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幸せの4日間

木曜日が感謝祭で、今週末は4連休でした。感謝祭は家族と共に過ごす日なので、その前後はアメリカ国内で最も人の移動が多いのだそうです。また翌日の金曜日はブラック・フライデー。何故か日本でも、昨今はブラックフライデーのセールをしているんですね。感謝祭の無い日本で、何故わざわざブラックフライデーなのか分かりませんが、アメリカだって、なんで感謝祭の次の日がお買物日なのかよく分からないから、まぁ、いいんでしょう。なんしろ、アメリカのGDPの7割型は個人消費だそうですから、お店にとっての一発逆転、黒字化の日の音頭取りも必要なのかと。一期は、金曜の朝一から、午前0時、遂にはフライデーを待たず木曜日の午後から店を開けるフライング合戦が繰り広げられましたが、ネット通販の普及と、昨年・今年はコロナの影響もあり、かつてのような混乱は無くなったようです。

 一方、一人で七面鳥を焼いて食べるほど七面鳥好きでもないし、そもそもアメリカ人じゃないし、私は4日間、ゆっくり寝て、コタツでぬくぬく、犬猫とのんびり、ひたすらゴロゴロ。目覚ましに起こされず、自然に目が覚めた時まで寝る。コーヒーをセットして、犬の散歩に行って凍えたら、コタツでミルクたっぷりの生暖かい(←私は猫舌)コーヒーを飲みながら、ひねもす読書とネットサーフィン、ストリ-ミングで映画鑑賞。たまに気紛れに寄ってきた犬猫を撫で、おやつポリポリ、コタツで蜜柑。私、人類最高レベルの贅沢を楽しんだと思うの。

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PCで動画を見ていると、画面前に陣取られるのはお約束...orz

 で、今朝、目覚ましに起こされ、氷点下5℃の中、凍った窓をガリガリして、生暖かいコーヒーを飲みながら暗闇を運転して会社行って... でも、あと数週間で、クリスマス~お正月の冬休み。その日まで頑張ろう。



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アメリカの日常茶飯事

 本当に毎日、毎日、こうも事件が起こるものだと感心します。6歳児が親の銃でうっかり5歳の弟を射殺したり、路上でランダムに人を射殺しても無罪だったり、のどかな田舎町のクリスマス・パレードに車が突っ込んだり。因みに、ボストングローブ社の調査によると、BLM運動激化のきっかけとなった、昨年5月の白人警官による、黒人のジョージ・フロイドさんの死以来、デモ中の群衆に車が突っ込む事件が少なくとも139件起きており、その半分以上が犯罪告発されていないのだそう。かと思えば、40年ぶりに無実が証明されて釈放される人がいたり、半世紀以上前のマルコムXを暗殺したのは、今迄m犯人とされていた二人じゃなかったとか、もう無茶苦茶だ。

 一方、欧州ではコロナの再拡大によるロックダウンに反対するデモが暴力化したり、国境を挟んでポーランドに入国しようとする難民と軍の間で小競り合いがあったり、難民乗せたボートが沈んだとか、アフリカのそこここじゃクーデター云々というBBCのニュースを聴きながら田舎道を走っていると、アメリカは平和だなぁ~、と。

 いえ、本当は全然平和じゃないのは承知です。小学生に人種差別の歴史を教えるかどうかで全国的にもめてるし、一概には、都市部の治安が悪化したという事も聞きます。保守派と革新派、人種間、社会や経済の格差等の国内分断も、ますます広がっている。インフラだって手に負えない。

 でも、去年の今頃って、全米のあちこちで毎週末デモがあり、しばしば死傷者の出る暴力に終わっていた。アジア系を狙った襲撃事件も頻発し、コロナによる死者だけではなく、通常より交通事故死やオピオイド系ドラッグの過剰摂取による死者も増加して、アメリカ人の平均寿命も縮まった。そして、コロナで学校閉鎖になる以前は毎週どこかの学校で銃撃があり、それ以外にも年に数回は銃乱射による大量殺戮が定例化していた。毎週、そんなニュースばかりだった。そして〆には、今年1月6日の議会襲撃。アメリカ、終わったなぁ~、なんて思ったものです。あのころに比べたら、今、ぜんぜん静かだ。

