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今年もバラの公園へ

 先週は、何やら仕事が忙しくて、家に帰ってからブログを書く気力もなく、チマチマ途中まで書いてたものを今週末に書き溜めましたので、暫くは覚え書き用過去日記になります。


 メモリアル・デーの3連休でした。嬉しい!私的に、朝、目覚ましに起こされないのって、最高の贅沢なんです。いい加減に習慣化しないの?って思うけど、3年以上経っても、毎朝、目覚ましに起こされて、半分寝ながら犬の散歩してます。今朝も、すっかりお日様が上がってから起きて、お天気がいいから、ふらりと犬と出かけた先は、コロンバス北部のバラの公園。毎年、年に一度、行っています。(去年は6月9日だったわ

 今年もいっぱい、写真を撮ったよ。バラの写真は、たまに見直して、ニヤニヤするの。今日は日差しが強くて、色の淡いお花は白飛びしちゃった写真も多かったです(>△<) 以下、ひたすら写真

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当然、付き合わされる犬

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となりの小川で一涼み



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トップ・ガン マーベリック

 バイデン大統領の訪日、ひっそりしてましたね。トランプが来た時の賑々しさに比べたら随分と静かで、トム・クルーズの来日の方が大きく騒がれてた。トランプの時のように、無駄に派手に騒ぐのも、一体、何をしに来たんだ?と、思いますが、国の重要な政治経済、安全の問題より、ハリウッドスターの方が注目を集める状況は、ちょっと哀しいかもですが、その「トップ・ガン マーベリック」を見てきました。

 こういった映画は大きな画面で迫力の音声で見たかったから、なのですが、地元の劇場行ったら、一番大きなスクリーンではカートゥーン映画だった…orz この地元劇場、1916年からずっと営業を続けている、オハイオでは最も古い、アメリカでも10番目に古い劇場です。それでも3スクリーンのうち、メインのスクリーンはサイズも大きいし、通常のファースト・ラン映画館と何ら遜色が無いのですが、それがスポンジ・ボブに割り当てられてたので、ちょっと悲しかった。

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なんとトーキー時代のオルガンが残ってるんです
いくら懐古映画だからって…orz


 席は大方埋まっていましたが、観客の年齢層、高っ!隣のブロックに高齢者住宅があるので、そこからグループで来ていたらしく、特に高齢者多かったのかもですが、に、しても中年以上ばっかだった。私の隣は、娘さん二人と、多分、私と同年代のお父さんでしたが、娘さん達がポップコーン食べながら、リラックスしてるのに対し、お父さんは盛り上がって、ずーっと前のめりで見てました。正直、今時の子が前作を見たら、単純な定型的お話も、登場人物たちのバブリーなキラキラぶりも受けないだろうし、当時としては迫力のあった戦闘機のシーンも、今のレベルではしょぼい、しょぼい。

 今作も、前作のパターンをまるっと引き継いでいるので、前作世代には、そこが嬉しいんだけど、若い子には50代の恋愛模様もキツいかもしれないね。かっこいい音楽をバックに、かっこいいトム・クルーズがかっこよくバイクを飛ばしたり、戦闘機に乗ってたり、きれいなお姉さんと恋愛したり、映画版MTVと言われたけど、36年を経て、未だやけに若くて元気、上半身裸で若いもんとビーチでアメフト出来るトムさん以外は、何もかも懐かしい…になってしまった。

  トップガンと言えば、この機体な、F15、トムチャットもご老体で頑張って胸熱。私にとっては、F15といえば、「エリア88」のミッキーの愛機なので、映画で見た時は「おお、これが!」と、思ったなぁ。サン・ディエゴの海軍博物館(USS Midway Museum)に実物がいますが、大きくて見栄えのする機体だと思いました。前作では、全容が分らないMIG戦闘機がぼかされてたけど、今じゃ実物が、航空博物館等に飾ってある。時代は変わった。

