年のラインアップ

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ジャズのステージ。演奏しているのは、Wearher Reportのナンバー

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ブルースのステージ。音響がイマイチで残念だったけど、観客はノリノリ


 フードトラックで食べ物を調達し、カクテルやビールと一緒に、生演奏を楽しむ。そして、ウイスキーのお味見も。贅沢だよね~o(^▽^)o

来年もボランティアする!

私って隠れデブだったの?

 会社のクリニックで、定期身体検査を受けました。コレステロール値が高いのは遺伝、血糖値が高いのは、元より要注意で食生活や運動に気を付けてたのに、数年前に紫斑病という妙な免疫系の病気で肝臓の機能が落ちたことに加えて、治療ののためのステロイドで上がってしまい、専門医にも「どう頑張っても、アンタの肝臓はもう十分なインシュリンを作れないんだわ~」と言われたので、糖尿病レベルにまで上がらないようコントロールし続けなきゃならない、血圧だけはマトモで、なんとか3高は免れているところだけど、ヨッパ注意しなくっちゃね。

 検診医は、「コレステロールも血糖値も高いけど、アンタは健康!」と、太鼓判を押されましたが、どんな「健康」やねん…orz それより気になるのは、BMIが18しかないのに、体脂肪率が32という事実。確かに骨格が細くて、正面から見たら痩せてるけど、横から見ると樽なんだわ… 脂肪肝ってのんですか?腸の周りに脂肪がべったりですか!?

 検診医曰く、「いやいや、あくまでも率だから、脂肪に比べて筋肉がないってこと。あ、体重は減らし過ぎると良くないから。ダイエットとかせずに、筋肉付けてください」だって。 筋肉が少ないってことは、基礎代謝が低い。あー、たしかにあんまり汗かかないわ。筋トレしなあかんわ。「重りを持って腕を上げ下げするといいです」と、言われましたが、50肩で腕上がんないんですけど… 
「まぁ、そのうち治りますよ。はい、アンタは健康そのもの!良かったね~!」 だから、コレステロールが高くて、血糖値がやばくて、体脂肪率もやばくて、五十肩で、一体、どこが「健康そのもの」やねーん!!!

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心臓と脂肪の会話
心臓:どうやって、そんなにいつもポジティブでいられるんだい?
脂肪:自分が大好きだからね!

心臓:でも君は、沢山の人に嫌われてるじゃないか

脂肪:大丈夫。誰かが幸せだと、不幸な人は不快になるんだよ。

心臓:妬んでるんだ。
脂肪:そういうこと!(ボヨン、ボヨン)

 先ずは、紫斑病になるまでやってた、会社でトイレに行った時や、家で電子レンジ使用中とかの空き時間にスクワットから始めようかと。紫斑病で松葉杖付いてる間に筋肉がすっかり落ちて、骨に皮が張り付いている、しかも紫の水玉模様付き、って状態になっちゃったからなぁ… 目指せ、筋肉!

オハイオの秘宝、Shunormeier Gardensへ

 去年、その存在を初めて知ったものの、都合が合わず行けなかったhttps://www.schnormeiergardens.org” target=”_Blank”>”シュノ―マイヤー庭園,一年越しにやっと訪れることができました。個人宅のお庭で、昨年までは一年の間、週末3日間だけ一般公開されていたのが、今年から6月中の週末になって、訪れ易くなりました。

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 個人のお宅と聞いていたので、こじんまりしたテーマ別のお庭が続いているのかと思っていたら、広大な敷地に、日本庭園、中国庭園、草原、渓流等のテーマ別に散らばっているというスケールの大きさに(@_@)。駐車場もお庭の一部を囲って設えたものでした。どんだけ広いの~?って、驚きました。敷地は75エーカーあるそうですが、周辺も普通に90エーカーの土地が売出し中とか、ご近所もだだっぴろ~い芝の小山の彼方、てっぺんに家が建ってるようなエリアだった。

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オーナー、テッドとアンのシュノーマイヤーご夫妻


 家族連れやカップル、おばさんグループ等、結構な人出でしたが、殿書く広いので混んでる感じは全くありません。不思議とアジア人が目立つのは、やっぱりアジア風を意識したお庭だからかも。インド人、中国人の家族連れが特に多かったけど、日本人も好きそうな感じなのになぁ…

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結婚式の記念写真を撮影していました

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日本風の茶室

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ハナミズキと蓮の花の静かな一角。私はここが一番好きだった


 お庭の中央に建つ、モダンなお屋敷、ご主人が普通に住んでるのかなぁ?日常的に、せせらぎの音を聞きながら、日本風の茶室でお茶をたてたり、中国風の東屋で夕涼みはとても優雅ですが、あんまり広すぎて、お庭を一周散歩するだけで大変そう。これだけの広さを維持するのも大変で、上記のウェブサイトには、どうやってシカやカナダ雁被害に対策しているか、というページがありました。

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広いお池の前には、人魚姫の像のレプリカ
その向こうにフランク・ロイド・ライト風の邸宅

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ピンクや白の蓮の花が満開

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蓮池には蛇さんが住んでた。いい所にお住まいですね


 奥さんのアンさんは2017年に亡くなられ、84歳のご主人の今の仕事は「庭園のオーナー」なのだそうですが、門を入ってすぐにビジター用のオフィスがあったり、トイレの建物もあって、個人宅とは思えないほど、一般外来用設備が整えられています。1996年から造り始めて、少しづつ進化してきたお庭、いつかは(失礼だけど、もう高齢だし)には美術館にでもするのかなぁ?

 アメリカでは、お金持ちが亡くなった後に、美術館にして公開されているお家がたくさんあります。オハイオ内なら、シンシナティのタフツ美術館、ワシントンD.C.のフィリップス美術館が浮かびますが、ここは、広いお庭も含めて、かつての住宅がそのまま美術館になっている、LA郊外パサデナのハンティントン・ライブラリーを彷彿させます。せっかく、ここまで整備したんだから、結婚式場を兼ねたイベント会場にして収入源に?でも、ここはちょっと辺鄙だなぁ… とか、色々と勝手な想像に浸ってしまいました。我ながら不謹慎です。すみません。 
  
 お庭を歩いた後は、ここまで来たのだから、と、車で20分ほど先のユティカ村へ。人口2000人ちょっとの小さなコミュニティーですが、ベルベット・アイスクリーム社の本社と工場があり、ちょっとした観光地になっているのです。年に一度のアイスくルーム・フェスティバルには、とても盛り上がるらしい。週末なので、工場見学はありませんでしたが(私は工場見学が大好き)、フレッシュなアイスクリームは美味しかった。普通にスーパーで買えるアイスなんだけど、やっぱ本場(?)で頂くのって特別だよね。

 家族連れだけではなく、バイカー達でも賑わっており、シェルターでパーティーをしているグループや、池で釣りをしている子供達もいるし、遊具のある公園もあって、ご近所の憩いの場にもなっている感じでいた。

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売店とレストランのある「Ya’Old Mill」は、1816年の粉ひき水車を再建したものだそう

 アイス食べて、お腹いっぱいになったので、周辺をぶらぶら歩いていたら、自然遊歩道への看板を発見。カロリー消化のために少し歩くかと、森の中を暫く行ったら派手な水音が聞こえたんで、川縁に降りたら、わんこ達が水遊び中でした。あらカワイイ、お写真とっていいですか、と、飼い主さんに聞いたら、OKをもらったので、カメラを構えた途端、

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おばさーん、これ投げてー!ぐはっ!


お天気にも恵まれて、楽しい充実した一日でした…が、家に帰ったら、お洗濯www
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sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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