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テイラー・スウィフトはアメリカを救うか?

 朝から爆笑してしまいました。NY州のクラウディア・テニー下院議員が、トランプをノーベル平和賞に推薦したと発表しました。そういや、平和賞、欲しい、欲しいって在任中にごねてたね。無理やり、誰かに推薦させようとしたり。単に、一方的にライバル視してるオバマ大統領が貰ったんだから、自分も欲しいってだけだろうけど。

 漫画でもなかなかお目に罹れないようなレベルのおべっか使い、テニー議員曰く、トランプはイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)などとの国交正常化に貢献したんだって。いやー、イスラエル、調子に乗ってガザで民族浄化やって、中東諸国を怒らせてますが?テニー議員、トランプが好きそうな金髪のおばちゃんですわ。

 なぜか、戦争を始めなかった唯一の大統領なんて、謎の嘘が罷り通ってる界隈もあるようですが、アフガニスタンで大幅に空爆を増やし、中東のそこらじゅうでドローン攻撃を実行し、長引く内戦で疲労するシリアにミサイルをぶち込み、とんでもない数の民間人が犠牲になった。戦争は始めなかったけど、反撃してこない国を相手に一方的に叩いた。

 ついでに、今問題になっているフーシ派を最初に焚きつけたのもトランプ政権。フーシ派が周辺諸国に爆撃をはじめて、イスラムの盟主、サウジアラビアを激怒させたのって、2017年ですよ。フーシ派の背後にイランがいることは、今や暗黙の了解化していますが、イランのソレイマニ司令官は、バグダード国際空港近くでアメリカの無人攻撃によって殺害されている。そしてこの軍事行動、議会承認を得ていない、トランプのスタンドプレイだった。ソレイマニ司令官はイラン国民に人気が高く、反アメリカの気概が一気に盛り上がった。


 はてさて、加えてトランプ党は、若い世代に絶大な影響力を持つテイラー・スウィフト姐さんを民主党が選挙に利用しようとしているなんて言い出して、AI生成のエロ画像が出回りホワイトハウスが公式に懸念を示したことも、選挙活動の一環だと非難している。初めは、テイラー・スウィフトのみならず、精巧なフェイク画像や映像が出回るのは、大きな懸案点であることに間違いはない。バイデン大統領が罪を犯すフェイク映像とか、致命的な事を言う音声とかが流れる可能性だってあるのですから。

 ところが、ただ今ホットなテーラーちゃんとカンザスシティ・チーフスのトラヴィス・ケルシー選手の交際も、DSの仕込みだとか、バイデン政権の失態から目を反らすためだとかって声が聞こえてきましたよ。人気者のテイラーちゃんが目立つせいで、本来のファンはお冠、というのも、試合中に彼女を映しまくる放送局のせいもあると思うんですけどね。とにかく、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、トランプ好きすぎてテイラー・スウィフトまで憎らしいってのんですか?

 テイラー嬢は、人種的・性的少数派の人権擁護活動を活発に行っており、若者への選挙参加を積極的に呼びかけてきました。前回の選挙では、オープンに民主党候補支持を公表していましたが、今回は慎重な態度を示している模様。トランプはといえば、「テイラーなんかより俺ちゃんの方が人気者れす!」と投稿してるのって、もー
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これすぎて辛いでしょwww(「ここだけのふたり!」より)



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もしトラ

 Yahoo!Japanでジャーナリストの中岡望氏の、「ニューハンプシャー州共和党予備選挙の分析」という記事を読みました。まとめてしまえば、シリーズ(1)の副題でもある「トランプに勝利をもたらした保守票と宗教票と高卒票」ですが、数字を示しながらアイオワ州、ニューハンプシャー州での予備選挙結果を解説した、判りやすい記事でした。

 シリーズ(2)「大きく違うトランプ候補とヘイリー候補の支持層」にある、『バイデン大統領の「正当性」を問う質問に対して、「正当性がない」と答えた比率は51%あった。驚くべきことに、共和党支持者の半分以上がバイデン大統領の正当性を受け入れていない。すなわち2020年の大統領選挙で不正が行われたと信じ込んでいる。そのうちの86%がトランプ候補に投票している(引用)』」という文章に、何故トランプが様々な訴訟を抱え、有罪判決を受けたとしても支持を続けるのかへの答にもなっていると思います。全ての訴訟は「魔女狩り」であり、政治的な意図を持つ選挙妨害なので、MEGAの連中には、これらの「罪」は存在しないのです。

