Archive | 2022年06月
28日の第6回目の連邦議会襲撃事件に対する下院の公聴会、もう、怒りを通り越して、聴きながら思わず、ふへへへへ...って脱力笑いしてしまいました。下手なお笑いコントでも、ここまで酷くないでしょうw
ミドウズ前大統領首席補佐官の部下だったキャシディ・ハチンソン氏は、トランプは自分の演説前に会場が埋まってないのに腹を立てて、武器を携帯した聴衆を止めていた警備担当者に、「自分には危害がないから、彼らを入れろ」と指示したと証言しました。その演説では、「議会に行進しよう」、「力を示さねばならない」と言っていたのは、生中継されていた事実。
自分も一緒に議会に向かおうとしてシークレットサービスに止められ、専用車内では自分でハンドルを掴もうとして揉めたとか、シークレットサービスの首絞めたとか、なんて証言もありました。トランプの頭の中では、熱狂的な歓声の中で支持者に迎えられ、共に公式集計手続中の部屋の扉をバーン!と開けて、その場にいる議員を押しのけ、我こそは大統領なり!と宣言する自分の姿が浮かんでたんだろうなぁ。その輝きたるや、マツケンもびっくりレベルだったでしょう...(〃▽〃)ププッ
バー元司法長官がメディアに選挙不正の証拠が無いと告げた時には、トランプが怒ってランチの皿を投げつけ、床には割れた食器が散乱、壁にはケチャップがべったりだったとも証言されています。ホワイトハウスは国の所有物であって、アンタのものじゃない。機密資料を流してトイレを詰まらせるばかりでなく、壁のケッチャプのシミの分も公共物破損の罪で訴えられるべき...か、どうかは知りませんが、今回の議会占拠煽動だけではなく、権力乱用、セクハラ、脱税等々、あっちこっちから訴えられていますが、未だに捕まりもせず、それどころか、次回の大統領選挙にも立候補するという噂もあり... 本当にどうなっているのやら??

トランプのレガシー
更におかしいのは、トランプに近しいジュリアーニや共和党議員たちが、検挙された時に備えて予め恩赦を求めていたこと。自分たちでも、悪いことしてるって十分に分かってるわけです。
アメリカでは、多種多様な民族、文化、習慣、価値観等が混在しています。そんな多くの異なった人々が共存するには、同じルールを護るという大前提が、他の社会以上に必要だと思います。赤は止まれ、青は進めという共通の認識があるから、道を渡れる。それが、オレは赤が進めなんだよ!って一団が出てきたら、もう絶対怖くて外を歩けないし、車なんか運転できませんよ。でも、それを実行してるのがトランプ。
2000年に一旦は民主党のゴア候補の勝利が確定したのに、当時、実弟が知事をしていたフロリダ州の再集計で共和党候補のブッシュが一転して大統領選の勝者となった時を思い出します。それでも、ゴアは敗者演説を行い、国民をそれを受け入れました。色々と思うところはあれど、結果を受け入れ、反対派も多数派の決定の下で団結するのが民主主義の基本です。それを根底からひっくり返そうとするトランプ。民主主義の存続が危ぶまれるのも杞憂ではありません。
元よりアメリカでは赤信号でも車が来てなきゃ渡っちゃえ、な傾向がありましたが、少なくとも青信号の時は安心して道を渡れる国でいて欲しいわ
ミドウズ前大統領首席補佐官の部下だったキャシディ・ハチンソン氏は、トランプは自分の演説前に会場が埋まってないのに腹を立てて、武器を携帯した聴衆を止めていた警備担当者に、「自分には危害がないから、彼らを入れろ」と指示したと証言しました。その演説では、「議会に行進しよう」、「力を示さねばならない」と言っていたのは、生中継されていた事実。
自分も一緒に議会に向かおうとしてシークレットサービスに止められ、専用車内では自分でハンドルを掴もうとして揉めたとか、シークレットサービスの首絞めたとか、なんて証言もありました。トランプの頭の中では、熱狂的な歓声の中で支持者に迎えられ、共に公式集計手続中の部屋の扉をバーン!と開けて、その場にいる議員を押しのけ、我こそは大統領なり!と宣言する自分の姿が浮かんでたんだろうなぁ。その輝きたるや、マツケンもびっくりレベルだったでしょう...(〃▽〃)ププッ
バー元司法長官がメディアに選挙不正の証拠が無いと告げた時には、トランプが怒ってランチの皿を投げつけ、床には割れた食器が散乱、壁にはケチャップがべったりだったとも証言されています。ホワイトハウスは国の所有物であって、アンタのものじゃない。機密資料を流してトイレを詰まらせるばかりでなく、壁のケッチャプのシミの分も公共物破損の罪で訴えられるべき...か、どうかは知りませんが、今回の議会占拠煽動だけではなく、権力乱用、セクハラ、脱税等々、あっちこっちから訴えられていますが、未だに捕まりもせず、それどころか、次回の大統領選挙にも立候補するという噂もあり... 本当にどうなっているのやら??

トランプのレガシー
更におかしいのは、トランプに近しいジュリアーニや共和党議員たちが、検挙された時に備えて予め恩赦を求めていたこと。自分たちでも、悪いことしてるって十分に分かってるわけです。
アメリカでは、多種多様な民族、文化、習慣、価値観等が混在しています。そんな多くの異なった人々が共存するには、同じルールを護るという大前提が、他の社会以上に必要だと思います。赤は止まれ、青は進めという共通の認識があるから、道を渡れる。それが、オレは赤が進めなんだよ!って一団が出てきたら、もう絶対怖くて外を歩けないし、車なんか運転できませんよ。でも、それを実行してるのがトランプ。
2000年に一旦は民主党のゴア候補の勝利が確定したのに、当時、実弟が知事をしていたフロリダ州の再集計で共和党候補のブッシュが一転して大統領選の勝者となった時を思い出します。それでも、ゴアは敗者演説を行い、国民をそれを受け入れました。色々と思うところはあれど、結果を受け入れ、反対派も多数派の決定の下で団結するのが民主主義の基本です。それを根底からひっくり返そうとするトランプ。民主主義の存続が危ぶまれるのも杞憂ではありません。
元よりアメリカでは赤信号でも車が来てなきゃ渡っちゃえ、な傾向がありましたが、少なくとも青信号の時は安心して道を渡れる国でいて欲しいわ
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最高裁判所が、中絶の可否は各州議会の判断に委ねるという無責任な判決を下し、共和党州が翌日、25日には早々に揃って中絶への規制を強化したことに対し、週末から抗議活動が続いています。勿論、中絶という判断を下さねばならないのは悲しい事ですが、その権利を奪うなら、先ずは避妊教育の徹底や必要な手段を提供し、女性がレイプ被害者にならないように安全を確保し、望まれない妊娠を減らす努力をすべき。そして何よりも、中絶を許さないのなら、誕生までの母体の保護と生まれてきた子供と母親を、政府がしっかりサポートするシステムが充実しているべきです。
連邦は判断を州政府に丸投げし、男性側の責任や、なぜ中絶、子供を育てられないという判断に至らなければならなかったか、に対する行政や社会の責任を全く問うことなく、勝手に「人間」の定義を決めつけて、胎児の人権問題にすり替えている。心臓の鼓動が聞こえたら「人間」なら、その段階で税金の扶養控除対象にしてもらわんと。
ラジオでは、この判決に対する専門家のインタビューの中で、無脳児(born without head、頭が無い、という表現だった)等の重篤な障害があり、へその緒を切ったら直ぐに死ぬのが明らかでも誕生させなきゃならない、ただ死なせるためだけにだ!って激怒っているお医者さんの話に衝撃を受けました。これが「生を受けた」と言える状況でしょうか?母は悲しみを増長させるためだけに9か月間、我が子を胎内で育てなければならないのでしょうか?
余談ですが、私は息子と喧嘩すると、誰のおかげで人間の形してると思ってるのよ?私が9か月もかけて人間にしてやったんだからね!が決め文句。私は幸運にも、何の問題も無く順調に9か月間で出産出来ましたが、それでも人間を一人創るのは大変なんです。途中で止められないなら、国民皆保険すらないアメリカで、中絶を禁止する州では、妊娠期間中の支援を強化してくれるのですか?
そんな多くの欠点を抱えたままに、女性だけに責任を押し付ける。胎児の生命尊重派と女性の権利尊重派の根にあるのは、「自由の国」であるはずの、アメリカの基盤にがっちり根を張ったキリスト教的信念です。これは、人生の3分の2近くをアメリカで過ごした私でも、どう頑張っても理解できない。ただ分るのは、アメリカは本当に変わってしまったこと。いつか本当に、人種だけではなく、多様な文化や信仰、背景を受け入れられる国になれるのでしょうか?