 今回は、海の真ん中の孤島にこっそりウラニウムをため込む敵の正体は明かされず、ロシアのような中国のような、いや、イラクかも?的な。でも、細けぇことはいいんだよ!で、今回のヒロインって誰?(←前作で名前だけ出てきたヒーローの元彼女なんだって)、ヒロインの娘って誰の子?眼鏡かけてる人が戦闘機乗れるの?(視力良くないと戦闘機乗りになれなかったのって過去?)等々、

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正にこれです、松田さん

「大人のお子様ランチ映画」って感想を読んだけど、本当に上手く表現していると思いました。観たいものを少しづつ、一つのお皿の載せて、アメリカ国旗も立ってます。映画の前に、ちゃっかり、空軍のリクルートCMやったのは笑った。いや、これ、海軍だし。

 実は、この映画への個人的な思い入れは他にも理由がありまして、たまたまロングビーチ港に行ったら、3㎡以上の高さの橋の欄干をよじ登って、湾に飛び降り自殺した人がいて、大騒ぎの最中だったんです。翌日、それが、一作目の監督、トニー・スコットさんだったと知って、あの「トップ・ガンの監督さんが!?」って、かなりビックリしたんです。もう10年も前のことなんだなぁ... 映画の最後に、「トニー・スコットに捧ぐ」、というメッセージが出ます。



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ラーメンは心に効く

 今週末はメモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日)の祝日で三連休。アメリカでは、メモリアル・デーが衣替え、プール開き等、夏の始まりです。3連休はお天気にも恵まれ、爽やかな夏の始まりになりました。夏の大作映画の公開も、メモリアル・デーが皮切りです。今年の目玉は、なんと言っても、36年ぶりの「トップガン」続編でしょう。私世代には懐かしい映画です。メモリアルデー公開と言いつつ、木曜から公フライングして、既に大きな興行成績を稼ぎ出しています。

 土曜日は、コロンバス周辺では最もお洒落なイーストン・ショッピングモールに出かけ、ほぼ1年ぶり(前回、去年の記事)に、「Slurping Turtle」で、ラーメンと豚まん!お友達はとんこつラーメンを、今回は、あっさりと東京風醤油ラーメン。やっぱり美味しくって、幸せ!以前、同僚にここをお勧めしたら、麺が縮れ麺じゃないのと、スープが温いから好きじゃないと言っていましたが、確かにスープは来た時から温かったかも。でも、猫舌の私はむしろ、熱々じゃない方が有難い。夏には是非、冷やし中華やってほしいわ~

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ピントはラーメンの向こうのお友達だったんだけど、ブログに載せていい?ってきいたら「ぎゃー!許さーん!」で拒否されましたwww

 ショッピングモールでは、マスクをしている人は、少数派だけど未だちょくちょく見かけました。レストランやコーヒーショップ、スーパー等の食べ物を扱うお店の店員さん達は、皆マスクしてます。普通のアパレルだと半々くらいかな?マスクは、すっかりアメリカでも定着したみたい。花粉症の季節、怪しい人扱いされずにマスクでお出掛けできるようになりました。コロナが収まっても、アレルギー持ちには有り難い習慣だと思うんので(><)ハクシュン



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また動物園に行きました

先週末のお話なのですが、色々とあって記事をアップしそこなってしまったので。

 コロンバスの日本企業商工会のイベントで、動物園の入場券と駐車場無料券、20ドル分の金券と、写真ラリーで景品付きという、私的にお目々が少女漫画の主人公並みにキラキラ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ 世の中に、こんなオイシイ話が実在するなんて…

 午後から雨の予報でしたので、朝のうちに、推し達をくるっと回って、2時間ほどで帰ってくるつもりが、予報が外れたので、つい6時間以上も園内をウロウロしてしまいました。写真ラリーで参加賞の日本のおやつ詰合せをもらったので、ハイチューとかキャラメルコーンをモグモグしながら歩いていると、直ぐに時間が経ってしまいました。

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グリズリー兄弟は冬眠から覚めていたけど、やっぱり寝てた

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レッサーパンダも寝てた

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シロクマは起きてました

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まったりするグレー・カンガルーたち

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こちらは赤カンガルー

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どうしても「聖☆お兄さん」の単行本のこの絵を思い出しちゃうわ
(未だ解脱できず輪廻中のシャカの弟子。悟りは遠そうです)

