ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌…現地住民の感想
アメリカでは、11月の第4木曜日が感謝祭(Thanksgiving)、翌日がホリデー商戦開始のブラックフライデーです。今年は、コロナ影響で大人数での集まりや旅行を控えるようにと繰り返し警告されましたが、矢張り今年3月以降で最大の人出だそうです。感染すると重症化しやすい高齢者に会いに行くのは危険だから止めようと言われても、こんな時だからこそ、これが今生の別れになるからと敢えて家族に会うために旅した人もいるのではないでしょうか?
感謝祭にピッタリかどうかは分からないけど、家族を考えさせられるネットフレックス作品、「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」を観ました。また酷いサブタイトルを勝手に付けたもんですが、原作は、Hillbilly Elegy: A Memoir of a Family and Culture in Crisis (ヒルビリー・エレジー:危機にある家族と文化の思い出)」です。翻訳本のタイトルが、「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」なので、自分の思い出を語るというオリジナルに対し、翻訳のタイトルは三人称化で突き放した感じ。原作は評判も高く、私も興味深く読みました。
ケンタッキー州ジャクソンにルーツを持つ家族、祖母(途中まで祖父も)、シングルマザーの母、妹とオハイオ州のミドルタウンに住んでいた主人公は、逆境と貧困を克服して名門大学の法学校に学んでいます。明日はいよいよ大切な法律事務所のインターン職の面接という日に、母がコカインの過剰摂取で倒れたという知らせを受け取り、大学のあるニュージャージー州から、実家のあるオハイオ州西部のミドルタウンへ。そして、家族のルーツのあるケンタッキー州ジャクソンは、アパラチアの一部で、白人の貧困層が住むエリア。リスを焼いて食べてたシーンが強烈な「ウィンターズ・ボーン」の舞台にもなったエリアです。これも映画「ギャング・オブ・ニューヨーク」で語られていましたが、アイルランド系は主にジャガイモ飢饉時に移民してきましたが、アメリカじゃアイリッシュと言えば血の気が多くて喧嘩っ早いって評判。その通りなのか、このご一家も口は悪いわ、気は短いわ、暴力的だわ..
そしてオハイオ州ミドルタウンは、典型的なラストベルトの街です。私、ミドルタウンから少し北の街に3年間住んでいました。ミドルタウンは、昔はその辺じゃ一番栄えてた町だったそうで、しけたメィンストリートを通った時、同乗していた同僚が、「ああ、このレストランも閉まったのね、子供の頃、お祝いは、いつもここに来たのに!」と言ったのが、印象深い。日本でもシャッター通りと言いますが、そのシャッターが更に月日を経て錆びてるどころか、腐食して崩壊しながら張り付いてたりする、錆びっぷりです。
13歳の時に、妊娠してケンタッキーから駆け落ちしてきた主人公の祖父母が、車中から見た希望の象徴、晴れやかな巨大な製鉄所は、今も錆びた遺物として残っています。向かいの大きなレンガつくりの建物の廃墟は会社の名残でしょうか。通りを過ぎていくと、映画でJDや祖母の住んでいたような、ペンキが剥げ、フェンスが壊れたまま、錆びた自転車が放ってあるような家々のフロントパティオに、週日の昼間っからタバコ(マリワナ?)吸いながら、でっぷり太ったおっさん、おばさんが所在投げに通りを眺めている。それでも、持家があるだけ彼らはマシなのでしょうが。
作中、母のベヴ(エイミー・アダムズ)がキレて主人公に暴行したり、路上で錯乱して、お縄になりかけますが、これが白人じゃなかったら警官に撃たれてたかもしれません。。主人公が不良仲間と、祖母の車を盗んで工務店を無茶苦茶にするシーンも、祖母に車を壊したことで怒られてたけど、これが黒人少年たちだったら、話は全く違っていたかも。私が、「ここから出て行かなあかん!」と思った理由は、この街で何か事件に関わったら、たとえ、相手側が100%悪くて、目撃者が沢山いても、逮捕されるのは加害者の白人ではなく有色人種の私かもしれないという恐れから。そういうトコなんですよ。