プロ・ライフじゃなくて、プロ誕生だから。へその緒を切離されたら、後は自分で勝手に生きてってね
先の大阪地裁が同性婚を認めないとの判決を下したことで、日本はG7諸国で唯一、同性婚を認めない遅れた国と批判されたばかりですが、アメリカは先進国で唯一、中絶を罰する国となりました。次は同性婚じゃないかと、一部の人は戦々恐々としています。そうなれば益々、養子縁組の機会も減りそうですが、今の保守派は、自分たちの気に入らない法は全部、ひっくり返そうという勢い。そして、それらを自分の功績として、しゃしゃり出るトランプ(実際、その通り。こいつが恥知らずにも、保守派の太鼓持ち達を最高裁に送り出した)。
これが、中間選挙での民主党の追い風になって欲しいと思います。未だ、トランプから乳離れできない共和党が議会をコントロールすれば、一体どこまで行ってしまうのか... 想像するだに怖ろしい...
連邦は判断を州政府に丸投げし、男性側の責任や、なぜ中絶、子供を育てられないという判断に至らなければならなかったか、に対する行政や社会の責任を全く問うことなく、勝手に「人間」の定義を決めつけて、胎児の人権問題にすり替えている。心臓の鼓動が聞こえたら「人間」なら、その段階で税金の扶養控除対象にしてもらわんと。
ラジオでは、この判決に対する専門家のインタビューの中で、無脳児(born without head、頭が無い、という表現だった)等の重篤な障害があり、へその緒を切ったら直ぐに死ぬのが明らかでも誕生させなきゃならない、ただ死なせるためだけにだ!って激怒っているお医者さんの話に衝撃を受けました。これが「生を受けた」と言える状況でしょうか?母は悲しみを増長させるためだけに9か月間、我が子を胎内で育てなければならないのでしょうか?
余談ですが、私は息子と喧嘩すると、誰のおかげで人間の形してると思ってるのよ?私が9か月もかけて人間にしてやったんだからね!が決め文句。私は幸運にも、何の問題も無く順調に9か月間で出産出来ましたが、それでも人間を一人創るのは大変なんです。途中で止められないなら、国民皆保険すらないアメリカで、中絶を禁止する州では、妊娠期間中の支援を強化してくれるのですか?
そんな多くの欠点を抱えたままに、女性だけに責任を押し付ける。胎児の生命尊重派と女性の権利尊重派の根にあるのは、「自由の国」であるはずの、アメリカの基盤にがっちり根を張ったキリスト教的信念です。これは、人生の3分の2近くをアメリカで過ごした私でも、どう頑張っても理解できない。ただ分るのは、アメリカは本当に変わってしまったこと。いつか本当に、人種だけではなく、多様な文化や信仰、背景を受け入れられる国になれるのでしょうか?

プロ・ライフじゃなくて、プロ誕生だから。へその緒を切離されたら、後は自分で勝手に生きてってね
先の大阪地裁が同性婚を認めないとの判決を下したことで、日本はG7諸国で唯一、同性婚を認めない遅れた国と批判されたばかりですが、アメリカは先進国で唯一、中絶を罰する国となりました。次は同性婚じゃないかと、一部の人は戦々恐々としています。そうなれば益々、養子縁組の機会も減りそうですが、今の保守派は、自分たちの気に入らない法は全部、ひっくり返そうという勢い。そして、それらを自分の功績として、しゃしゃり出るトランプ(実際、その通り。こいつが恥知らずにも、保守派の太鼓持ち達を最高裁に送り出した)。
これが、中間選挙での民主党の追い風になって欲しいと思います。未だ、トランプから乳離れできない共和党が議会をコントロールすれば、一体どこまで行ってしまうのか... 想像するだに怖ろしい...
週末は、ほぼデジタルデトックスに挑戦していました。「ほぼ」なのは、ストリーミングで音楽聞いたり、映画見たりしたからなのですが、こういう時に限って、重要なメールが来てて、月曜の早朝に、ぐは!
先日のアートに関する記事、「アートだって実存していて欲しい」で少し触れた、アーティストのスタジオについて、今日は紹介します。
建物に入って直ぐのスタジオは、ここのオーナーでもある、80代の女性のエリアです。彼女はエッチングやミクストメディア等、様々な手法を試してきました。古い作品は、ざっくりと箱に入れてあり、それらを見ている間に少し会話してみると、私が1992年に卒業した大学を、彼女が60年代に卒業していたことが判明。ニューヨークの真ん中あたりの学校を卒業した二人が、オハイオの郊外で出会うなんて~!と、しばし、「私の時は○○だったわ~」と盛り上がりました。
実は私が見ていた箱の中の作品は、今、どんどん手放している最中なのだそう。日本風にいう「終活」(?)でしょうか。だから、好きなの選んで持っていっていいわよ、と。え?まじですか?で、本当に貰っちゃった...(@_@) オリジナルのアート作品ですよ。いくら、安い、貰うの好きな私も、こんなの頂いちゃったら恐縮です。
折角頂いた作品、ちゃんと額装して飾りたい。でも、小さな作品ではないだけに、額縁屋さんにお願いしたら何百ドルも掛ってしまう。そこで、絵のサイズに切った紙を携え、スリフト巡りして、ぴったりの額を見付けました。

この額縁の中の絵を外して

こうなりました
作品名は「Pyramid of the Rising Sun」で、右下に地球が見えます。彼女の作品は、フェミニズム的なメッセージと、自然・地球への敬意があり、大きなパワーを感じます。翌週、この写真と日本のお菓子を持って行ったら、彼女にも、ぴったりね、と、お墨付きを頂いたので嬉しかった!我が家のダイニング(っていうほどの大したものじゃないけど)の壁に、ドーン!と、掛かっていますよv
これが、私が図書館の向かいのアート・スタジオの「ほぼ毎週、土曜日になると来るオバサン」になった由来です。行くたびに彼女と少しお話して、アトリエを見て回り... 楽しい習慣です。
先日のアートに関する記事、「アートだって実存していて欲しい」で少し触れた、アーティストのスタジオについて、今日は紹介します。
建物に入って直ぐのスタジオは、ここのオーナーでもある、80代の女性のエリアです。彼女はエッチングやミクストメディア等、様々な手法を試してきました。古い作品は、ざっくりと箱に入れてあり、それらを見ている間に少し会話してみると、私が1992年に卒業した大学を、彼女が60年代に卒業していたことが判明。ニューヨークの真ん中あたりの学校を卒業した二人が、オハイオの郊外で出会うなんて~!と、しばし、「私の時は○○だったわ~」と盛り上がりました。
実は私が見ていた箱の中の作品は、今、どんどん手放している最中なのだそう。日本風にいう「終活」(?)でしょうか。だから、好きなの選んで持っていっていいわよ、と。え?まじですか?で、本当に貰っちゃった...(@_@) オリジナルのアート作品ですよ。いくら、安い、貰うの好きな私も、こんなの頂いちゃったら恐縮です。
折角頂いた作品、ちゃんと額装して飾りたい。でも、小さな作品ではないだけに、額縁屋さんにお願いしたら何百ドルも掛ってしまう。そこで、絵のサイズに切った紙を携え、スリフト巡りして、ぴったりの額を見付けました。

