fc2ブログ
HOME   »  2022年08月
Archive | 2022年08月

今年も犬のフェスティバルに行きました!

 ま~た、コロンバスまで2時間運転して。せっかく、通勤に車が必要なくてガス代を節約してるハズなのに、週末ごとに遠出してちゃ意味ないでしょ!と、自分に突っ込みつつも、このイベントはマストなの!年に一度のコロンバスの犬フェスティバル、WAG!Wagは、犬の尻尾がぶんぶんフェれてる状態。犬たちが皆、楽しくて尻尾ブンブン、人間はサンプルを一杯貰ってウキウキなのです。いろんな犬、珍しい種類の犬も子犬も一杯、小さくてフワフワな犬に、強面なのに超フレンドリーなドーベルマン等々、わんこの博覧会。

IMG_0272.jpg
暑い日は氷の上でリラックス

R_301708432_5653769011339796_6506946399226891377_n.jpg
モカも冷んやり~

R_301923036_5650515684998462_6126154446093544834_n.jpg
楽し~

R_302084944_5653769001339797_5609478897546894428_n.jpg
おひさま、まぶし~



応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

スポンサーサイト



繊細さん

 私は繊細です、と、言ったら、実生活で私を知る人は大笑いするだろうって自覚してます。でも時代は今、繊細さん。英語だとHighly Sensitive Person、略してHSP。非常に繊細・敏感な人で、5人に一人は当てはまるのだとか。HSPの名付け親は、アメリカの心理学者エイレン・アーロン博士です。ここで正直、アメリカでっ?!?と、驚いた私は失礼なヤツ。日本人なら、何事にも敏感すぎて生きづらさを感じている人が多いと言われると、うん、うん、そうですね、と、頷く私も、アメリカ人の15~20%が「繊細過ぎる」と言われると、「繊細」の定義が日本とは違うんだろうか、と、考えてしまう。やっぱりアメリカ人に対して超失礼。

   日本人と一括りにしていいのかどうかはわかりませんが、少なくとも私の世代の日本人は、繊細とは言わずとも、子細な事でも気になって引きずる、失敗を恐れるところがあるのではないかと思います。思い返せば、小中高時代は、ちょっとした「しくじり」で先生に怒鳴られたり叩かれたり、答えを間違えたらクラス中に笑われたり、もし試合中にエラーしたら、むちゃくちゃ責められるし。高校野球の中継を見ていると、エラーでサヨナラになったりすると、エラーした選手が泣いてる姿を大写しにして、君は精一杯頑張った!胸を張れ、なんて励ますふりでダメ押ししてるんじゃない?ホントに胸張ってたらSNSで炎上だろうに。そっとしておいてあげようよ~

   そんな、常に失敗はしない、ちゃんとしなければならない、期待通りに行動しなければならないというプレッシャーの下に子供の頃から居たんだから、よほど豪胆な「我が道を行く」的な人でもない限り、大阪弁で言う「気にしぃ」になっちゃうのは仕方ないのかも、って思っいます。だからむしろ、大河ドラマの主人公になるような周りを気にしない、失敗を恐れない人が大事を成し遂げるのかも、ともね。 


応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村


クワイエット・クイッティングって?

アメリカでは少し前に「Great Resignation(大離職)」という言葉が流行りました。コロナ下で仕事第一という価値観が変わった、リモートが快適すぎて職場に返るのが嫌になった、コロナにかかる危険の方が賃金より高い等で、自主的に離職する人が記録的な勢いで急増したのです。雇う側は、人が足りないので賃金を上げる。結果、より良いお給料を求めて転職する人が増え、会社間で人の取合い合戦、賃率上げ競争。風が吹いたら桶屋が儲かる的な相乗効果で、事態はどんどん激化。

  加えて、私が働いていた製造業を含む現場系の職種では、今まで頑張ってきた高齢者がコロナを恐れて退職したり、学校がオンラインになって子供が家にいるので在宅が必要な親御さんが辞めたり、移民が減ったりで、どっちを向いても、人手が足りない~、と、嘆く声が。サプライ・チェーンの危機対策としての自国内調達・生産への切替なんかもあって、弱り目に祟り目状態。ご近所と賃金アップのチキンレース状態でした。アメリカのインフレには色々な背景が重なっているけど、こういった労働コストの上昇も理由の一部です。

