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Archive | 2023年05月04日

アジア・太平洋諸島系アメリカン文化遺産月間

また一週間が過ぎてしまいました。ほんと、週末のみに生きているわ、私。

 今月はいきなり冷雨の、これが5月とは許せない寒さで始まりましたが、そんな5月はアメリカでは、Asian American Pacific Islander (AAPI) Heritage Month、アジア・太平洋諸島系アメリカ人文化遺産月間です(唐突なイントロ)。2月は黒人歴史月間、3月は女性史月間、5月がアジア系で6月はプライド(LGBTQ)月間、9/15~10/15はヒスパニック文化遺産月間で11月はネイティブ・アメリカン文化遺産月間等々、様々な年間行事が展開されます。ちなみに白人(ヨーロッパ系)文化月間はありませんが、近い将来、ヨーロッパ系がマイノリティーになると予測されていますが、白人歴史月間とか出来て、アメリカ大陸に棲着いたヨーロッパ人はメイフラワー号で…なんてなるほどに融合は進んでいるかどうか…

 先週末のAsian Food Festでも、シンシナティの文化振興グループが、シンシナティにおけるAAPIについてのテントを出していました。アジア人である私もインタビューに答えてほしいと言われ、でも私、ここに住んで1年にもならないんだけど…と、戸惑いましたが、アジア人であることは確かだし、インタビュー中には美味しいお茶を飲ませてくれると言うので。美味しいもの、タダに弱い。

 このグループは、市内にある多くの壁画(ミューラル)の仕掛け人なので、壁画に関する質問がいくつかありましたが、一つは、自分のグループは十分に表されていると思うか、という質問。そう言われてみれば、アフリカ系の人々がテーマの壁画はよく見る。ヒスパニック系も新しいものでは登場している。でもアジア人って、いろいろな人種の中に混ざってることはあるけど、アジア系が主人公な壁画って無いねぇ…(←今まで、考えたことなかった)。もっと、アジア家を代表陶う壁画を見たいかと言われれば、内心は楽しい壁画なら別にどうでもいいと思いつつも、ここは「はい」と答えねばならんだろうと、Yes。今後、アジア系テーマの壁画が出来るのかな?それはそれで楽しみ。

 テント内には、市の歴史に際立った功績を残したAAPIの人々のパネルがありました。その中には、杉本鉞子(Etsu Inagaki Sugimoto)のことも紹介されていました。私は不勉強で存じ上げなかったんですが、コロンビア大学の初の日本人講師であり、アメリカでの日本人初のベストセラー作家、そしてアジア系アメリカ人文学のパイオニアと目される方。シンシナティとの繋がりは、この地の日本人商人、Matsu Sugimoto氏と結婚し、二人のお嬢様を産まれたそうです。

IMG_2232.jpg

 シンシナティの歴史に残る日本人は、以前、ここでも触れたことのある、陶芸家の白山谷喜太郎氏も。私自身、アジア人であることで差別された気がする…ということもなく、やはり都会は違うなぁって思っています。中西部のイナカにいると、露骨ではなくとも不安を感じることもありましたから。ここはLGBTQコミュニティーも確立されているし、多様性が強まっている途中だと思う。今にね、アメリカ全体がそうなっていけばいいなって思いますv

えっと…今日のお題って何だっけ??


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「夢の痩せ薬」 オゼンピックの落とし穴

単なる個人的なボヤキですが、この頃、日本の記事でもオゼンピックの名を見ることがポチポチあるので、実際に使用者として書いてみたいと思います。

 確実に痩せられるとSNSで話題らしいオゼンピックは、本来、糖尿病治療薬です。普通に近所の薬局で買えればよいのですが取扱がなく、毎月、クールパックで送られてきます。大きな箱で分厚い緩衝材に包まれ、完全に周り中を保冷剤に囲まれて送られてきます。全くエコじゃありませんから、ご近所の薬局で買えれば良いのですが、やせ薬としての需要が高くて品不足気味だとか。

 何度かここでも書いて(ボヤいて)いますが、本当に痩せます。暫くは食欲が出なかったし、少し食べたら直ぐ満腹感がある。服用を始めた頃は、軒並みパンツが弛くなってしまいました。しかし!同時に首のシワが一層目立つようになった。そもそも私は首が長くて細い。その昔、放送局勤務だった時に上司に、わにちゃんは山本安英さん(「ガラスの仮面」の「紅天女」のモデルとされる舞台劇、「夕鶴」のおつう役で有名な方)のあとを継げるね、と、言われたことがあります。そのココロは、鶴は首が長いから、でした。わたしゃ首長族か、前世はアルパカかタイの山岳民族か。やけに盛り上がったのですが、一緒に笑ってた故佐藤しのぶさんは、後にオペラの「夕鶴」でおつう役をなさった。.

 と、また話がずれる。こうやって、ふと過去を振り返り始めることが多くなったのにもトシを感じますが、首のシワにも感じますわー!

 健康に痩せるんじゃなくて、薬で痩せてるのだからヘルシーな訳はない。首だけはなくて、腕とか脚がシワシワになってきた気がする。顔痩せだって、たるみが取れてシャープな顎のラインになれば嬉しいけど、頬がコケて、更にたるんでブルドッグ顔。ブルドッグは可愛いけど、ブルドッグ顔のオバサンは全く可愛くないです。

 実は、血糖値抑制の薬で痩せるのは、私はこれが初めてではありません。10年近く前、紫斑病という免疫系の病気に罹り、ステロイドの影響で血糖値が上がりました。その時に、今も最も一般的に使われているメタフォーミンを処方されましたが、相性が悪く、ずっとお腹を壊してしまい、食べても全部、出て行っちゃう感じで、当然、痩せました。

 また血糖値レベルが上がり、メトフォーミンとは異なる系統の薬も試しましたが、保険負担割合が低く個人負担額がとても高価。そこでオゼンピックを試すことになりました。糖尿病の治療薬としては保険で大幅にカバーされます。初回時は副作用がひどく、また相性が合わないのかと思いましたが、一か月も経たず。3回目の使用からはお腹を壊すことも吐き気もなくなりました。肝心の血糖値は、特に下がってはいませんが、レベルが安定して上がってもいないので、効果はあると思っています。私には血糖値管理が重要な課題なので、週に一度、チクリとお腹に注射するだけの有難い薬です。

 慣れてきたのか、使い始めは本当にお腹が空かなかったけど、この頃はちゃんと以前のように空腹を感じます。ただ、少し食べても満腹を感じるのは変わらず。でも、頭はもっと食べたい~、物足りない~、と考えてしまう一方で、胃は満腹でこれ以上無理、と訴える。この矛盾は未だにあります。結果、一日に何度もダラダラ食べています。わにさん、いつ見ても何か食べてる…って思われてるかもw

 ところが、またオゼンピックの副作用の報道。今度は抜け毛が増えるって!?!私は既に使用を初めて5ヶ月目ですが、抜け毛が増えたとは思いません。本来ではない使い方をする人たちへの牽制かもしれませんが、本来の目的で使っている者もいるので、あまり脅さないでね~


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Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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