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1月6日の議事堂攻撃の裏にはトランプがいたのか?

 今更ですが、私はトランプが嫌いです。人間としても嫌な奴だと持っていますし、政治家としては最低最悪だと思っています。経営者や芸術家としては偉大でも、人間性に問題のある人は沢山います。例えば、スティーブ・ジョブスは最低の部類だったそうですが、別に私の個人的な生活には関係ない。iPhoneを使っているので、むしろ感謝しています。不倫野郎のビル・ゲイツもジェフ・ベゾスにも、何の悪感情を抱いていません。でもトランプ、お前は別だ。バカな政治ごっこのせいで、アメリカに住んでいる者として様々な被害を被ったし、今もトランプの残した負のレガシーに損害を受けてる。

 もし再選されたら、仕事が無くとも日本に帰ろうと思っていました。ビル掃除でも、食堂のおばちゃんでも、体は動くうちは自分が生きていくくらいは何とかなるでしょう。でもトランプは破れ(←未だに現実を見ることのできない人は多いですが)、もう、あのねちっこい喋り方も効かなくて済むと思っていましたが、今、アメリカでは、今年1月6日に選挙結果を認めないトランプ支持者が、バイデン大統領就任を阻止しようと連邦議会襲撃時のトランプの役割が問われています。

 真相究明に当たる下院特別委員会は、国立公文所に保管されている当時のホワイトハウスの通話記録や訪問者の記録、メモや演説原稿等、700点以上の情報開示を求めました。そういう記録が全て残されているというのも凄い。日本って、どうなんでしょうね?

 ともあれ、トランプ側が大統領特権を持ち出して反論しましたが、連邦地裁は、「トランプは王様でも独裁者でもない」と、12日までの情報開示を求めました。ところが、上訴を受けて控訴裁が、これを暫定差し止め。トランプの側近6人が聴聞会に重要参考人ととして召喚されていますが、その一人元首席戦略官のスティーブ・バノンはこれに応じず、また、求められた書類の提出も拒否したため、議会侮辱罪で刑事訴追されることが決まりました。情報開示を避けようと躍起なところからでも、トランプ側にやましい所があるのは明らか。当日のホワイトハウス内の様子も少しずつ漏れ始めていますし、じわじわと追い詰められていると言っていいでしょう。

 本件だけではなく、浅はかな保護主義でアメリカ経済に多大な損害をもたらし、国内の分断を深め、次世代に、嘘をついても問題ない、白人は有色人種を差別してよいと見せつけた。環境保護の逆行で汚染を進め、コロナの蔓延を許して多大な死者を出した人道に対する罪、そして多くの偽証罪。未だ自由の身なのが不思議なくらいですが、オハイオの田舎じゃ未だにトランプを支持する人も多く、なんか日本でもトランプ好きだったり、陰謀論を信じてる人も少なく無いようで、私には全く意味不明。

 取合えず、今回の差し止めは「暫定」なので、関係者の聴聞と情報を開示して、一早く真相を暴き、、陰謀論や耳に心地よい虚偽の主張に酔っている人々が目を覚まし、二度とトランプが政界に影響を与えることもできないようにして欲しいです。

sunsetphoto.jpg
この頃は、夕焼けが美しい



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sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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