この額縁の中の絵を外して

こうなりました
作品名は「Pyramid of the Rising Sun」で、右下に地球が見えます。彼女の作品は、フェミニズム的なメッセージと、自然・地球への敬意があり、大きなパワーを感じます。翌週、この写真と日本のお菓子を持って行ったら、彼女にも、ぴったりね、と、お墨付きを頂いたので嬉しかった!我が家のダイニング(っていうほどの大したものじゃないけど)の壁に、ドーン!と、掛かっていますよv
これが、私が図書館の向かいのアート・スタジオの「ほぼ毎週、土曜日になると来るオバサン」になった由来です。行くたびに彼女と少しお話して、アトリエを見て回り... 楽しい習慣です。
わたくし、昨日から怒りのあまり、七転八倒しておりますの。
上院で、21歳未満の銃購入時の身元調査拡大やレッドフラッグ法を含む、ブレイディ法以来、ほぼ30年ぶりの銃の安全対策を盛り込んだ連邦銃規制法案が可決されました。抜本的な対策には程遠いとはいえ、共和党議員10人が賛成し、超党派で合意された意味は大きいと思います。
アメリカでの今年の銃犯罪による死者は2万人を超えています。銃乱射事件の発生率は、平均で一日一件以上。そして度重なるスクール・シューティング。先月も、テキサス州ユバルディにおける小学校での無差別射撃で、先生二人と19人の子供達が無残に殺害され、何の手も打たない行政に対する国民の怒りに応えたものです。
それがや!
銃を持ち歩く権利を制限するニューヨーク州の銃規制法に、連邦最高裁が違憲判決。今回のニューヨーク州法や、同様のカリフォルニア州やお隣ニュージャージー州他、民主党州での法は、「銃を公共の場で見えないようにして携帯するには、州民が正当な理由を証明しなければならない」と定めており、これが合衆国憲法修正第2条に違反していると判断されました。判決は、保守派6人が賛成、リベラル派3人が反対という、実に判り易い結果。
自動小銃や連射機銃を一般人が買える事の異常さは当然ながら、銃を携帯していることで、カッとして撃った、と言う事件が増えるのは当然でしょう。コロンバス周辺だけのローカルニュースでも、口論してて撃ったら死んだ、けんかの仲裁に入ったら撃たれて死んだ、通りすがりに流れ弾に当たって死んだ、の繰り返し。毎朝が、同じ事件かと思ったら、また別件かい?状態づす。
おまけに、昨日、米連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会5日目を聴いた。ローゼン元司法長官代行、ドノヒュー元副司法長官代行、スティーブン・エンゲル司法省法務顧問室長の証言で、トランプが司法を脅迫し、あらゆる連邦政府権限を使って、州議員たちに結果を覆させようと圧力をかけたことが、公式に証言されました。これだけの証拠が揃っているのに、未だにトランプ起請出来ず、指示する人がいるのが理解できない。
トランプから大統領選挙に出馬資格をはく奪するだけじゃ、全く足りません。終身刑に処して、一族郎党から脱税等で築いた資産を取り上げ、監獄に送るべき。廃墟になったグアンタナモなんか、ぴったりじゃないでしょうか?

3人のうち、二人が赤(共和党のシンボルカラー)と青(民主党のシンボルカラー)のネクタイ
そして一人はどちらでもない黄色

ちなみに4回目、21日の公聴会の3人:
バウワーズ・アリゾナ州議会下院議長、ラッフェンスパーガー・ジョージア州務長官、スターリング・ジョージア州務長官室、投票管理責任者
ラッフェンスパーガー長官が、電話でトランプに勝つために必要な票を見付けてこいと脅迫された共和党員
そして今日、1973年の、女性が中絶を選ぶ権利を認めた歴史的判例、「ロー対ウェイド判決」が、最高裁で49年ぶりに覆され、州の中絶制限が容認されるようになりました。プロライフ、中絶反対派(共和党)州は、中絶禁止の州法を準備し、プロチョイス、中絶容認派(民主党州)では、禁止された州からの中絶希望者を受け入れるために準備しています。
この判決も同じく、トランプの指名した3人を含む保守派6人が賛成、リベラル派3人が反対。アメリカ人の多くが保守派で、リベラル派がその半分なら兎も角、こんな偏った最高裁判官の構成で、本当に許されてもいいのですか?国を代表してもいいんですか?
司法の公平性とか皆無でしょ!!!
これを民主主義と呼ぶのは、おこがましいにもほどがある!
因みに今日は、アメリカでは、Take Your Dog to Work Dayでした。私の勤め先は、そんなことを許しませんので、代わりに私が家でリモートワークしました。上司にちょっと嫌な顔されたけど、依頼された翻訳も溜まってるし、無視しました。ありがとうございました。
上院で、21歳未満の銃購入時の身元調査拡大やレッドフラッグ法を含む、ブレイディ法以来、ほぼ30年ぶりの銃の安全対策を盛り込んだ連邦銃規制法案が可決されました。抜本的な対策には程遠いとはいえ、共和党議員10人が賛成し、超党派で合意された意味は大きいと思います。
アメリカでの今年の銃犯罪による死者は2万人を超えています。銃乱射事件の発生率は、平均で一日一件以上。そして度重なるスクール・シューティング。先月も、テキサス州ユバルディにおける小学校での無差別射撃で、先生二人と19人の子供達が無残に殺害され、何の手も打たない行政に対する国民の怒りに応えたものです。
それがや!
銃を持ち歩く権利を制限するニューヨーク州の銃規制法に、連邦最高裁が違憲判決。今回のニューヨーク州法や、同様のカリフォルニア州やお隣ニュージャージー州他、民主党州での法は、「銃を公共の場で見えないようにして携帯するには、州民が正当な理由を証明しなければならない」と定めており、これが合衆国憲法修正第2条に違反していると判断されました。判決は、保守派6人が賛成、リベラル派3人が反対という、実に判り易い結果。
自動小銃や連射機銃を一般人が買える事の異常さは当然ながら、銃を携帯していることで、カッとして撃った、と言う事件が増えるのは当然でしょう。コロンバス周辺だけのローカルニュースでも、口論してて撃ったら死んだ、けんかの仲裁に入ったら撃たれて死んだ、通りすがりに流れ弾に当たって死んだ、の繰り返し。毎朝が、同じ事件かと思ったら、また別件かい?状態づす。
おまけに、昨日、米連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会5日目を聴いた。ローゼン元司法長官代行、ドノヒュー元副司法長官代行、スティーブン・エンゲル司法省法務顧問室長の証言で、トランプが司法を脅迫し、あらゆる連邦政府権限を使って、州議員たちに結果を覆させようと圧力をかけたことが、公式に証言されました。これだけの証拠が揃っているのに、未だにトランプ起請出来ず、指示する人がいるのが理解できない。
トランプから大統領選挙に出馬資格をはく奪するだけじゃ、全く足りません。終身刑に処して、一族郎党から脱税等で築いた資産を取り上げ、監獄に送るべき。廃墟になったグアンタナモなんか、ぴったりじゃないでしょうか?