 トランプ在任中、トランプが五番街で衆人環視の中、人を殺しても、支持者は支持し続けるだろうし、トランプは罪に問われない、なんて言われましたが、それが現実化しかねない。トランプは一期目の最初の二年を、オバマ前大統領のレガシー引っくり返しに尽力したように、この4年間の報復に費やすでしょう。大統領の免責特権を振りかざし、自分の罪は全て免罪、トランプを訴えたり、不利な判決を下した人は不遇に見舞われるだけではなく、物理的に身の危険を感じる可能性も!?

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我々もなんとかしたいのは山々ですが、彼には免責がありますので

  アメリカ・ファーストという、アメリカの過去の栄光の幻想を捨てられない世代には耳触り良い詭弁の下に、NATO、日米同盟その他、ありとあらゆる国際的連合や協定から脱退する。ウクライナ支援を断ち切って、トランプ自身が豪語する通り、戦争は24時間で終結する。ロシアの一方的勝利で。地球レベル、アメリカ国内での環境保護対策は全てゴミ箱逝きで、温暖化は嘘科学だとCO2出しまくり、化石燃料使いまくり。

 中国政府から巨額の金を受け取っていたことが明るみになりましたが、台湾有事も無視するでしょう。もとより親イスラエルなので、一緒になってガザ、更にはパレスティナの民族浄化を推進しかねず、中東戦争の勃発可能性が爆上がり。たとえ遠くの戦争でも、庶民は物価上昇という重荷を負わされるけど、一部のアメリカ企業とトランプ含む商人たちは兵器が売れてウハウハ?

 ロシア、中国、北朝鮮はヒャッハー!で、脅威に晒される日本に、米軍駐留の莫大な費用を請求する。渋ったら、だったら撤退させるとか言い出す。世界の分断化が加速し、戦争や紛争は増え、世界的にインフレだってのに、なんとかの一つ覚えの金融緩和で更に加速。

 アメリカのことは仕方ないとしても、どうしてもムカつくのは、一部の日本人がトランプを応している。政策は良かったなんて言う人は、鉄鋼に高い関税、在日米軍基地の維持費増額、日本含む他国を無視して北朝鮮と勝手に対話と、さんざ煮え湯を飲まされたのを忘れてしまったのか。バイデンをおいぼれだとの罵る輩は、トランプも4年後には83歳だと認識しているのか。トランプ時代は戦争は起こらなかったという連中は、戦争って唐突にぽっと出で勃発するもんだと思ってる?攻撃したがるトランプを周りが抑えたという事実や、ドローン攻撃で民間人を含む多くを殺害したことも無視?もし今回、政権を取ったら、そんなお目付役はおらず、周りをおべっか使いで固めるでしょうから、更にやりたい放題に生るでしょう。

トランプの頃は良かった、バイデンになってから良いことはないとか、バイデンの施策がひどいとか公言する日本人は、何を根拠にそう言っているのか?全く理解できません…


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閑話休題:ジョージア州の不思議

火曜には寒波が去って、暖かくなりました。でも雨。今週の天気予報、土曜日まで、ずーっと雨。洪水警報発令中。日曜には雨も上がるらしいけど、また気温下がる。よほど日頃の行いが悪いんではないかと疑ってしまう天気。オハイオでも、なぜか週末毎に雨ってことがあったけど、アメリカ人、日ごろの行い、悪いんか~?

 引越してきて5か月が過ぎましたが、未だ、ここの魅力が感じられない。それって大都市アトランタの魅力を堪能できていないからだと思うの。アトランタって、きっと知れば、実際に行けば、楽しい事が沢山あると思うのね(高いけど)。だから、早く春になれ、なのですが、家と会社の往復だけだと、相変わらず、過去に住んだ場所とは異なる点に、いちいち驚いたり呆れたりしています。

 引越し直後に「あれ?」と思ったのは、道路脇に弁護士事務所の広告看板がやけに多い事。弁護士事務所と食べ放題レストランやら、ご家庭の芝刈りサービスの看板が横並びで宣伝してるって、そんなにも法律サービスの需要が高いの?と不思議でしたが、毎日、高速を片道半時間ほど通勤していると、理由がわかりました。もー、交通事故多すぎ!