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私の前世?カワウソたちは元気


会社ぐるみで参加の日米商工会議所のイベントだから、同僚やそのご家族にも会うので、大きなカメラを持っているのはちょっと恥ずかしかったですが、いろんな動物たちの写真を撮るのも楽しかったです。過去数回は冬にばかり来ていましたから、寒さに弱いキリンやシマウマ、チーター等、アフリカの動物たちは久しぶり。でも、ライオンたちは未だ、ぬくぬくの屋内飼育場みたい。日本のサファリだと、雪の中のライオンの写真も見ますが、寒くないのか心配しちゃうよ~


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ラクダの胸元にあるのは何かと思えば座りタコだって。ここまで…?

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一頭はグダグダしてた(上)けど、もう一頭はご機嫌でした

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おサルさん

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日差しを堪能中

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オランウータンはガラス越しに隣に来てくれました

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何時までも眺めていられるスナネコ
ちょうどお食事タイムで、マウスをバリバリ食べてた



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小学校大量無差別殺人の横で銃を尊び盛り上がる人々

 月曜日、小学校4年生の1教室で子供19人と先生二人が犠牲となったユバルディから南へ、テキサス感覚では、ごく近いヒューストン(オースティンに住んでたとき、ご近所が実家がヒューストンで近すぎるってぼやいてた)では今日から、全米ライフル協会(NRA)の総会が開かれます。当初、出席して演説を予定していた、テキサスのアボット州知事は、予め録画したビデオでの参加に変更、一方、トランプは予定変更なく登場するそうです。

 NRAの設立は南北戦争直後の1871年。150年以上前です。日本では明治4年、廃藩置県して、岩倉使節団は出発して、って年です。廃刀令が明治9年ですから、まだ、刀を差した元お侍が街を歩いていた時代。その頃から、あまりメンタリティーが変わっていない連中の集まりだと思えば、アメリカでも最も有力な団体の一つであるNRAが、どれだけ時代錯誤か、ご理解いただけるでしょうか?銃機能は発達して、どんどん殺傷力が増していても、それを使う連中の頭ん中は、奴隷解放に不満を持って人種差別してたり、銃所持の権利を基本的人権と同じだと思っているあたり、日本人がザンギリ頭でスキヤキたるものに感動してた頃から進化してないんじゃないかと思う。

 今回は警察の対応の遅れが非難されています。校舎の外で、警官の介入を求める大人たちの姿が記録されていますし、結局、突入して犯人を射殺したのは国境警備隊でした。また、テーブルの下に隠れて生き延びた少年の、警官が助けが必要な人は声を上げてという呼びかけに「Help!」と叫んだ女の子を犯人がすかさず射殺したという証言もあります。何のための警察?

 防弾チョッキ着て銃を持って、校舎の外をウロウロしてるだけじゃ誰も救えない、何の役にも立ってない。自分のところの「Law Enforcement(法の執行者)」が、子供達を撃ち殺している18歳一人を怖れて踏み込めない状況で、人前で銃を持つ権利を訴えるのは赤っ恥でしょ、知事さん?ニューヨーク州バッファローでの黒人10人、今回のヒスパニック系の21人を失い、悲嘆にくれる人たちの前で、それでも銃を持つ権利を喚けるには、トランプ並みの厚顔でなきゃ無理なんでしょう。


NRA総会のホームページのカバー写真
狙ったのでもないでしょうに、白人ばっかり

 私の住むオハイオ州では、6月13日から新たに、オープン・キャリー(銃器を隠さずに大っぴらに持ち歩いていても良い)を含む、自己防衛「Stand Your Ground」法が発効します。コロンバスでは、自宅ガレージの前で黒い携帯電話を持っていた黒人男性が、いきなり白人警官に射殺された事件もありました。携帯持っても有無を言わさず殺されるのに、白人だったらライフル持って道を歩いてても平気なんでしょうね。私が、この田舎町をライフル下げて歩いてたら、絶対に撃たれると思うわ。だって有色人種だもの。

