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元々はお気楽な私ですが、つい暗くなってしまうのです

 なーんかね、胃が重いんです。いや、食べ過ぎじゃないです。アメリカの今の状況と、未来に対して悲観視しか出来ないからなのです。米国の大統領選挙の第一戦であるアイオワ州での共和党候補指名選挙は、誰もが予想した通り、トランプの圧勝でした。体感温度氷点下20度近いのに、わざわざ窓を全開で(なせ??)、深夜を過ぎても大騒ぎしてたご近所は、流石に文句が出たのか、パトカーのサイレンの音がした数分後にピタッと静かになりましたが、アイオワ州の選挙開票結果を祝っていたのです。アフリカ系の人たちなのに、白人至上主義者が国のトップになって欲しいって、どういう心境なんだろう…

 メイン州とコロラド州が、トランプの予備選立候補資格を剝奪し、マサチューセッツ州、イリノイ州も同様の動きが出ています。ですが、この件は連邦最高裁の判決に任され、最終決定ではありません。今の最高裁は司法の公平に反した構成であり、9人のうち3人がトランプに指名された腰巾着。アイオワ州予備選挙の結果同様、出馬資格略奪の判決が下る可能性はゼロで疑う余地もないでしょう。その最高裁判事の一人、クレアランス・トーマスは多くの贈賄を受け、癒着していると明確に証拠も出ていますし、ジョン・ロバートはエプシュタインとの関係が取沙汰されていますが、辞任の兆しもなければ、弾劾の動きもありません。

 民主党と共和党、そして各々の支持者の間の溝は深まるばかり。共和党州であるフロリダ首都テキサス州は、現政権の移民政策に反抗して、自州の移民希望者を厳冬のニューヨークに送り付けました。テキサス州は、ホワイトハウスの国境警備隊の国境地域への立入り妨害を直ちにやめるよう要求しましたが拒否。いくらアメリカは合衆国であり、各州には自治権があるとはいえ、連邦という大きな傘の下にあるはずなのに、全く統率が取れなくなっています。

先週末には、リオ・グランデを渡って国境を越えようとした母親と幼い娘二人の3人が溺死する事故がありましたが、テキサス州がリオ・グランデに防御バリアを設け、溺死者が出たのはこれが初めてではありません。再度の要請にも関わらず、テキサス州は撤去を拒否、また、国土安全保障省による国境警備隊が救助に向かうための船着き場使用許可要請も拒否。有色移民(希望者)は人に非ず、勝手に死んでろ、と言わんばかりです。

 そんな同胞達の悲劇に対し、アメリカ国内のラテン系の正規移民は、自分達は苦労して移民の地位を得た、違法に入り込もうなんて許せん!と、厳しい移民政策を約束するトランプを支持している。100近くもの罪状で訴えられている犯罪者であり、既に「独裁者になる」と公言している男を熱狂的に支持し、再び大統領にするようとする熱い動きには恐怖しか感じません。たとえトランプが負けても、もしもヘイリーが大統領になっても、または民主党が再度政権を握っても、この分裂は収まらない。共和党は民主党の邪魔を続け、その逆もしかりでしょう。

 トランプは訴えられれば訴えられるほど、自分は被害者であると泣きを入れ、支持者は自分もまた、今の権威の被害者なんだと共感する。病んでいます。 

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民主主義の退化

 欧州はトランプ政権時にさんざ煮え湯を飲まされ、更に混乱を引き起こそうとする動きに懸念を隠せませんが、何もできない。プーチンはぴんぴんしてるし、トランプも向かうところ、敵なしという感じ。CIAの暗躍とか、MI6の活躍なんて、みーんなお伽話だったんだ。

 ガザでの紛争は、じわじわと中東全体に広がっています。イエメンのフーシ派は紅海で船籍国に関わらず船舶を攻撃、これに対し、アメリカとイギリスの海軍が空爆を実施しました。アメリカは、シリアでも親イラン勢を空爆しています。パキスタンは自国内でのイランの越境攻撃に対する報復として攻撃。互いにテロリストの仕業だと言い張っていますが… イスラエルはガザのついでにレバノンにまで爆弾を飛ばしてレバノン人を無差別殺害しています。一方で、ウクライナにおけるロシア侵攻は終りが見えず、中国は台湾の選挙結果にムカついて何か仕掛けてやろうと虎視眈々に見受けられます。