映画は、この主人公、J.D.(偶然にも JDは法務博士、Juris Doctorの略でもあります)が、故郷で母の世話をしながら、かつて、この街で母と姉、そして祖母(グレン・クローズ)との日々を思い出すという、二つの時間列が並行する構成。チャーミングなエイミー・アダムズが、高貴なグレン・クローズが、この辺にいる、中西部のおばちゃん、おばあちゃんを見事に再現しています。この辺のウォルマートなんか行ったら、本当に、こんな人たちばっかよ。

映画では、さらっと触れられているけど、JDは海兵隊に従軍して大学に進学し、バイトしながら大学院で学ぶ苦労人。大学は、主人公がコネつくりのために参加した、おハイソな晩餐会のシーンで紹介された通り、オハイオ州立大学。OSUか、フン!と、鼻で笑われていましたが、この辺じゃOSUが最高学府。私、アイビー出てますけど、「なんだ、OSUじゃないんだ(フンw)」って言われますから。だから、JDがイエールを選んだのが既に、この辺じゃ珍しい「意識高い系」なんです。イエールのロー・スクールと言えば、クリントン夫妻の出身校でもある名門中の名門ですが、オハイオの田舎じゃ通用しないんよ。
JDの思い出の中では穏やかな祖父は、母が幼い頃にはアル中で激しいDVで荒れていました。そんな環境で育ったベヴは学校の成績もよかったのに、妊娠してしまって進学を諦め、以来ずっと家族のために働いてきた事に不満を持っています。それでも看護婦の免許も取ったし、頭は良い人なのでしょう。ベヴが仕事中に鎮痛剤をかすめ、ハイになって病院を首になる場面がありますが、医療関係者に、オピオイド系鎮痛剤中毒が多いのも現実です。ベヴはその後、コカイン中毒でODしちゃうほどの本格的(?)ヤク中になっちゃうのですが。
そういったエピソードは原作通りなのですが、やっぱ、お上品なハリウッドの富裕層であるロン・ハワード監督(好きなんだけどね)には、ラストベルトのプアホワイトへのツッコミが浅いのは仕方ないのか、と。「逆境に負けず、エリートに成り上がった主人公の自慢話、貧困ポルノ」って批判を読んだけど、教育レベルが低く、頼みの製造業はヘタレて仕事もない、でも白人であることだけが誇りな人々の根深い貧困の連鎖に踏み込み切れてないと思う。大学なんて無駄!ってのが主流の環境で、主人公に、この状況に満足するな、ここから出ていくために勉強しろと繰返し励まし、諭す祖母の影響も十分に伝わっては来ない。
鄙びたミドルタウンの北の街の中で、唯一、常に行列が出来ていたのは、麻薬中毒患者のためのリハビリセンターでした。そこの工場で働いていた時には、麻薬チェックに引っかかって解雇になる作業員が少なからず。ベヴみたいに、勤務中にハイになって、救急車で運ばれた人も何人かいたよw
JDの恋人はインド系の同級生ですが、それも、白人至上主義者に囲まれた環境から、彼が逸脱していることを示しています。二人のイチャイチャ・シーンで、JDが「シロップ(syrup)」を「スラ―プ」みたいに発音して笑われるのは、彼のケンタッキー訛りの名残。この辺(オハイオの西の方)」でも、普通にシロップって言うよ~
先のおハイソ晩餐会シーンで、OSU、アパラチア、ラストベルトにレッドネックと散々バカにされたJDは、レッドネックは蔑称ですよと、やわりと反論しますが、レッドネックって、首が日焼けして赤くなってる白人農業従業者(テキサスに住んでた頃、いっぱいいた)だと思ってたけど、それだけじゃないのね。母はここに居る誰よりも賢い!とキレちゃうのは、いくら苦労ばかり掛ける、厄介な母ではあっても、息子には大切な母であり、主人公が自分のルーツを誇りに思っている証拠でしょう。でも、カッとして不味い事を口走るって弁護士には致命的だろうに、よくそれでも後のインタビューに受かったねぇ...と、思っちゃった。
ともあれ、グレン・クローズ、エイミー・アダムズの体当たり演技は素晴らしく、エンディングでお母さん(ベヴ)は麻薬中毒を克服し、JDは弁護士になってインド系ガールフレンドと結婚、ベンチャーキャピタルで成功して、幸せな家庭をはぐくんでいる(しかも、本が売れた!)。うーん、良かった、良かった、なのでした。やっぱり、教育は必要。教育は全てを解決すると思うの。