 11月の知事選挙で争う民主党側の候補、ナン・ウィアリー元デイトン市長で、その就任中の3年前に、市内の歓楽街で無差別銃撃で9人が犠牲になっています。現職デ・ワイン知事は手強いでしょうが、なんとか勝って、オハイオ州の銃規制に取り組んでほしいものです。


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また小学生が犠牲に...後悔だけじゃ十分じゃない

先日、マイナス感情は無いと書いたばかりなのに、昨日はマイナス感情しかないって気分になっていました。帰宅時のラジオで伝えられた、テキサスの小学校での無差別銃撃。10年前にクリスマス直前に起きたサンディフック小学校では、7~8歳の子供たちを含む26人が犠牲になりましたが、その子達が生きていれば、今年、高校を卒業するはずだった、って、親御さんのインタビューを聞いて泣けてしまい、車を路肩に停めねばならなかったばかりなのに。

 いつも通りに学校に送り出した子供が帰ってこないって、親として、これ以上の悲劇があるでしょうか?しかも、何の因縁も無い赤の他人によって、大事な我が子が無差別に命を奪われるなんて。自分の子供達が、幼稚園に入園し、学校での銃撃や殺人事件を経験せずに大学を卒業できた、そんな当り前の筈のことが奇跡的な幸運に思えます。

 今回の犯人は、先日のバッファローのスーパーマーケットで黒人を標的にした大量殺人犯と同じ18歳でした。つい先ごろ、18歳の誕生日を迎えたばかりで、早速ライフルを購入し、この犯行に至りました。テキサス州は、銃器規制が最も緩い州の一つですが、先に無差別銃撃のあったバッファローは最も厳しい銃規制を布く州の一つであるニューヨーク州なので、銃所有の規制以外の要素があるのは明らかですが、年齢規制は、そのうちの一つであると私は思います。21歳にならねばビールも飲めないのに、大型の銃器を購入できるのは合法って感性は、アメリカで人生の半分以上を過ごし、子を産み育てた今でも全く理解できないし、これからも同じだと思います。

誰もが、いったい何回、同じことを繰り返して、その度に、銃規制だ何だと大騒ぎして、何もかも改善できないままに同じ事が起きて、の状況に飽き飽きしているでしょうに、結局また何も変わらない。失われた命は帰ってこないし、大切な誰かを失った人の人生は一瞬にして全く変わり、生き残っても、その場に居合わせた人々もまた、決して元には戻れません。事件の度に「Prayer(祈りを捧げる)」って言うだけじゃなく、もっと着実に何か出来ないのでしょうか?

 ナイフで刺しまくる、車で突っ込む、飛行機で突っ込む、爆撃する、原爆落とす... 無差別大量殺人の方法はいくらでもありますが、アメリカにおいては、簡単に多くの人の命を奪うことを可能とする武器が、ティーンエージャーがビール買うより簡単に入手できることが、お手軽殺人を助長しているのは明らかです。

 テキサスは今、厳しい中絶禁止を方を執行しています。生まれる前の子供たちをそんなに大切にするなら、既に生まれてきた子供達は、もっともっと大切にしなさいよ!



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菜の花畑に入日薄れ...じゃなくて

 あああ~、目が痒~い!ここ数日は、花粉症が目に来て、普段より更に腫れぼったい目でショボショボしております。ちょうど今の時期には、どこまでも黄色く染まった野原が拡がっています。私の通勤路30分、ほぼずぅ~っと、「広い野原」かトウモロコシ畑なんで。

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最初は菜の花畑かとも思ってた

 アメリカでこの花に初めて遭遇した時には、花粉症の大敵、セイタカアワダチソウか!?と、身構えましたが、これはマスタードフラワー。菜の花に似ていますが、マスタードフラワーはカラシナ科。菜の花はアブラナ科なので、全く違う種類です。「菜の花」を辞書で調べると「rape blossoms」で、随分と酷い言われよう。ちょっと口にするのは憚られる名前です。なんで、こんな名前になったの??菜種油(Canola oil:キャノラ・オイル)を採るので、キャノラ・フラワー辺りが無難でしょうか。