これから何が起こるのか… 怖いです。考えたくないです。でも考えちゃう…



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Comment
右を見ても左を見ても、どこでも、世界中で政治に不信感だらけです。日本も、酷い有様ですよ…国内で起こっている事を考えたら、派閥やナンヤ、保身に時間を費やしている暇は無いと思うんだけど・・・。
世界中で将来に明るい要素・・ってあるのかなぁ?(-_-;)
明るい兆しの見えない世界情勢ですね。
日本なんてぬるま湯の中で地震の金もうけのことしか頭にない政治家ばかりですし~。
キナ臭い話が隣国から聞こえてくると恐ろしくなります。
アメリカは守ってなんかくれないでしょう。
この現状は天罰なのかもしれないな・・・。
今、カラチにお姉さんの看病で戻っている友人や、レバノン人の友人、ペルシャ人の姪っ子の旦那様、どうなるのか、みんな不安です。
私は、北朝鮮の動きが怖いし、地球の温暖化など、アルゴア氏が、予想していた事が、じわじわと迫っていて怖い。
私も今の国内情勢・国際情勢共に、良い材料を全く見出せないです。
無論、いつの時代も何かしら問題を抱えつつも世の中は廻って来たのですが、今度ばかりはこのまま行ったらそのうち…という状況が多過ぎます。
ほんなあほな。様
アメリカの大統領選ほどではないとはいえ、日本の政治も2世3世か、目立ちたがりの変な人ばかりで「まともな人材は居ないのか!?」って思っちゃいます。国民の声は全く無視だし・・・
なっつばー様
世界全体が、戦争や世界を引っ張るリーダーたちの力不足等々の人災と、妙な気候や地震等の天災で、この秋どうなるんだろうと不安になってしまいます。
どうあがいても、生るようにしか為らないとはいえ、例えば公害や温暖化を少しでも抑制して環境を守るとか、世界で協力できればいいのに、と、思うのですが・・・
アメリカの出方は、政権次第でしょうね。これも不安
キャットラヴァー様
本当に、あのとき、アル・ゴアが勝っていれば・・・と、思わずにいられません。
kanageohis1964 様
こんな中で、JAXAの月面着陸成功は久しぶりにワクワクするニュースでしたが、着陸はしたものの、この先どうなるかは未だ明確ではなく。刮目して待つしかない!宇宙開発が進んでいるのも、これが良いニュースなのか、さらなる紛争の種となるのかも見えないし、これも含めて、このまま行ったら…な、不安から抜け出せません。
拝金主義者たちの饗宴
 お久しぶりです。
 仏教では、欲望が全ての人間の精神世界を「餓鬼地獄」と呼びました。「ヒマラヤ山を重ね合わせるほどの黄金を積み上げても、一人の人間を満足させることもできない」と釈迦は言いました。
 キリストは「金持ちが天国に入るよりも、ラクダが針の穴を通る方がまだ易しい。あなたの敵を愛しなさい」と言いましたが、キリスト教の白人は誰一人キリストの教えを守らず、ユダヤ人は「目には目を。乳と蜜の流れるシオンの大地を取り戻す」の一点張りです。
 キリスト教会は平気で大量虐殺と戦争を繰り返し、イギリスのヘンリー8世は王こそがキリスト教の頂点に存在し、好き放題に解釈できると宣言しました。これは実は「王は地上の神であり神の子イエスより優位にある」という超人宣言でしたが、これを看破したトーマス・モアが死ぬまで反対したのは、人が神の権威を超えると、どんな残忍な事でも平気でしでかす、特に王がそうなれば地上が地獄になると知っていたからです。アメリカはその子孫ですから何でもやるのでしょう。
 なお、ウクライナはかつてはロシアでした。さらにナチスの台頭期に、ナチスに全面協力して現地のユダヤ人、ロシア人、ポーランド人を大量虐殺しています。その代表であったバンデラを英雄と担ぎあげている現在のウクライナの政権はネオナチ政権であり、繰り返し国内のロシア系市民を虐殺し続けて来ました。2014年にクーデターでネオナチ政権を成立させたのはアメリカのバイデンです。
 ロシア政府は繰り返しウクライナに、虐殺を繰り返すなら軍事侵攻すると警告しましたが、無視し続けたのがゼレンスキーです。「オデッサの悲劇」で検索すれば、2014年のクーデターがどんなものだったかがわかります。
 ロシアはかつて、2000万人もの犠牲を出しながらナチスを撃退、滅亡させました。ロシアがウクライナに軍事侵攻したのは、ネオナチ政権による虐殺を止めるためであり、これはナチスに対してヨーロッパやアメリカが軍事侵攻したのであり「侵略」ではありません。もともとドンバス地方は90%以上がロシア系市民が住んでいました。その住民の90%がロシアへの貴族を支持していますから、民主的な過程です。
 資本主義社会は金もうけと権力の獲得に長けた最も残酷・狡猾な人間が政治権力を得ますし、金が全てのエゴイズム礼賛主義ですから、支配される国民同士が憎悪しあい、弱い者いじめで憂さ晴らしをしてくれれば、人口の0.01%の超富裕層が金と権力を独占し続けられます。
 資本主義ではネットなどが国民の洗脳のための統治手段として駆使されていますから、ヒスパニックがヒスパニックを憎悪し、アフリカ系が差別主義の白人大統領に投票し、決して白人と対立する多数派にはならないのです。
 イスラエルはホロコーストを経験していながら、パレスティナ人にはホロコーストを実行し、ゼレンスキーはユダヤ人であり、祖父はロシアと協力してナチスと戦ったにも拘わらずロシア系市民を虐殺し、ナチスを礼賛するネオナチ政権のトップとして君臨しています。
motomasaongさま
コメントをどうも有難うございます。
イスラエルは、今の国土は2000年前から自分たちの物と言い張りますが、2000年の間に世界中でどれだけの国が攻防を繰り返し、領土を変えてきたか。しかも、現在のユダヤ人は、2000年前のイスラエルに住んでいた人々とは系統が違うとも。ガザでの大量無差別虐殺を止められない国際社会、アメリカにも失望しています。イスラエルの民族浄化活動への怒りが、中東全体、イスラム教国に広がっているのも懸案です。このままでは滅亡の方向しか見えないのに、何もできない。
ウクライナに関しては、そもそもNATO側に拒否されているのに、ゼレンスキーが無理やりにNATO参加を表明したことが、ロシア侵攻に理由を与えたことが忘れられがちなのも何らかの意図が動いているのではないかと疑わずにはいられません。
欧米にはびこる拝金主義は、民主主義を脅かし、日本を含む政治の腐敗の原因となっています。ほんの少数の金持ちが権力をほしいままにし、地球を弄ぶのを我々一般人は我慢…するしかないのでしょうか…
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sirowaniko

Author:sirowaniko
アメリカ生活も30年超え、NY、MA、DC、TX,CO、CA、OHを経て、今は南部のジョージアに犬猫と住んでいる普通のおばさん。蚊と蚤とトランプ一味以外の生き物が好き。

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