Archive | 2019年09月01日
シンシナティ美術館で開催中の、着物に関する特別展示を見に行ってきました。同時開催中の「バーニング・マン」展示が、明日が最終日なので、無茶苦茶に混んでた。抜かった。

美術館入場は無料ですが、目当ての「Kimono: Refashioning Contemporary Style (着物・現代スタイルへの再ファッション化)」は、特別展示なので、10ドル。いっつも思うけど、結構お高いわぁ...
1870年代から現代に至る、着物や、その織物、スタイルに注目した展示は、京都服飾文化研究財団と、サン・フランシスコのアジア美術館との協賛による、「着物の、ファッションに対する永続的な影響を称える本展示は、日本が開国した19世紀半ば以降、素材やかたち、装飾的なモチーフにインスピレーションを得て、西洋のファッションデザイナーや、その他のアーティストたちが創造し続けてきた、ジャポネズムを追った作品を紹介(美術館サイトより、エキシビットの紹介文。わにこ訳)」
着物の生地を使って、なんちゃってドレスを作るのかな?なんて、私の予想は超失礼。打掛のような、豪華絢爛、金糸、銀糸の刺しゅうを施したドレスと靴、合わせ襟や帯、直線断ちを取り入れた、なんとなく着物っぽい要素が感じられるデザインや、日本的な文様のシルクを使った夜会服等、ココ・シャネルを筆頭に、当代のスター・デザイナーたちのオートクチュールが、浮世絵や、日本テーマの西洋画、そして20世紀初頭の着物とともに展示されていました。かなり近くから見られるので、その詳細の繊細さには、感銘を覚えるほど。

なるほど、着物!って感じの作品もあれば、どの辺りが着物?ってのも

白羽二重に刺繍で花嫁衣装の打ち掛けみたい

これはデザインも着物っぽい

アメリカで売ってるKIMONO'的な、バスローブみたいなアレンジ。これ好き

素敵!と、思ったら、ガブリエル(ココ)シャネルの作品でした
流石に、これだけ素敵なドレスが並んでる中でも、目を惹くなぁ
展示は二部に分かれ、一方は現代のアバンギャルドな作品の展示。こちらは残念ながら、撮影禁止でした。個人コレクションだからかなぁ?ここでは、三宅一生の折り紙ドレスや、コムデ・ギャルソンの川久保玲、渡辺 淳弥の前衛的な作品に加え、勘弁して~と思うようなな、スケスケの超ミニ着物に帯という、ストリッパーさん用ですか?なドレス(?)。ブラックジャックの漫画を1ページ丸々プリントしたT-シャツ、全身に漫画の効果音の描き文字をちりばめたスーツ、キャンディ・キャンディの顔がモチーフのワンピース(著作権で揉めて封印された作品なのに、このデザインの場合はどうなってるんだろう)等、幅広いセレクション。
様々の布をはぎ合わせたスーツ(さぞや、お高いんでしょうね)の横に、同じコンセプトな、えらくくたびれた上着が飾ってあったので、これもファッションなのかと思ったら、「Boro」って説明札が付いてたわwww
時間をかけて、写真を取ったり、しみじみ細部を眺めた後は、カフェでランチ。私は、美術館の質と、その館内にあるカフェ・レストランのレベルは正比例すると思う。私が体験した中で「ここ最高!」なのは、LA近郊、サンタ・アナのBowers美術館と、マリブのゲティー・ヴィラ、そしてワシントンD.C.のナショナル・ギャラリーです。美術館としても、何度行っても訪れた価値があると満足できるし、そのカフェの雰囲気やお料理も素敵なのだな。
ここ、シンシナティもカフェも好き。美術館そのものも好き。でも、ここのカフェは3時までしか開いてないので、最後に撮った写真を確認しながら、カフェでコーヒーを頂く、という贅沢ができないのが残念!