 マスタードフラワーは、パッチフラワーレメディでは、なんとなく憂鬱な時に効くそうです。ふむふむ、5月病の季節に満開で、この一面黄色い野原を見ると気分が明るくなるよね、と、一瞬で納得したのは超勘違いで、ちゃんと内容を調べると、バッチフラワーレメディというのは、「花を原料に用いたエッセンスを飲むことで、ストレスやマイナス感情を和らげる製品」のことだって。元が同じだから、ずっとお安く、キャノラ油をお料理に使っても効くかしら?と、直ぐに思った、お気楽な私には、ストレスとかマイナス感情は無縁かもしれない。


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身近にコロナ勃発(T△T)

 アメリカにおける、コロナにより死者が正式に10万人を超えたばかりですが、マスクをしている人は殆ど見かけなくなり、イベントも再開されつつあります。ところが、ここに至って、また感染者数がじわじわと増加しています。

 私自身も、すっかりコロナを以前ほど重視しなくなり、マスクもせずに、そこいらに出掛けていましたが、いきなり、同僚の一人がコロナ陽性になりました。しかも、先週金曜日の午後、二時間、狭い部屋で一緒に会議に参加していました。月曜の朝に彼のコロナ陽性が伝えられて以来、少なくとも今週いっぱいはマスクを着用します。無料のコロナ家庭用テスト・キットも注文しました。

 ショックなのは、その人もも奥さんも、3回のワクチン接種を受けていたのに、二人とも陽性になったこと、そして今の主流であるオミクロン株は感染性は強いけど症状は軽いと言われていたのに、二人とも週末に高熱が出て大変だったとのこと。ワクチンさえ接種していれば安全と、心のどこかで信じていたのに、すっかり自信喪失です。

 アメリカでは未だに、6人に一人が一度もワクチンを接種していません。ファイザーとモデルナの開発したmRNA系のワクチンは革新的な免疫化技術であり、新しいものを信用できない、だからワクチンも信用しないという人も多いそうです。一方、近々、認証される予定のノヴァバックスのワクチンは、インフルエンザや帯状疱疹の予防接種と同タイプで、アメリカ人にはお馴染みのタイプ。有効性や重篤な副作用が無いことも証明されており、新しいタイプのワクチンを避ける人々へのオプションが拡がりますが、ノヴァバックスは、中絶された胎児に由来する細胞株から開発されたので、中絶反対の人の中には、許し難いと思っている人も多いらしいです。反ワクチン主義者と中絶反対のプロライフ派は重なっていることも多く、これ以上接種率を上げるのは難しいかもしれません。

存在感が薄れてきたと思っていたけど、コロナさんは未だ、まだまだ終わらんよ!と、張り切っているようです。もう、いいかげん、引っこんでください。お願いします...



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陰謀論、グレート・リプレイスメントが10人を殺した

 先の土曜日に、ニューヨーク州バッファローのスーパーで起きた銃乱射事件は、白人至上主義の18歳による黒人に対する憎悪犯罪でした。わざわざ黒人の多く住む地域の人の集まるスーパーを、わざわざ下見をしての犯行だそうです。何が彼をそこまでの憎悪に駆り立てかは、今後、うっとおしいほどに解説されるでしょうが、犯人が「Great Replacement(大いなる置換)」という陰謀論に関する180ページものポストをネット上に上げていたことが注目されています。
 
 これは、「白人が有色人種や移民に置き換えられている」という陰謀論で、「ホワイト・リプレイスメント(白人をとっかえ)」とも言われます。これを強烈に利用して、白人至上主義者に訴えたのがトランプですが、今も、フォックス局の人気キャスター、タッカー・カールソンが派手に訴えており、保守派の共和党議員たちも口にしている。先日の記事の対象、自伝が一発当たったオハイオ共和党候補のおっさんも、トランプの支持と、これで上手くやったクチ。