 高速出入口に休憩中のトラックが並んでるとは以前にも書きましたが、道の両脇に停車というか放置の車が多い。カーブの直後にあると、ドキッとする。そして、なぜか高速の横を歩いてる、自転車漕いでる人がいる。違法じゃないの?高速でトラックが人をはねて大渋滞に当たった時には驚きましたが、そりゃ、あんだけ高速脇に人がうろついてたら事故も起こるでしょ。ああ、謎だ、謎だ…(@_@)

 ジョージア州って、教育レベルも低いし、医療サービスのアクセスも遅れている、新生児死亡率や犯罪率は高いし、決して貧乏州じゃないのに、お金の使い方が下手なのか、ブツブツ… いえいえ、今日は政治の話はしないでおきます。明日はまた、口泡飛ばしながら、アメリカの選挙について喚きます。

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インスタにも同じ写真を載せたけど、昨今の犬猫たち
互いに距離を取り合う仲だけど炬燵の中では仲良し。炬燵は偉大なり!
でも、私の足が入る場所がない…orz



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大統領選挙予備選

 アメリカ大統領選挙、2回目の予備選がニューハンプシャー州でありました。トランプ勝利にヘイリーが後追いは予想通りですが、実際に選挙戦が始まる前には最強候補者だったフロリダ州知事、デ・サントスのニューハンプシャー州の選挙直前での撤退は、正直、意外でした。もう、トランプ一強とみて、さっさと副大統領候補目指してすり寄った方がいいと判断したのでしょうか。

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デ・サントスも大概だったけどねー


 トランプは口汚くヘイリーに撤退をせまっていますが、未だ、この犯罪者が本当に正式な共和党候補として本戦に挑めるのかは確定していませんからね。共和党としては、ヘイリーまで出馬を取りやめたら、もう後が無い。アメリカには、トランプも嫌だが、バイデンも高齢過ぎて不安という有権者が多いので、ヘイリーが生き残れたらチャンスはありそうですが…

 バイデン爺さん自身が、トランプが出なかったら儂も出てないよと弱音を漏らしたそうですし、私としては、イスラエルへの弱腰以外では、この3年強での実績は納得できる、成果を称えたい多い。インフレは制御され、経済はソフトランディングを果たし、リセッションも回避できた。なかなか一般生活では視覚化できなくても、実は景気の良さは市況で証明されています。トランプ政権時代に吹き荒れた#BLM抵抗活動も、今は落ち着いています。前政権は、大統領自身が白人至上主義を容認、というより先導し、アフリカ系アメリカ人の危機感を煽っていました。

 それでも若い世代には、バイデンがやったことは十分ではない、約束を守れていないという声もあり、上息子は、バイデンには期待を裏切られたと感じていると言います。それでも、トランプが再び権力を得るようなことにはなってはならないから「仕方なく」バイデンに入れると言いますが… まぁ、バイデン大統領の成果に関しては、いつも親子喧嘩になってしまうのですが、副大統領、ハリスの次世代リーダーとしての教育に失敗したというのは、私も同意せざるをえません。

 民主党からだれか有望な若手候補者が出てくることを未だに諦めきれません。せめて、副大統領候補に他の若手を選ぶことができれば、とも思いますが、それって難しいのかなぁ。ニューハンプシャー州の民主党投票用紙にバイデンの名前が無いにもかかわらず、バイデンと書くしかないよね、な、状況。結局、今年の選挙も、トランプか、それ以外かの選択肢しかない、に終わってしまうのでしょうか…


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大寒

 久しぶりにカラリと晴れた土曜日になりました。でも氷点下10度。確かにアトランタ周辺も気温が下がることがあるとは聞いていましたが、ここまでとは。オハイオから来たから慣れてるでしょ?なんて言われますが、いえいえ、あの辺は緯度も本州の北端辺り、覚悟(仕方ないよね)もできるというもの。でも、この辺って、日本でいえば長崎とかの辺りですよ。別に高度があるわけでもなし、なんでやねーん!とぼやきたくもなる。