感謝祭にピッタリかどうかは分からないけど、家族を考えさせられるネットフレックス作品、「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」を観ました。また酷いサブタイトルを勝手に付けたもんですが、原作は、Hillbilly Elegy: A Memoir of a Family and Culture in Crisis (ヒルビリー・エレジー:危機にある家族と文化の思い出)」です。翻訳本のタイトルが、「ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」なので、自分の思い出を語るというオリジナルに対し、翻訳のタイトルは三人称化で突き放した感じ。原作は評判も高く、私も興味深く読みました。
ケンタッキー州ジャクソンにルーツを持つ家族、祖母(途中まで祖父も)、シングルマザーの母、妹とオハイオ州のミドルタウンに住んでいた主人公は、逆境と貧困を克服して名門大学の法学校に学んでいます。明日はいよいよ大切な法律事務所のインターン職の面接という日に、母がコカインの過剰摂取で倒れたという知らせを受け取り、大学のあるニュージャージー州から、実家のあるオハイオ州西部のミドルタウンへ。そして、家族のルーツのあるケンタッキー州ジャクソンは、アパラチアの一部で、白人の貧困層が住むエリア。リスを焼いて食べてたシーンが強烈な「ウィンターズ・ボーン」の舞台にもなったエリアです。これも映画「ギャング・オブ・ニューヨーク」で語られていましたが、アイルランド系は主にジャガイモ飢饉時に移民してきましたが、アメリカじゃアイリッシュと言えば血の気が多くて喧嘩っ早いって評判。その通りなのか、このご一家も口は悪いわ、気は短いわ、暴力的だわ..
そしてオハイオ州ミドルタウンは、典型的なラストベルトの街です。私、ミドルタウンから少し北の街に3年間住んでいました。ミドルタウンは、昔はその辺じゃ一番栄えてた町だったそうで、しけたメィンストリートを通った時、同乗していた同僚が、「ああ、このレストランも閉まったのね、子供の頃、お祝いは、いつもここに来たのに!」と言ったのが、印象深い。日本でもシャッター通りと言いますが、そのシャッターが更に月日を経て錆びてるどころか、腐食して崩壊しながら張り付いてたりする、錆びっぷりです。
13歳の時に、妊娠してケンタッキーから駆け落ちしてきた主人公の祖父母が、車中から見た希望の象徴、晴れやかな巨大な製鉄所は、今も錆びた遺物として残っています。向かいの大きなレンガつくりの建物の廃墟は会社の名残でしょうか。通りを過ぎていくと、映画でJDや祖母の住んでいたような、ペンキが剥げ、フェンスが壊れたまま、錆びた自転車が放ってあるような家々のフロントパティオに、週日の昼間っからタバコ(マリワナ?)吸いながら、でっぷり太ったおっさん、おばさんが所在投げに通りを眺めている。それでも、持家があるだけ彼らはマシなのでしょうが。
作中、母のベヴ(エイミー・アダムズ)がキレて主人公に暴行したり、路上で錯乱して、お縄になりかけますが、これが白人じゃなかったら警官に撃たれてたかもしれません。。主人公が不良仲間と、祖母の車を盗んで工務店を無茶苦茶にするシーンも、祖母に車を壊したことで怒られてたけど、これが黒人少年たちだったら、話は全く違っていたかも。私が、「ここから出て行かなあかん!」と思った理由は、この街で何か事件に関わったら、たとえ、相手側が100%悪くて、目撃者が沢山いても、逮捕されるのは加害者の白人ではなく有色人種の私かもしれないという恐れから。そういうトコなんですよ。
映画は、この主人公、J.D.(偶然にも JDは法務博士、Juris Doctorの略でもあります)が、故郷で母の世話をしながら、かつて、この街で母と姉、そして祖母(グレン・クローズ)との日々を思い出すという、二つの時間列が並行する構成。チャーミングなエイミー・アダムズが、高貴なグレン・クローズが、この辺にいる、中西部のおばちゃん、おばあちゃんを見事に再現しています。この辺のウォルマートなんか行ったら、本当に、こんな人たちばっかよ。