 白人は人種のせいで損し、マイノリティーは得をしているという不満は、1964年成立の公民権法や、アファーマティブ・アクションを逆差別と見る人々の間に、根深く潜んでいます。

 1990年には既に、故ジェシー・ヘルメス共和党議員が再選を狙う選挙活動中に訴え、「You needed that job, and you were the best qualified, but they had to give it to a minority because of a racial quota(あなたは本当にその仕事が必要で、最もふさわしい候補者なのに、人種割当のせいで、あなたではなくマイノリティーの候補者が選れねばならなかった)」というCMを流しました。

 そして、2950年には、白人はアメリカのマイノリティーになることが予測されていますが、それは、有色人種の移民が流するからではなく、今のアメリカ国民の出生率を基にした計算です。正直、その事態を避けるために、白人だけ産めよ、育てよ、って主張が出てこないのが不思議だわ。

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 ところで、隣の州にわざわざ出かけて行って、デモ参加者を射殺した当時17歳のリッテンハウス(二人殺しても無罪にしろ、今回の18歳にしろ、親の事が出てこないのはアメリカだなぁ、って思う。昨年12月に15歳が高校で銃乱射した際には、プレゼントとして銃を子供に買い与えた親の責任が問われましたが、リッテンハウスも、今回の犯人も、親の責任は問われない。日本人としては、子供がこういう事件を起こしたら、親は何をやってたんだ?って思うわ。


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地元でアート・フェスティバルでした~!!

 世界的なインフレですが、私も、ガソリンを入れている間にガンガン上がっていくメーターに、近所のスーパーでいつも買っていた商品の値段をふと見直した時、週末にクレジットカードの明細を確認する時(私は殆どキャッシュを使わない)、軽い眩暈を感じます。正直、なんでこんなモノまで値段が上がりますか?!な物も多く、こういうのは、輸送費の高騰に影響されているのかなぁ?

 ガソリン代に絶句し、ラジオをつければ暗いニュース。でも、週末は雨の予想を翻し、真夏のようなお天気だったので、気も少しは晴れました。今週末は地元で二年ぶりのアートフェスティバルが開かれる予定だったので、天気予報が外れたのは、イベント大好きの私には嬉しい。こういったイベントでは、気に入った、けど、手が出ませ~ん、な作品を写真に撮らせて頂くのですが、撮影許可を貰おうとすると、絶対ダメっ!か、宣伝になるからどんどん撮って、SNSに載せて!因みに、これ、私のインスタね、と積極的か、不思議とキッパリ別れます。違いは何かは分らないけど。

 このフェスティバル、過去二年はコロナでキャンセル、その前の年は夏休み中で旅行していたので、参加は今回が初めてです。正直、アートというより地元の趣味人のクラフトってレベルでしたが(ごめんなさーい!)、200弱ものブースが出ているので、見応えは十分。楽しかった~!

 このフェスティバルに先立って郡の高校生のコンテストがあり、入賞者3人には、合計2万ドルの奨学金が寄与されます(今年の受賞者はこちら)。このコンテストは、過去二年も開かれ、作品は図書館で展示されますが、毎年、レベル高くてビックリです!普通に売れるレベル。こんな子達が将来、NFT等で活躍していくのかな。

 いつもは、屋外イベントは犬連れですが、今日は朝からもう暑かったので、犬はお留守番。特に何も買う予定はなかったのですが、こういう機会は一期一会。陶器のお花のイヤリングを1つ買いました。実は私は、イヤリングとかブレスレットとかぶらぶら、ジャラジャラが大好きなのだw

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朝から快晴、賑わってます

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エンターテイメントも

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こちらのバッグ屋さんでは

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コンバースのスニーカーがポーチに!

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フェイスペイントのブース。アメリカのお祭りでは欠かせません

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ガラスのパンプキンは、なぜかこの辺では人気のアイテム

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小鳥の付いた壷

 背景に映る人々の体形が、典型的なアメリカの田舎だねぇ…
 

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sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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