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これだ…冬は南に向かおう
地球ヘンテコ化は嘘だって行ったの誰だよ…

 寒いから家で『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を見たんですけど、この映画も舞台は冬で寒そうなのが辛い。楽しいミュージカルで、ウォンカ役のティモシー・シャラメくんの夢々しい雰囲気がほんわかファンタジーには似合ってたけど、あの純真な青年が、ジョニー・デップのサイコなウォンカを飛ばしても、どうやって、1971年版の狂気のジーン・ワイルダーになるのかを知りたいわ。ちなみに、1971年版は私のトラウマ映画です。一度聞いたら忘れられない、ウォンカ、ウォンカ、デュパディーデュ…


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元々はお気楽な私ですが、つい暗くなってしまうのです

 なーんかね、胃が重いんです。いや、食べ過ぎじゃないです。アメリカの今の状況と、未来に対して悲観視しか出来ないからなのです。米国の大統領選挙の第一戦であるアイオワ州での共和党候補指名選挙は、誰もが予想した通り、トランプの圧勝でした。体感温度氷点下20度近いのに、わざわざ窓を全開で(なせ??)、深夜を過ぎても大騒ぎしてたご近所は、流石に文句が出たのか、パトカーのサイレンの音がした数分後にピタッと静かになりましたが、アイオワ州の選挙開票結果を祝っていたのです。アフリカ系の人たちなのに、白人至上主義者が国のトップになって欲しいって、どういう心境なんだろう…

 メイン州とコロラド州が、トランプの予備選立候補資格を剝奪し、マサチューセッツ州、イリノイ州も同様の動きが出ています。ですが、この件は連邦最高裁の判決に任され、最終決定ではありません。今の最高裁は司法の公平に反した構成であり、9人のうち3人がトランプに指名された腰巾着。アイオワ州予備選挙の結果同様、出馬資格略奪の判決が下る可能性はゼロで疑う余地もないでしょう。その最高裁判事の一人、クレアランス・トーマスは多くの贈賄を受け、癒着していると明確に証拠も出ていますし、ジョン・ロバートはエプシュタインとの関係が取沙汰されていますが、辞任の兆しもなければ、弾劾の動きもありません。

 民主党と共和党、そして各々の支持者の間の溝は深まるばかり。共和党州であるフロリダ首都テキサス州は、現政権の移民政策に反抗して、自州の移民希望者を厳冬のニューヨークに送り付けました。テキサス州は、ホワイトハウスの国境警備隊の国境地域への立入り妨害を直ちにやめるよう要求しましたが拒否。いくらアメリカは合衆国であり、各州には自治権があるとはいえ、連邦という大きな傘の下にあるはずなのに、全く統率が取れなくなっています。

先週末には、リオ・グランデを渡って国境を越えようとした母親と幼い娘二人の3人が溺死する事故がありましたが、テキサス州がリオ・グランデに防御バリアを設け、溺死者が出たのはこれが初めてではありません。再度の要請にも関わらず、テキサス州は撤去を拒否、また、国土安全保障省による国境警備隊が救助に向かうための船着き場使用許可要請も拒否。有色移民(希望者)は人に非ず、勝手に死んでろ、と言わんばかりです。

 そんな同胞達の悲劇に対し、アメリカ国内のラテン系の正規移民は、自分達は苦労して移民の地位を得た、違法に入り込もうなんて許せん!と、厳しい移民政策を約束するトランプを支持している。100近くもの罪状で訴えられている犯罪者であり、既に「独裁者になる」と公言している男を熱狂的に支持し、再び大統領にするようとする熱い動きには恐怖しか感じません。たとえトランプが負けても、もしもヘイリーが大統領になっても、または民主党が再度政権を握っても、この分裂は収まらない。共和党は民主党の邪魔を続け、その逆もしかりでしょう。

 トランプは訴えられれば訴えられるほど、自分は被害者であると泣きを入れ、支持者は自分もまた、今の権威の被害者なんだと共感する。病んでいます。 

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民主主義の退化

 欧州はトランプ政権時にさんざ煮え湯を飲まされ、更に混乱を引き起こそうとする動きに懸念を隠せませんが、何もできない。プーチンはぴんぴんしてるし、トランプも向かうところ、敵なしという感じ。CIAの暗躍とか、MI6の活躍なんて、みーんなお伽話だったんだ。