 今年も、これからのホリデーシーズンに向けて、コロナの再流行も懸念されています。アメリカでは、ワクチン接種率は未だ半分ほどにすぎず、残り半分の人口は意図的にワクチン接種を拒否しているグループなので、この先、劇的に接種率が上昇することはないでしょう。連邦政府は労働安全衛生庁(OSHA)を通して、従業員100人以上の雇用主に対し、12月6日までに従業員のワクチン接種状況の記録を準備すること、そして来年1月4日までにワクチンを接種していない従業員は週に一回テストを受けて陰性であることを証明することを義務付けた緊急暫定標準(ETS)を出しましたが、多くの自治体がこれを違憲であると訴え、抽選の結果、この裁判が開かれるの、オハイオ州の第6巡回裁判所となりました。ここって、超保守派ガチガチ共和党の牙城なんだよね。これは延期になるに、わたしゃ100ペチカ賭けるよ。

だって、オハイオって、こんなとこ~
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オハイオ議員:オハイオはあらゆるワクチン接種義務化を禁止すべき
B型肝炎、はしか、コロナ、髄膜炎、その他のウイルスの皆さん:大ファンです~v


 日本の様子を見ると、ワクチンやマスクが効いてるって明白だと思うのですが、そういう事実は、あ~、見たくない、見えない、見えない~、なんでしょうね。元々、事実が見えない人ばっかだけに。


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二人殺害しても無罪放免

はい、わたくし、また怒っております。金曜日は会社帰りの車の中で、一人絶叫いたしました。毎度、私の怒りの叫びを聞かされる我が愛車、Rav4くん、本当にすまん。

 警察の黒人への暴力や人種差別への抗議がピークを迎えていた昨年夏、8月23日、ウィスコンシン州ケノーシャでは黒人男性が白人警官に背後から何発も警官に撃たれる事件が起き、激しい抗議活動が行われていました。これに参加していた3人を銃撃し、うち二人を殺害、一人にけがを負わせたカイル・リッテンハウス被告(当時17歳)に対し、12人の陪審員から成る陪審団が5つの訴因全てにおいて無罪の評決を下しました。因みにこの陪審員、一人黒人で残り全員白人でした。

 無罪の決め手となったのは、当時の様子を映したドローンの記録で、これによって、命の危険を感じたリッテンハウスの正当防衛だったという主張を認められました。亡くなった二人は武器を持っていませんでしたが、リッテンハウス被告を追いかけて武器を奪おうとしたジョーセフ・ローゼンバウム氏にリッテンハウスが発砲し殺害、「あいつが銃撃犯だ!」と銃を奪おうと追ってきた数人に対し、転倒した被告が発砲、アンソニー・フーバー氏を射殺。こ。そして、被害者の応急処置に駆け付けた救急救命士のゲイジ・グロスクロイツ氏に発砲。の映像は広くアメリカ内で拡散されています

 グロスクロイツ氏が銃を携帯しており、被告とともに銃口を向け合うことがあった、よって、被告は自己防衛のためにやむを得ず発砲したのだ、という解釈です(ただし、実際にリッテンハウス被告がグロスクロイツ氏を撃った時、氏は両手を上げて攻撃の意思はないと示している最中だった)。この3人が犠牲にならなければ、より多くの被害者が出ていたかもしれない。そのことに対する正当防衛は、全く考慮されなかった。