映画では、さらっと触れられているけど、JDは海兵隊に従軍して大学に進学し、バイトしながら大学院で学ぶ苦労人。大学は、主人公がコネつくりのために参加した、おハイソな晩餐会のシーンで紹介された通り、オハイオ州立大学。OSUか、フン!と、鼻で笑われていましたが、この辺じゃOSUが最高学府。私、アイビー出てますけど、「なんだ、OSUじゃないんだ(フンw)」って言われますから。だから、JDがイエールを選んだのが既に、この辺じゃ珍しい「意識高い系」なんです。イエールのロー・スクールと言えば、クリントン夫妻の出身校でもある名門中の名門ですが、オハイオの田舎じゃ通用しないんよ。
JDの思い出の中では穏やかな祖父は、母が幼い頃にはアル中で激しいDVで荒れていました。そんな環境で育ったベヴは学校の成績もよかったのに、妊娠してしまって進学を諦め、以来ずっと家族のために働いてきた事に不満を持っています。それでも看護婦の免許も取ったし、頭は良い人なのでしょう。ベヴが仕事中に鎮痛剤をかすめ、ハイになって病院を首になる場面がありますが、医療関係者に、オピオイド系鎮痛剤中毒が多いのも現実です。ベヴはその後、コカイン中毒でODしちゃうほどの本格的(?)ヤク中になっちゃうのですが。
そういったエピソードは原作通りなのですが、やっぱ、お上品なハリウッドの富裕層であるロン・ハワード監督(好きなんだけどね)には、ラストベルトのプアホワイトへのツッコミが浅いのは仕方ないのか、と。「逆境に負けず、エリートに成り上がった主人公の自慢話、貧困ポルノ」って批判を読んだけど、教育レベルが低く、頼みの製造業はヘタレて仕事もない、でも白人であることだけが誇りな人々の根深い貧困の連鎖に踏み込み切れてないと思う。大学なんて無駄!ってのが主流の環境で、主人公に、この状況に満足するな、ここから出ていくために勉強しろと繰返し励まし、諭す祖母の影響も十分に伝わっては来ない。
鄙びたミドルタウンの北の街の中で、唯一、常に行列が出来ていたのは、麻薬中毒患者のためのリハビリセンターでした。そこの工場で働いていた時には、麻薬チェックに引っかかって解雇になる作業員が少なからず。ベヴみたいに、勤務中にハイになって、救急車で運ばれた人も何人かいたよw
JDの恋人はインド系の同級生ですが、それも、白人至上主義者に囲まれた環境から、彼が逸脱していることを示しています。二人のイチャイチャ・シーンで、JDが「シロップ(syrup)」を「スラ―プ」みたいに発音して笑われるのは、彼のケンタッキー訛りの名残。この辺(オハイオの西の方)」でも、普通にシロップって言うよ~
先のおハイソ晩餐会シーンで、OSU、アパラチア、ラストベルトにレッドネックと散々バカにされたJDは、レッドネックは蔑称ですよと、やわりと反論しますが、レッドネックって、首が日焼けして赤くなってる白人農業従業者(テキサスに住んでた頃、いっぱいいた)だと思ってたけど、それだけじゃないのね。母はここに居る誰よりも賢い!とキレちゃうのは、いくら苦労ばかり掛ける、厄介な母ではあっても、息子には大切な母であり、主人公が自分のルーツを誇りに思っている証拠でしょう。でも、カッとして不味い事を口走るって弁護士には致命的だろうに、よくそれでも後のインタビューに受かったねぇ...と、思っちゃった。
ともあれ、グレン・クローズ、エイミー・アダムズの体当たり演技は素晴らしく、エンディングでお母さん(ベヴ)は麻薬中毒を克服し、JDは弁護士になってインド系ガールフレンドと結婚、ベンチャーキャピタルで成功して、幸せな家庭をはぐくんでいる(しかも、本が売れた!)。うーん、良かった、良かった、なのでした。やっぱり、教育は必要。教育は全てを解決すると思うの。
- 関連記事
-
-
燃えよデブゴン/TOKYO MISSION 2021/01/02
-
ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! 2020/12/19
-
ウルフウォーカー 2020/12/15
-
ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌…現地住民の感想 2020/12/02
-
鬼滅の刃ブームに乗ってみた 2020/10/24
-
映画「ブックスマート」感想…アメリカン・ハイスクールの真実 2020/10/04
-
悪魔はいつもそこに - The Devil All The Time 2020/09/27
-
スポンサーサイト
Comment
話が逸れてしまいますが。
学ぶことが困難な環境にあるほど、熱心に学ぼうとする気がします。