3人のうち、二人が赤(共和党のシンボルカラー)と青(民主党のシンボルカラー)のネクタイ
そして一人はどちらでもない黄色

ちなみに4回目、21日の公聴会の3人:
バウワーズ・アリゾナ州議会下院議長、ラッフェンスパーガー・ジョージア州務長官、スターリング・ジョージア州務長官室、投票管理責任者
ラッフェンスパーガー長官が、電話でトランプに勝つために必要な票を見付けてこいと脅迫された共和党員
そして今日、1973年の、女性が中絶を選ぶ権利を認めた歴史的判例、「ロー対ウェイド判決」が、最高裁で49年ぶりに覆され、州の中絶制限が容認されるようになりました。プロライフ、中絶反対派(共和党)州は、中絶禁止の州法を準備し、プロチョイス、中絶容認派(民主党州)では、禁止された州からの中絶希望者を受け入れるために準備しています。
この判決も同じく、トランプの指名した3人を含む保守派6人が賛成、リベラル派3人が反対。アメリカ人の多くが保守派で、リベラル派がその半分なら兎も角、こんな偏った最高裁判官の構成で、本当に許されてもいいのですか?国を代表してもいいんですか?
司法の公平性とか皆無でしょ!!!
これを民主主義と呼ぶのは、おこがましいにもほどがある!
因みに今日は、アメリカでは、Take Your Dog to Work Dayでした。私の勤め先は、そんなことを許しませんので、代わりに私が家でリモートワークしました。上司にちょっと嫌な顔されたけど、依頼された翻訳も溜まってるし、無視しました。ありがとうございました。
帰り道にラジオで聴いて、泣きそうになったお話:NPR All Things Considered "A man got a rare chance to earn a degree from prison. Soon, that may become less rare(一人の男が刑務所内で学位を得る希少な機会を得た。直ぐにそれは「稀」ではなくなる)”
南LAの悪名高いワッツ地区に生まれ育ち、11歳の時に自転車を盗んで特別少年院に収監されて以来、様々な犯罪を繰り返してきた48歳のケニー・バトラーさんは、20代を麻薬を売って過ごし、ギャングのボスになって32歳の時に15年の刑期判決を受けました。退屈な刑務所の生活の中で、本を読み始めましたが、ロクに学校に通ってなかったケニーさんには、解らない言葉が沢山あった。そんなケニーさんに、俺はいらんからやるわ、と、同房者がくれたのが、厚さ6㎝の辞書でした。この同房者、実は天使じゃない?
ケニーさんは刑務所の図書室に通い詰めるようになり、辞書は以来ずっと、ケニーさんの頼れる仲間であり続けました。目出度し、めでたし... で、終わりはなく、とんでもない機会が訪れました。カリフォルニア州クレアモントのピッツァー大学が、刑務所内で受講して大学を卒業できるプログラムを始め、ケニーさんが参加者の一人に選ばれたのです。
まず最初に取ったクラスは、男性のためのフェミニズムと、アフリカン・アメリカンの詩作だったそうです。刑務所内で学位取得する予定でしたが、刑期が短縮され12年で出所出来ました。そして、実際にキャンパスで学位を終了できることになりました。最初の数か月は、ケニーさんを避ける人も居ましたし、コロナで身内を亡くすと言う悲劇もありましたが、ずっと良い成績を保ち、卒業後の事も考えられるようになりました。
でも、「ギャングのリーダーでした」な履歴書は、一般に受けがよろしくない。そこで更なる教育を受けることにしたケニーさんは、カリフォルニア工科州立大学(Cal Poly)行政学部の修士号プログラムに合格し、しかも、ウガンダで刑務所システムを学ぶためのフルブライト奨学金、社会変革のためのプロジェクトを支援する2万ドルのネイピア助成金を獲得。ケニーさん、合格の知らせを受け取ったときは、泣き崩れたそうです。まだアメリカには、ドリームが残っていると思わせてくれるエピソードでした。
過去4半世紀、刑務所内に収監されている受刑者が大学の学位を取得できるプログラムは本当に稀でした。連邦の資金を刑務所内の高等教育に使うことが禁止されていたからです。最近になって、議会はこの禁止を撤廃することになり、今後は、ケニーさんのような人も増えるかも、というのは、来年から、連邦政府の大学奨学金(Pell Grants)が適用できるようになるからです。
1994年の刑法によって連邦奨学金の使用が禁止されて、刑務所内での大学プログラムは、一夜にして当時の300から12に減ってしまいました。その、数少ない民間資金を得てのプログラムの一つが、ケニーさんの受けたピッツァー大学のプログラムです。このような機会を拡大するための動きは、オバマ政権の「セカンド・チャンス連邦奨学金」から始まり、過去4年間で3万人が刑務所内で高等教育を受けてきました。そして、来年からは、学費7千ドルを連邦奨学金から支援することが可能になるため、更にプログラムが拡大していくと期待されています。
もちろん、ケニーさんは元々、大型ギャング団のリーダーになるほどリーダーの素質があり、しかも勤勉だった特別なケースでしょう。でも、こんな人だって実際にいるのです。学位を得ても、犯罪歴が消えるわけではありません。でも、多くの犯罪者が貧困層であり、教育も含めた様々な機会も限られていた。刑務所内で勉強して判り易い証拠である学位を得たり、特別な技術を身に着けることが出来れば、出所後の機会が広がるかもしれず、再犯防止の大きな施策となり得るでしょう。同時に社会にとって役に立つ人材が増えて、本当の目出度し、めでたし...