 被告のカイル・リッテンハウスは当時17歳で、凶器のAR-15 セミオートマティック等、ライフル銃器の使用資格はなかったけれど、わざわざ借りて、自分の住むイリノイ州から、縁もゆかりもない隣の州のケノーシャにわざわざ来て、夜間外出禁止令にも違反して、自称、警備団を名乗っていました。そんな被告に対し、警官は、わざわざご苦労なんて言って、水のボトルを手渡していた。彼を勇敢な自由の擁護者であり、暴動の中で武装する自らの権利を行使した愛国者とする支援者も多く、彼の弁護のために多額が寄付された。

 この評決に対し、民主党は非難し、共和党は歓迎と、実に判り易い反応。トランプも祝福の言葉を送っています。一方でバイデン大統領は、ホワイトハウスでジャーナリストに対し、「陪審員の評決を支持する。陪審員制度は機能しており、私たちはそれに従わねばならない」と。余りにもトホホな事勿れ発言ですが、これから予想される混乱の抑制には、最も無難な対応かも。

 ですが、バイデン大統領はまた、裁判は見ておらず、評決も聞いたばかりだとしながら、「この裁判は、私自身も含めた多くのアメリカ人に怒りと懸念をもたらした」とも言い、けれども、抗議者には「法の支配に沿って、平和的に意見を示すよう皆さんに求める」と述べています。「民主主義において、暴力や破壊のいる場所はない」と。

 それでも、このまま収まるとは思えませんが、今回の評決は再び、合衆国憲法修正第2条(銃を持つ権利)を巡る論争となるかもしれません。事件のあったウィスコンシン州では公での銃の携帯が認められており、大型ライフル下げて近所のスーパーに買物に行こうが、人が多く集まる場所に行こうが合法。そして今回の評決は、武装した民間人が路上で人を撃って殺しても正当化できると証明されてしまった。次は、また学校が襲撃されて子供たちが被害者となっても、誰かが自分を襲おうとしたからで無実になるの?

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ウィスコンシン州では、17歳がロト購入、飲酒、投票は違法ですが、人を撃ち殺すのは合法です

 ところで日本在住のネット民の皆さんは、また被害者をレイプ犯だの何のと、どこで得たのか謎の情報を持出し、銃やチェーンを持って犯人を襲ったとか書いていますが、追い回したのは事実ですが、発砲し、一人を射殺した自動小銃を構えたリッテンハウスを取り押さえようとした、その時にスケートボードで殴り掛かった者はいたことが動画で確認されています。セミオートのライフル対スケートボードですよ。トランプを妄信する人々と同じ人たちなのでしょうが、なーんで、また、鬼の首を取ったように嬉々として、民間人のガキが殺る気満々で乗り込んできて、実際に人殺しをしたのが無実になって喜ぶかね?こういう人たちは、実際にデモに行く勇気も無いだろうにね。

 アメリカは病んでるけど、日本にも病んでる人はいる。ただ、実行には移せない連中ばかりなのが幸い?



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8時間喋りっぱなしで記録更新

 昨夜の9時46分から今朝5時11分まで続いた、ケビン・マッカーシー(カリフォルニア州共和党議員、56歳)、実に8時間半喋り続けて世界記録を更新しました。なんて元気なおっさんや!と、感心してしまいます(←そういう問題じゃない)。なんか日本のニュース記事では、「マッカーシー下院議員が4時間以上にわたって演説を行い」って書いてあったけど、これくらい公開前に確認しないのかしら??だから、日本のアメリカの記事が信用できなくなる。

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確かに8時間11分は4時間以上ではある

 因みに以前の記録は、2018年の、ナンシー・ペロシ下院議長による8時間7分。ペロシ議長は当時78歳。ほんま元気なおばはんやなー!(だから、そういう問題では...orz) 政治家は体力が勝負だな。

 どちらも、延々と演説を続けることで採決を遅らせるフィルバスター(議事妨害)で、争点は気候変動・社会保障関連「Build Back Better」の大型歳出、1兆7500億ドルです。ここには、気候変動対策の補助金や税控除に5500億ドル、無償の幼稚園教育や子育て世帯の税控除拡充による社会安全保障が主目的です。