日本は勉強させられてるって感じているんじゃないかな。
当たり前に学校に通える環境が有難いって、もっと早く気が付けばよかった・・・。
反省しきりです。(^▽^;)
学ぶことが困難な環境にあるほど、熱心に学ぼうとする気がします。
日本は勉強させられてるって感じているんじゃないかな。
当たり前に学校に通える環境が有難いって、もっと早く気が付けばよかった・・・。
反省しきりです。(^▽^;)
なっつばー様
ほーんと、毎日学校に行って勉強できるって本当は、とっても恵まれた環境なんですね。
私も、ちゃんと中高でしっかり勉強しとけばよかったです(TT)
コロナで学校に行けないのが普通になっているアメリカでは、しみじみと実感します、
私の育った頃って、お受験が過熱してて、誰もがいい学校に行かなくちゃ!って感じで、色んな弊害もあったけど、国を挙げて子供たちに勉強させようっていう勢いのあった時代だったのもも、って、思います。
私も、ちゃんと中高でしっかり勉強しとけばよかったです(TT)
コロナで学校に行けないのが普通になっているアメリカでは、しみじみと実感します、
私の育った頃って、お受験が過熱してて、誰もがいい学校に行かなくちゃ!って感じで、色んな弊害もあったけど、国を挙げて子供たちに勉強させようっていう勢いのあった時代だったのもも、って、思います。
原作、2年か3年前に読みました。主人と一緒に。
ワニさんのおっしゃっている意味が、スゴーー-ーく解ります。
アンタイトルメンって言葉を知ったのも、米国に来て、しばらく時間が経ってから。日本で描いていた米国のイメージと、現実を見て過ごしていると、大きなギャップを感じます。
教育って、移民にとっては、本当に重要なものです。私たちが、言葉の壁、文化の壁を突き破っていくには、まず教育をきちんと受けて、身に付けてから、また新たな壁にぶち当たる。
映画は、まだ見ていません。グレンクローズが、怪演されているそうですね。彼女が、オスカーをいまだに得ていないのが、ハリウッドの7不思議。ブラッドもレオも獲得したのに。
ワニさんのおっしゃっている意味が、スゴーー-ーく解ります。
アンタイトルメンって言葉を知ったのも、米国に来て、しばらく時間が経ってから。日本で描いていた米国のイメージと、現実を見て過ごしていると、大きなギャップを感じます。
教育って、移民にとっては、本当に重要なものです。私たちが、言葉の壁、文化の壁を突き破っていくには、まず教育をきちんと受けて、身に付けてから、また新たな壁にぶち当たる。
映画は、まだ見ていません。グレンクローズが、怪演されているそうですね。彼女が、オスカーをいまだに得ていないのが、ハリウッドの7不思議。ブラッドもレオも獲得したのに。
誤字がありました。アンタイトルマンじゃなくって、ノンタイトルマンです(笑)
キャットラヴァー様
私がアメリカに来たのは30年も前ですが、あの頃は未だ、アメリカは輝いていたと思うんです。アメリカには珍しいものが一杯あって。日本へ行くときのお土産を買うのも苦労はしなかった。今では、日本にあってアメリカに無い物ばかりで、アメリカの製品は日本には魅力の無い物ばかりで…
私は開発途上国の教育開発を担当していたので、教育重視の傾向があります。仲良しは人口問題の専門家で、先ずは人口、人口問題が全ての元凶って言ってたし、インフラ担当者は、先ずはインフラ整備からってスタンスでしたwww
私は開発途上国の教育開発を担当していたので、教育重視の傾向があります。仲良しは人口問題の専門家で、先ずは人口、人口問題が全ての元凶って言ってたし、インフラ担当者は、先ずはインフラ整備からってスタンスでしたwww
Trackback
Trackback URL
このエントリーの固定リンク
Comment Form
Profile
Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CAを経て、今はオハイオに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。
Link
- 刺繍 de ねこ
- normal life
- 地球ワーキングトラベラー見聞記
- ǑKKANABIKKURING
- わにの日々 海が好き編
- わにの日々 中西部編