こんな学校だって。えーっと... 砂漠?って写真だけど、クレアモントっていいところなんだよ~
南LAの悪名高いワッツ地区に生まれ育ち、11歳の時に自転車を盗んで特別少年院に収監されて以来、様々な犯罪を繰り返してきた48歳のケニー・バトラーさんは、20代を麻薬を売って過ごし、ギャングのボスになって32歳の時に15年の刑期判決を受けました。退屈な刑務所の生活の中で、本を読み始めましたが、ロクに学校に通ってなかったケニーさんには、解らない言葉が沢山あった。そんなケニーさんに、俺はいらんからやるわ、と、同房者がくれたのが、厚さ6㎝の辞書でした。この同房者、実は天使じゃない?
ケニーさんは刑務所の図書室に通い詰めるようになり、辞書は以来ずっと、ケニーさんの頼れる仲間であり続けました。目出度し、めでたし... で、終わりはなく、とんでもない機会が訪れました。カリフォルニア州クレアモントのピッツァー大学が、刑務所内で受講して大学を卒業できるプログラムを始め、ケニーさんが参加者の一人に選ばれたのです。
まず最初に取ったクラスは、男性のためのフェミニズムと、アフリカン・アメリカンの詩作だったそうです。刑務所内で学位取得する予定でしたが、刑期が短縮され12年で出所出来ました。そして、実際にキャンパスで学位を終了できることになりました。最初の数か月は、ケニーさんを避ける人も居ましたし、コロナで身内を亡くすと言う悲劇もありましたが、ずっと良い成績を保ち、卒業後の事も考えられるようになりました。
でも、「ギャングのリーダーでした」な履歴書は、一般に受けがよろしくない。そこで更なる教育を受けることにしたケニーさんは、カリフォルニア工科州立大学(Cal Poly)行政学部の修士号プログラムに合格し、しかも、ウガンダで刑務所システムを学ぶためのフルブライト奨学金、社会変革のためのプロジェクトを支援する2万ドルのネイピア助成金を獲得。ケニーさん、合格の知らせを受け取ったときは、泣き崩れたそうです。まだアメリカには、ドリームが残っていると思わせてくれるエピソードでした。
過去4半世紀、刑務所内に収監されている受刑者が大学の学位を取得できるプログラムは本当に稀でした。連邦の資金を刑務所内の高等教育に使うことが禁止されていたからです。最近になって、議会はこの禁止を撤廃することになり、今後は、ケニーさんのような人も増えるかも、というのは、来年から、連邦政府の大学奨学金(Pell Grants)が適用できるようになるからです。
1994年の刑法によって連邦奨学金の使用が禁止されて、刑務所内での大学プログラムは、一夜にして当時の300から12に減ってしまいました。その、数少ない民間資金を得てのプログラムの一つが、ケニーさんの受けたピッツァー大学のプログラムです。このような機会を拡大するための動きは、オバマ政権の「セカンド・チャンス連邦奨学金」から始まり、過去4年間で3万人が刑務所内で高等教育を受けてきました。そして、来年からは、学費7千ドルを連邦奨学金から支援することが可能になるため、更にプログラムが拡大していくと期待されています。
もちろん、ケニーさんは元々、大型ギャング団のリーダーになるほどリーダーの素質があり、しかも勤勉だった特別なケースでしょう。でも、こんな人だって実際にいるのです。学位を得ても、犯罪歴が消えるわけではありません。でも、多くの犯罪者が貧困層であり、教育も含めた様々な機会も限られていた。刑務所内で勉強して判り易い証拠である学位を得たり、特別な技術を身に着けることが出来れば、出所後の機会が広がるかもしれず、再犯防止の大きな施策となり得るでしょう。同時に社会にとって役に立つ人材が増えて、本当の目出度し、めでたし...

こんな学校だって。えーっと... 砂漠?って写真だけど、クレアモントっていいところなんだよ~
ご近所でもガソリン代が1ガロン、5ドルを超えています。だいたい週末にガソリンを入れますが、70ドルを超えちゃう・゚・(つД`)・゚ 週末に満タンにすると、金曜には空に近くなるので、会社に行って帰ってくるだけで、週70ドルってこと!?
去年の今頃って、1ガロン3ドル超えたら文句タラタラでしたが、あれよ、あれよと言う間に値段が急上昇し、輸送費の高騰に伴って、何もかも値上げ。ガス代や電気代も爆上がりで、ここ数か月は毎月、請求書が来るたびに変な声出る。なるたけ節電したいのに、アメリカは熱波襲来で踏んだり蹴ったり。被害妄想かもしれないけど、お天気って協力的じゃないと思うの。
ガソリン代高騰への対策として、バイデン政権は連邦のガソリン税18セントの3か月据置を議会に要請、州政府にも燃料税の一時停止を呼びかけました。でもこれ、実際には消費者にとっては微々たる値下げで、石油会社だけ大儲けってリスクもあり得ます。そうならないように、何らかの条件付けが出来ればいいんだけど、石油会社って共和党とズブズブぇ...
コロナが下火になって経済復活時のインフレは、全体的な賃金上昇を伴っていましたが、ロシアの侵攻後の物価高は、ただ物価が上がってるだけの嫌なインフレです。1981年以来の高水準インフレへの対策として、27年ぶりに金利が0.75%利上げされました。年金をアテにしている独り身の私としては有難くもあり、お家なんか買えないなぁ...と、ため息をつくことも。
スーパーに行けば空いた棚が目立ち、いつも買っていた商品がなかったり、あっても露骨に値上げしてる。ロシアとウクライナの戦争が続き、原油価格が高騰している間は、サプライチェーン問題も解決されず、ずーっと、このまま物価は上がる一方で、このまま、景気後退になるんだろうなぁ...
国際的なインフレの責任を負わされて、バイデンさんも辛いところです。アメリカとしては、はい、はい、ウクライナも疲れてきたし、ここは一旦、ロシアに花を持たせて、プーチンさんが急に謎の病死(??)するまで待つよろし、ヒヒヒ...って、やりたいとこかもしれないけど(あくまでも私の想像です)、一応は、ヨーロッパと足並みを揃えてウクライナの勝利まで支援しますってコミットしてるだけに… 正直、ヨーロッパ諸国も、ウンザリし始めてるんではないかと思うのですが。ドイツなんて、石炭発電に戻るって?
士気の高かったウクライナ兵も、長期化からの消耗に物資不足が疲弊に拍車をかけて、脱走兵も出ているとのこと。ゼレンスキーさんは、前線に応援に行ったり、世界中に支援を求めて頑張ってるっていうけど、私的には、可能性は無いとNATO側に断言されていたに拘わらず加入を求めて、ロシアに侵略の理由を与えたし、だいたい、応援には行っても自分がロケット・ランチャー抱えて戦ってるのでもないし...と。
結局は、ロシア兵も、ウクライナの人々も、政治家たちの思惑のせいでとばっちりを受けてるだけ。戦死したロシア兵の遺品の写真がニュースで映し出されていましたが、日本で言う「おたくグッズ」でしょうか、アニメの美少女のグッズがありました。戦場でも肌身離さず持っているほど、ファンだったのかな。悪鬼のように言われているロシア兵だって、本来はそんな普通の若者たち。戦争になんて来たくなかったよね、家でゲームしたり、アニメ見てたかったよね...と、悲しくなりました。

去年の今頃って、1ガロン3ドル超えたら文句タラタラでしたが、あれよ、あれよと言う間に値段が急上昇し、輸送費の高騰に伴って、何もかも値上げ。ガス代や電気代も爆上がりで、ここ数か月は毎月、請求書が来るたびに変な声出る。なるたけ節電したいのに、アメリカは熱波襲来で踏んだり蹴ったり。被害妄想かもしれないけど、お天気って協力的じゃないと思うの。
ガソリン代高騰への対策として、バイデン政権は連邦のガソリン税18セントの3か月据置を議会に要請、州政府にも燃料税の一時停止を呼びかけました。でもこれ、実際には消費者にとっては微々たる値下げで、石油会社だけ大儲けってリスクもあり得ます。そうならないように、何らかの条件付けが出来ればいいんだけど、石油会社って共和党とズブズブぇ...
コロナが下火になって経済復活時のインフレは、全体的な賃金上昇を伴っていましたが、ロシアの侵攻後の物価高は、ただ物価が上がってるだけの嫌なインフレです。1981年以来の高水準インフレへの対策として、27年ぶりに金利が0.75%利上げされました。年金をアテにしている独り身の私としては有難くもあり、お家なんか買えないなぁ...と、ため息をつくことも。
スーパーに行けば空いた棚が目立ち、いつも買っていた商品がなかったり、あっても露骨に値上げしてる。ロシアとウクライナの戦争が続き、原油価格が高騰している間は、サプライチェーン問題も解決されず、ずーっと、このまま物価は上がる一方で、このまま、景気後退になるんだろうなぁ...
国際的なインフレの責任を負わされて、バイデンさんも辛いところです。アメリカとしては、はい、はい、ウクライナも疲れてきたし、ここは一旦、ロシアに花を持たせて、プーチンさんが急に謎の病死(??)するまで待つよろし、ヒヒヒ...って、やりたいとこかもしれないけど(あくまでも私の想像です)、一応は、ヨーロッパと足並みを揃えてウクライナの勝利まで支援しますってコミットしてるだけに… 正直、ヨーロッパ諸国も、ウンザリし始めてるんではないかと思うのですが。ドイツなんて、石炭発電に戻るって?
士気の高かったウクライナ兵も、長期化からの消耗に物資不足が疲弊に拍車をかけて、脱走兵も出ているとのこと。ゼレンスキーさんは、前線に応援に行ったり、世界中に支援を求めて頑張ってるっていうけど、私的には、可能性は無いとNATO側に断言されていたに拘わらず加入を求めて、ロシアに侵略の理由を与えたし、だいたい、応援には行っても自分がロケット・ランチャー抱えて戦ってるのでもないし...と。
結局は、ロシア兵も、ウクライナの人々も、政治家たちの思惑のせいでとばっちりを受けてるだけ。戦死したロシア兵の遺品の写真がニュースで映し出されていましたが、日本で言う「おたくグッズ」でしょうか、アニメの美少女のグッズがありました。戦場でも肌身離さず持っているほど、ファンだったのかな。悪鬼のように言われているロシア兵だって、本来はそんな普通の若者たち。戦争になんて来たくなかったよね、家でゲームしたり、アニメ見てたかったよね...と、悲しくなりました。