 それが沈静化し、今度は「QuietQuitting」が流行りだとか。直訳すると「静かに辞める」です。ある日突然、何も言わずに来なくなる。工場ではよくあること…と、思ったけど、辞めちゃうんじゃなくて、サービス残業や自分の仕事と決められた範囲外の仕事は止めます、って事だって。定時だ、わたしゃ帰るよ、ってビデオを、TikTokに上げて、見た人が「よくやった!」と反応し、若者を中心に、SNSを通して広がっていったそうです。とっても今風だけど、本来、定時後も週末も働くことが普通に期待されてる方がヘンなんだよね。アメリカでは残業なんかしない、定時になったら帰って家族サービスって日本ではずーっと信じられてきたけど、多くのホワイトカラーには幻想です。

  私もタイムレコーダーで管理されていた前職では、定時に1秒遅れても罰点が付くけど、早めのクロックインは認められないんで、定時前にはレコーダー前に並んで5分前にタイムカードを押し、帰りも定時になったら片付け始めて5分以内にクロックアウト(過ぎると残業ついちゃうんでマズい)。一日10分はタダ働きで、いくら「タダ」の好きな私でも、これは嫌だ。

 ただし、これは時間通りに機械を稼働させなきゃならない工場の設定。むしろ私みたいな残業分貰える時給従業員は、「定時になったら帰って家族サービス」が成り立ちます。でも、月給の人達はそうじゃない。日本からの駐在の方達なんて、朝は早く来て当たり前、定時に帰宅なんてとんでもない、週末には平日の生産中には出来ない機械メンテ等々… しかも昨今の円安。目を伏て、「どうも… お疲れ様です…」としか言えないわ。

  プロとして仕事は時間外になっても終わらせるべき、いや、仕事なくっても会社にいるべきという古い世代の風潮から、Z世代は「仕事を時間内に完了できるように管理する」方がエラい、という、本来なら当然の方向に向かっているのかもしれません。会社側は従業員に課せられる仕事量は本当に適切かの見直しが必要かもだし、雇われてる側もダラダラ働かない、自分の仕事の効率改善とか、労使両方側が「働き方」を変えていかなきゃならない時代なのかもですね。これが、本当の「働き方改善」じゃないかしら? 

え?私?あ…はい…頑張ります(目を逸らす)

inuyuka.jpg
姿を表した床は犬の保護色だった



応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

アメリカ人の寿命が縮まってます

 今日の疾病予防センター(CDC)の発表によりますと、2020年のアメリカ人の平均寿命は2018年の78.8歳から77歳と、第二次世界大戦以来の落込みだったそうです。NCHSは2021年7月、2020年の平均寿命は77.3歳と予測していましたが、予測より死者数が多かった模様。中でも最も下がったのはNY州で、3年も短くなりました。州別で一番寿命が長いのはハワイ(男性 77.6歳、女性 83.8歳)で、逆に一番短いのが南部のミシシッピ州(男性68.6歳 女性75.2歳)で、その差は実に女性で21年間!

 南部、そして人口の多いニュージャージーやイリノイの平均寿命が短いのは、各州の保険制度や医療サービスへのアクセスが大きく影響しています。また、人種別に見ても、黒人の平均寿命は白人より短い。貧困や経済的・教育レベルの格差が健康状態の格差にも繋がっています。中絶規制も同様ですが、住む場所によって受けられるサービスが大きく異るアメリカ。日本でも僻地に住んでいたら医者不足で大変ということはあっても、国民皆保険制度のおかげで、とりあえず、お医者にはかかれるし、薬も出してもらえる。なのに、アメリカ人って国民皆保険はいやー!な人が多いの、ほんと、理解不能。 様々な機関がこの報告を取り上げ、色んなニュースサイトから関連記事が読めるけど、CDCの報告は、U.S. State Life Tables, 2020から(下の画像も)。

lifeexpect2020.png
緑が長寿組(78.1~80.7歳)なんだけど、西海岸と北東部が長生き
民主党州が多いねぇ…


 2020年のアメリカ人の死因トップ3は、心疾患、がん、そしてCOVID-19の順。CDCのデータでは、2020年のCOVID-19による死者は35万人以上、そして心臓病約69万6000人、がん約60万2000人だって。全体的には、平均寿命の低下はCOVID-19のせいなんだけど、注視したいのは、2020年の薬物過剰摂取による死者数が83,500人以上で、前年より急激に増加したこと。平均寿命の低下は、COVID-19によるだけではなく、薬物過剰摂取による死者数の増加の結果でした。アメリカの有名人の薬物の過剰摂取による死亡の例は枚挙に暇がなく、日本でもしょっちゅう伝えられてるけど、普通の人も同じ状況にあります。薬物といっても、麻薬だけではなく,鎮痛剤の氾濫も酷くて、マイケル・ジャクソンやプリンスの死因もそうだったよね?