 昨日の審議に先立って、無党派の議会予算局(CBD)は、大型歳出法案が今後10年間の連邦政府赤字を、3670億ドル増加させ、そのコストを賄う財源が確保できないと発表しましたが、これに対し、ホワイトハウス側は、むしろ今後10年間で1120億ドルの赤字削減との分析結果を公表しています。財源は大企業や富裕層への増税や米内国歳入庁(IRS)の徴税強化。イエレン財務長官も、CBDの計算は、内国歳入庁(IRS)の徴税強化による4千億ドルの税収を反映しておらず、この巨額歳出の財源は十分に確保できるとしています。

 半日、遅れたとはいえ、今日の午前中に本法案は下院で賛成多数で可決しました。この後、上院に送られますが、共和党が反対するのは明白。民主党側は、財政調整措置による単純過半数での可決を目指していますが、民主党内での意見統一が必須です。

 生産活動かつ国内需要を押し上げる労働者はお国の宝、労働者の処遇を向上して労働力の再生産を図ってきたアメリカの伝統芸です。その昔(トホホ...)、日本の大学で「ガルブレイズの経済学」で習った、その通りのことを実行してるんですな。あたし、大学院はアイビー校でケインズ教信者ですから、一切、不満はございません。アメリカには、途上国の国家歳入より儲けてる冗談みたいな金持ちや企業が、アホみたいに儲けてるんだから、そいつらから、ガッポリ税金取るがよろし!!!


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カイロプラクティック初体験

 カイロプラクティック治療を受けに行ってきました。先ずは、先日撮ったレントゲンを見ながら説明。首が真直ぐになっているストレート・ネック、別名スマホ首であることが判明しました。因みに、アメリカでは「ミリタリー・ネック」と呼ぶらしい。うつむいてスマホを眺めるのも、軍隊式に背筋をまっすぐ伸ばすのも、本来の人間の自然な姿勢じゃないってことね。

 カイロを怖れてるのに治療をお願いした理由は、更に怖いことを知っているから... 同僚の一人が頚椎椎間板ヘルニアの手術が必要になり、その説明に通訳として同行したのですが、全身麻酔して、頚椎を一部削ってヘルニアそのものを除去、間に金属片を挟んで、レーザーで焼いて塞ぐのだそうです。

 日本だと、術後は入院ですが、アメリカじゃ日帰りですよ!お風呂の時以外は、むち打ちの時に使うようなカラーを付けて、2週間は運転しないでね~、って、そんなん、首が回せないのに運転とか出来るはずないやん...って、それ以外に心配すること無いんかいっ!と、心の中で突っ込みまくるわたくし。患者本人は既に、激しい首の痛みに悩まされているので、それから解放されるなら安いものだとやる気満々。隣で内心ガクブルな私。

で、治療台にうつむけになり、ぐっ!と背中を二回押されて... はい、お疲れ様でした。60ドル頂きます。

え? もう終わり? マジですか(゚д゚)
 カイロって、こんなものなの?特に何も感じないんですけど?この調子で、よく分からないままに、これから通い続けて、お金払っていくの?それとも、ウーム、価値あるなぁと思える日が来るの??