 ガザでの紛争は、じわじわと中東全体に広がっています。イエメンのフーシ派は紅海で船籍国に関わらず船舶を攻撃、これに対し、アメリカとイギリスの海軍が空爆を実施しました。アメリカは、シリアでも親イラン勢を空爆しています。パキスタンは自国内でのイランの越境攻撃に対する報復として攻撃。互いにテロリストの仕業だと言い張っていますが… イスラエルはガザのついでにレバノンにまで爆弾を飛ばしてレバノン人を無差別殺害しています。一方で、ウクライナにおけるロシア侵攻は終りが見えず、中国は台湾の選挙結果にムカついて何か仕掛けてやろうと虎視眈々に見受けられます。

これから何が起こるのか… 怖いです。考えたくないです。でも考えちゃう…



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ペットは家族? in USA

日航機衝突事故時、ペットが置き去りにされたことをきっかけに、ペットは家族か?という議論が活発になったように思えます。今朝のニュースサイトで、そのことに関する論説があったので、かいつまんで紹介します。オリジナルは、「The Atlantic」誌からで、Pets Really Can Be Like Human Familyこちらです。ついでに、文中で引用されている調査結果も調べたら(Pew Research Center)、昨年6月に行われた調査でした。

 アメリカでも、空前のペットブームと言われています。ペット産業は大繁盛、日中お留守番は可哀想と、デイケア・サービスが普及していますし、ペットが自分の信託を持ち、結婚式に参列し、遺言状で多くの遺産を引継いで大金持ちに。テイラー・スウィフトの猫の資産価値は約126億円だって。病気になれば、鍼治療、手術、化学療法、臓器移植も可能。その辺の人間以上に至れり尽くせりです。2022年、アメリカでペットのお世話に費やされた金額は1368億ドル。ピュー・リサーチの調査結果では、ペットを飼っている2億人のほぼ全員が、ペットは家族だと答え、半数以上が、ペットは「人間と同じくらい家族の一員」だと答えたそうです。

 でも同時に、飼い主を含む回答者の大多数が、アメリカでは既にペットの幸せが充分に重要視されている、されすぎていると回答しました。未だ、「たかが動物」の方が世間の一般常識なので、賃貸物件のペット制限は依然として一般的だし、ペット保険を従業員の福利厚生に含めている雇用主は稀。ペットが死んだからと、忌引きを取ることが出来る会社もあるけど、それも特別な例です。

 ペットの存在は、愛の「不気味の谷」。ペットを買って、「所有」はできますが、ペットはモノ以上の何か。ペットを自分の欲求以上に優先させることだってあります。でも、こんな関係で、「何が必要な愛の行為で、何が軽薄な、放縦な行為なのかを定義するルールはない」と、著者は言います。実際、彼女の家族には、彼女が飼いネコに尽くしすぎていると思われているそう。飼い主自身と、その他の間には深い谷がある。結局、日本での議論も、そこに集約されると思います…

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ペットの話題になると、すかさず自分の子を貼る
上は11月2日、下は今日、1月16日。ずいぶんと伸びた

  


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「君達はどう生きるか」を観ました

 眼鏡の調整でショッピングモールへ行く用事があり、ついでに映画を見ようと思いました。前にぼやいたショボイ方の映画館のあるモールね。だから、自分的に絶対大画面で観なきゃ!か、必見だけど画像的にはPC画面でOKの中間で、ゴールデングローブにもノミネートされた「君達はどう生きるか」を吹替版で鑑賞しました。英語のタイトルは「少年とアオサギ」で、オリジナルよりとっつきやすい感じ。いきなり、「君達はどう生きるか」なんて大上段に構えられたら、怖気ついちゃうよ~

 アオサギはおっさんとか、戦時中のお話とか、ある程度の前知識はあったんだけど、こういう内容だったとは知らず、観ている間ずっと「私は何を観てるのだろう?」って困惑してたかも。闇鍋みたいな映画と評しているサイトがあったけど、ホント、そんな感じでした。画面はきれいで、お話も面白く全く飽きなかった。とてもメッセージ性の強い作品なんだろうなー、と、思ったけど、考え込まずに2時間ちょっとの間、美しい映像と先の見えない展開を楽しみました。