 製薬会社のパーデュー・ファーマは、1999年以降、自社が儲けるために依存性のあるオピオイドを含む処方鎮痛剤オキシコンチン等の過剰処方を医療機関や医師に協力プッシュ。その為に賄賂も払っていました。オキシコンチンは、全米で過去20年ほどに50万人以上の死者を出した危機の元凶です。パーデューと、そのオーナーであるサックラー一族(スミソニアン博物館群の一つ、アーサー・M.サックラー美術館の名前がさりげにフェードアウトしてるのは、このせい)は、巨額の 訴訟和解金支払を請求され、パーデューは2024年までに解散、サックラー家はパーデューと手を切ることが命じられました。

 痛みを抑えるために服用する鎮痛剤。効果が切れたら、痛みから逃れるためにまた飲んで…を繰り返すうちに、なしでは生活できなくなる。これが合法で、医者から処方されるのだから信用して服用を始めるのに、麻薬みたいに中毒化しちゃうなんて恐ろしすぎです。

 COVID-19対策を率いて、すっかりお茶の間の顔になったファウチ大統領首席医療顧問が、要職を退くとの報に情報集めようとしたら、こっちのニュースの方に目が行っちゃいました。7人の大統領に仕えた巨人、ファウチ博士、本当にお疲れさまでした。

応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

通路が開通しました

 突然雷雨になったり、いきなり止んで晴れたり、本当に妙なお天気の一日でした。車を運転中に激しい豪雨で前が見えないほどになったかと思えば、しばらく行くと道が乾いたままだったり極端すぎ。高速上で凄い雨に見舞われた時には、路肩に止めている車もありましたが、それはそれで、後ろから車線だと勘違いした車に激突される可能性もあるような気がして怖い。今日は、うまく大型トラックの後ろに付けたので、トラックを雨除けにしつつ、その大きなテールランプの後をついていけましたが、どう対応するのが正解なのかわかりません。

  不思議と、シンシナティとコロンバスの間を往復するときって、同じような場所で途中で豪雨に遭遇するのですが、いっつも豪雨な場所ってわけでもないでしょうに… 不思議です。コロラドに住んでいる時、ゴールデンという街を通るときは、いつも霧がかかっていました。この街、ちょうど雲の高さにあるので、通り過ぎる時に霧を抜けるように感じるという仕掛け。この真っ平らなオハイオにも、雨雲がたむろしたがるエリアがあるのかしら??

  今日、コロンバスまで行ったのは、前のアパートを最終的に引き上げるためです。今月3日に引っ越したものの、前の会社の私の後任者の方がアパートを探すのに、週末に利用したいかも、と、いうことで、最低な必需品は残してきたのですが、もう必要ないとのことで、予定より一週間早く引き上げました。どうせ、月末まではカギを返した後もガス、電気、水道と保険は払い続けねばならない(←あこぎな商売やなー)のですが、とっとと引き払って清々したわ。

  置いてきた物の多くを帰り道にGoodwillのリサイクルショップに寄付して、少しだけ身軽になった。前回、車に入り切らなくて置いてきた本棚も今回は持ってきたので、これで、床の上に積み上げてあった本も片付きそうです。まだ、前のアパートの管理会社がまだウダウダとなにかを言ってくるかもしれないし、今の部屋は相変わらず散らかってるけど、やっと「引っ越し」が一段落したようで、少しストレス減った気持ち~

08222022heya.jpg
次は、端に寄せてある物を箱に詰めて倉庫にGo!



応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村


隠れた秘宝?シンシナティのマーカンタイル図書館

 デザイナーの森英恵さんが亡くなられました。先日、三宅一生さんが亡くなられたばかり。日本人の世界的に有名なデザイナーとして、ファッションに疎い私でも名前を知っている川久保玲氏は79歳、山本耀司氏は78歳、コシノ3姉妹も末っ子のミチコ氏が79歳と高齢で、若手のデザイナーとなると、まだこのグループほどの世界的ビッグネームは現れてはいないのではないでしょうか。大物の相次ぐご逝去に時代の流れを感じますが、アート界全般を見てもヤヨイ・クサマ(93)、ハヤオ・ミヤザキ(81)、ハルキ・ムラカミ(73)… 皆様、長生きしてください。


 今日の寄り道は、The Mercantile Libraryです。1840年から続いている歴史ある図書館で、1835年にYoung Men’s Mercantile Library Association(青年商業図書館協会)として創立されました。名前の由来は、別に商業関係の本を集めたからではなくて、45人の地元実業家が篤志の一環として設立したからだって。シンシナティ以外にも、ニューヨークやボストン、セントルイス等、歴史ある商業都市には、未だに、その名を残す図書館が残っています。昔、商業でブイブイいわせた(←死語)街の象徴?