6月19日は、アメリカの連邦祝日、ジューンティーンス独立記念日、Juneteenth National Independence Day)です。June Ninteenth(ジューンナインティーンス)を縮めて、ジューンティーンスなんだって。ナインどこ行った?
テキサス州ガルベストンで、1865年6月19日に、それまでにテキサス州で奴隷身分とされてきた全ての人々は自由であるとする連邦政府からの命令が読み上げられ、解放された人々が祝ったことを記念する日で、「自由の日(Freedom Day)」、「歓喜の日(Jubilee Day)」、「解放の日」Liberation Day)」とも呼ばれてきました。まず最初に、テキサス州で祭日として認められ、昨年2021年6月17日に、バイデン大統領が正式に11番目の連邦の祝日とする法案に署名、今年が二年目です。

第二の独立記念日とも言われ、主に黒人の奴隷解放を祝う日ですが、それだけに収まらず、より多文化的な祭日になっています。19日が日曜日でしたので、翌月曜が連邦の祭日として、政府関係や金融機関はお休みです。去年は、2日前に急に決まって連邦や地方行政機関で、休むか休まないか?で、多少の混乱もあったようです。でも、オハイオの田舎の会社は通常運転ですわー。私の勤め先は下請けなので親会社様のお休みに従っているのですが、大企業として、こういう日は尊重すべきだと思うのですが。
私の住んでる街なんて、95%以上白人だもん、関係ないよね、むしろうざいとか思ってるかもね... ごにょごにょ...
テキサス州ガルベストンで、1865年6月19日に、それまでにテキサス州で奴隷身分とされてきた全ての人々は自由であるとする連邦政府からの命令が読み上げられ、解放された人々が祝ったことを記念する日で、「自由の日(Freedom Day)」、「歓喜の日(Jubilee Day)」、「解放の日」Liberation Day)」とも呼ばれてきました。まず最初に、テキサス州で祭日として認められ、昨年2021年6月17日に、バイデン大統領が正式に11番目の連邦の祝日とする法案に署名、今年が二年目です。

第二の独立記念日とも言われ、主に黒人の奴隷解放を祝う日ですが、それだけに収まらず、より多文化的な祭日になっています。19日が日曜日でしたので、翌月曜が連邦の祭日として、政府関係や金融機関はお休みです。去年は、2日前に急に決まって連邦や地方行政機関で、休むか休まないか?で、多少の混乱もあったようです。でも、オハイオの田舎の会社は通常運転ですわー。私の勤め先は下請けなので親会社様のお休みに従っているのですが、大企業として、こういう日は尊重すべきだと思うのですが。
私の住んでる街なんて、95%以上白人だもん、関係ないよね、むしろうざいとか思ってるかもね... ごにょごにょ...
アメリカ中西部を襲った熱波から一休み、今週末は、コロンバス北の郊外、ワージントン市でアート・フェスティバルがありました。フェスティバルやイベントと聞くと、いそいそと出かけていく私です。先日のコロンバスのアート・フェスティバルや、昨年までの、ここワージントンでのフェスティバルと同じ顔触れも。
ワージントンは、私の家からは車で30分弱かかりますが、土曜日のファーマーズマーケットと、メインストリートにある図書館によく行きます。日本人補修校に近いので日本語の本がありますが、意外とあまり知られていないみたい。もしこれを読んだコロンバス周辺の皆さん(多分いないけど)、日本語の本は地下の「International」セクションにあるから見てみてね。意外と充実しています。
今日は、お向かいのアーティストのスタジオも、オープンハウスをしていました。中には、様々なメディア、作風の20人以上のアーティストが作品を展示し、実際に作業しているスタジオがあます。気に入った作品を、その場で購入することもできますが、何も買わない(買えない)のにフラフラ入るのって、敷居が高いかも...と、ここは、ずーっと気になっていたけど、いつも外から見ていました。でも、ある日、やっぱりオープンハウスしている日にえいっ!と、入って以来、すっかり常連です。このスタジオの話は、また後日...

アーティストのスタジオとギャラリー

ファーマーズマーケットの模様を描いている画家が。大胆な色使いです。
印象派と言いますか、この風景が彼女の眼にはこう映るのかしら、と、興味深い。

ワージントンのフェスティバルで、水彩画のブース前でくつろぐ犬
うちの犬、直ぐこうやって「暑い~、バテた~」って、他の人に撫でてもらうんだよ~

お日様を浴びてキラキラ。綺麗でしたv

着るアート。お洒落だな~

「私の作品が気に入ったら楽しんで。あなたが嫌悪を感じても目を逸らすことが出来なかったら、私の企みは成功ね」
好きすぎて、アーティストに熱烈感想した。はい、トランプと、その回るを皮肉った作品です

今日、買ってしまったもの
アートとクラフトの違いについて、どちらも「工芸」だけど、何かの役に立つのはクラフト、無用の工芸がアートって提議を見たけど、それは何か同意できない。
ビル・ゲイツ氏は、芸術作品や限定アイテムにまつわる高収益化の手段となっているNFTを「100%大ばか理論(Greater fool theory)に基づいている」と断じていますが、これは同意。NFTは無用の工芸品の一種かもしれないけど、どんな利用価値があるのか分からない。実在する動産や不動産みたいに売買できないし、貨幣のような利用価値と交換できるってお約束の元に価値が生じるかどうかが保証されていない。デジタル通貨と同じで、取引する人々の間での暗黙の了解で成り立ってるだけで、とてもじゃないけど、怖くて手が出せないです~
ワージントンは、私の家からは車で30分弱かかりますが、土曜日のファーマーズマーケットと、メインストリートにある図書館によく行きます。日本人補修校に近いので日本語の本がありますが、意外とあまり知られていないみたい。もしこれを読んだコロンバス周辺の皆さん(多分いないけど)、日本語の本は地下の「International」セクションにあるから見てみてね。意外と充実しています。
今日は、お向かいのアーティストのスタジオも、オープンハウスをしていました。中には、様々なメディア、作風の20人以上のアーティストが作品を展示し、実際に作業しているスタジオがあます。気に入った作品を、その場で購入することもできますが、何も買わない(買えない)のにフラフラ入るのって、敷居が高いかも...と、ここは、ずーっと気になっていたけど、いつも外から見ていました。でも、ある日、やっぱりオープンハウスしている日にえいっ!と、入って以来、すっかり常連です。このスタジオの話は、また後日...

