fc2ブログ
HOME   »  ごあいさつ  »  ど根性「欠乏」わに

ど根性「欠乏」わに

 ど根性世代の私ですが、思い込んだら(重いコンダラ)、試練の道を~♪な、巨人の星飛雄馬くんとは違い、コンダラに惹かれて真っ平らになってそうな私です。引越し後一週間が過ぎても相変わらずヘロヘロで箱に囲まれておりますが、無事に生存しております。犬猫達はすっかり馴染んだようで、ここにもう百年住んでるみたいな顔で暢気にお昼寝ですわ。

 しかし今回の引越しは大変でした。引越しそのものではなくて、アパートが。金曜の朝にシンシナティのアパートに来てくれた引越屋さんは実にてきぱきと丁寧な仕事で、驚いたほどです。古いアパートからの撤去手続きも簡単に済みました。が!この段階でまだ住所が確定していないという恐ろしさ!最初に入居予定だったユニットに入れなくて、同条件の違うユニットに入ることになっていましたが、このユニット番号の連絡がこない。部屋(ユニット)番号が、そのまま番地になるので、引越しの朝当日まで住所が確定しないという崖っぷちですよ。このアパートのマネジメント、とにかく電話に出ない、返さない、Eメールも返事が返ってこない。たまに電話に出るとお返事は良いけど実行が全く伴わない。愛想はいい人達なんだけどねぇ…

 不安な状況のまま、とにかく入居はできるということで半日かけてオハイオからケンタッキー、テネシーを経てジョージアに南下しました。高速道路一本でずーっと行けるのは便利だけど、元夫の助けがなかったら、ケンタッキーとテネシーの州堺辺りで行き倒れになってたかもですわ。元夫も懲りたのか、今度引越すなら強制的に息子らを派遣するとか言っておりましたが。

 開けて翌朝、オフィスは9時に開くと聞いていましたが、待てど暮らせど誰も来ない。電話したら、現在電話回線がメンテナンス中ですなんて録音が流れてくる。急な修理とか必要になったら、どうするんだ?やっと10時過ぎになって人が来たけど、わたしゃ、この一時間でいきなり白髪が増えた気がするよ。本当に大丈夫なのか、ここは?!?

 ここ以外のオプションがないので、現物を見ずに決めた部屋、それだけでも不安でしたが、まぁ行ってみれば、駐車場と同じレベルだと思っていた「Ground level」は、実は一階分下がった階だった。出てすぐアスファルトの駐車場ではなく、裏庭的な場所にせられるのは犬の散歩には却って好都合で、部屋は静かだし窓から見えるのは雑木林なのはボーナスでした。

 部屋はいかにも慌てて準備した感ありありで、なーんか掃除も行き届いていない。シンシナティのアパートとの落差がすごいわ。備え付けの冷蔵庫、食洗器、電子レンジとオーブンが新品なのはラッキーでしたが(全入替とか前の住民はどんな使い方をしていたのだろう??)、フィルムが完全に剥がれてない。

 洗濯機と乾燥機は、アメリカでは州によって自前だったり、備え付けだったりなのですが、このアパートは基本自前だけど借りることができるタイプでした。前のアパートは備え付けでしたし、私は引越しが多いから出来れば買いたくないので借りたのですが、これが今どき珍しい高機能(HE)ではないタイプでした。多分、今じゃ買えないタイプだよ。乾燥機とか高温でガンガン乾くわい。なんだかヤケに洗面台が低いとか、なぜかゴミはドアの横にゴミ箱に出しておいたら一軒一軒取りに来てくれるとか、土地によって色々と違うんだなぁとしみじみですよ。

 そんな引越し当日の土曜日、同じ街の中の本当はそちらの方が良かったんだけど、部屋が11月にならないと開かなかったアパートから、急に今月中に1部屋空くことになったんだけど興味ある?って電話がかかってきたですよ。更に疲労感が増しました。こんな時は、お湯につかって癒されたいけど、入りたくなるようなバスタブじゃないの…orz 月曜からルンルンと新しい職場に出勤しましたが、今秋から7時半ではなく7時からの出勤となりまして、ただでさえ朝の弱い私に打撃ですわ。