 しみじみ考えている私です。



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日本の皆さんへ、余計なお世話です

 バイデン大統領の支持率が下限方向であることに対する、日本のネット上で声の大きい皆様(??)の、やっぱりバイデンはだめだ、トランプの頃は良かった、という皆さま、
 ものすごく大きなお世話です

 今日(11月15日)、超党派の支持を得て、1兆2千億ドル(約137兆円)規模のインフラ法案が成立しました。この法案は8月に民主党が過半数の上院を通過後、今月5日に13人の下院の共和党議員の支持を得て通過したもの。ここに至るまでは、何度も議会を行ったり来たり、その度に元々のホワイトハウス案の金額がジリ貧し、あれが削られ、これも削られ…を経て、やっと、今後5年間の、道路、橋梁、空港、港湾等への投資が実施されます。

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まぁ、一応は通ったんで良かった

 日本でも、インフラ施設の老朽化が問題になっていますが、多くの日本のインフラ施設が1960年代の高度成長期に作られたのと比べ、アメリカの場合は大恐慌時のニューディール時か、第二次大戦直後に整えられたので、90年経ってる橋とか道とか、怖ろしいことになってる。しかも、日本みたいに地震の多いエリアが少ないので、造りだって耐衝撃性が弱いかも(9/11時のビル崩壊が頭に浮かぶ)。
 
 電力網の改善や水道システムにしても、今年、テキサスでの電力網破断で大規模停電があり死者が出たり、ミシガン州フリントでは老朽化した水道管から鉛が水道水に流れ出ていたり、アメリカのインフラの老朽化は住民の安全を脅しています。

 ブロードバンド通信普及にも予算が割り当てられていますが、日本では信じ難いかもしれませんが、アメリカの田舎じゃ、未だに、ネットはピ~、ヒョロヒョロヒョロ~、な場所があるんです。先日、LAに久しぶりに行って、道の両脇に動物の死体が落ちてない事と、どこでも携帯の通信を使えばネットに繋がる事に感心しましたが。うちの近所のコーン畑の真ん中の道で迷い、携帯のGPS使おうとしても、電波届いてなおわ~、とか、日常茶飯事ですから。周りには目印になる山もないし、太陽があっちだから、こっちが西かねぇ...なんて、やってます。本当に21世紀か?.

 これは現政権にとっての大きな成果ですが、 現政権が何かしらの成果を上げるたび、トランプ政権の始めたことを自分の手柄にしていると主張する、きっと英語を全く理解しない人達、一体どこから情報を得ているのか知りたいくらいなのですが、どうやら日本に一定数いるらしきトランプ狂信者、バイデン政権を目の敵にしたがる人達、彼らはどういう人たちなのか?何故、アメリカの事がそこまで気になって、公共のネットで吠えねばならぬのか?全く理解できません。私も「トランプ嫌い―!」って叫んでますが、名前出して個人のブログでやってる。

 オバマ嫌いやヒラリー嫌いには、黒人のくせに、女のくせに、という差別意識があるのではなかと私は疑っていますが、それがオバマ下で副大統領を務めたバイデンさんや黒人女性のカマラ・ハリス氏への感情的な攻撃に繋がっているのかも。トランプは威勢は良かったけど、実際、国内外でどんな功績を上げたでしょうか?合衆国の孤立化、国内の分断、コロナ対処の初動遅れによる莫大な死者数等々、私には悪いとこしか思い出せない。


 議会は今年中でも、バイデン政権のより広範な経済・気候変動対策や、12月3日に切れるつなぎ予算、債務上限引上げ等、多くの課題が山積です。インフレやサプライ・チェーン問題、中国関係(バイデン政権は中国が侵略したら有事介入をも明言してます)と、トランプ時代の失策の穴埋め、そして未来に向けた改善へと挑んでいます。現政権の積極的な公共政策は、コロナで大打撃を受けた経済の回復を早めると信じています。でも、その必要性を国民に納得させることが出来るのかどうか... 遠い日本ですらバイデンは耄碌してるとか、色々と非難する人がいるくらいですし、未だ、トランプを支持する人も多い。

 でも、先週のCOPでも言われたように地球全体が危機に面している、そして格差が急速に増大している中、問題への認識は広がっている、と、信じたい(←あんまり自信無いけど)。わたしゃ、孫の顔も見たいし、孫やその子供達も安心して暮らせる地球であってほしいよ。