アーティストのスタジオとギャラリー

ファーマーズマーケットの模様を描いている画家が。大胆な色使いです。
印象派と言いますか、この風景が彼女の眼にはこう映るのかしら、と、興味深い。

ワージントンのフェスティバルで、水彩画のブース前でくつろぐ犬
うちの犬、直ぐこうやって「暑い~、バテた~」って、他の人に撫でてもらうんだよ~

お日様を浴びてキラキラ。綺麗でしたv

着るアート。お洒落だな~

「私の作品が気に入ったら楽しんで。あなたが嫌悪を感じても目を逸らすことが出来なかったら、私の企みは成功ね」
好きすぎて、アーティストに熱烈感想した。はい、トランプと、その回るを皮肉った作品です

今日、買ってしまったもの
アートとクラフトの違いについて、どちらも「工芸」だけど、何かの役に立つのはクラフト、無用の工芸がアートって提議を見たけど、それは何か同意できない。
ビル・ゲイツ氏は、芸術作品や限定アイテムにまつわる高収益化の手段となっているNFTを「100%大ばか理論(Greater fool theory)に基づいている」と断じていますが、これは同意。NFTは無用の工芸品の一種かもしれないけど、どんな利用価値があるのか分からない。実在する動産や不動産みたいに売買できないし、貨幣のような利用価値と交換できるってお約束の元に価値が生じるかどうかが保証されていない。デジタル通貨と同じで、取引する人々の間での暗黙の了解で成り立ってるだけで、とてもじゃないけど、怖くて手が出せないです~
昨日は朝からダメダメな一日でした。月曜の朝、偏頭痛の予兆を感じながら、鏡に映った自分の顔を見て浮腫んでるとは思ったのですが、頭痛薬を飲んで出社。2日間、ひたすら頭痛薬をとっかえひっかえ飲んでいましたが、昨日は、朝からカップを置かずにコーヒー・メーカーをセットしてしまい洪水から始まる。
会社の自分のデスクに二種類の頭痛薬を常備していますが、一つが1錠しか残ってなかった。抜かった!会社の自販機で、2錠毎のパックが25セントで買える(ぼったくりやなー)のですが、なけなしの25セント硬貨(私は小銭を持ち歩かない)で買おうとしたら、機械が詰まって硬貨を取られただけ...orz
もう、お休みできる日数が少ししか残っていない(年間割当の日数以上欠席したらクビなるです ´・_・`)のですが、PC画面がまぶしすぎる典型的な片頭痛の症状で、午後はお休みしてマッサージに行き、90分、じっくり揉んでもらって復活。マッサージ、というか指圧なのですが、偉大!!
と、また前振りが長いですが(←前振りやったんか)、何が原因だろうかと考えれば、日曜日に炎天下を歩いた後、急な嵐で濡れた、月曜夜に1月6日の議事堂襲撃に対するトランプの責任に関する公聴会を見てコーフンしすぎた、更に、経済政策研究所(EPI:the Economic Policy Institute)による、「1979年以降、所得シェアを拡大しているのは、上位10%の高所得者層だけ」という最新報告を読んで鬱になったから...かも??
そういった格差は、社会全体の消費を低迷させ、年間で約3900億ドル(約39兆2840億円)の経済成長の妨げになっているとか。アメリカの、とんでもない格差の解消が、健やかな経済成長を促進し、社会的不安の解消や犯罪の低下、教育の機会を広めて科学の発展や、より健康な国民といった良い事ずくめなのは、誰もが頭の中では判っている事。なのに、なぜ、そのための政策を実施できないのでしょうか。
収入に応じた課税、贈与税の引上げで得た税収入で、教育や社会的セーフティー・ネットを充実させることが、有効な格差対策なのは、何を今更、皆が知ってることだし、国民皆保険、銃規制、幼児教育等々、常識的に考えて国民の生活を向上させる政策なんていくらでもあるのに、欲が絡んで何も出来ない。バイデン政権が2021年にやろうとした、ビルト・バック・ベター計画は、まさにそれを具現したものでしたが、当然ながら共和党に阻止されてしまった。貧乏人を貧乏なままに、一部の特権階級をの特権をそのままに守るために共和党は存在しているのか?と、問いたい。で、なんで、労働階級が支持してんのよ??
ああ、また頭痛が...orz

日曜日は、こんなとこにいた
会社の自分のデスクに二種類の頭痛薬を常備していますが、一つが1錠しか残ってなかった。抜かった!会社の自販機で、2錠毎のパックが25セントで買える(ぼったくりやなー)のですが、なけなしの25セント硬貨(私は小銭を持ち歩かない)で買おうとしたら、機械が詰まって硬貨を取られただけ...orz
もう、お休みできる日数が少ししか残っていない(年間割当の日数以上欠席したらクビなるです ´・_・`)のですが、PC画面がまぶしすぎる典型的な片頭痛の症状で、午後はお休みしてマッサージに行き、90分、じっくり揉んでもらって復活。マッサージ、というか指圧なのですが、偉大!!
と、また前振りが長いですが(←前振りやったんか)、何が原因だろうかと考えれば、日曜日に炎天下を歩いた後、急な嵐で濡れた、月曜夜に1月6日の議事堂襲撃に対するトランプの責任に関する公聴会を見てコーフンしすぎた、更に、経済政策研究所(EPI:the Economic Policy Institute)による、「1979年以降、所得シェアを拡大しているのは、上位10%の高所得者層だけ」という最新報告を読んで鬱になったから...かも??
そういった格差は、社会全体の消費を低迷させ、年間で約3900億ドル(約39兆2840億円)の経済成長の妨げになっているとか。アメリカの、とんでもない格差の解消が、健やかな経済成長を促進し、社会的不安の解消や犯罪の低下、教育の機会を広めて科学の発展や、より健康な国民といった良い事ずくめなのは、誰もが頭の中では判っている事。なのに、なぜ、そのための政策を実施できないのでしょうか。
収入に応じた課税、贈与税の引上げで得た税収入で、教育や社会的セーフティー・ネットを充実させることが、有効な格差対策なのは、何を今更、皆が知ってることだし、国民皆保険、銃規制、幼児教育等々、常識的に考えて国民の生活を向上させる政策なんていくらでもあるのに、欲が絡んで何も出来ない。バイデン政権が2021年にやろうとした、ビルト・バック・ベター計画は、まさにそれを具現したものでしたが、当然ながら共和党に阻止されてしまった。貧乏人を貧乏なままに、一部の特権階級をの特権をそのままに守るために共和党は存在しているのか?と、問いたい。で、なんで、労働階級が支持してんのよ??
ああ、また頭痛が...orz

日曜日は、こんなとこにいた
先週9日から始まった、昨年1月6日の連邦議会襲撃事件調査の米下院特別委員会による公聴会、13日(月)に、その二回目が開かれました。トランプの言動が暴徒を煽動した責任がが問われます。今回の証言では、大統領選での敗北が決定的になったという側近の言葉を認めず、現実には全く興味を示さなかったことが明かされました。その4年間の大統領時代と、全く同様!
周りがいくら落選したと言い続けても、自分が勝ったという主張を曲げなかったと聞いて、ボケの症状じゃないの?って思っちゃいましたが、選挙不正に絡めた資金集めの結果、2.5億ドルを集めたものの、この資金の使い道が不明瞭で、法螺吹いてクーデターを企てただけではなく、詐欺の疑いも出てきました。自分の敗戦すらも金儲けに使おうとしたようです。
ちなみに、バイデン勝利を決定付けたアリゾナ州の結果を報じたFOXのジャーナリストは、その報道を取り消せと命じられましたが、拒否したために解雇されました。真実を伝えたらクビって…