 ジブリの映画って、いつも背景がとても素敵なのですが、特に出てくるお家が皆、住んでみたい、訪ねてみたいお家なのです。「借りぐらしのアリエッティ」、「思い出のマーニー」、「コクリコ坂から」のお家やお庭、内装も含めて、みんな憧れます。ただし、トトロに出てくるサツキとメイの住んでた家は、実家が当ににあんな感じだったからパスだけどwww この映画でも、主人公が東京から疎開してきて住むことになった離れの洋館も好き。外観や造りは、アメリカの郊外に見られる少し古いお家みたいですが、私はそういうお家が好きで、いいな~、って外から眺めちゃうんです。そして勿論、謎を秘めた塔も、崩壊寸前の廃墟化した姿さえ魅惑的。

 この映画、黒澤明監督の晩年期の作品、「夢」に似ている気がします。「夢」は、その名の通り、黒澤版の夢十夜…夢八夜なのですが、この映画はオムニバスではないけれど、真人という主人公を縦軸に、いくつもの夢のような世界を巡っているような。過去の宮崎駿監督自身の作品を思いださせる場面も多かったです。派手なクライマックスの後、日常に戻った後日談で締めるのも、いつもの宮崎作品。少女ヒミと主人公、真人の冒険は不思議の国のアリスだし、地上に生まれる前の魂、ワラワラは、ピクサーの「ソウルフル・ワールド」っぽい。宮崎監督の自伝的要素もあるのだそうですが、だとすれば、夏子さんの産屋への訪問も含め、「塔」の中へ踏み込むのは子宮回帰?

 まるで妖精のような7人のばあや達、皆、個性的なので、キリコさんだけではなく、他の6人の若い姿とも出会ってほしかったな。それにしても、実際に見てみると、この映画がアメリカで大ウケって少し謎な気も。Miyazakiの名前の偉大さかしら?劇場は私を含めて観客は4人でした。少ないけど、もう公開してから何週間にもなるし、アメリカ人って映画は夜に見るものを決めてるようなとこがあるから、4人でも珍しくない。私は料金の安いマチネ専門ですがwww 

 しかし、やっぱり、この劇場ショボイわー!スクリーンに傷があって、ずーっと気になっちゃったよ~

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私はこっち…orz


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象牙の塔の崩壊

 先月5日、ハーバード大学、ペンシルヴァニア大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)という、世界にも名だたるアメリカの名門大5学長が、連邦下院・教育・労働委員会のの公聴会で、「キャンパス内で学生がユダヤ人の虐殺を呼びかけたらどうするか」という質問に対して、『文脈による』と証言したことが、大きな波乱を呼びました。直後、ユダヤ系のペンシルヴェニア大の支援者が1億ドルの寄付を引き上げ、9日にはエリザベス・マギル学長とスコット・L・ボク理事長が辞任に追い込まれました。

  ハーバード大学のクローディン・ゲイ学長は発言を謝罪し、MITのサリー・コーンブラス学長は、「特定の個人に対して執拗(しつよう)にされた場合に、大学として調査に乗り出す」としながらも、やはり激しい非難にさらされましたし、ハーバードのゲイ学長も辞任を求められましたが、教授会の要請で残ることになったのですが…

 そのゲイ学長が、盗作疑惑や大学キャンパス内での反ユダヤ主義への対応を巡る問題などで、結局を辞任となりました。盗作疑惑については、未だ「疑惑」の段階であり、天下のハーバードが、よりによって学長を選ぶの過去の業績を精査していなかったとはには思えないし、なーんかユダヤ系寄付者のプレッシャーだよね、って思ってるのは私だけじゃないと思うの。