 建物の前のサインには、同じ場所に1840年からあるって説明されているけど、今の建物は同じ場所の4番目のビルで、1908年完成。この中の11階と12階が図書館です。本を借り出すには、会員にならねばなりませんが、会員にならなくても館内の閲覧・利用は自由です。そして無料。無料、私の好きな言葉です。

R_mercantile sign
11、12階以外は店舗とオフィスなんだけど、ビルの名前がマーカンタイル図書館ビル
ビルの前に史跡マーカーが立ってます

R_mercantile sheee
入って正面の大理石像は「しーっ…」のポーズ 

R_mercantile rasen
魅力的な螺旋階段を上がると会議室のある12階へ
壁にかかっているのは、創設者45人と歴代図書館長で、
一人だけ、誰かわからない謎の人が混ざってるらしい

R_mercantile meeting
アールデコな会議室。すてき~v
こんなとこで会議しても、キョロキョロして何も耳に入ってきなそう

R_mercantile LoR
古そうな「ロード・オブ・ザ・リング」3部作があった。
手に取るのが躊躇われたから中を見てないけど、随分と薄くない?
ものすごく小さい文字なのかな?

R_mercantile murakami
日本人なら村上春樹とか?と、思って探したら、ありました。隣は村田沙耶香氏
因みにOgai MoriとかSosekiNatsumeはなかった

 今日は、詩の朗読会が開催予定で準備中でしたので、私はこそこそと抜け出てきました。現代詩とか現代美術以上に分かんないもん(@_@)


応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

黒猫様に感謝の日であるのみゃ

黒猫感謝の日だったそうです。

kuronekokansha.jpg
ふむ、せいぜい感謝するがよいのみゃ

感謝の気持ちを込めて、部屋中が猫様のアスレティック・フィールド仕様になっております。

weekafter.jpg
白々しい嘘ついてないで、さっさと片付けろみゃ

これは先週土曜日の様子、大物や季節物を倉庫に移動して今は少しマシになっていますが、細々したものに苦戦しています。前のアパートはニ寝室のタウンハウスでしたが、今の部屋は実質1LDK。日常的に使わないものは同階にある倉庫に保管できますが、細かい物の収納スペースが足りない。ドアにかけられるポケットや有孔ボードと、壁に穴をあける必要ない壁面収納を利用していただけに、部屋少ない=ドアが少ないのが悩みです。

 その点、日本の百均は素晴らしいですよね。スペース節約のためのアイデア商品の豊富さには本当に感心します。しかも原状回復しやすい、小さな穴で掛けられる棚やボードも沢山ある。無印の壁に付けられる家具なんて実に優秀だと思うのですが、MUJI USAでは取り扱っていません。ニューヨーク等の賃貸アパートの多い都市や、大学の寮向けに人気ありそうなんだけどなぁ… って、自分が買いたいんですが。


応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

トランプの刺客達が民主党に勝利をもたらす(??)