真実を受け入れられないあなたのためのナンバー・ワン放送局
トランプの4年間は、真偽の如何には関わらず、一方的に主張を続け、それが押し通れば真実になる、嘘も言いくるめれば事実になるという文化を、アメリカ国内のみならず、世界中に蔓延させました。自分に都合の悪い「真実」はフェイクだと口汚く罵る。アメリカに「品位」は残っていないような気がします。こんな、嘘はついてもいい、自分の主張だけ押し付ければいいという時代に育った世代が、今から心配です。
選挙結果が明らかになったにもかかわらず、それを嘘だと言い続けるトランプに対し、「勝利宣言すべきだ」と勧めたジュリアーニがべろんべろんに酔っ払っていたと、トランプ陣営の報道官だったジェイソン・ミラーが証言しています。この場で酔っ払いたくなる気持ちはわかるけど、酔っ払ってたから造園業者の駐車場で記者会見とかしちゃったのかもねwww
娘に息子、トランプ陣営の選挙責任者だったビル・ステピエン、元司法長官ウィリアム・バー等、トランプの周りにワラワラいた幇間たちが、揃って掌返し。トランプは現実から剥離していたと、彼の敗戦を認める発言。一方で、ニューヨーク州最高裁は、民事事件として調査中のトランプ・オーガニゼーションによる不正疑惑で、トランプと長男ドンJr.、長女イヴァンカの召喚を命じた下級審の判断を支持。証言は7月15日から非公開で行われる見通しです。上告された下級審の判断を、最高裁が支持したことで、遂に、3人は証言せなばならなくなりました。
脱税、選挙結果を覆すと呼びかけ、多くの市民から少額寄付を得て集めた資金は、「Save America」たる、これまた盗人猛々しい名前の、トランプ当選を支持する共和党候補の選挙資金として集められましたが、トランプは自分の再選に向けた資金に流用しています。トランプの上級顧問だったスティーブ・バノンは、クラウドファンディングで2500万ドルを集めた「We Build the Wall(壁を築く)」キャンペーンで詐欺や資金洗浄、資金着服で起訴されましたが、今回も同様の事をやってそう。それどころか、個人的な夫妻扁額のために費やした可能性もあって、今すぐに刑務所に入れられるべき男を未だ救世主と崇めるアメリカ人のみならず、日本人(?)が多いのが不思議でなりません。
実際に死者まで出したとはいっても、議員が怪我したり、トランプの言う通り、ペンス副大統領が「吊らされた」可能性だってあったのです。アメリカだけではなく、民主主義を脅かす一大事であったのに、未だトランプに忖度する共和党の情けなさ。議事堂で実際に恐怖を味わった議員だっているのに、それでもトランプを怖れるのは、逆陰謀論で、陰でトランプに脅されてんじゃないかとすら疑っちゃいますよ。
インフレが40年ぶりのレベルっで猛威を振るう中、今度の中間選挙で民主党が今のままの議席を保つのは難しいと予測されています。そうなると、また銃規制は有耶無耶になって乱射によって子供たちの命が奪われ、中絶は禁止され、金持ちは優遇されて、私たち庶民はインフレと高税に喘ぐのでしょう… 私だって、こんなじゃ車も買い替えられないし、お家なんか買えないわ...
周りがいくら落選したと言い続けても、自分が勝ったという主張を曲げなかったと聞いて、ボケの症状じゃないの?って思っちゃいましたが、選挙不正に絡めた資金集めの結果、2.5億ドルを集めたものの、この資金の使い道が不明瞭で、法螺吹いてクーデターを企てただけではなく、詐欺の疑いも出てきました。自分の敗戦すらも金儲けに使おうとしたようです。
ちなみに、バイデン勝利を決定付けたアリゾナ州の結果を報じたFOXのジャーナリストは、その報道を取り消せと命じられましたが、拒否したために解雇されました。真実を伝えたらクビって…

真実を受け入れられないあなたのためのナンバー・ワン放送局
トランプの4年間は、真偽の如何には関わらず、一方的に主張を続け、それが押し通れば真実になる、嘘も言いくるめれば事実になるという文化を、アメリカ国内のみならず、世界中に蔓延させました。自分に都合の悪い「真実」はフェイクだと口汚く罵る。アメリカに「品位」は残っていないような気がします。こんな、嘘はついてもいい、自分の主張だけ押し付ければいいという時代に育った世代が、今から心配です。
選挙結果が明らかになったにもかかわらず、それを嘘だと言い続けるトランプに対し、「勝利宣言すべきだ」と勧めたジュリアーニがべろんべろんに酔っ払っていたと、トランプ陣営の報道官だったジェイソン・ミラーが証言しています。この場で酔っ払いたくなる気持ちはわかるけど、酔っ払ってたから造園業者の駐車場で記者会見とかしちゃったのかもねwww
娘に息子、トランプ陣営の選挙責任者だったビル・ステピエン、元司法長官ウィリアム・バー等、トランプの周りにワラワラいた幇間たちが、揃って掌返し。トランプは現実から剥離していたと、彼の敗戦を認める発言。一方で、ニューヨーク州最高裁は、民事事件として調査中のトランプ・オーガニゼーションによる不正疑惑で、トランプと長男ドンJr.、長女イヴァンカの召喚を命じた下級審の判断を支持。証言は7月15日から非公開で行われる見通しです。上告された下級審の判断を、最高裁が支持したことで、遂に、3人は証言せなばならなくなりました。
脱税、選挙結果を覆すと呼びかけ、多くの市民から少額寄付を得て集めた資金は、「Save America」たる、これまた盗人猛々しい名前の、トランプ当選を支持する共和党候補の選挙資金として集められましたが、トランプは自分の再選に向けた資金に流用しています。トランプの上級顧問だったスティーブ・バノンは、クラウドファンディングで2500万ドルを集めた「We Build the Wall(壁を築く)」キャンペーンで詐欺や資金洗浄、資金着服で起訴されましたが、今回も同様の事をやってそう。それどころか、個人的な夫妻扁額のために費やした可能性もあって、今すぐに刑務所に入れられるべき男を未だ救世主と崇めるアメリカ人のみならず、日本人(?)が多いのが不思議でなりません。
実際に死者まで出したとはいっても、議員が怪我したり、トランプの言う通り、ペンス副大統領が「吊らされた」可能性だってあったのです。アメリカだけではなく、民主主義を脅かす一大事であったのに、未だトランプに忖度する共和党の情けなさ。議事堂で実際に恐怖を味わった議員だっているのに、それでもトランプを怖れるのは、逆陰謀論で、陰でトランプに脅されてんじゃないかとすら疑っちゃいますよ。
インフレが40年ぶりのレベルっで猛威を振るう中、今度の中間選挙で民主党が今のままの議席を保つのは難しいと予測されています。そうなると、また銃規制は有耶無耶になって乱射によって子供たちの命が奪われ、中絶は禁止され、金持ちは優遇されて、私たち庶民はインフレと高税に喘ぐのでしょう… 私だって、こんなじゃ車も買い替えられないし、お家なんか買えないわ...
Profile
Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。
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