 先月の公聴会では、大学内で高まっている反ユダヤのデモや行動について、ゲイ学長は、発言が「いじめやいやがらせや威圧に相当するものに至った」場合には大学するとし、反ユダヤ・スローガンについては、「おぞましい」と思うと答えています。ガザでの戦争に対する抗議行動は大学内だけではなく各地で活発ですが、反イスラエルは糾弾されるのに、半パレスティナについては質問されないのも変なら、イスラエルのガザでの虐殺について反対する人々は「反ユダヤ」ではない人も多いのに、全てのイスラエルに抗議するデモや人々が反ユダヤとされるのも無茶。

 ホワイトハウスも、「ジェノサイドを求めるのは、恐ろしいことで、この国が象徴するあらゆることに反する。ユダヤ人の組織的殺害を主張する発言はどのようのものでも、危険でおぞましい」と声明を発表しましたが、現在進行形でジェノサイドを実施しているのはイスラエル。学長がすぐに辞任したペンシルヴェニア大では、翌日にユダヤ系学生2人が、大学キャンパスが「ユダヤ人に対するすさまじい憎悪、いやがらせと差別の温床と化している」と訴えてるんですね。9-11後のアラブ系に対する差別もすざまじかったですが… パレスティナ系だからと殺害された6歳の男の子、友人たちと散歩していただけで撃たれ、うち一人は重傷で下半身不随になったブラウン大学の学生。でも逆に、今んとこ反ユダヤのせいで物理的被害に遭った被害者の話は聞かないけど。

 イスラエルのやっていることは、ハマス撲滅を言訳にした民族浄化であり、「ホロコースト」と何ら変わりはない。病院であろうが、難民キャンプであろうが爆撃し、物資供給を妨げています。日本でも避難所での衛生用品不足が叫ばれていますが、ガザでも同じことが起こっています。難民キャンプでは、不衛生な状態で感染症や皮膚病が蔓延し、子供たちは栄養失調、怪我人や重病人を手当てする医療設備も薬も何もなく、どんどん人が死んでいる。ハマス対象と言いつつ、犠牲者の75%は女性や子供です。

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By Kirk Anderson


 実際にはイスラエルの政策に反対し、行動を起こすユダヤ教徒の人々もアメリカには多い。それでもアメリカ政府は、そんなイスラエルに強く出られないほどに、一部のユダヤ系の影響力が強く、権力を持っているということでしょうか?人工地震やディープステートを血眼になって主張する人って、ユダヤの陰謀ってのは興味ないの?謎だわ~


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かけがえのない存在だけど

 羽田空港での衝突事故、休日返上で被災地に物資を届ける緊急業務の海保の皆様が犠牲になられたのは本当に無念ですが、未だ、事故の原因が明確にはなっていないのに、機長の聞き間違えがあたかも確定事項のように報道されていることが気になります。たとえ、本当に人的エラーだったとしても、人間は間違えるもの、それを防ぐためのテクノロジーのはず。私は工場務めですから、とにかく転ばぬ先の杖、しつこいほどの機械的ポカヨケの重要性を滾々と刷り込まれています。ましてや人の命を預かる業務、事故や間違い防止の為の措置が何重にも敷かれているはず。各専門部門で徹底的に根底原因の解明と再発防止対策を行って欲しいと思います。

 日航機の方は、乗務員、乗客の皆様共に素晴らしい対応で、一人の重傷者も出さずに迅速な避難を実現しました。日頃の訓練の賜物であり、乗務員の指示に従った乗客、たまたま車椅子等の身体の不自由な方がおられず、動き易い靴だったのも幸運だったのでしょう。ハイヒールはヤバイと、色々な記事で言われていましたし。アメリカのニュースや解説でも、奇跡である、乗客が指示に従い整然と非難したのが良かったと言われています。誰か一人でも、荷物を持ち出そうと通路をブロックしたり、我先に非常出口に殺到していたら、同じ結果にはならなかったかもしれません。

 ですが、結果論ではありますが、日本では同機に乗っていたペット(猫二匹という報道を見ましたが真偽は確認できず)が犠牲になったことで、大きな論議の元となっているようです。客席に同乗させるべき、旅行に連れていくべきじゃない、ペットは家族であって荷物じゃないという批判もあります。私個人の意見を書かせてもらえば、これらは近視眼的な意見だと思わずにはいられません。「ペット」がみな、座席の下に収まる小型だとは限らない。旅行ではなく、引越しでペット連れで飛行機に乗る人だっている。引越すのでペット置いていきます、となったら、それも猛烈に非難するでしょ?