ワイオミング州の下院議員共和党予備選挙で、党内の反トランプ筆頭、現職のリズ・チェイニー氏が、トランプが支援するヘイグマン候補に大差敗れました。チェイニー氏はその名の示す通り、ジョージW. ブッシュ下の副大統領、ディック・チェイニー氏の娘で、その大票田を引き継ぎましたが、そもそも父チェイニー氏は保守派の超大御所で、元々、トランプのようなタイプが大好きな土地柄。子チェイニー氏の敗戦は大方の予想通りの結果ですが、実は、中間選挙で敗れて過半数を失うのではないかと予測されている民主党にとって、むしろ、共和党側の対戦相手はトランプ支持派の方が、もう、それは勘弁してよ~、な、有権者が民主党側に投票して有利に働くのではないかとの見方もあり、ミニ・トランプみたいなトンデモ候補の方が戦いやすいって算段?
バイデン大統領は、何もしてないと批判する日本人もいる(なんで、そう思うなかなぁ??)けど、国内的には、先のインフレ抑制法案成立を含め、細々と賛同できる法案を実施し続けているし、対外的にも派手に動かずとも、チクチクと中国、ロシアを牽制するやり方は、さすがの古狐と私は感心しています。伊達に長年、アメリカの政界を生き残ったわけじゃない。マスコミが騒いで、なんでも反対したい派が大声で喚きだす前に小出しで通しちゃう、ただのアイスクリーム好きなお爺ちゃんじゃない。たまによろけてるのも、実は演技じゃないかと疑っちゃう。台湾に関する「失言」だって、うっかりのフリして、ぐっさり釘刺してると思うし。
 先のインフレ抑制法案も、選挙時に公約したビルドバックベターに比べると縮小して、一般庶民は失望してるという「NY現地ジャーナリスト」さんの意見も見たけど、「中西部現地タダの人」な私は、自分も周りも高齢者向け健康保険世代に近いので負担が減って嬉しいし、気候変動対策が盛り込まれたり、何より財源が巨大企業への増税というのは、ラジオに向かって「やったー!」と叫ぶレベル。ロシアのウクライナ侵攻、コロナの予想以上の長引きでインフレが続く中、それを抑える法案の中に、元のビルドバックベターも入れてきたのは、Good job!ですよ。あたし、借金無いんで利上げも、上がって、上がって、上がって、(経済)回そ~♪だし(←円広志さんの「夢想花」の曲でよろしく)。因みにあくまでも私の勝手な意見ですので、実際は、日本みたいに貯蓄額は高くないし、住宅ローンやクレジットカード・ローンを抱える人の多いアメリカじゃ、いい加減にしとかないと国民怒るけど~
中間選挙結果次第では、反発する共和党に議席を握られて、こういった法案を通すのは不可能になりかねず、オバマさんの悲劇再びになりますので、今のうちにどんどん進めてほしいです。トランプの「刺客」達が軒並み負けて、民主党が過半数を維持してくれれば、それが個人的には一番良い状況なのですがね。

 それにしても、ワイオミングという国外的にはマイナーな州の、しかも党内予備選の結果が世界中を賑わすとは、どんなにかアメリカの未来が注目を浴びているかを示していると思います。その多くが「トランプだけはやめて」という思いだと思いますが、日本にも声の大きなトランプ狂信派がいるので、他の国はどうなのかなぁって興味ありますが。ともあれ、チェイニー氏は来年1月までは現職。下院特別委員会の副委員長として調査を速攻させますので、2020年の選挙結果が「盗まれた」というウソをつき続けて支持者を扇動するトランプを、何とか今年中に有罪に追い込んでほしいです。

Lizcheney.png
ガンガンやっちゃってください



応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

えっ!?汗をかいてもデトックスはできないの!?!

 今日、ショックだったヤフー!の記事。「汗をかいて「デトックス」は誤り 毒素排出にまつわる誤解とは

 私はあまり汗をかかないので、たまにかくと、いい汗かいたなぁ、デトックス、デトックス…と、悦に入っていたのですが、上の記事曰く、「汗をかいて毒素を排出するという説は、汗をかいて弾丸を搾り出すというのと同じくらいありえない話」なんだって~(ノ_<) まぁ、世の中、そんなにうまい話はないだろうけど、いい汗を一杯流して爽快なら、それだけでも儲けものということでしょうか。実は今日は、ちょっとだけ汗をかいたので、ほんのり期待してたんですけどネ。シンシナティの市内には、町中の主要なエリアを巡回する無料の市電が走っているのですが、今日、初めて市電に乗って、シンシナティの台所、フィンドレー・マーケットに行ってみたのです。外を歩いて、で、少し汗かいたの。

 アメリカの主要都市には必ずと言っていいほど、こんなマーケットがあります。コロンバスにはダウンタウンにノースマーケットがあります(アメリカの市場、最高!)が、ワシントンD.C.は歴史的なイースタン・マーケット、LAのグランドセントラルマーケットは、「グランド」の名に恥じない大きな市場、ニューオリーンズならスパイスのお店が並ぶフレンチ・マーケット、等々。