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遂に初雪

 初雪が降りました。今週以降の天気予報は、毎日、最低気温が氷点下です。とても辛い...orz


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けっこう吹雪いています

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この表情である



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日本人女性のクラフト・バザー

 地元の小児科総合病院の募金を行う、日本人女性のグループに参加しています。とはいえ、会合はいつも週日なので参加できないのですが、今日は年に一度のバザーという事で、私もお手伝い出来ました。例年ならば、大規模にコロンバスのコンベンション・センターで開催されるのですが、昨年はキャンセル、今年もバーチャルになってしまったので、この日本人グループでは単独で、主に日本風の作品のバザーを、日系スーパーのお隣で実施することになりました。

 あらかじめ作品の数々は写真で見ていたのですが、実物を見ると更に感動!皆さん、素晴らしすぎて、ぶきっちょな私には、同じ人間なのになぜ、こんなのが手作り出来ちゃうの~?!?(;゜0゜)、って感じ。会場前の準備の時に、先に買い占めちゃいたかった。朝10時からの開場でしたが、午前中のうちの半分以上が売れてしまいました。私も、木目込みの額と折り紙のイヤリングを購入しましたが、早めに来れてよかったとしみじみ。だって、いつもの私だったら、土曜日はグータラと朝寝して、来た時にはテーブルの半分は、売切れてしまった後だもの~

素晴らしい作品の数々をご覧あれ!
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クリックで大きな画像が見られます


 他にも、任意寄付の本や折り紙作品、和布のコースターもあり、私も本を数冊、頂きました。日本のスーパーや雑貨店のあるモールを会場としましたので、特に日本に興味のある人たちが集まったとと思いますが、私も含めて、価値の分かる人には、とってもお得なお買い物が出来たと大満足ではないかと思います。皆さん、才能ありすぎ、そして、いくら材料は主に寄付で賄われているとはいえ、さぞや手間もかかっている作品をバザー出品だなんて、ひたすら脱帽です。

 私は小瓶にいっぱいのミニミニ折り鶴を頂いたので、これをテグスでつないでイヤリングに作りたいと思っています。それなら私にもできそうだし、なんだか楽しみが増えましたv


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1月6日の議事堂攻撃の裏にはトランプがいたのか?

 今更ですが、私はトランプが嫌いです。人間としても嫌な奴だと持っていますし、政治家としては最低最悪だと思っています。経営者や芸術家としては偉大でも、人間性に問題のある人は沢山います。例えば、スティーブ・ジョブスは最低の部類だったそうですが、別に私の個人的な生活には関係ない。iPhoneを使っているので、むしろ感謝しています。不倫野郎のビル・ゲイツもジェフ・ベゾスにも、何の悪感情を抱いていません。でもトランプ、お前は別だ。バカな政治ごっこのせいで、アメリカに住んでいる者として様々な被害を被ったし、今もトランプの残した負のレガシーに損害を受けてる。

 もし再選されたら、仕事が無くとも日本に帰ろうと思っていました。ビル掃除でも、食堂のおばちゃんでも、体は動くうちは自分が生きていくくらいは何とかなるでしょう。でもトランプは破れ(←未だに現実を見ることのできない人は多いですが)、もう、あのねちっこい喋り方も効かなくて済むと思っていましたが、今、アメリカでは、今年1月6日に選挙結果を認めないトランプ支持者が、バイデン大統領就任を阻止しようと連邦議会襲撃時のトランプの役割が問われています。

 真相究明に当たる下院特別委員会は、国立公文所に保管されている当時のホワイトハウスの通話記録や訪問者の記録、メモや演説原稿等、700点以上の情報開示を求めました。そういう記録が全て残されているというのも凄い。日本って、どうなんでしょうね?