 ともあれ一応は落ち着いて、免許を書き換えて(アメリカでは運転免許は州が発行するので、州外に引越したら一定期間中に書き換えなきゃならないのです)、車のナンバープレートも変えなきゃいけない。そのために住所の証明がいるのですが、郵便物等の簡単なものでOK。楽勝かと思いきや、郵便受けに行ったら、鍵穴が破壊されていて開けられない!何なのでしょう、一体…

応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村



関連記事
スポンサーサイト



Comment
わわわ、大変でしたね^^;
お疲れさまでした。。としか言えませぬ。。
ストレス、マックスになりそうだけど、とりあえず居場所がが決まって寝ることは出来るからよしとするかって感じだね。最悪の0から考えた方がいいね。昔、山岳部時代に高山で一晩ビバークする訓練があった時のこと思い出した。とにかく安全に朝まで眠れるところを確保するなんてね。
うーん、えらいアバウトなマネジメントですねぇw。これでビジネスが成立しているんですねw。ストレスフルな日々をお過ごしの様ですけれど、お大事にどうぞ。
わかるわかるわかるわかるわかる~、わかりますよ~😆 お疲れ様でした。そこ、今後のメンテナンスもヤバそうなのでマシン類が新品なのはせめてもの救いですね。日本の借家なら「ちょっと汚いわよ!」で掃除もすぐさまやり直してくれるでしょうけど、ここではその交渉で疲弊しますよね😭 我がアパートも4年前はわりとちゃんとした人が仕事してくれてたんですけど、人が替わってここ2年ほどは枯れ葉とホコリと雑草ボーボー、犬の💩だらけ。。。メンテの人は訛りがすごくて何言ってるか全然わからん。直ったと言われて直ってた試しがない。あー、夫はこういう従業員に日本品質のモノ作りをさせてるのか~大変だな~と変な同情したり。あ、私の愚痴になりました。これからお散歩に良い季節です。のんびりしてください。
凄い、根性。尊敬します。
私なら、キレまくってる。
ここ1週間で、私には、酷い事件が起こりました。これも、人生。
SMELL THE ROSES.友人が贈ってくれた、この素敵な言葉が、私を励ましてポジテイヴにさせてくれます。
ワニさんにも、この言葉を送ります。
JUNxxxさま
さすがはアメリカン・クオリティー...とはいえ、ここまで暢気なのは私も初めてです。これが南部というものなのか!?
CHIBIさま
とにかく屋根と壁のあるところで、自分のベッドで寝られる。ちゃんと水洗トイレがある。これだけでも有り難いことです。
昔、国際開発の仕事をしていて学んだことは、人間、ちゃんとしたトイレがあれば快適に生きられる!でした。
kanageohis1964さま
ありがとうございます。シンシナティでのアパートのマネジメントがしっかりしていたので、さらに落差が...orz
 前のアパートを出る直前、いまだに住所決まんないんだわ~、わかったら知らせるわ~、と、言ったら、信じられない!親の管理会社に言いつけてやれ!と、言われましたw そういう手があるのか。
YOSHIさま
>夫はこういう従業員に日本品質のモノ作りをさせて
ふふふ…遠い目になってしまう工場勤務のわたくしにございます。

ほんと、メンテを頼むにも、交渉して散々待って、やっと直してもらったはずが中途半端だったり、酷ければ全く直ってなかったりは日常茶飯事。己の精神の健康のために、出来るとこまで自分でやっちゃえ、と、なってしまいますよね。
 早速、色々と修繕を頼んだのですが、部屋に入るための合鍵がないから、鍵貸してと言われ、のけぞりました。よほど急いで準備した部屋らしい。
ちなみに頼んだことの3分の1を修理したらしいけど、その半分は直ってない…orz
お散歩にいいわねぇ、と、フラフラしてたら蚊に刺されまくりました。そういや街中じゃ蚊もいなかったわ…orz orz orz 
キャットラヴァーさま
根性というより、そういう状況になってしまったので仕方なく対応せざるを得ないといいますか… 怒る気力するありません。もう、常時脱力中ですよ。
裏庭の杉の木の香りは癒しです~
でも素敵な花の香りをかいだら、妙にハイになったりしてwww 
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
Profile

sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

Link
Ranking
押してくださると勇気凛々です。
カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
Latest journals
Category
Latest comments
Search form
Monthly archive
Display RSS link.
QR code
QR