 フィンドレイ・マーケットは規模としては大きくないけど、都会的で活気がありました。ここに着くまで市電の窓から街を眺めるのも楽しかったし、少しづつ街のいろんなエリアも開拓していきたいな。古い街なので、西海岸や南部では見られないような装飾的な歴史的建造物が本当に素敵。きれいで乗り心地のいい市電は、乗車賃がタダなのも嬉しい。乗車ルールの一つが、一周週以上はしちゃダメよ、なのですが、くるりと一周乗るだけで、市街観光できます。そもそも、近所のスーパーにパンやハムを買いに行こうとアパートを出たら、ちょうど市電が来たので、いっそシンシナティに来る前から行ってみたかったフィンドレイ・マーケットまで行っちゃえ!と飛び乗ったのでした。

R_findley1.jpg
お天気も最高

R_findrayreds.jpg
地元野球チームのレッズのマスコットは記念撮影スポット

R_agabestraw.jpg
マーケットは屋内外。暑い外で飲むストロベリー・レモネード、美味しかったです。
注目は、このストロー。植物性で生分解性な環境にやさしい素材だって。
紙ストローみたいにふにゃふにゃにならず、ステンレスのような硬い口当たりでもなく良い感じ

 ランチにサンドイッチを持っていこうと全粒粉パンを買いましたが、これが美味しくって、赤ワインに合う!気が付いたら全部食べちゃった。ランチ、どこ行った…??


応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

都会を堪能してます~

私が繰り返し見る悪夢は、大きな工場の中、同じような機械が並んでいて自分のオフィスにどうやって帰ったらいいのか分からない。とりあえずは外に出てみると、会社入口がぐる~っと大回りしないとたどり着かない。休憩時間内に戻れないよ~、と、焦る夢です。で、似たようなことを街でやってます。
  犬:お母さん、さっきも、ここの臭い嗅いだ!
  私:かあさんも、この建物の前、さっきも通ったなぁって思ってたとこだよ(T▽T)
絶対、犬の方がご近所の地理を理解してると思う。

 そうやって、近所をぐるぐる歩いていると様々なものに出くわします。例えば、徒歩範囲内に小規模なミュージアムが数件あるとか、真っ赤なフェラーリが路駐してあって、一見普通のおばさんが乗り込んで颯爽と走り去っていくとか(かっこい~!!)  

R_IMG_0112.jpg
こんな車が普通に路駐してるってどうなの?
これを妙齢の女性が運転してるのもカッコよすぎ!おばさんの星だわ

 昨日は、現代美術センター(Contemporary Arts Center )に行ってみました。どの展示を見ても、よし、全くわからん!と、思いました。

R_IMG_0127.jpg
楽しげな建物です

R_IMG_0110.jpg
ワケわかんない展示ばっかだったけど、サメ子ちゃんとはお友達になりたいと思いました

 そして今夜は、窓の下の広場のスクリーンで、地元のアメフトチーム、ベンガルスの試合を中継しています。今、ほぼタッチダウンだったよ。惜しい~!QBが若くて、かわいいわv

 コロンバスでは、地元のご贔屓チームといえば、オハイオ州立大学だったけど、同じ州内でも、おらが街のチームは違うのね。今日がプリシーズン・ゲームだったので、街はチームカラーの黒とオレンジの人で一杯。昨日のニュースで、明日はオレンジと黒を着ようね、って、言ってたし。チームのマスコットはベンガルトラなんだけど、黄色じゃなくてオレンジなの、面白い。私、実家が甲子園球場近くなので、トラと言えば黒と黄色だから。

 そんな今日は帰り道にアート・ホテル(21C Art Hotel)併設のギャラリーへ寄ってみました。

R_IMG_0129.jpg
なんで外にシャンデリアとペンギン?と、思ったら、これらも作品だった。
このペンギン買えるんですよ。一体3千ドルだって~(@_@)

R_IMG_0134.jpg
ダフネ・アーサーさんの蝋燭のススで描いた絵、独特の温かみが好き

R_IMG_0131.jpg
Eri Imamura氏の「ホントウの私じゃない」
東日本大震災による福島原発事故後の、「ノーマルに戻った」というフリをする人々(自分)への違和感を表しているそう

IMG_0144.jpg
Bae Joomsung氏の「The Costume of Painter - F. Hayes」
正面から見るとロマンティックなシーンだけど、斜めから見ると…

R_IMG_0150.jpg
私も一応はオレンジと黒

 ちなみにベンガルズは、アリゾナ・カーディナルズに負けました。



応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

Profile

sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

Link
Ranking
押してくださると勇気凛々です。
カレンダー
07 | 2022/08 | 09
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
Latest journals
Category
Latest comments
Search form
Monthly archive
Display RSS link.
QR code
QR