 ともあれ、トランプ側が大統領特権を持ち出して反論しましたが、連邦地裁は、「トランプは王様でも独裁者でもない」と、12日までの情報開示を求めました。ところが、上訴を受けて控訴裁が、これを暫定差し止め。トランプの側近6人が聴聞会に重要参考人ととして召喚されていますが、その一人元首席戦略官のスティーブ・バノンはこれに応じず、また、求められた書類の提出も拒否したため、議会侮辱罪で刑事訴追されることが決まりました。情報開示を避けようと躍起なところからでも、トランプ側にやましい所があるのは明らか。当日のホワイトハウス内の様子も少しずつ漏れ始めていますし、じわじわと追い詰められていると言っていいでしょう。

 本件だけではなく、浅はかな保護主義でアメリカ経済に多大な損害をもたらし、国内の分断を深め、次世代に、嘘をついても問題ない、白人は有色人種を差別してよいと見せつけた。環境保護の逆行で汚染を進め、コロナの蔓延を許して多大な死者を出した人道に対する罪、そして多くの偽証罪。未だ自由の身なのが不思議なくらいですが、オハイオの田舎じゃ未だにトランプを支持する人も多く、なんか日本でもトランプ好きだったり、陰謀論を信じてる人も少なく無いようで、私には全く意味不明。

 取合えず、今回の差し止めは「暫定」なので、関係者の聴聞と情報を開示して、一早く真相を暴き、、陰謀論や耳に心地よい虚偽の主張に酔っている人々が目を覚まし、二度とトランプが政界に影響を与えることもできないようにして欲しいです。

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この頃は、夕焼けが美しい



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初めての〇〇

 元オリンピック飛び込み選手の中川真衣さんによる、初めてアメリカで経験したハロウィーンの、パンプキンでジャック・オ・ランターンを作った経験を描かれた記事を読みました(初めてのジャックオランタン作りでアメリカを近くに感じた日)。自分にとっての初めてのアメリカのハロウィーンは、アメリカに始めてきた都市のNYCはウェスト・ビレッジでの、ドラッグ・クイーンのパレードだったのは覚えているけれど、カボチャのランタンはいつだろう?子供が出来てからだと思うけど、上の子がいくつの時だったっけ?

 中川さんは、十代から国際大会に出場し、肌で異文化を感じてこられた方だけに、しなやかな考え方を持ち、実行できる方だなと感じました。「日本にもさまざまな伝統文化があるが、自国の文化を大切にしながらも、異文化に触れることはとてもいい経験だ。多様化が進む現代社会。子供たちが幼少期から個性や文化の違いを受け入れられる環境をつくってあげることで、生きやすい世の中になるのではないかと感じている」という記事に大いに賛同しました。

 そんなとこから、色々と自分の「初めて」について考えてみましたのですが、60年近く生きて、その半分以上を同じ国で過ごしていると、なかなか新鮮な「初めて」の機会がありません。勿論、先日はブックオフで今まで読んだことのない作家さんの小説を買って読んでみたし、今回は初めてアリゾナ州フェニックスの空港での中継で、空から見たフェニックスの大きさに驚きましたが、最後にもっと能動的な「初めて」に挑んだのは、一体何時の事だったのか?

 色々とやってみたいことを考えると、初めての落下傘飛行、初めての世界一周、初めてのアフリカン・サファリ...と、妄想のネタは尽きないものの、私の経済力では夢物語なので、もう少し現実的な初体験を考えてみる。そういや、一昨年通っていた鍼灸の診療所がコロナで閉まって以来、再開されていません。近くには他に鍼灸所はないので、カイロプラクティックに挑戦してみることにしました。以前、電話での日英医療通訳サービスをしていた時に、腰を痛めた方の治療をお手伝いしたのですが、電話の向こうから聞こえる、バキッ!ボキボキボキ...バキッ!なんて、世にも恐ろしげな音...((((;゚Д゚)))))))

 怖すぎて避けていましたが、取り合えず診断くらいしてもらおうと予約して、レントゲンを撮ってもらいました。結果は如何なることか…


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Profile

sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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