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わたしゃ、また怒ってるよ!

 オーストラリアの惨状が、毎日、伝えられています。真っ赤に染まった空、億単位で動物たちが焼死し、気温が体温を超えるような状態が3か月以上も続き、未だ、鎮火の兆しさえも見えません。オーストラリアは孤立した大陸なので、コアラやカンガルー等、お馴染み可愛い動物たちへの被害だけではなく、実は未知の特有の生物が、人間に知られぬままに地球上から消滅してしまった、消滅の危機にあるかもしれない...

 アボリジニの人が、遠い祖先の時代からずっと続けてきた野焼きをしなくなって、火災の危機が高まったとラジオで言っていました。そんんあ、都市化の弊害もあるでしょうし、他にも様々な要素があるのでしょうが、人為的なものも含めた気候変動の影響が全く無いとは言えないと思います。ブラジルのアマゾンの森林火災も、ヨーロッパを襲った猛暑も、人間の活動による環境破壊の弊害要素は無視できないと、私は心底、思っています。そこへだ!(机、バン!)

 トランプが、資源開発やインフラ整備等の環境規制を大幅緩和すると発表。約40年ぶりの「National Environmental Policy Act(NEPA:国家環境政策法)」の抜本改正で、石油パイプライン敷設や道路建設、港湾整備などの大型インフラ工事に関わる環境影響評価の手続きを簡素化して、手っ取り早く、安価に環境破壊しちゃおうぜってヤツだ。

 加えて、環境影響評価の責任を負う連邦政府機関を一つにまとめて、開発計画評価機関に期限を設け、その評価における長期的な環境への影響の調査なんかも無くす。ラジオなので、その様子は見ていませんが背後では、ヘルメットやカウボーイハットをかぶった人がイェイ、イェ~イ!って拍手してたそうです。あざとい。

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なんだろ、このわざとらしいヘルメットと安全ベスト。ムカムカ


 イラクでのソレイマニ司令官殺害の騒ぎに、イラン国内でウクライナの飛行機が墜落し、欧州はブレグジットで大童、オーストラリアはぼうぼう燃えてる国際情勢というのに、NY株は最高値だと(呆)。環境って、影響が直ぐ直接的に目に見えるものじゃないし、個人や国家の倫理観とかに頼っているじゃないですか。一番、目先の利益だけで土壌を掘り返したり、水の流れを止めたりとか、すべきじゃないとこじゃないですか?ほんと、How dare you!?ですよ。

 だいたい、トランプの弾劾訴追は宙に浮いたまま。わたしゃ、ストレスたまるわ~(*`へ´*) 



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sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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