 一方で、犬が怖い、アレルギーだから動物を客室に持ち込んでほしくない、という意見にも賛同で来ません。アメリカの国内線で、小型ペット持込みは珍しくはないし、航空保安官と同乗している軍用犬と同じ機に乗ったことがあります。だから、ペットは最初に乗り込んでもらい、席は最後列のみにするとか、それなりに対処の方法はあるでしょう。サービスアニマルの名の下に、孔雀だのラクダだのを同乗させようとしたトンデモなニュースが伝えられることがあるので、飛行機乗ったら動物いたわ、は、意外と珍しい事ではないのかも。

 調べると、今は半プライベートのジェットをチャーターした場合のみOKみたいですが、かつて米国内ではサウスウェスト航空が一人分の切符を買えば、ケージに収まらないサイズのペットを客室に連れて入れたので、最前列に座っているハスキーを見たことあります。10年ほど昔のことですが、ベストを着てたので、一応、サービスアニマル扱いだったと思う。

 でも、今回のような非常時には、そんな例は適用できない。皆が迅速に避難できたのは、荷物を持ち出すなという指示に皆が従ったからなのですよね。上着ですら持ち出せなかったそうです。だけど、ペットは家族だからとケージを抱えて脱出しようとしたら、それだけ遅れが出る。ケージならいいけど荷物はダメなのかと混乱のもとになる。ケージから出して抱えて逃げる?犬猫がパニックになって暴れたら、他の人の脱出を妨げる。うちの子は絶対に大丈夫ですと言い張る人もいるでしょう。でも、乗務員さんが、余計な気を遣わねばならなくなる。機長は最後に機内に誰も残っていないことを確認してから脱出しました。少し遅れていたら、機長も巻き込まれていたかもしれないのです。海保の方が殉職なさっているのに、事故直後から「私なら貨物になんか載せない、客席同乗を許すべき」、更には、貨物に乗せるのを禁止しろというのは理不尽、自分勝手、自己中心的な考えだと思います。

 私自身、愛犬を飛行機の貨物室に載せたことがあります(その時の記事)。不安で、心配でたまらず、図々しくも機長さんに、犬が載っていますとダメ押ししました。白状しますが、乗継便が遅れて自分が乗った便に犬のケージがないと聞いたときは、へたへたと床に座り込んでしまい、空港の人に抱えられて情報確認に行く為体。実は当の犬は、私が乗れなかった便で先に到着して空港の方に遊んでもらって上機嫌だったのですけどねw

 異国で一人暮らし、息子たちは遠くに住み、義理も含めて親族はゼロ、錨となる家(不動産)も持ってないし、60歳過ぎても健康保険の為に働いてる。そんな私に、犬のモカは、カリフォルニアから一人でオハイオに来た時も、オハイオ内を転々とした後、ジョージアに来た時も、常に一緒にいてくれた。私が自分の健康に気を使い、働いて日々の糧を稼ぐ動機は、支えである犬のモカであり、私を笑わせ、生活を潤わせてくれる仔猫の銀です。自分だけだったら、もう子も育ったし、ホーボー(今風に言うとノマド?)のようにアメリカ中をフラフラして、気が付いてたらその辺で朽ち果ててたわ、とか、切り詰め生活しながらでも好きな処に住んで好きな事だけしててもいい年齢だと思うんです。でも、それじゃ何かあった時に犬猫をお医者さんに連れていけないし、犬猫に安住の地も、美味しい餌もおやつもあげられないじゃないですか。

 でも、だからって、他の人を危機に晒すなんはできません。じゃ、私、一緒に死にますと、乗務員の方に罪悪感を感じさせるようなこともしたくありません。自分にとっては宝でも、人間の命と天秤にはかけられません。

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元はビーチ大好きなカリフォルニア・ガールのわたし

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ボーイズも若かったころの、モカ色でつやつやななわたし

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母さんに付き合わされて流転の犬なわたし(LA出発時の写真です)

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方向音痴な母さんのせいで、長い散歩に付き合わされるわたし
(呆れて尻尾も下がるわ)

ごめ~ん!どうか末永く一緒にいてね…


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sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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