イチゴとほうれん草のサラダ、トマトのクリーミースープとピニョ・グリージョ
前回来た時も、そのまた前も同じメニューを頂いたような気がする…
お腹が満たされ、ワインで気分がよくなったところで、駐車場が一杯になってた理由の「バーニングマン」の展示を見に行く!
(続く)

美術館入場は無料ですが、目当ての「Kimono: Refashioning Contemporary Style (着物・現代スタイルへの再ファッション化)」は、特別展示なので、10ドル。いっつも思うけど、結構お高いわぁ...
1870年代から現代に至る、着物や、その織物、スタイルに注目した展示は、京都服飾文化研究財団と、サン・フランシスコのアジア美術館との協賛による、「着物の、ファッションに対する永続的な影響を称える本展示は、日本が開国した19世紀半ば以降、素材やかたち、装飾的なモチーフにインスピレーションを得て、西洋のファッションデザイナーや、その他のアーティストたちが創造し続けてきた、ジャポネズムを追った作品を紹介(美術館サイトより、エキシビットの紹介文。わにこ訳)」
着物の生地を使って、なんちゃってドレスを作るのかな?なんて、私の予想は超失礼。打掛のような、豪華絢爛、金糸、銀糸の刺しゅうを施したドレスと靴、合わせ襟や帯、直線断ちを取り入れた、なんとなく着物っぽい要素が感じられるデザインや、日本的な文様のシルクを使った夜会服等、ココ・シャネルを筆頭に、当代のスター・デザイナーたちのオートクチュールが、浮世絵や、日本テーマの西洋画、そして20世紀初頭の着物とともに展示されていました。かなり近くから見られるので、その詳細の繊細さには、感銘を覚えるほど。

なるほど、着物!って感じの作品もあれば、どの辺りが着物?ってのも

白羽二重に刺繍で花嫁衣装の打ち掛けみたい

これはデザインも着物っぽい

アメリカで売ってるKIMONO'的な、バスローブみたいなアレンジ。これ好き

素敵!と、思ったら、ガブリエル(ココ)シャネルの作品でした
流石に、これだけ素敵なドレスが並んでる中でも、目を惹くなぁ
展示は二部に分かれ、一方は現代のアバンギャルドな作品の展示。こちらは残念ながら、撮影禁止でした。個人コレクションだからかなぁ?ここでは、三宅一生の折り紙ドレスや、コムデ・ギャルソンの川久保玲、渡辺 淳弥の前衛的な作品に加え、勘弁して~と思うようなな、スケスケの超ミニ着物に帯という、ストリッパーさん用ですか?なドレス(?)。ブラックジャックの漫画を1ページ丸々プリントしたT-シャツ、全身に漫画の効果音の描き文字をちりばめたスーツ、キャンディ・キャンディの顔がモチーフのワンピース(著作権で揉めて封印された作品なのに、このデザインの場合はどうなってるんだろう)等、幅広いセレクション。
様々の布をはぎ合わせたスーツ(さぞや、お高いんでしょうね)の横に、同じコンセプトな、えらくくたびれた上着が飾ってあったので、これもファッションなのかと思ったら、「Boro」って説明札が付いてたわwww
時間をかけて、写真を取ったり、しみじみ細部を眺めた後は、カフェでランチ。私は、美術館の質と、その館内にあるカフェ・レストランのレベルは正比例すると思う。私が体験した中で「ここ最高!」なのは、LA近郊、サンタ・アナのBowers美術館と、マリブのゲティー・ヴィラ、そしてワシントンD.C.のナショナル・ギャラリーです。美術館としても、何度行っても訪れた価値があると満足できるし、そのカフェの雰囲気やお料理も素敵なのだな。
ここ、シンシナティもカフェも好き。美術館そのものも好き。でも、ここのカフェは3時までしか開いてないので、最後に撮った写真を確認しながら、カフェでコーヒーを頂く、という贅沢ができないのが残念!

イチゴとほうれん草のサラダ、トマトのクリーミースープとピニョ・グリージョ
前回来た時も、そのまた前も同じメニューを頂いたような気がする…
お腹が満たされ、ワインで気分がよくなったところで、駐車場が一杯になってた理由の「バーニングマン」の展示を見に行く!
(続く)
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Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。
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