- コスタリカと愉快な仲間達
- シ・ニ・ア✩な✩く・ら・し
- メキシコの南の小さな家から
- 奄美の森風
- ねこぢるし
- まいにち植物、ときどき虫。
- KOREA 駐在おやじの韓国紹介
- You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて
- いわて町はドンと晴れ
- それでいいの
- 施設内虐待と戦うブログ※施設内虐待研修資料
- そこを越えたら何かある
- チャンネルF+
- 犬族・猫族・大家族
- アナベラと小梅の日常
- DAISUKE~! jp
- オッサンのお楽しみ
- HUMAN 24
- 愉快なおっさんのブログ
- わにの日々 大都会編
- 日々の徒然(旧:還元水について)
- つれづれ絵日記
- 2020 GIANT ESCAPE LAB.
- 戦争と平和、真実の日本史
- 子ども達の未来のために
- sun_ek2の雑記。
- 生活を豊かにする自作の日記
- 【山川草木】鐵道紀行
- ほんの小さな出来事
- いろいろ園芸
- 黒猫の足跡
- 『日々、日めくり。』
- 間違いだらけのキッチン選び
- 水神様は天女様
- 東村フォト日記帳(A digiphoto diary by CHIBI in East Village)
- 60歳からの無職生活 ゆる~りenjoy日記
- ゆるりと暮らす
- 京都府城陽市のゴルフショップ ノムラゴルフの店長ブログ
- モーリシャスってどんなとこ?
- ティブロンの独り言
- へいへいのスタジオ2010
- タコノアシのつぶやき
- パンチャ パンチャ
- 猫のひたい
- まみこ日記
- 午後のベンチで。。2
- Green Tea Momのセントルイス日記
- home in my shoes
- 犬坂家の一族
- 熊本発 けん爺ちゃんの徒然見聞録
- 日本人の縄文思想と稲作のルーツ
- マクノスケblog
- 子育てブログ ハレルヤ
- 絶景探しの旅
- artpants
- 六甲山探検隊2+
- MMW 風光彩
- 玉葱むいても
- 空を見る余裕
- 横丁のたま
- Admin page
Ranking
押してくださると勇気凛々です。
カレンダー
Latest journals
Category
Latest comments
Search form
Monthly archive
- 2023/06 (2)
- 2023/05 (20)
- 2023/04 (19)
- 2023/03 (18)
- 2023/02 (15)
- 2023/01 (18)
- 2022/12 (13)
- 2022/11 (17)
- 2022/10 (12)
- 2022/09 (15)
- 2022/08 (13)
- 2022/07 (18)
- 2022/06 (16)
- 2022/05 (15)
- 2022/04 (16)
- 2022/03 (16)
- 2022/02 (10)
- 2022/01 (15)
- 2021/12 (17)
- 2021/11 (13)
- 2021/10 (10)
- 2021/09 (13)
- 2021/08 (14)
- 2021/07 (11)
- 2021/06 (20)
- 2021/05 (17)
- 2021/04 (13)
- 2021/03 (20)
- 2021/02 (9)
- 2021/01 (10)
- 2020/12 (12)
- 2020/11 (10)
- 2020/10 (12)
- 2020/09 (11)
- 2020/08 (14)
- 2020/07 (11)
- 2020/06 (16)
- 2020/05 (19)
- 2020/04 (19)
- 2020/03 (19)
- 2020/02 (14)
- 2020/01 (17)
- 2019/12 (15)
- 2019/11 (14)
- 2019/10 (22)
- 2019/09 (14)
- 2019/08 (21)
- 2019/07 (21)
- 2019/06 (17)
- 2019/05 (14)
- 2019/04 (14)
- 2019/03 (1)
Display RSS link.
QR code
